NetOpsCoding#2のLTで発表した資料です． https://atnd.org/events/74772 Abstract: ネットワークの業務をしていく上で，「検証」についての悩みは尽きません． 検証したくても検証機は沢山用意できるはずもなく， 少ない検証機は多人数が触るでハチャメチャな中身になってしまい，ストレスMAXです． そんな悩みを""極力""解消すべく，検証用環境のネットワークを実機とgobgpやその付属APIを使って構築してみたお話をします．

1. © BIGLOBE Inc. 20161
評価環境をGoBGPで“極⼒力力”
仮想化してみた
BIGLOBE Inc.
Toshiya Mabuchi

2. © BIGLOBE Inc. 20162
みなさん
評価環境の整備って
どうしてますか？

3. © BIGLOBE Inc. 20163
⾃自社でよくあること

4. © BIGLOBE Inc. 20164
よし，構築できた！！！！
あとは明⽇日検証かな！！！

5. © BIGLOBE Inc. 20165
翌⽇日

6. © BIGLOBE Inc. 20166

7. © BIGLOBE Inc. 20167
翌⽇日になると
おかしくなる！！！！！

8. © BIGLOBE Inc. 20168
l昔の検証の痕跡が残ったまま
pコンフィグが汚い
何故・・・
標準構成に⼿手早く戻したい！
&標準コンフィグをできるだけ弄弄りたくない！
クリーニングする機構が
整えられてない！！

9. © BIGLOBE Inc. 20169
l検証⾃自体も楽できるような構造にしたい
p経路路を⼿手軽に⽣生成させたい/消したい
ØConfigに書くよりもインスタントに発⽣生させたい
pAttributeを⾃自在に付与したい
pフルルートを⼿手軽に作りたい
p好きな⾔言語のAPIを使って制御したい
どうせなら・・・・
BGPの検証が主
BGPだけ上記が実現できればとりあえずOK

10. © BIGLOBE Inc. 201610
GoBGP使ったら出来そう！

11. © BIGLOBE Inc. 201611
作りました

12. © BIGLOBE Inc. 201612
l検証が必要な機器以外は全てGoBGP
pリモートでの経路路⽣生成はGoBGPのModPath
l各ノードのセットアップとConfigロード
pAnsible , Git
l機器のコンフィグクリーニング
pAnsible 2.1* Network modules
ØIosxr , Junos module
*2016 3/1現在はdevel
どんな感じ？

13. © BIGLOBE Inc. 201613
Controll & Monitor Server
gobgpd
Git ServerRouter
Management Server
ざっくりとこんな感じ
Zebra
Route originate & Setup
Route info & syslog
Git pull

14. © BIGLOBE Inc. 201614
実際の構成

15. © BIGLOBE Inc. 201615

16. © BIGLOBE Inc. 201616
ここだけ実機

17. © BIGLOBE Inc. 201617
Deploy Server
GoBGP controller
+ Ansible
GoBGP起動+
テストケースを元に
経路路⽣生成
Config Cleaner

18. © BIGLOBE Inc. 201618
Management Server
GoBGP controller
+ Ansible
Config Cleaner
Configを
標準テンプレートへ
書き換え

19. © BIGLOBE Inc. 201619
経路路広報を遠隔でやった
lGoBGPのModPathすごく便便利利
pConfigでわざわざ経路路作らなくて良良い
p遠隔で出来る
p経路路テストケースを作って対象ホストに
投げるだけ
pgRPCなので多⾔言語でAPI的に使える
←
こんな感じで書くだけで
⽣生成できるようにした

20. © BIGLOBE Inc. 201620
l経路路を広報するのにConfigを弄弄ら
なくて良良い
lGoBGP以外の機器は荒れたら
Ansibleで標準構成に戻す
環境組んでみてどうだった？
Configが荒れにくい
&
荒れてもすぐ直せるようになった！

21. © BIGLOBE Inc. 201621
綺麗麗な環境で
快適に評価できる！

22. © BIGLOBE Inc. 201622
l評価環境を”ほぼ”GoBGPで構築した
p経路路の⽣生成をリモートで実施
ØConfigは弄弄らないので荒れにくい
Øテストケースを作って配信するのが楽
lConfigを弄弄る実機器はAnsibleで
クリーニング
p標準構成にすぐ戻せるようになった
lModpath+BMP+Jenkinsで評価結果
チェックの⾃自動化もできそう
p次なる課題
まとめ

23. © BIGLOBE Inc. 201623
Python Modpath
Sample for GoBGP
https://github.com/Mabuchin/pygobgpmodpath