AWS と IPv6 2 時間目
執筆者:トビウオ
前回のおさらい
 IPv6 : IPv4 と異なり、 128bit 幅を使用する
ネットワークアドレス
 AWS は IPv6 に対応した Web サービスもある
 前回はデュアルスタックな VPC で作成した
前回のおさらい
 まず VPC を作成
して、その VPC
内で使用できる
IPv6 CIDR を確
認した
※IPv4 と IPv6 を併用す
る状態のことをデュアル
スタックと呼ぶ
前回のおさらい
 まず VPC を作成
して、その VPC
内で使用できる
IPv6 CIDR を確
認した
※IPv4 と IPv6 を併用す
る状態のことをデュアル
スタックと呼ぶ
サブネット
 前述した VPC の中
では、 IPv4 のみ対
応、 IPv6 のみ対応、
両対応のサブネット
を作成できる
IGW ( インターネットゲートウェイ )
 IGW は IPv6 対応だ
が、ルートテーブル
としては IPv4 のそ
れと別々に設定でき
る
※ かいつまんで言えば、サブネット内とインター
ネットとの窓口になる AWS リソースのこと
NAT ゲートウェイ
 こちらも IPv6 に対応している
 ただし、サブネット内のインスタンスなどに割
り振られる IPv6 アドレスは「グローバル」
 そのため、 IPv6 アドレスが分かると、外部か
ら NAT ゲートウェイを経由してインスタンス
にアクセスできてしまう
Egress-only インターネットゲートウェイ
 IGW と同じようだが、 IPv6 としか紐付けできな
い
 “IPv6 版”のプ
ライベートサ
ブネットとし
て作れる
EC2
 Elastic IP は IPv4 しか割り当てられないので、
そのままだと EC2 インスタンスのパブリック
IP アドレスも IPv4 しかないことになる
EC2
 「 IPv6 アドレスを自動割り当て」を有効にし
たサブネットを事前に用意しておき、
EC2
 そのサブネットを EC2 インスタンス作成時に
設定しておくと、ちゃんと割り振ってくれる
RDS
 IPv4 とデュアルスタックにする条件でなら
IPv6 接続に対応する
 他サービスだとまた違うかもしれないので別途
確認しよう
ELB
 ALB は IPv4 、 IPv6 、デュアルスタックに対
応
 NLB は IPv4 、デュアルスタックに対応
API ゲートウェイ
作成して dig った感じ、 IPv4 にしか対
応してない
他のサービスを間に噛ませることになる

AWSとIPv6 2時間目  2024/09/06の勉強会で発表されたものです。

  • 1.
    AWS と IPv62 時間目 執筆者:トビウオ
  • 2.
    前回のおさらい  IPv6 :IPv4 と異なり、 128bit 幅を使用する ネットワークアドレス  AWS は IPv6 に対応した Web サービスもある  前回はデュアルスタックな VPC で作成した
  • 3.
    前回のおさらい  まず VPCを作成 して、その VPC 内で使用できる IPv6 CIDR を確 認した ※IPv4 と IPv6 を併用す る状態のことをデュアル スタックと呼ぶ
  • 4.
    前回のおさらい  まず VPCを作成 して、その VPC 内で使用できる IPv6 CIDR を確 認した ※IPv4 と IPv6 を併用す る状態のことをデュアル スタックと呼ぶ
  • 5.
    サブネット  前述した VPCの中 では、 IPv4 のみ対 応、 IPv6 のみ対応、 両対応のサブネット を作成できる
  • 6.
    IGW ( インターネットゲートウェイ)  IGW は IPv6 対応だ が、ルートテーブル としては IPv4 のそ れと別々に設定でき る ※ かいつまんで言えば、サブネット内とインター ネットとの窓口になる AWS リソースのこと
  • 7.
    NAT ゲートウェイ  こちらもIPv6 に対応している  ただし、サブネット内のインスタンスなどに割 り振られる IPv6 アドレスは「グローバル」  そのため、 IPv6 アドレスが分かると、外部か ら NAT ゲートウェイを経由してインスタンス にアクセスできてしまう
  • 8.
    Egress-only インターネットゲートウェイ  IGWと同じようだが、 IPv6 としか紐付けできな い  “IPv6 版”のプ ライベートサ ブネットとし て作れる
  • 9.
    EC2  Elastic IPは IPv4 しか割り当てられないので、 そのままだと EC2 インスタンスのパブリック IP アドレスも IPv4 しかないことになる
  • 10.
    EC2  「 IPv6アドレスを自動割り当て」を有効にし たサブネットを事前に用意しておき、
  • 11.
    EC2  そのサブネットを EC2インスタンス作成時に 設定しておくと、ちゃんと割り振ってくれる
  • 12.
    RDS  IPv4 とデュアルスタックにする条件でなら IPv6接続に対応する  他サービスだとまた違うかもしれないので別途 確認しよう
  • 13.
    ELB  ALB はIPv4 、 IPv6 、デュアルスタックに対 応  NLB は IPv4 、デュアルスタックに対応
  • 14.
    API ゲートウェイ 作成して digった感じ、 IPv4 にしか対 応してない 他のサービスを間に噛ませることになる