新幹線に乗った際に撮影した写真を見ながらCMOSイメージセンサの走査方向について考察します．

1. 1ゼミ合宿2015
電気通信大学
大学院情報システム学研究科
情報ネットワークシステム学専攻
中島 拓真
新幹線と
CMOSイメージセンサ

2. 2ゼミ合宿2015
新幹線で富山に帰省しました
北陸新幹線
2015年3月開通
東京から金沢まで2時間半！

3. 3ゼミ合宿2015
車窓からの何気ない1枚
手前の柱が傾いています
列車の進行方向
風景の流れ
手前にある柱が
傾いている
遠くの電柱は
まっすぐ

4. 4ゼミ合宿2015
車内の物体との比較
車内にボールペンを固定して撮影
列車の進行方向
風景の流れ

5. 5ゼミ合宿2015
カメラを上下逆にして撮影
柱は反対側に傾く
列車の進行方向
風景の流れ

6. 6ゼミ合宿2015
なぜ柱が傾いたのか
カメラのCMOSイメージセンサの走査方向が原因
CMOSの走査中に風景が流れてタイミングがずれる
Lens
実際の風景
CMOSに投影された映像
矢印の方向に走査して
各画素の色を決定
CMOS走査方向

7. 7ゼミ合宿2015
写真から考察する走査方向
風景の流れを考えると，電柱の下側が新しい情報
列車の進行方向
風景の流れ
新
古
CMOS走査方向

8. 8ゼミ合宿2015
柱を傾けずに撮影する方法
カメラを縦にする
CMOS走査方向を列車の進行方向と
平行にするようにカメラを構える
CMOS走査方向
列車の進行方向
風景の流れ

9. 9ゼミ合宿2015
おまけ：すれ違う新幹線
「N700」と読める
傾き具合が非常に大きい