可視化法学とは
仕組み
作ってみた
終わりに
可視化法学
芝尾幸⼀一郎郎(@shibacow)
可視化法学とは、分かりにくい法律律を情報技術やデータ分析を⽤用いて可視化する試みだ。「法律律の可視
化」といえば、「取り調べの可視化」と誤解されるが、これは法律律間のつながりや構造を明らかにする
プロジェクトだ。法律律は⽂文系で、⼈人間が判断するもので情報技術とは無縁だと考えられてきた。理理由は
2つある。コンピュータが⾮非⼒力力だったこと。法律律家とエンジニアは⽂文理理で分けられ交流流が無かったから
今回の可視化は、法律律に含まれる他の法律律の参照をリンクとしてつなげることで⾏行行なっている。例例えば、救急救命⼠士法には、刑法への参
照が含まれる。
救急救命⼠士法
<引⽤用>
(秘密保持義務等)
第⼗十七条-‐‑‒2    登録事務に従事する指定登録機関の役員⼜又は職員は、   (明治四⼗十年年法律律第四⼗十五号)(略略)、法令令により公務に従事する職員とみなす。刑法
</引⽤用>
このように法律律には他の法律律への参照が含まれる。この参照を使って様々な分野で中⼼心となる法律律を抜き出した。今回作ったものでは法
律律はその参照数に応じて、円のサイズを⼤大きくしている。例例えば刑法は、刑事分野で450もの法令令から参照されている。
また、ForceAtlas2というレイアウトを⽤用いてグラフを作っている。結果として似た法令令は、近い場所に集まるようになっている。
例例えば、刑事分野では、売春防⽌止法と少年年法、更更⽣生保護法、更更⽣生保護事業法は近い場所にあり、刑事の分野でありながら厚⽣生や福祉に近
いジャンルであることが分かる。
法令令データは、法令令データ提供システムを利利⽤用した。http://law.e-‐‑‒gov.go.jp/
この仕組を使って幾つかの法令令を⾒見見てみる。
事項の分類は、先に上げた法令令データ提供システムを利利⽤用した。
憲法分野
憲法分野には、⽇日本国憲法が⼤大きなジャンルを構成している。⼀一⽅方、沖縄の復復帰に伴う特別措置に関する法律律が
⼤大きなウェイトを占めている。そういえば沖縄はアメリカに占領領されていたのだなということを思い出す。また
その法律律は、⽇日本国憲法と同じく多くの法律律から参照されており占領領された⼟土地が復復帰するには憲法作るくらい
⼤大きな変更更が必要なのだなと感じた。
⽂文化分野
⽂文化分野では、⼤大きく3つのカテゴリーがある。⽂文化財保護法、著作権法、後国⺠民の休⽇日に関する法律律だ。変わった
ところでは、気象業務法というものもある。
インタラクティブなwebを作った
単に静⽌止画を作るだけでなく、webも作った。試作版であるが、こちらはグリグリ動かすことが出来る。  
http://shibaok.net:5555/   こちらで動くものを触ることが出来る。正式なものではなく、α版なので、動いていないか
も知れない。
法律律の構造を情報技術を使って解析し可視化した。今後は、次のような改良良をしたい。
*  インタラクティブなwebを使いやすくする。
*  国別の法律律を可視化する
*  1945年年、1955年年、1965年年...と年年代ごとの法律律の関連を可視化する(法律律がどのように進化していったか分かる)。
*  条⽂文へのリンクを作る。
*  どうしてこの法律律とこの法律律が繋がっているのか⼀一発で分かるようにする。
法律律は今まで極めてアナログなものだと思われてきた。しかし、情報技術の発展によって、法律律も他の物と同じようにデータ分析の対象
になってきている。私はこの流流れを進めたいと思っている。
また、法律律や⾏行行政の可視化に興味がある⼈人と交流流したいので声をかけて欲しい。   をフォロー。@shibacow
だ。現在では、コンピュータ能⼒力力も向上し、データ分析の技術も向上したため、複雑な法律律の構造も解析出来るようになってきた。今回
は、そのようなプロジェクトを紹介する。

可視化法学ポスター超会議2016 チラシ