アーバニズム レポートB

    11n3054
    長尾 琴音
課題B-2

 J.ジェイコブス「アメリカの大都市の死と生」(鹿
島出版会)の中で著者が、都市が死なないため
に重要な要素としてあげているものは何か?ま
たそれを「日本の」具体的な事例と比較してみ
よう。アメリカで正しいことが日本でも当てはま
るだろうか?
都市が死なないために重要な要素


  4つの要素
    1.混用地域の必要性
    2.小規模ブロックの必要性
    3.古い建物の必要性
    4.集中の必要性
1.混用地域の必要性

一つの地域を住宅地やオフィス街など単一の
用途に限定させず、2つ以上の機能を持つべき
である。都市がうまくいくには、人々のそれぞれ
の地区に現れる時間が分散している必要があ
るからである。
2.小規模ブロックの必要性


いくつものルートが利用できることで、そのつど
新しい発見がある。
小規模ブロックの例
2.小規模ブロックの必要性


• 長い街路ブロックの短所1
住民は隣のブロックに何年も足を踏み入れな
     いことが普通である。
2.小規模ブロックの必要性


• 長い街路ブロックの短所2
孤立した街路を中心にした近隣住区は社会的
    に非協力になりがちである。
2.小規模ブロックの必要性

• 長い街路ブロックの短所3
人々がそれぞれ何本もの長い街路を出て合流
するところでしか経済活動の中心を形成できな
い。
2.小規模ブロックの必要性


• 長い街路ブロックの短所4
商店街は皆一様に規格化されて重苦しい雰囲
気である。
2.小規模ブロックの必要性


• 長い街路ブロックの短所5
目的地に行くまで単調な道しかない。
2.小規模ブロックの必要性


• 長い街路ブロックの短所5
隣人同士で入り組んだたまり場を形成できない。
長いブロックの例
3.古い建物の必要性

地区は建てられた年代とその状態の色々違っ
た建物が混ざり合ってなければならない。新し
い建物ばかりでは建設にかかる多額の総経費
のため、儲けの多い事業しか存在できなくなっ
てしまう。再開発により一気に街が更新されて
しまうことへの批判であり、古い建物も残した多
様な都市をイメージしている。
4.集中の必要性


便利を生み出すために高い人口密度で、子供、
高齢者、企業家、学生、芸術家など多様な人々
がコンパクトな都市に生活するべきである。
日本との比較
1.混用地域の必要性
①自宅付近→完全なる住宅街である。10分程
   歩いた駅の近くには商店街がある。
②池袋駅付近→繁華街とオフィス街で形成。
③市ヶ谷駅付近→オフィス街と学校で形成。
④六本木駅付近→オフィス街と住宅(マンション)
  商業施設(商店街まではいかない)で形成
日本との比較

2.小規模ブロックの必要性

日本は土地が狭い分、小規模ブロックで区切ら
れた街並みばかりだと考えられる。そのためい
くつものルートを通ることができ、さまざまな場
所に足を運ぶことができる。
日本との比較

3.古い建物の必要性

小さな事業でも建築の古い新しいに関係なく存
在していることを考えると、そこまで重視するこ
とではないように思える。
日本との比較

4.集中の必要性

狭い国土のおかげか、日本はまさにコンパクト
な都市に高い住居密度で人々は暮らしていると
考えられる。
日本との比較


都心部では日本の場合においてもよくあてはま
      ると考えられる。

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