こわくない！初心者向けBlender2.8講座#2

こわくない！
初心者向けBlender2.8 講座#2

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#福岡XR部
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自己紹介
きっしー
Twitter：@basane_
ArtStation：takuyakishikawa
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今回必要なもの
● Blender2.8の入っているPC
● マウス(3ボタン以上)
● ペイントソフト(レイヤー機能のあるもの
● 事前配布の「Sample.blend」ファイル

今回必要なもの
● 今回使用するファイルを事前にダウンロードしてください

おことわり
これから出てくる考え方や思想、作る際の方針は私の
価値観より生まれたものなので”正解”ではありません。
あくまでも私の中のベターです。
ご了承ください。

おおまかな流れ
● 色を付けるには？
● マテリアルの説明
● テクスチャの説明
● UVの説明
● 簡単な形に色をつけよう！
● もくもく
色マテテク UV 実践もく

● UVの説明
● もくもく
色を付けるには？

● マテリアル
○ オブジェクトの材質や質感のパラメータ
○ その中に色のパラメータがある
● テクスチャ
○ 3次元座標の情報を持った2次元画像を用意し、
そこに直接データを書き込む
○ 色の場合は色情報、マスクの場合は白黒

どっちを使うの？
● マテリアル
○ 1マテリアル1色
● テクスチャ
○ 複雑な模様や色を指定可能
マテリアル
(インターフェース)
オブジェクト
(出力)
テクスチャ
(入力)

● UVの説明
● もくもく
マテリアルの説明

マテリアルって？
● オブジェクトの質感などを決める
○ 色
○ 表面の粗さ
○ 反射の映り込み
○ 金属かどうか
などなど

マテリアルの例
● 銀製品
○ 銀、つるつるで、金属(周りの景色を映す)
● 木製家具
○ 木の色(模様)、ざらざら、非金属

● UVの説明
● もくもく
テクスチャの説明

テクスチャって？
● 端的に言うと”2次元画像”
● 3DCGではデータとして扱う
○ 白黒を0と1と見立ててマスキングしたり、
RGBの情報を座標のX,Y,Zと対応させて処理を施すなど
● マップと言ったりもする

テクスチャの例
● カラーマップ
○ 色の指定
● ノーマルマップ
○ ピクセル単位の法線の向き
● ラフネスマップ
○ オブジェクトの粗さ
テクスチャ ≠ 色

● UVの説明
● もくもく
UVの説明

UVの説明
● UVは2Dの情報を3Dの情報と紐付けるための情報
● CGでは3次元の情報を2次元に落とし込んだものくらいの認識で良い
○ アジの開きによく例えられる(自分的には牛乳パックのほうがしっくり来る)
UVの説明

UVの説明
● 作業的にはシームつける→展開→調整、配置
シームとは：縫い目、UVの切れ目のこと
UVの説明

● UVの説明
● もくもく
簡単な形で実践

簡単な形に色をつけよう！
● サイコロを作ります(以下手順)
○ オブジェクトを用意
○ UV展開
○ テクスチャ作成
○ マテリアルの適用
実際にBlenderを使いながら進めていきましょう！！

留意点
● 特に言及がない限り押しっぱなしの操作はありません
また、同時押しは+記号で表記しています
例：スケール(Sキー)>Z>0.2
→(スケールをGUIで選択orSキー、その後Zキー、そして0.2と入力)
● 操作や手順等でわからないときは周りの講師に、内容に疑問や用語が
わからないときは自分に聞いていただけると助かります
● 基本的に操作はショートカットでの説明になります

オブジェクトを用意
● Blenderを起動
● メニューの「ファイル」>「開く」から事前に配布した
「Sample.blend」を開きます
○ アウトライナのオブジェクト名が「Dice」に変わっていたら
大丈夫です

UV展開
● BlenderにはUVを編集するためのレイアウトが用意されています
● 図のタブをクリック

UV展開の手順
● 手順のおさらい
○ シームつける→展開→調整、配置
シームとは：縫い目、UVの切れ目のこと

シームの付け方
● 辺を選択>辺のメニュー(Ctrl+E)>シームをマーク
○ 辺が赤くなったらOK

UVを展開する
● 展開したいオブジェクトを全選択して
UV(ショーカットU)>展開

UVを展開する
● うまく展開できるようにシームをつけてみましょう！！
○ 正解パターンは11種類あります

答えの一例

UV配置を書き出す
● ペイントソフトでテクスチャを
作成するためにUV配置を書き出します
● UV側を全選択して
UVメニュー>UV配置のエクスポート
● 場所と名前は任意です

テクスチャ作成
● 書き出した配置をもとにテクスチャを作成します
● ペイントソフトを起動してください
(このスライドではFireAlpacaを使います)
● ペイントソフトについての詳しい解説はしませんのでご了承ください

● ファイル>開くからさっき
書き出したUVを選択
○ 読み込んだ画像のレイヤー
名前は変えたほうが良いです
● レイヤーを増やします

● 今後作業しやすいようにレイヤーの順番を
ドラッグアンドドロップで入れ替えます
● これから先、書き込みを行うのは
UVレイヤー以外です

● レイヤー2を塗りつぶします
○ バケツツールを選択
○ UVレイヤーの丸いアイコンを
クリックして非表示に
(バケツツールが影響を受けるため)

● キャンパスをクリックして塗りつぶします(画像は白)

● UVレイヤーを表示します

● ブラシを変更して色を変えます
○ お好みの色、ブラシサイズで

● サイコロの目を書くためのレイヤーを追加します
○ 余談ですがレイヤーの名前は
きちんとつけたほうが良いです

● サイコロの目を書きます

● 書いたテクスチャを
書き出す
○ UVのレイヤーを
非表示にする

● ファイル>書き出し…
● 設定はこのままでOK
● 場所と名前は任意です

Blenderでテクスチャを開く
● BlenderのUVエディター側のメニューをスクロールする
● 画像を開くボタンがあるのでクリックして
作成したテクスチャを選択する

Blenderでテクスチャを開く
● Blenderでテクスチャが開けるがまだ反映されていない

マテリアルの適用
● プロパティエディタのマテリアルを開く
● 今回はデフォルトの既に割り当てられている
マテリアルを使う
○ 新しく追加したいときは画像上部の
＋マークを押下する

カラー入力ソースの変更
● ベースカラーの項目の右にある
丸いアイコンをクリック
● 出てくる項目から
画像テクスチャを選択

テクスチャの割当
● 選択したら画像を開くための
ボタンが現れるので写真のアイコンをクリックする
○ 一度開いたテクスチャはリストから
選べるので開き直す必要はない
● 先程開いたテクスチャを選択
※まだ反映されない

3Dビューで反映されるようにする
● シェーディングをルック開発にする
● テクスチャが反映され、
サイコロの完成です

ここからは次回
● 次回は骨入れたり骨とメッシュを連動させたりします

もくもく！！
もくもく
の前におまけ…

おまけ
● テクスチャについてご紹介
○ テクスチャにも色々ある
○ それぞれの効果なんかをご紹介

おまけ
● テクスチャの種類
○ カラーマップ
○ ノーマルマップ
○ アンビエントオクルージョン(AO)マップ
○ ラフネスマップ
○ メタルネス(メタリック)マップ
○ ディスプレイスメントマップ
ほかにもあるよ！

おまけ
● カラーマップ：色を指定する

おまけ
● ノーマルマップ：RGBをXYZに見立ててピクセル単位で
法線の方向を指定する(形状は変形しない)

おまけ
● ノーマルマップ：角度を変えながら光を当たるとわかりやすい

おまけ
● AOマップ：指向性のない光(環境光)でできる影を計算し書き込む
擬似的に環境光を再現してリアルさを出す。

おまけ
● AOマップ：分かりづらいのでAOありなしで並べると…

おまけ
● ラフネスマップ：白黒で0~1を表現して粗さを指定する。
(Blenderでは黒が0でつるつる)

おまけ
● メタルネスマップ：白黒で0~1を表現して金属・非金属を指定する。
(Blenderでは黒が0で非金属)

おまけ
● ディスプレイスメントマップ：白黒で0~1を表現してモデル上の
頂点の高さを指定する(形状も変形する)

もくもく！！
もくもく
今度こそ

こわくない！初心者向けBlender2.8講座#2

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