アナリティクスの基本操作  2009 年 2 月 8 日(日) 講師:竹内 亮介
アナリティクスを使う前に アナリティクスは、 ・ Google が提供する無料の「アクセス解析ツール」。 ・使いこなせれば結構色々な事が分かる。 ・あくまで無料なので、「自分で学ぶ」必要はある。 ということが前提となる。
アクセス解析の基本的な用語 アナリティクスでも使われている基本的な用語の中でよく使うもの。かつ、分かりにくいものを挙げている。 【ページビュー数(以下、 PV )】 ユーザがサイトを閲覧した総数。 1 人が 5 ページ見ると 5PV となる。 【セッション数】 ユーザがブラウザを立ち上げてから閉じるまでを 1 セッションという。アクセス解析では「訪問者数=セッション数」と定義する事も多い。 【コンバージョン】 サイト内で目的となるページをコンバージョンページとして、通過した数をコンバージョン数という。 コンバージョンは、自分で定めるもの 。つまり、設定しない限り見られない。
アクセス解析の基本的な用語 アナリティクスでも使われている基本的な用語の中でよく使うもの。かつ、分かりにくいものを挙げている。 【 organic (自然検索)】 参照元で表示される。「検索エンジンから純粋に来た(広告でない)」数。要は、リスティング広告以外。ただ、これも リスティング広告を設定しないとだめ 。設定しないと全て organic と判定される。 【直帰率】 ユーザがサイトに訪問して 1 ページでやめてしまった割合。アクセス解析では結構重要な位置づけを占める。 【離脱率】 ユーザがそのページを訪問してやめてしまった割合。直帰率とは違う。ユーザはサイトに訪問したら必ず離脱するので、 0 にする事は出来ない。
アナリティクスの導入方法 (1) Google アカウントを取得する (2) Google アナリティクスにログインする (3)トラッキングコードを取得して、解析したいページ「全て」に貼る ~ここまでで、解析開始されるはず。されない場合、以下を参照~ https://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=57053 ~その他に、以下の設定は行っておくことを推奨~ (4)コンバージョンを設定する (5)関係者のアクセスを除外しておく (6)( Adwords アカウントを持つ場合)連動させる ~さらに、きちんと解析するなら~ (7)他広告からのアクセスを設定する
アナリティクスの導入方法 ~トラッキングコードの取得~ 表示されるコードを「そのまま」貼り付ける。  ・ワードなどのエディタを使用する(コードが書き換  わる事がある)  ・改行位置などを変える  ・異なるアカウントのタグを貼る 解析できない場合、上記の理由が多いです。その場合、 HTML とコードを比べて「違いが無いか」を確認します。
アナリティクスの導入方法 ~コンバージョンの設定~ アナリティクスでは、コンバージョンを設定する際に、  ・到達ページの設定  ・到達までの動線の設定 ができる。なお、登録は 4 件まで。
アナリティクスの導入方法 ~コンバージョンの設定~ アナリティクスでは、関係者などを排除するフィルタとして、  ・ドメイン(ホスト名)  ・ IP アドレス 以外にも、様々な登録が出来る。 が、意図しない除外が出てくるので、上の 2 つが望ましい(と思う)。
アナリティクスの導入方法 ~ Adwords との連動~ Adwords とアナリティクスを連動するには、 Adwords から操作を行う必要がある。 【条件】  ・ Adwords を実施している  ・両方のアカウントを所有している  ・ Adwords から連動させる(その際に、「既存アカ  ウントをリンク」を押す)   ->逆に、所有していなければ「新規」でアカウン  ト構築が出来る
アナリティクスの基本操作 ~全体データを掴む~ 基本データ(ユーザー)としては、以下を抑えておきたい。  ・ページビュー: WEB サイトの基礎となるデータ  ・セッション数:集客結果を示している  ・平均ページビュー:低いと、関心の低いユーザが増えている  ・新規ユーザーとリピーター: EC やコミュニティではこの割合が需要  ・直帰率:高い場合、広告などの「ムダ」が多い その他、役に立つのは以下。  ・ブラウザと OS :制作時の「基準」を定める際に  ・サイト滞在時間:長い方が効果に繋がりやすいといわれている  ・利用ネットワーク: BtoB や学生などを対象としているサイトなら
アナリティクスの基本操作 ~集客施策の効果を掴む~ 集客施策の効果(トラフィック)としては、以下を抑えておきたい。  ・トラフィックサマリ:ユーザの割合(検索、ノーリファラー、その他)  は、集客施策と連動しているか  ・検索エンジン: SEO の結果やユーザ属性が分かる  ・キーワード: SEO や SEM の効果を高めるうえでは重要 その他、役に立つのは以下。  ・参照サイト:急にアクセスが増えたりした際に。ブログやニュースサ  イトなどのリンクが無いかをチェックする。  ・ Adwords :行っている時に、連動していないと・・・。
アナリティクスの基本操作 ~サイト内のユーザ行動を掴む~ 最初に、一部分かりづらい部分がある。  ・上位のコンテンツ: URL をベースとした一覧  ・タイトル別のコンテンツ:タイトルタグをベースとした一覧  ・コンテンツの詳細: URL ベースだが、フォルダ単位(ルート以外)で  の一覧 各々、異なるデータが見られるので注意する。
アナリティクスの基本操作 ~サイト内のユーザ行動を掴む~ サイト内のユーザ行動(コンテンツ)としては、以下を抑えておきたい。  ・上位のコンテンツ:ユーザの関心を知るために必要  ・コンテンツの詳細:フォルダ単位なので、「カテゴリ」「ジャンル」での関  心の高低が分かる  ・閲覧開始ページ:「直帰率」を見て、集客が効果に繋がっているかに注意  ・離脱ページ:直帰率が低いが申込などに繋がらない場合、どこかでユーザを  逃がしている(離脱ページ)可能性がある。 その他、役に立つのは以下。  ・サイト上のデータ表示:実際の画面を見ながら、移動先やコンバージョン到  達数が分かるので便利  ・ナビゲーション一覧、ページ遷移:作成したページが意図どおりに誘導して  いるかが分かる
まとめ アナリティクスに関しては、一般的なアクセス解析ツールと比較しても遜色はないツールで、機能も充実している。 ただ、アクセス解析に共通しているのが 「使わなければ意味がない」 点。 まずは、  ・アナリティクスを見てみる  ・定期的に見てみる 事を行ってみよう。 アクセス解析は 「継続は力なり」 が非常に強い。 WEB マーケティングにおいて、アクセス解析を取り入れるには、まず続けていく必要がある。
参考:アナリティクスをより理解するために この本は、「アナリティクスを勉強するには」と聞かれた際に必ず薦める本です。 理由は、、、 Google の社員でアナリティクスを担当する人に薦められたからというのもあります(部署の人は購入を会社で推奨されたとの事)。 ただ、分かりやすいのは確かです。 アクセス解析は、必ず最初に躓くポイントが、「言葉が分からない」「何をすれば良いかわからない」です。この本は、それを解決してくれる(と思います)。

Google Analiticsとは?