SlideShare a Scribd company logo
1 of 25
Download to read offline
1
#ansiblejp
Ansible Night in Tokyo 2018.12
Ansiblejp Slack Community
=>
できたよ
http://bit.ly/slack-ansiblejp
#rhtn2018 Red Hat Tech Night 2018.11.08
Who am I
- name: Makoto Nakamura
- Twitter: @fideleruuth
- Company: Red Hat K.K. (8yrs 8months)
- Role: Business Development Manager of
Ansible and Management, OSS
Advocate support
- Hobby: travel(放浪), beer, curry 赤帽エンジニアブログ
https://rheb.hatenablog.com/
3
Ansible Night と
Ansible Night(3ヶ月に1回程度)
メインセッション発表 LT発表 聴講者
● #ansiblejp ツイート
● ブロガー目的:Ansibleによる自動化を実践するすべて 人をハッピーに
● AnsibleやAnsible Tower/AWXに関する実践を共有し学びあうコミュニティ
○ 新たな気付きから実践に移すきっかけに
○ 発表へ フィードバックから新たな行動に
● Ansibleを使うエンジニア 方 スキルアップ、キャリアアップに
※都合上レッドハットが運営をリードしておりますが、主役 みなさんです。基本的に 売り込みなし。Red Hatにお膳立てする必要一切なし。
4
Ansibleユーザー会 活動内容
もくもく会(1ヶ月に1回程度)
コミュニティ
メンター
一般参加者
学習用 リソース提供
・Lightbulb Workshop/Linklight Workshop
・AWS 環境
・場所(東京 み)
約2時間もくもく学習
↓
成果共有LT実施
まず 触って
みたい
Ansible Tower
触ってみたい
メンターとして参加
(5名:2018年11月時点)
・curry9999さん
・ritchey98さん
・yteraokaさん
・pocopocoさん
・akira6592さん
5
http://bit.ly/slack-ansiblejp
Ansible Slackコミュニティ
400名が参加中!!
QA、何か勉強会やってみよう〜などおきがるに!
6
前回9月 アンケート結果(みんなが聞きたいこと)
(50名回答)
Awx / AWX / awx! / オンプレとクラウド連携自動化など / レガシー環境と 兼 合い / Network / Fortinetに関するも / ネットワーク機
器 自動化運用(主に検証フェーズ) / もう少し深いci周り/ コンテナ 話 / Ansible テクニック紹介があれ 、嬉しいです / ネットワーク系
をお願いします!/アジャイル / DevOps / TerraformとAnsible 住み分け/ 追加モジュール 便利性! / インフラCI, IaC / awxで
serverspec相当 テスト実行について / いろいろみんな 経験ききたい! / ネットワーク機器と 組合せ / Ansible tower / - モジュール
開発 ような、ちょっとコア寄りな箇所 / - Galaxy / testまわりかなあ / ansible-container等追加モジュールをTower・AWXで利用する方法
/ 初心者向け 企画 / マイベストvars配置場所 様なナレッジ共有系 LTを色んな人から聞いて見たいです! / テスト自動化 / network
運用 具体的な適用事例 / fileモジュールとかでファイル変更したとき diffをログに残す等 細かいところ / Towerよろです! / ベストプ
ラクティス系 気になります 。 / Tower or AWX 魅力が知りたいです! / モジュール開発手法(contribute目指して、特に冪等性担保
ありかた・手法・条件など) / Ansible技術的な内容(初心者向け) / オレ いけてるplaybook自慢 / Ansible を活用した Infrastructure
as Code 事例 / Network Automation / ハマったところ共有会、アンチパターン共有会、実装してよかったor悪かった内容、といった触って
みた人ならで 共有会 / Ansible 運用事例 /とても初歩的かもしれませんが、個人的にエラー 原因調査にとても時間がかかった
で、そういうクセ 部分とかが知りたいと思いました。/ ロール テスト方法、組織で プレイバック・ロール管理など / ansible galaxyにつ
いて /Towerと冗長化 話 / towerよろです / Tower(AWX) 活用関連 / ansibleで構築した環境 テスト方法 ansible docsに記載 と
おり書いたけど動かない事例 / 試験 自動化、ストレージ装置 設定自動化 / Tower 実用的な使い方。Template や Inventory 現
実的な運用方法 / Ansible 拡張方法など / AWX と venv追加、AD連携など /Galaxy role 品質 / AWS!! / お薦め 利用方法
7
事例・使い方
(ベストプラクティス/バッド
プラクティス)
ネットワーク
AWX/TowerDevOps, CI
有志メンバーで集まってみる?
8
■Ansible Advent Calendar
(あと1名枠あいてます)
作成:fumiyasさん
https://qiita.com/advent-calendar/2018/ansible
■Ansible Blogger Advent Calendar実施中!
https://qiita.com/advent-calendar/2018/ansibleblogger
宣伝
9
ドリンクスポンサー
オープンな文化で働こう。
OSSな人材募集なう。
10
ボランティア枠:
kushiageさん
mamoru1112 さん
winkyさん
Special Thanks!
ブロガー枠/実況枠:
Smallpalaceさん
msatoさん
LT枠:
Tomohiko_isobeさん
nnao45さん
Shin Fukuda さん
curry9999 さん
akira6592 さん
どんな発信/貢献でも歓迎します!
11
18:30 - :会場オープン
19:00 - 19:05:オープニング
19:05 - 19:35 Ansible Fest サマリ & 事例関連 報告 30分 by 中村
19:35 - 20:05 テクニカルな目線からみたAnsible Fest(仮) 30分 by 内田さん @nikuyoshi
20:05 - 20:30:Ansible Fest 報告 パネルディスカッション by 日本から参加した人何名か
20:30 - 21:00:LT 5分×5名
「ChatOpsとAnsibleとAWSと」 @nnao45 さん
「今さらだけどgroup_varsとhost_varsについて一言言いたい(仮)」@isobecky74さん
「Ansible Windows系モジュールを書いた(仮)」@Shin Fukudaさん
「開発途中 Ansible 2.8 モジュールについて」@curry9999さん
「5分でふりかえる2018年 ネットワークモジュール アップデート」@akira6592さん
アジェンダ
Ansible Fest 2018 Austin
2018/10/31
レッドハット株式会社
プロダクトソリューション本部
Ansible担当 ビジネスディベロップメントマネージャー
中村誠 < mnakamur@redhat.com >
12
Austin is どこ?
13
Ansible Fest 2018 Austin
開催日:2018年10月1日〜3日
場所:Austin, Texas州
参加者数:1300名超
スポンサー企業:18社 + 6つ コミュニティ
全体として テーマ(想定):
• Automation for Enterprise
(企業全体で自動化に取り組むに ど ようにすべきか)
• Ansibleそ も コミュニティ活動、各種事例、利用ベストプラ
クティスやネットワーク自動化、セキュリティ自動化などかカバー
された
8つ カテゴリに別れたブレイクアウトセッション:
• Ansible Integration / Best Practices / Business Solutions /
Community and Culture / Getting Started / Network
Automation / Special Interests / Tech Deep Dives
講演エンドユーザ企業:
• Chevron(エネルギー) / Exxonmobil(エネルギー)/ Telstra(通
信) / Verizon(通信) / Line(ウェブ) / ServiceMaster (サービ
ス) / ITAA (金融) / US Bank (金融)/ WesternDigital (IT) /
Perform (ウェブ) など15
Red Hat として 発表・アップデート
• Ansible Certified 発表
Ansible Module 認証プログラムとそ プログラムに
発表と同時に参加表明した企業6社(F5、Cisco、
NetApp、NOKIA、Infoblox、CyberArk)を発表。これに
より、今までレッドハットがサポートを提供しているCore
/ Network Moduleに加えて、一時的なサポート受付を
行う Certified Moduleが追加された。
※参考:プレスリリース
https://www.redhat.com/en/about/press-releases/red-hat-extends-con
fidence-and-reliability-through-automation-ansible-certified-content-pr
ogram
• Security Automationへ 注力
昨今セキュリティポリシーを守るなど セキュリティ関連
業務において 自動化に対してAnsibleが適用され
るケースが増えてきている。レッドハットとしてもこ 領
域に注力していくことを宣言。プレビューで あるが、
Checkpoint(FW)、Splunk Enterprise Securityへ サ
ポートを宣言した。
※参考:プレスリリース
https://www.redhat.com/en/about/press-releases/red-hat-drives-secur
ity-orchestration-and-automation-new-ansible-capabilities
• Ansible Galaxy 拡張
Ansible Galaxy UIを刷新するとともに、今後Certified
Moduleをフィルタリング検索で見つけられるようにな
る。また、よりユーザが信頼したコンテンツを見つけられ
るように、スコアリングに関しても改善を行う予定である
と 発表がされた。
16
ネットワーク自動化について
• ネットワーク DXにおいてクリティカルポイント
Ansible ネットワークチームそれぞれをつなぐような役
割であるとともに、DXを実現させるために、アプリ開発
者などが好きなときに利用できるようなTobe像を持つ
必要性があるとメッセージ(Consumption Base Model
で考えるという表現)
• Module 成熟化
Network Module 数 年々増えていたも 、直近
伸び率 若干低くなってきている。そ ため方向性と
して 、Networkユースケース より成熟化を進めてい
く方針であることが開発責任者であるIftikhar Khanから
述べられた
• ベンダー連携 強化(Certified Module)
前述 通り、Certified Moduleが発表されたが、ネット
ワークベンダーと 協業強化が現れた。今までサポート
提供 なかったF5やNokiaなどが今回含まれ、今後
も認定 形で連携するベンダーが増える可能性があ
る。
17
組織全体でAnsibleを使うに (いくつか セッションから要素を抜粋)
18
• スモールスタートで じめ、効果を実証する
まず スカンクワークなど 本来やるべきで ない仕
事(だけれでも定常的にやっている仕事)から自動化を
していき、小さなWinを作ることが重要。そこから効果を
実証し、横展開を進めていく。
※しっかり実行履歴を保存しておいて、証明しやすくす
ることも重要
• Championを作る
Center of Excellence, Community of Excellenceなど
ような、Ansibleに特化したスペシャリスト(チーム)を
作ることで、情報を集約し、各チームで 適用 標準化
を行っていく。
• プロセスを徐々に最適化していく
小さな成功を早く作り(3-4週間で作る)、タスク 積み
上げからプロセス 最適化を実施していく。アジャイル
考え方で進めると良い。タスク 自動化だけで な
く、プロセスそ も 見直しなどにもつながることがあ
る。
「Ansible Towerによって開発者が求めるスピードでイン
フラ 提供が可能になった。」
「変化へ過剰に恐れること ない。Ansible 今 仕事をもっ
と早く片付けることが可能になるツールである。」
「Ansible適用によってブラックボックスが減った」
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
19
• Telstra(通信業)
Ansibleを全社共有 共通言語として全社利用すること
を目標に、ネットワーク/サーバ/アプリケーション フル
スタックでそれぞれ コンポーネントごとにPlaybook
テンプレートを準備して現場に展開している。ユーザ
自分自身でPlaybookを選び、組み合わせてAnsible
Towerで実行するだけでやりたい作業ができるようにな
る。
• Chevron(エネルギー)
PaaSとしてAzureを活用しており、Infrastructure as
Code 中核としてAnsibleを活用して自動化に取り
組んでいる。2014年頃 Ansibleもなかなか使い物
にならなかったが、現在で 「なぜAnsibleを使って効
率化しない か?」という発想にマインドが変わって
いる。Infrastructure as Code 考え方 浸透に 少
し苦労した。
• Line Corporation ライン
10,000台 DBサーバうち3,000台がMySQLで、そ
管理運用を容易にするためにAnsibleを活用したという
話。2016年 DBアップグレード 際に、スクリプトを使
うことも考えたが、結果的にAnsibleになった。Ansible
導入することで、インストレーション時間(実際 作業時
間)が20倍に。
• 組織としてAnsibleを使うに (by Red Hat)
レッドハット コンサルティングチーム メンバーが過去
経験からど ようにして会社全体でAnsibleを広める
かを発表。小さなところからAnsibleを適用し、小さな
Winを作り、Championを作り、広げるという話。実施前
に、測定可能なゴールを設定することも重要。
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
20
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
• ServiceMaster (サービス業)
ServiceMaster 家事代行サービスなどを提供する企
業。アプリケーションをマイクロサービス化するなど、デ
ジタルトランスフォメーションを進めている中でインフラ
迅速性が求められていた。Ansible適用により、変更
管理が10分に短縮化されるといった効果があった。ま
た、セルフサービス化も進めた。Ansible 効果をエグ
ゼクティブに見せたら、予算を増やしてもらえてより広く
Ansible 適用を進めている。
21
• TIAA(金融業)
百年続く老舗 金融業Ansible Coreから じめて、中
央プラットフォームとしてAnsible Towerを導入。IT 効
率化・品質向上・監査という点で評価している。元々
インフラ・ネットワークなど 各部署がサイロかつ、ス
ピーディーな対応ができておらいなかった。Ansibleで自
動化すること、Towerで中央集権管理をすることができ
るようになり、セルフサービスで対応が可能になった。
業務効率が5割改善され、IT部門がコストセンターから
プロフィットセンターという見方に変わった。
• WesternDigital(IT)
社内向け 開発者向け プラットフォームを提供し、グ
ローバルで15,000人利用している。1年間でDevOps関
係 プラットフォーム(自動化 仕組みも入っている)を
3人で開発するミッションがあり、130 ホストに15
サービスを1年程度で開発、提供開始。Satelliteで
パッケージ管理にAnsibleも活用し、従来よりも87%時
間を短縮。Bitbuket(Atlassianが提供するGit) メ
ジャーバージョンアップ作業を95%効率化した。ミスも
減った
• US Bank(金融業)
数ある自動化ツール 中から、検討してAnsibleを採用
した。エージェントレスを評価している。従来 システム
ライフサイクル 6〜12ヶ月で管理していたが、現在
で 数週間に変化している。
Ansible導入する前まで セキュリティ部門が(おそらく
エージェントを入れないといけないとかで)うるさかった
が、Ansibleだとそ ようなことも気にせず柔軟に変更を
してよくなった。中央集権的組織を作り、あらゆる人/
部署がAnsibleを使えるように支援した。これからもさら
に利用を拡張していく予定。
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
22
• Perform(ウェブサービス)
スポーツ系 デジタルプラットフォーム関連 企業
(DAZNみたいな?)。全体で2000台 サーバ、3つ
データセンターを持っている。インフラ担当者9名でこ
環境を管理しており、自動化 実装が急務だった。手
作業で行われていた、導入作業、変更作業などに
Ansibleを使っている。
• ExxonMobil(エネルギー)
インフラ担当 発表した方1名しかおらず、そもそも業
務が大変な状況。サーバ みならずあらゆるIT資産を
Ansibleで自動化しているらしい。
Linux パッケージマネジメントから利用を開始し、
Ansible Towerを導入することで複数 チームで利用
することを容易に促すことができた。
管理ノード数が多い で、クラスタ化してAnsible
Towerを使っている。
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
23
• Verizon(通信)
Application Developmentにおける自動化 ツールを
探していてAnsibleに行き着いた(詳細がなく不明瞭
だった)。もともと シェルスクリプトで自動化を実装して
いたが、なかなか全社的に浸透しないなど 課題があ
り、Ansibleを採用し、サーバからネットワークまで適用
している。アプリケーション配備:6−7時間→10分に迅
速化された。Ansible Playbookを唯一無二 ソース
にするという発想で全社的に考え方を浸透させた。
事例/ブレイクアウトセッションサマリ
24
25
Ansibleに関するお問い合わせ 、 ansible-jp@redhat.comまで。
Create a culture of automation.
START SMALL. THINK BIG. DRIVE CHANGE.
26

More Related Content

Similar to Ansible Night Tokyo 2018.12 〜Ansible Fest 報告〜

KintoneConnectPlay201710v1
KintoneConnectPlay201710v1KintoneConnectPlay201710v1
KintoneConnectPlay201710v1kintone papers
 
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617知礼 八子
 
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料知礼 八子
 
re:Invent 行ってきた
re:Invent 行ってきたre:Invent 行ってきた
re:Invent 行ってきたYusuke Komahara
 
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1MinGeun Park
 
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめ
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめAnsible Fest 2020 技術トピックまとめ
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめHideki Saito
 
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能Akira Tateishi
 
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方Shigeki Morizane
 
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方Katsuhiro Honda
 
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto University
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto UniversityKICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto University
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto UniversityJawad Haqbeen
 

Similar to Ansible Night Tokyo 2018.12 〜Ansible Fest 報告〜 (11)

KintoneConnectPlay201710v1
KintoneConnectPlay201710v1KintoneConnectPlay201710v1
KintoneConnectPlay201710v1
 
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617
八子クラウド座談会 事前配布・趣旨説明  20170617
 
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料
第2回すだちくん勉強会におけるIoT最新動向と題したプレゼン資料
 
re:Invent 行ってきた
re:Invent 行ってきたre:Invent 行ってきた
re:Invent 行ってきた
 
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1
[141004] cedec 2014 참관기 & 강연 리뷰 #1
 
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめ
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめAnsible Fest 2020 技術トピックまとめ
Ansible Fest 2020 技術トピックまとめ
 
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能
発表!いま注目されているIoT新サービス・新機能
 
20180524 3 lt
20180524 3 lt20180524 3 lt
20180524 3 lt
 
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方
[社内セッション]DevOps時代の僕の生き方、働き方
 
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方
リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方
 
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto University
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto UniversityKICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto University
KICSS2020 Invited Talk 3: Prof. Takayuki Ito from Kyoto University
 

Ansible Night Tokyo 2018.12 〜Ansible Fest 報告〜

  • 1. 1 #ansiblejp Ansible Night in Tokyo 2018.12 Ansiblejp Slack Community => できたよ http://bit.ly/slack-ansiblejp
  • 2. #rhtn2018 Red Hat Tech Night 2018.11.08 Who am I - name: Makoto Nakamura - Twitter: @fideleruuth - Company: Red Hat K.K. (8yrs 8months) - Role: Business Development Manager of Ansible and Management, OSS Advocate support - Hobby: travel(放浪), beer, curry 赤帽エンジニアブログ https://rheb.hatenablog.com/
  • 3. 3 Ansible Night と Ansible Night(3ヶ月に1回程度) メインセッション発表 LT発表 聴講者 ● #ansiblejp ツイート ● ブロガー目的:Ansibleによる自動化を実践するすべて 人をハッピーに ● AnsibleやAnsible Tower/AWXに関する実践を共有し学びあうコミュニティ ○ 新たな気付きから実践に移すきっかけに ○ 発表へ フィードバックから新たな行動に ● Ansibleを使うエンジニア 方 スキルアップ、キャリアアップに ※都合上レッドハットが運営をリードしておりますが、主役 みなさんです。基本的に 売り込みなし。Red Hatにお膳立てする必要一切なし。
  • 4. 4 Ansibleユーザー会 活動内容 もくもく会(1ヶ月に1回程度) コミュニティ メンター 一般参加者 学習用 リソース提供 ・Lightbulb Workshop/Linklight Workshop ・AWS 環境 ・場所(東京 み) 約2時間もくもく学習 ↓ 成果共有LT実施 まず 触って みたい Ansible Tower 触ってみたい メンターとして参加 (5名:2018年11月時点) ・curry9999さん ・ritchey98さん ・yteraokaさん ・pocopocoさん ・akira6592さん
  • 6. 6 前回9月 アンケート結果(みんなが聞きたいこと) (50名回答) Awx / AWX / awx! / オンプレとクラウド連携自動化など / レガシー環境と 兼 合い / Network / Fortinetに関するも / ネットワーク機 器 自動化運用(主に検証フェーズ) / もう少し深いci周り/ コンテナ 話 / Ansible テクニック紹介があれ 、嬉しいです / ネットワーク系 をお願いします!/アジャイル / DevOps / TerraformとAnsible 住み分け/ 追加モジュール 便利性! / インフラCI, IaC / awxで serverspec相当 テスト実行について / いろいろみんな 経験ききたい! / ネットワーク機器と 組合せ / Ansible tower / - モジュール 開発 ような、ちょっとコア寄りな箇所 / - Galaxy / testまわりかなあ / ansible-container等追加モジュールをTower・AWXで利用する方法 / 初心者向け 企画 / マイベストvars配置場所 様なナレッジ共有系 LTを色んな人から聞いて見たいです! / テスト自動化 / network 運用 具体的な適用事例 / fileモジュールとかでファイル変更したとき diffをログに残す等 細かいところ / Towerよろです! / ベストプ ラクティス系 気になります 。 / Tower or AWX 魅力が知りたいです! / モジュール開発手法(contribute目指して、特に冪等性担保 ありかた・手法・条件など) / Ansible技術的な内容(初心者向け) / オレ いけてるplaybook自慢 / Ansible を活用した Infrastructure as Code 事例 / Network Automation / ハマったところ共有会、アンチパターン共有会、実装してよかったor悪かった内容、といった触って みた人ならで 共有会 / Ansible 運用事例 /とても初歩的かもしれませんが、個人的にエラー 原因調査にとても時間がかかった で、そういうクセ 部分とかが知りたいと思いました。/ ロール テスト方法、組織で プレイバック・ロール管理など / ansible galaxyにつ いて /Towerと冗長化 話 / towerよろです / Tower(AWX) 活用関連 / ansibleで構築した環境 テスト方法 ansible docsに記載 と おり書いたけど動かない事例 / 試験 自動化、ストレージ装置 設定自動化 / Tower 実用的な使い方。Template や Inventory 現 実的な運用方法 / Ansible 拡張方法など / AWX と venv追加、AD連携など /Galaxy role 品質 / AWS!! / お薦め 利用方法
  • 8. 8 ■Ansible Advent Calendar (あと1名枠あいてます) 作成:fumiyasさん https://qiita.com/advent-calendar/2018/ansible ■Ansible Blogger Advent Calendar実施中! https://qiita.com/advent-calendar/2018/ansibleblogger 宣伝
  • 11. 11 18:30 - :会場オープン 19:00 - 19:05:オープニング 19:05 - 19:35 Ansible Fest サマリ & 事例関連 報告 30分 by 中村 19:35 - 20:05 テクニカルな目線からみたAnsible Fest(仮) 30分 by 内田さん @nikuyoshi 20:05 - 20:30:Ansible Fest 報告 パネルディスカッション by 日本から参加した人何名か 20:30 - 21:00:LT 5分×5名 「ChatOpsとAnsibleとAWSと」 @nnao45 さん 「今さらだけどgroup_varsとhost_varsについて一言言いたい(仮)」@isobecky74さん 「Ansible Windows系モジュールを書いた(仮)」@Shin Fukudaさん 「開発途中 Ansible 2.8 モジュールについて」@curry9999さん 「5分でふりかえる2018年 ネットワークモジュール アップデート」@akira6592さん アジェンダ
  • 12. Ansible Fest 2018 Austin 2018/10/31 レッドハット株式会社 プロダクトソリューション本部 Ansible担当 ビジネスディベロップメントマネージャー 中村誠 < mnakamur@redhat.com > 12
  • 14. Ansible Fest 2018 Austin 開催日:2018年10月1日〜3日 場所:Austin, Texas州 参加者数:1300名超 スポンサー企業:18社 + 6つ コミュニティ 全体として テーマ(想定): • Automation for Enterprise (企業全体で自動化に取り組むに ど ようにすべきか) • Ansibleそ も コミュニティ活動、各種事例、利用ベストプラ クティスやネットワーク自動化、セキュリティ自動化などかカバー された 8つ カテゴリに別れたブレイクアウトセッション: • Ansible Integration / Best Practices / Business Solutions / Community and Culture / Getting Started / Network Automation / Special Interests / Tech Deep Dives 講演エンドユーザ企業: • Chevron(エネルギー) / Exxonmobil(エネルギー)/ Telstra(通 信) / Verizon(通信) / Line(ウェブ) / ServiceMaster (サービ ス) / ITAA (金融) / US Bank (金融)/ WesternDigital (IT) / Perform (ウェブ) など15
  • 15. Red Hat として 発表・アップデート • Ansible Certified 発表 Ansible Module 認証プログラムとそ プログラムに 発表と同時に参加表明した企業6社(F5、Cisco、 NetApp、NOKIA、Infoblox、CyberArk)を発表。これに より、今までレッドハットがサポートを提供しているCore / Network Moduleに加えて、一時的なサポート受付を 行う Certified Moduleが追加された。 ※参考:プレスリリース https://www.redhat.com/en/about/press-releases/red-hat-extends-con fidence-and-reliability-through-automation-ansible-certified-content-pr ogram • Security Automationへ 注力 昨今セキュリティポリシーを守るなど セキュリティ関連 業務において 自動化に対してAnsibleが適用され るケースが増えてきている。レッドハットとしてもこ 領 域に注力していくことを宣言。プレビューで あるが、 Checkpoint(FW)、Splunk Enterprise Securityへ サ ポートを宣言した。 ※参考:プレスリリース https://www.redhat.com/en/about/press-releases/red-hat-drives-secur ity-orchestration-and-automation-new-ansible-capabilities • Ansible Galaxy 拡張 Ansible Galaxy UIを刷新するとともに、今後Certified Moduleをフィルタリング検索で見つけられるようにな る。また、よりユーザが信頼したコンテンツを見つけられ るように、スコアリングに関しても改善を行う予定である と 発表がされた。 16
  • 16. ネットワーク自動化について • ネットワーク DXにおいてクリティカルポイント Ansible ネットワークチームそれぞれをつなぐような役 割であるとともに、DXを実現させるために、アプリ開発 者などが好きなときに利用できるようなTobe像を持つ 必要性があるとメッセージ(Consumption Base Model で考えるという表現) • Module 成熟化 Network Module 数 年々増えていたも 、直近 伸び率 若干低くなってきている。そ ため方向性と して 、Networkユースケース より成熟化を進めてい く方針であることが開発責任者であるIftikhar Khanから 述べられた • ベンダー連携 強化(Certified Module) 前述 通り、Certified Moduleが発表されたが、ネット ワークベンダーと 協業強化が現れた。今までサポート 提供 なかったF5やNokiaなどが今回含まれ、今後 も認定 形で連携するベンダーが増える可能性があ る。 17
  • 17. 組織全体でAnsibleを使うに (いくつか セッションから要素を抜粋) 18 • スモールスタートで じめ、効果を実証する まず スカンクワークなど 本来やるべきで ない仕 事(だけれでも定常的にやっている仕事)から自動化を していき、小さなWinを作ることが重要。そこから効果を 実証し、横展開を進めていく。 ※しっかり実行履歴を保存しておいて、証明しやすくす ることも重要 • Championを作る Center of Excellence, Community of Excellenceなど ような、Ansibleに特化したスペシャリスト(チーム)を 作ることで、情報を集約し、各チームで 適用 標準化 を行っていく。 • プロセスを徐々に最適化していく 小さな成功を早く作り(3-4週間で作る)、タスク 積み 上げからプロセス 最適化を実施していく。アジャイル 考え方で進めると良い。タスク 自動化だけで な く、プロセスそ も 見直しなどにもつながることがあ る。 「Ansible Towerによって開発者が求めるスピードでイン フラ 提供が可能になった。」 「変化へ過剰に恐れること ない。Ansible 今 仕事をもっ と早く片付けることが可能になるツールである。」 「Ansible適用によってブラックボックスが減った」
  • 18. 事例/ブレイクアウトセッションサマリ 19 • Telstra(通信業) Ansibleを全社共有 共通言語として全社利用すること を目標に、ネットワーク/サーバ/アプリケーション フル スタックでそれぞれ コンポーネントごとにPlaybook テンプレートを準備して現場に展開している。ユーザ 自分自身でPlaybookを選び、組み合わせてAnsible Towerで実行するだけでやりたい作業ができるようにな る。 • Chevron(エネルギー) PaaSとしてAzureを活用しており、Infrastructure as Code 中核としてAnsibleを活用して自動化に取り 組んでいる。2014年頃 Ansibleもなかなか使い物 にならなかったが、現在で 「なぜAnsibleを使って効 率化しない か?」という発想にマインドが変わって いる。Infrastructure as Code 考え方 浸透に 少 し苦労した。
  • 19. • Line Corporation ライン 10,000台 DBサーバうち3,000台がMySQLで、そ 管理運用を容易にするためにAnsibleを活用したという 話。2016年 DBアップグレード 際に、スクリプトを使 うことも考えたが、結果的にAnsibleになった。Ansible 導入することで、インストレーション時間(実際 作業時 間)が20倍に。 • 組織としてAnsibleを使うに (by Red Hat) レッドハット コンサルティングチーム メンバーが過去 経験からど ようにして会社全体でAnsibleを広める かを発表。小さなところからAnsibleを適用し、小さな Winを作り、Championを作り、広げるという話。実施前 に、測定可能なゴールを設定することも重要。 事例/ブレイクアウトセッションサマリ 20
  • 20. 事例/ブレイクアウトセッションサマリ • ServiceMaster (サービス業) ServiceMaster 家事代行サービスなどを提供する企 業。アプリケーションをマイクロサービス化するなど、デ ジタルトランスフォメーションを進めている中でインフラ 迅速性が求められていた。Ansible適用により、変更 管理が10分に短縮化されるといった効果があった。ま た、セルフサービス化も進めた。Ansible 効果をエグ ゼクティブに見せたら、予算を増やしてもらえてより広く Ansible 適用を進めている。 21 • TIAA(金融業) 百年続く老舗 金融業Ansible Coreから じめて、中 央プラットフォームとしてAnsible Towerを導入。IT 効 率化・品質向上・監査という点で評価している。元々 インフラ・ネットワークなど 各部署がサイロかつ、ス ピーディーな対応ができておらいなかった。Ansibleで自 動化すること、Towerで中央集権管理をすることができ るようになり、セルフサービスで対応が可能になった。 業務効率が5割改善され、IT部門がコストセンターから プロフィットセンターという見方に変わった。
  • 21. • WesternDigital(IT) 社内向け 開発者向け プラットフォームを提供し、グ ローバルで15,000人利用している。1年間でDevOps関 係 プラットフォーム(自動化 仕組みも入っている)を 3人で開発するミッションがあり、130 ホストに15 サービスを1年程度で開発、提供開始。Satelliteで パッケージ管理にAnsibleも活用し、従来よりも87%時 間を短縮。Bitbuket(Atlassianが提供するGit) メ ジャーバージョンアップ作業を95%効率化した。ミスも 減った • US Bank(金融業) 数ある自動化ツール 中から、検討してAnsibleを採用 した。エージェントレスを評価している。従来 システム ライフサイクル 6〜12ヶ月で管理していたが、現在 で 数週間に変化している。 Ansible導入する前まで セキュリティ部門が(おそらく エージェントを入れないといけないとかで)うるさかった が、Ansibleだとそ ようなことも気にせず柔軟に変更を してよくなった。中央集権的組織を作り、あらゆる人/ 部署がAnsibleを使えるように支援した。これからもさら に利用を拡張していく予定。 事例/ブレイクアウトセッションサマリ 22
  • 22. • Perform(ウェブサービス) スポーツ系 デジタルプラットフォーム関連 企業 (DAZNみたいな?)。全体で2000台 サーバ、3つ データセンターを持っている。インフラ担当者9名でこ 環境を管理しており、自動化 実装が急務だった。手 作業で行われていた、導入作業、変更作業などに Ansibleを使っている。 • ExxonMobil(エネルギー) インフラ担当 発表した方1名しかおらず、そもそも業 務が大変な状況。サーバ みならずあらゆるIT資産を Ansibleで自動化しているらしい。 Linux パッケージマネジメントから利用を開始し、 Ansible Towerを導入することで複数 チームで利用 することを容易に促すことができた。 管理ノード数が多い で、クラスタ化してAnsible Towerを使っている。 事例/ブレイクアウトセッションサマリ 23
  • 23. • Verizon(通信) Application Developmentにおける自動化 ツールを 探していてAnsibleに行き着いた(詳細がなく不明瞭 だった)。もともと シェルスクリプトで自動化を実装して いたが、なかなか全社的に浸透しないなど 課題があ り、Ansibleを採用し、サーバからネットワークまで適用 している。アプリケーション配備:6−7時間→10分に迅 速化された。Ansible Playbookを唯一無二 ソース にするという発想で全社的に考え方を浸透させた。 事例/ブレイクアウトセッションサマリ 24
  • 24. 25
  • 25. Ansibleに関するお問い合わせ 、 ansible-jp@redhat.comまで。 Create a culture of automation. START SMALL. THINK BIG. DRIVE CHANGE. 26