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徳島県とアジャイル
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Kenji Yamasumi
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2014,6,27 Agile Japan 2014 四国・徳島サテライトで発表した資料です。
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徳島県とアジャイル
1.
2014.6.27 Agile Japan
2014 四国・徳島サテライト 徳島県経営戦略部情報システム課 専門幹 山住健治 徳島県とアジャイル
2.
はじめに 最近,徳島県のシステム開発のプロポーザル案件に「アジャ イル開発」という言葉があるのが話題になっているらしい。 2014.4.25「徳島県オープンデータポータルサイト構築事業」委託業務 の簡易公募型プロポーザルの業務概要説明書に「
アジャイルソフトウ ェア開発手法により行うこと」と明記されている。 でも,本当はもっと早くからアジャイル開発を取り入れてた って知ってました? Tokushima Prefectural Government 2
3.
自治体OSSキット ところで,「自治体OSSキット」という名前聞いたことあり ますか? 徳島県が地場企業に発注し,OSSを利用して開発したプロダクトをまと めて「自治体OSSキット」として他の自治体に宣伝しています。 実は,このプロダクト全てアジャイル開発です。
Joruri 2008年から開発(CMS,グループウェア,WebGIS) DECO 2009年から開発(オンラインストレージ) Ai 2010年から開発(資産管理,ファイルサーバ,認証基盤) Tokushima Prefectural Government 3 http://www.facebook.com/osskit
4.
自治体OSSキット プロダクトは好評で,導入実績も増えています。( 2014.2現在) Tokushima
Prefectural Government 4
5.
アジャイルとの出会い 徳島県がアジャイルと出会ったのは,「システム開発にOSS を活用する」という徳島県の方針と密接な関係があります。 OSS活用方針の経緯
2006.4 徳島県の情報政策のためCIOを設置 CIOのもと「業務・システムの最適化」に着手 詳細な業務分析,既存情報システムの棚卸しを実施 業務改善効果の高い「総務事務システム」の開発を決定 最適化の手法,ベンダーロックインの排除を模索しOSSに着目 2007.4 OSSを利用した長崎県のシステムを「総務事務システム」に採用 (CentOS, Apache, PHP, perl, MySQL, NFS, DRDB) 2007.5 「業務・システム最適化ガイドライン」にOSSの活用を明記 2008.5 「徳島県庁ホームページ再構築」に着手 → 後のJoruri CMS このあたりの詳しい事情は,OSC .Governmentでの発表資料などを御覧下さい。 https://www.ospn.jp/osc2012-fall/pdf/osc2012TokyoFall_Gov_tokushima_pref.pdf Tokushima Prefectural Government 5
6.
アジャイルとの出会い 2008年 JoruriCMS
の開発で,アジャイルと出会いました。 開発仕様にOSSの「島根県CMS」をベースとするように指定 「島根県CMS」は,Ruby on Rails で開発されていた。 Ruby on Rails は,アジャイルに非常に適していた。 開発仕様にアジャイル手法を明記してあったわけではないが,詳細な 打ち合わせと機能確認試験を毎週のように行った。 結果,必然的にアジャイル開発手法を実施したことになりました。 Tokushima Prefectural Government 6
7.
アジャイルのいいところ 受注者にアジャイルの良かったところを聞いてみました。 追加や改善する機能を話し合い段階的にリリースすることができた。
随時の打ち合わせにより意識あわせを充分に行うことができた。 フィードバックを得やすく、不要機能の削除、画面設計の見直しなど を容易に行うことができた。 実際に動くものを先行して作っていったので実装イメージが沸きやす かった。 打ち合わせ、メールなどの随時のコミュニケーションにより細かな調 整が行いやすかった。 これらは,発注者側にとってもプラスになる事柄でした。 Tokushima Prefectural Government 7
8.
アジャイルの困ったところ 逆に困ったところも聞いてみました。 随時の作業変更があり得るので全体工数の把握が難しかった。
随時の打ち合わせで様々な意見が出るがうまくコントロールできずに 実装が遅れたことがあった。 常時そのプロジェクトのコミュニケーションが発生するので別作業を 並行するのが難しかった。 フィードバックや追加の要望が多く出るので,その管理方法や規律の 徹底が必要。下手をすると,際限なく手戻りしてしまう。 機能実装,削除の経緯が複雑になることがあるので関係者に説明する ための資料整備が重要。 Tokushima Prefectural Government 8
9.
発注者として気をつけなければいけないところ アジャイルは自由がききすぎるために,発注者としての自治 体側でも気をつけなければいけないことがあります。 全体の工数が流動的になるため,予算計画が難しい。
ついつい要望を出しすぎると,大きな手戻りを起こしてしまう。 些末的なことにとらわれすぎると,全体を見失ってしまう。 口頭でのやり取りだけになりがちで,後々から経緯の確認が困難にな る恐れがある。 委託金額を超えて,システム変更の要求をしてしまいかねない。 発注者は甘えすぎに注意,受注者もある程度毅然とした態度が必要 Tokushima Prefectural Government 9
10.
アジャイルと自治体 しかし,残念ながら自治体の制度とアジャイルは相性が良く ないのも事実です。 予算を獲得するときに,ある程度詳細な仕様や規模の見積が必要。 また,公平性・公明性を重視するため,発注には詳細な仕様が必要。 これでは,作りながら細部を詰めていったり,仕様を大胆に変更でき るというアジャイルならではのメリットを全く活かせません。
発注は入札によって行われるため,支払われる報酬はできあがったシ ステムの成果に比例するわけではありません。 アジャイルは開発と運用が両輪となってずっと続くため,開発者と長 期間の契約が必要になった場合,単年度決算が基本の自治体会計では 毎年度随意契約を行うことになり,批判にさらされやすい。 Tokushima Prefectural Government 10
11.
アジャイルの可能性 「納品のない受託開発」で有名な倉貫さんは,今年3月に徳 島で行ったシンポジウムでこう言いました。 「現在世界中で利用されているWebサービスの, Facebook や
twitter や Google が,ウォータフォー ルで開発されたと思いますか? アジャイルだか らこそ出来たんです。」 まさにアジャイルは,Webサービスの開発において大きな可 能性を持っていると思います。 徳島県としても,解決すべき課題はいろいろありますが,チ ャレンジを続けたいと思います。 Tokushima Prefectural Government 11
12.
Tokushima Prefectural Government
12 ご清聴, ありがとうございました。
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