4th長崎QDGでのLTセッション資料

1. CCPMの自社導入に向けて
2019/10/25
第４回長崎QDG LTセッション
要谷貴則（かなめやたかのり）

2. アジェンダ
▪ 自己紹介と自社の現状
▪ 先に、TOCとは
▪ CCPMとは
▪ なにをやって。どんな効果があるの？
▪ 社内適用具合と今後のロードマップ

3. まずは。
▪要谷（かなめや）です。
▪佐世保市出身→長崎大の土木系へ

4. 職歴（前職）
▪ 川崎市のGISの会社に12年
–システム保守→PG→SE＆PL＆PM見習い
▪C#.net、Java、Oracle9i-12c、SqlServer、
PostgreSQL、Tomcat、IIS
▪HTML、javascript
–ほとんどW/F

5. 職歴（現職）
▪ 2018年 嫁に連れられ、泣く泣く佐世保にUターン
–ソフト会社で2年目、PG&SE
▪ C++、Firebird
–現職場のやり方は（なんちゃって）プロトタイプ
–前・現含めアジャイル開発の経験は０です

6. 以降しゃべるのは、社内改善や、
プロジェクトマネジメントの話です。

7. 社外で話すのは
今回が初めてです。

8. 自社の現状（2年目社員からの目線）
▪プロジェクトマネジメント面の課題
–職人気質のプレイングマネージャ多数
–マネジメントを教えられる人がいない

9. こんな感じのスパイラル
教える人
がいない
学ぶ機会
がない
やり方を
知らない
まま育つ

10. マネジメント不在
▪ スケジュール管理
–玉突き起こして色々遅延
▪ 品質管理
–忙しいから、あとまわし。顧客が触ってバグ出し。
▪ コスト意識
–何故か財務上の健全度はよいらしい。

11. 個人的な危機感（前職と比べて）
▪ 業務で疲弊して、新しいこと考える余裕がなさげ
▪ あと何年会社が持つのだろうか
–高齢化＆人材不足
▪ もうちょっといい会社にできそうな気がする
–売上↑会社の環境↑人材↑

12. TOCの概念やCCPM入れて、
テコ入れしてみよう！

13. TOCとは
▪ Theory of Constraints：制約理論
▪ TheGole（ザ・ゴール）他、関連書籍を参照
▪ ものごとの制約に着目して、全体のスループットを向上す
る、全体最適の考え方

14. 参考文献

15. CCPMとは
▪ クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント
▪ TOCをプロジェクトマネジメントの領域に適用した手法
▪ プロジェクトの制約に注目して、納期遵守率を改善

16. 参考文献 その２

17. 何をやるのか？
▪ ODSC（目的、成果物、成功基準）の共有
▪ ODSCをゴールとして、工程を後ろから作る
▪ 工程ごとの見積のサバ（バッファ）を排除する
▪ プロジェクト全体でバッファを管理する

18. どんな効果が？
▪ ODSCの共有
– 関係者が同じ方向を向いて、作業する
▪ 後ろからの工程づくり
– 作業の抜け漏れを防ぐ
▪ 工程のサバ取り、PJバッファの設定
– 人の特性に依存した仕事のやり方に寄り添う
▪ バッファを管理
– プロジェクトの危険度の先取り（←専用ツールが欲しい。）

19. 社内適用状況、および、今後
▪ できたこと
– CCPMの概論セミナー開催
▪ 一定の職位以上に対してコンサル呼んでセミナー開催
▪ やりたいこと
– TOCやCCPMの考え方の展開と浸透
– エキスパート育成（要コンサル契約・・・）
– プロジェクトへの適用
– 全プロジェクト展開

20. 時間切れでバッファ管理の説明は割愛（無念）
CCPMのバッファによる進捗管理については、
「CCPM バッファ管理」で画像検索して頂ければと。

21. 今日はここまで。

22. 次回

23. TOCの本質は
思考ツールにあり。

24. ご清聴ありがとうございました。