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GovTech を加速させる AWS
2019/07/11(Thu)
X-Tech JAWS 【第8回】~時代を突き抜けるX-Tech企業の真髄~
@tobb422(toshiki baba)
© one visa
馬場 敏気(26)
@tobb422
株式会社 one visa / Software Engineer
2018年3月 入社
#TypeScript #NestJS #Scala
#ジョジョ #ワンピース #東京 種
#キングダム #進撃の巨人
#サッカー観戦 #OKAMOTO’S
自己紹介
GovTech とは
Government × Technology
公的分野におけるサービスとIT技術が融合したサービス領域
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本日お話すること
Heroku → AWS
を決めた背景をふわっと…
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アジェンダ
会社 & プロダクト紹介
プロダクトの展望
プラットフォーム化を想定した取り組み
今後やりたいこと
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© one visa
アジェンダ
会社 & プロダクト紹介
プロダクトの展望
プラットフォーム化を想定した取り組み
今後やりたいこと
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© one visa
ビジョン -事業を通して実現したい世界-
世界から国境をなくす
国籍に関係なく、簡単に国をまたいで移住ができる世の中を実現
国境を超える際の物理的・心理的なハードルをなくす
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提供しているプロダクト「one visa」
外国籍社員のビザ取得・管理が
簡単に出来るWEBサービス
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従来のビザ(在留資格)申請のプロセス
ビザ(在留資格)の申請には4つのプロセスが存在し
それぞれ大きな手間や不安がつきまう
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従来のビザ(在留資格)申請のプロセス
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煩雑
入力フォームはわかりにく
く、提出書類の97%に不備
がある
複雑
提出が必要な書類は企業の
規模や本人の状況によって
異なる
不安
自由記述である故、申請に
不慣れな人は作成に苦労す
る
入国管理局の窓口は非常に
混雑し、平均4~5時間の待
ち時間
Immigration
行列
書類の作成 2 添付書類の選定 3 理由書の作成 4 書類の提出
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申請書類の一例
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従来のビザ(在留資格)申請のプロセス
one visaを利用することで
それぞれのプロセスで発生する手間や不安を解消できる
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one visa を利用したビザ(在留資格)申請のプロセス
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自動生成
フォームに従って情報を入
力するだけ
自動判別
入力された情報を元にシス
テムが自動判別
一度アップロードされた書
類は繰り返し利用可能
自動生成
入力された情報を元に審査
官が知りたい情報をコンパ
クトに纏めた理由書が手に
入る
管理画面からボタン一つで
弊社提携の行政書士に依頼
が可能
申請取次
書類の作成 2 添付書類の選定 3 理由書の作成 4 書類の提出
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フォーム入力の一例
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アジェンダ
会社 & プロダクト紹介
プロダクトの展望
プラットフォーム化を想定した取り組み
今後やりたいこと
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© one visa
これまでの one visa のサービス
在留資格の申請書類作成
申請タイミングの管理
提携行政書士を通しての申請取次
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one visa が提供していること
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
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これまでの one visa のサービス
プロダクトの展望
教育、仕事紹介、ビザ取得・管理、定住支援を
一気通貫で価値提供を目指す
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
日本語教育の無料提供
主に非先進国の人々を対象
日本での仕事を
紹介
申請書類をシステムで自動生成
ビザ申請のストレスを軽減
安価な申請取次で行列も不要
生活に欠かせない銀
行口座開設やクレカ
作成を実施。外国人
の与信を構築
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プロダクトの展望
one visa Education / one visa work
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
日本語教育の無料提供
主に非先進国の人々を対象
日本での仕事を
紹介
申請書類をシステムで自動生成
ビザ申請のストレスを軽減
安価な申請取次で行列も不要
生活に欠かせない銀
行口座開設やクレカ
作成を実施。外国人
の与信を構築
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プロダクトの展望
one visa connect
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
日本語教育の無料提供
主に非先進国の人々を対象
日本での仕事を
紹介
申請書類をシステムで自動生成
ビザ申請のストレスを軽減
安価な申請取次で行列も不要
生活に欠かせない銀
行口座開設やクレカ
作成を実施。外国人
の与信を構築
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日本で生活を始めた際に感じる障壁
外国籍の人は、日本での生活を始めた後も
心理的国境を感じるケースが多々ある
来日後6ヶ月は
銀行口座を作れない
クレジットカードが
作れない
家を借りられない
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役所への届け出が
必要な書類作成が難しい
one visa connect の概要
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現在の one visa は
今後の展望を支える基盤
ビザ情報を軸に
あらゆるサービスの提供を目指す
アジェンダ
会社 & プロダクト紹介
プロダクトの展望
プラットフォーム化を想定した取り組み
今後やりたいこと
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© one visa
プラットフォーム化へ取り組み
one visa が目指す世界の実現のためには
プロダクトチームとしては
日本に住むために必要となる書類作成といった
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あらゆる手続きをイージーモードに変換すること
が必要
プラットフォーム化へ取り組み
逆に… プロダクトチームは
one visa が掲げている世界の実現を
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技術的要因で妨げてはいけない!
プラットフォーム化を想定した取り組み
© one visa
社内開発チームを発足した
当時の one visa のシステム構成
プラットフォーム化へ取り組み
プロダクトの展望を見据えた結果…
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
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プラットフォーム化へ取り組み
各サービス毎に求められるイージーモード化は異なる
以下は、イージーモードの例
パスポート登録 → 画像解析, 日本語化
役所届け出 → 必要な情報の外部API連携
クレカ発行 → one visa 内で与信構築, 担保
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プラットフォーム化へ取り組み
拡張性のあるアーキテクチャ構築
適材適所に柔軟な技術選定ができる環境
が求められる
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プラットフォーム化を想定した取り組み
© one visa
この構成を拡張していくだけでは
難しそう…
(拡張性 & 技術的選択肢の文脈)
プラットフォーム化を想定した取り組み
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この大きなプラットフォームに乗っかることで得られる恩恵は大きそう!
(きっと選択肢を増やしてくれる!はず!)
プラットフォーム化を想定した取り組み
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Heroku → AWS 移行決定
プラットフォーム化を想定した取り組み ①
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それぞれのユーザーに
よりカスタマイズされたデザインへ
フルリニューアル開始
プラットフォーム化を想定した取り組み ②
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デザインを先行させつつ
サーバーの API 化 & コンテナ化
プラットフォーム化を想定した取り組み ③
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サービスのマイクロ化
書類生成機能を Rails から切り離した
各スレッドで必要な書類をPDF化
メインスレッドがマージして S3 へアッ
プロードされる
→ Rails に比べ書類生成速度大幅アップ
※ 適材適所に技術を取り入れられた
移行前にあった懸念
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今後の展開を見据えると、確かに移行のメリットは大きそうだが…
Heroku の運用が楽すぎて
AWS 移行することで運用に時間取られてしまい、開発効率落ちそう
移行前にあった懸念
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→ AWS に乗っかることで解消させる
インフラ運用の省人化 ①
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デプロイの簡略化
ブランチへのマージで、自動デプロイされる
その様子は、適宜Slackへ通知
インフラ運用の省人化 ②
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サーバー構築をテンプレート化
CloudFormation を利用して
アーキテクチャ構築をテンプレート化
インフラ運用の省人化 ③
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Fargate , Aurora
とフルマネージドサービスを活用
→ エンジニア1人雇うより圧倒的に安い
AWS によって得られた恩恵
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AWSで提供されている様々な技術を
気軽に組み合わせることができるため
インフラ運用による開発効率の低下を懸念していたが….
スピード感を持ってシステムを拡張していくことが可能に!
余談:DX(Develop Experience) も格段に向上した
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会社 & プロダクト紹介
プロダクトの展望
プラットフォーム化を想定した取り組み
今後やりたいこと
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ビジョンの実現
世界から国境をなくす
国籍に関係なく、簡単に国をまたいで移住ができる世の中を実現
国境を超える際の物理的・心理的なハードルをなくす
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one visa のプラットフォーム化
思いの発芽 日本語習得 求職・採用 ビザ取得 来日業務開始 生活・定着
one visa
work one visa one visa
connectone visa Education
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one visa のプラットフォーム化
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AWS移行 & コンテナ化によって
「技術的な選択肢を増やす」まで完了
ここからプラットフォーム化に向けて
事業 × プロダクトの両軸を回していく
※ イメージ図
まとめ
© one visa
・プラットフォーム化を想定した
 拡張性の高いアーキテクチャ & 技術的選択肢の幅
 が求められた
・AWS移行 & コンテナ化を実施して
 「技術的な選択肢を増やす」事に成功
・one visa 全体でプロダクトを更に加速させていきます!
まとめ
© one visa
もう少し話を聞いてみたいと思ってくださった方や
one visa に興味を持っていただけた方は
気軽に声をかけていただけると嬉しいです!!
まとめ
© one visa
エンジニア積極採用中です!:bow:
まとめ
© one visa
ご清聴ありがとうございました!
株式会社 one visa @tobb422

GovTechを加速させるAWS