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第25回プロコン一関大会課題部門-富山(射水)-「DTN通信を用いた災害時の安否及び避難所情報収集システム」
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第25回プロコン一関大会課題部門-富山(射水)-「DTN通信を用いた災害時の安否及び避難所情報収集システム」
1.
課題部門 プレゼンテーション番号:6 登録番号:10058
1
2.
2 ❏災害時に何を求めるか 情報
災害時において情報の需要が高まる
3.
3 ❏伝えたい・知りたい情報 自分の位置・生存情報
特定の人の情報(位置・生存情報) 避難所情報 情報を取得する手段はあるが、 送信する手段が限られている
4.
4 ❏情報を送受信できるシステム 誰にでも扱えるようにするには
情報を管理するためには アプリケーションとサーバーを繋ぐには ネットワーク アプリケーションサーバー 3つが揃うことにより、情報を送受信できる システムを作ることができる
5.
5 ❏津波で破壊された基地局 被災地の電話復旧、メド立たず基地局、津波で被害
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103240375.html
6.
❏基地局が復旧するまでの時間 自然災害によって、携帯回線や通信設備が破壊され 6
通信インフラが使えなくなります。 東日本大震災における携帯回線の復旧状況 8000 7000 6000 5000 4000 3000 2000 1000 0 0 10 20 30 40 50 60 被 害 基 地 局 数 震災発生からの日数 N社 K社 総務省「東日本大震災に係る総務省の対応状況」より ほぼ全エリアを 復旧するのに 約30日かかる!!
7.
7 ❏残された通信手段 スマホ・タブレットのWi-Fi
Ad hoc通信で近くの端末と通信し MANETを形成する
8.
8 ❏MANETについて MANET(Mobile
Ad hoc NETwork) Ad hoc通信によって携帯端末自身が 自動でネットワークを構築することができる LAN1 LAN2 より広い範囲で情報伝達を行なうために DTNを使用!!
9.
9 ❏DTNについて DTN(Delay/Disruption
Tolerant Networking) 中断や切断が多発したり,大きな伝送遅延が生じる 通信環境でも,データ転送を実現する通信方式 情報A 情報B DB 送信ノード (LAN1) DB 中継ノード (LAN1) DB 宛先ノード (LAN2) 送信可能な端末に情報をコピーし バケツリレーのように伝搬させる
10.
10 ❏情報伝達の広域化 LAN1
MANETとDTNにより LAN2 広範囲に情報を伝搬させる
11.
C(中継ノード) B(中継ノード) A(送信ノード)
11 ❏実地試験 D(宛先ノード) 端末4台で360mの通信を確認
12.
12 ❏実地試験 Slide
Shareの上限を超えるため動画は省略させていただきます ※本番ではちゃんと流しました
13.
避難所サーバー 安否情報管理機能 13
❏システムの概要 通信インフラの確保手段 MANET DTN 安否情報送受信機能 避難所案内機能 避難所情報収集機能 避難所日誌作成機能 アプリケーション
14.
避難所サーバー 安否情報管理機能 14
❏システムの概要 通信インフラの確保手段 MANET DTN アプリケーション 安否情報送受信機能 避難所案内機能 避難所情報収集機能 避難所日誌作成機能
15.
15 ❏安否情報送受信機能 自動的に近くの端末に安否情報を送信する機能
自分の安否の状態に関わらず、位置情報が送信される 端末を操作できないような状態にある人を 発見する手がかりになる 他の端末 位置情報 安否状態 氏名 写真 メッセージ
16.
16 ❏安否情報管理登録 アプリケーションで集めた安否情報を
避難所データサーバーへ転送し安否情報の管理が行える機能 各種情報がリスト形式的で表示される
17.
必要のない物資を記録 17 ❏避難所情報収集機能
避難所内における物資の状態や受け入れ人数の管理、 避難所日誌の作成を補助する機能 必要な物資 問題点や出来事を記録し、後の避難所運営に活かす
18.
18 ❏避難所誘導機能 GPSと地方自治体のオープンデータから
現在地から一番近い避難所(広域、一時含む)へ案内する機能 県名と市町村を選択するだけで 自動的に距離と方角を計算 設備や収容人数の表示
19.
19 ❏まとめ 通信インフラがない環境でも
限られた通信手段を最大限に生かすことで これまでより、多くの情報の収集が可能
20.
課題部門 プレゼンテーション番号:6 登録番号:10058
Editor's Notes
これから富山高等専門学校射水キャンパス、DTN通信を用いた災害時の安否及び避難所情報収集システムのプレゼンテーションを始めさせていただきます。 まずはこちらの画像を御覧ください。
みなさん、自分の家族や友人が災害に巻き込まれたとき、一番必要とするものはなんでしょうか? それは情報なのではないでしょうか? 災害が起きたときにテレビやラジオで安否情報などが流れるのはその情報を必要としている人が多いからです。 これは、災害時において情報の需要が高まっていることを示しています。
では具体的に自分が伝えたい、あるいは知りたい情報とはなんでしょうか?
そこで、誰にでも情報の送信ができるシステムを作ろうと思いました・
こちらの画像は、3年前の東日本大震災の時に、NTT東日本の電話交換機の建屋が津波によって破壊された後の画像です。この画像のように、震災によって多くの携帯基地局が使用不可能になりました。それにともない、->次スライド
・通信インフラがどれだけの間使用できなくなるか
・MANETを形成することができます。
ここでLAN1とLAN2を繋げてより広い範囲で・・・
・MANET通信の問題点を解決するDTNについての説明
・システムの機能とサーバー ・タブレットとサーバーで機能を分かる (最初)MANETとDTNの手法を用いました。
・システムの機能とサーバー ・タブレットとサーバーで機能を分かる (最初)MANETとDTNの手法を用いました。
これから富山高等専門学校射水キャンパス、DTN通信を用いた災害時の安否及び避難所情報収集システムのプレゼンテーションを始めさせていただきます。 まずはこちらの画像を御覧ください。
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