社内でやったansibleの解説資料

1. 初めてのANSIBLE
社内勉強会2017.4.28 @kkkw

2. AGENDA
AnsibleとはAnsibleことはじめよくあるディレクトリ構成Ansible Galaxy
ちょっとだけ中級編

3. ANSIBLEとは構成管理ツール
デプロイヤー
プロビジョナー
会社の名前

4. できることshellでできること

5. コマンドラインansible
ansible-playbook
ansible-galaxy
ansible-doc
ansible-vault
ansible-pull

6. コマンドイメージ

7. 特徴エージェントレス
大量サーバーも捌ける
冪等性を担保しやすい
パッケージ管理がある
シンプル(Chefに比べるとだけど)

8. VS CHEF

9. QIITAの投稿数chef: 893(781)
ansible: 1279(879)

10. ANSIBLEことはじめ

11. ドキュメント本家のドキュメント

12. ドキュメントを使う
基本的にはサイトでいい
けど、こっちのほうが更新が早い

13. 用語インベントリ
タスク
プレイブック
ロール
モジュール
ハンドラー

14. イメージ図

15. インベントリ操作対象になるサーバーのこと
操作する方はコントロールマシン

16. インベントリ

17. タスクサーバーに対して実行する操作
ファイル作るとか
何かをインストールするとか

18. プレイブックタスクをまとめるファイル
yaml形式で書く

19. ロールプレイブックよりも小さい単位で、
タスクをまとめる概念
後述するパッケージ管理の管理単位でもある

20. モジュールタスクを実際に行うための関数
1034(598)個
deprecatedも含まれるからもう少し減る
自作もできる

21. モジュールその2
file: ファイル/ディレクトリ操作
stat: パスの存在確認など
copy: そのまま
get_url: curlの代わりに
service:
apt,yum: パッケージ管理
ec2: aws ec2用
s3_sync: s3用

22. モジュールその3
debug: デバッグメッセージ
shell,commnd: コマンドを発行
template: 設定ファイルなどに
synchronize: rsync
osx_default: OSXの設定変更

23. ハンドラータスクの中でnotifyで通知すると、
そのタスクを実行してくれる。
サービスの再起動とかに使う。
通知が何回あっても
ハンドラーは一度だけ実行される。

24. イメージ図(再)

25. よくあるディレクトリ構成
Ansibleのドキュメントに
がある。ベストプラクティス

26. ある程度分割した上で
最小構成のplaybookを
作るとしたらこんな感じ
.
|-- hosts //
|-- playbook.yml
`-- roles // 格納
|-- directories
| `-- tasks
| `-- main.yml
|-- foo
|-- bar
`-- buz

27. ROLE内のディレクトリ構成
慣例としてmain.ymlに記載していく。
main.ymlを分割することもできる。
.
|-- defaults
| `-- main.yml
|-- files
|-- handlers
| `-- main.yml
|-- meta
| `-- main.yml
|-- tasks
| `-- main.yml
|-- templates
|-- tests
| |-- inventory
| `-- test.yml
`-- vars
`-- main.yml

28. ディレクトリの説明

29. DEFAULTS
変数のデフォルト値を定義していく。
---
# defaults file for ansible-role-composer
composer_install_dir: /usr/local/bin

30. FILES
各サーバーにコピーするだけで
いいファイルを配置する。

31. TASKS
メインとなるディレクトリ。
ここにタスクを書いていく。
最もFATに
なりやすいファイル(ディレクトリ)。

32. 中身はこんな感じ
---
- name: Enable nginx repo.
template:
src: nginx.repo.j2
dest: /etc/yum.repos.d/nginx.repo
owner: root
group: root
mode: 0644
- name: Ensure nginx is installed.
yum:
name: "{{ nginx_package_name }}"
state: installed
enablerepo: nginx

33. TEMPLATES
設定ファイルの雛形を置く
jinja2形式で書いていく

34. HANDLERS
ハンドラーのタスクを書く。
ハンドラーと言っても書き方はタスクと同じ
---
- name: restart nginx
service: name=nginx state=restarted

35. META
Ansible Galaxy(後述)に
公開する際に必要な項目を書きます。

36. ANSIBLE GALAXY

37. ANSIBLE GALAXY
パッケージ管理ツール
ロールの単位で管理する
Ansible Galaxyに上げなくても、パッケージ管理
そのものはできる

38. ちょっとだけ中級編

39. DYNAMIC INVENTRY
Q.アプリケーションで、hostの管理をしています。
インベントリファイルは
別途管理する必要がありますか?
=> 2重管理になりますか？

40. DYNAMIC INVENTRY
A. いいえ。Dynamic Inventryが使えます。
いいかどうかは別にして、
既存のソースをパースしてAnsibleに引き渡すこと
ができます。

41. DYNAMIC INVENTRY
下記の条件を満たすバッチを用意する
jsonで返す
2つのオプション取れる