大石 力也
TFCでの2ヵ月
【NICE】【大賞17】
活動背景
 活動地域:カンボジア/kampot州/Trapaing Sangke
Fishing Community
 企業や政府による森林伐採・河川の埋め立てから
マングローブを守るために立ち上がったコミュニ
ティー
 設立から、合計約20万本のマングローブを植えて
いる。
 その他にも、違法な漁業道具の取り締まりや、地
域住民に環境教育のワークショップを開いている。
マングローブ保全活動
 種集め→苗床作り→植林
それぞれに取り組み、マングローブの数を増やし
た。
 滞在した2ヵ月間で、11641個の苗床を作り、
2750本のマングローブを植えた。
建築
 新しいキッチンの建築
 マングローブの森に観光用の橋を建築
 TFCの前の道路の補修
個人的な調査
 首都プノンペンとカンポットで異なる世代・異な
る生活状況の81人にアンケート。44人へインタ
ビュー。
 時間がないため、ここであまり話せないが、印象
深かったことは以下。
国の問題として一番多い回答は「環境問題」その次
が「政治」
裕福な人たちの方が、貧困層の方々と比べて生活に
満足していなかった。
その他の活動
 5つのワークキャンプのリーダーを務めた
 七夕アクションでは、50個の短冊の回収
 15個のエコスポンジ(アクリルスポンジ)を作り、
地域住民へ寄付
 TFC内でゴミの分別を実践
 村人を訪問して文化交流
 TFC独自の2030年までの成長目標(Local SDGs)
を策定
成長①
 言葉の壁を越えた交流→heart to heartの交流
 Cambodiaに来て素晴らしい経験ができている環境。
食について、命を殺して生きているということを
実感。
→感謝する心
成長②
 ドリアン・色んな虫・蛙・雛になりかけの何かが
入った卵を食す→挑戦心
 様々な場面での値切りとヒッチハイクや調査に関
する交渉→自分がケチだと感じると共に交渉力
 普段と違う生活から→いくつかの気づき
 Etc.!!(まだ自分でも気づけていない部分の成長)
社会への思い・考え①
 人と人の間に壁なんてない。作っているのは自分
自身。
 一人が世界を変えることはできないが、目の前の
状況は変えられる。それが積み重なって世界が変
わる。
社会への思い・考え②
 より良い国際協力の必要性。
 環境保全の意義。
自分自身の将来プラン
 「幸せの土台」をすべての人に与えるため春から
働く企業で、開発途上国にインフラストラク
チャーを提供していく。
 プログラムは終了したが、これからも元ボラン
ティアとして環境保全活動に関わり続ける。
17K2【カンボジア】大石力也

17K2【カンボジア】大石力也

Editor's Notes

  • #2 こんにちは。 カンボジアで2ヵ月間ボランティアをしてきました、大石力也です。 よろしくお願いします。
  • #3 まず、活動背景です。 カンボジアのカンポット州にあるTrapaing Sangke Fishing Community通称TFCで、活動してきました。 TFCは企業や政府による森林破壊と河川の埋め立てに対抗するために立ち上がった、マングローブの保全活動を主に行うコミュニティーです。 このTFC、設立からなんと合計約20万本ものマングローブを植えてきました。 マングローブ保全活動のほかにも違法な漁業道具の取り締まりや地域住民に環境教育のワークショップなども開いています。 このような場所で2か月間活動してきました。 次からは、僕がTFCで取り組んできた活動についてお話しします。
  • #4 まずはやはりこれ!メインの活動となるマングローブ保全活動です。 種集めからはじまり、苗床つくり、そして植林に取り組んできました。 滞在した2か月間で、合計11641個の苗床を作り、2750本のマングローブを植えてきました。
  • #5 次に3つの建築の作業です。 キッチンの改修作業では、大改造劇的ビフォーアフターぶりの大改装を実現しました。 TFCがより多くの観光客を集めその存在感を強めることができるよう、非常に長い長い橋を建設しました。 雨が降るとすぐに浸水してしまうという状況があったため、道路の補修作業にも取り組みました。
  • #6 また、空き時間を利用して、首都プノンペンとカンポットで合計81人にアンケート調査、44人にインタビューをしてきました。 最も印象的であった調査結果は、町の中心部とスラムで同じ調査を行ったところ、中心部の方々と比べ、スラムの方たちのほうが生活に満足している方が多かったことです。
  • #7 その他には、 ここにあるような活動に取り組んできました。 二か月間で本当に多くのことをして、大変ではありましたが、非常に濃い時間を過ごせました。
  • #8 ここからは僕自身の成長について話します。 まず、言葉の壁を超えた交流についてです。TFCの人たちは英語をほとんど話せないため、言葉による会話は基本的にできませんでした。 しかし、話せないなりに、積極的、かつ気丈にノリ良くふるまうことで、強い絆が持てましたし、相手が伝えたいことや思いを、なんとなく理解できるようになりました。コミュニケーションにおいて、言語は大切ではありますが、それがすべてではないと感じる2か月でした。 次に感謝する心についてです。カンボジアでたくさんの優秀な学生に会い、「海外に行っていろんな経験ができて羨ましいな」と口をそろえて言われた時には、悲しくなり、同時にカンボジアで素晴らしい経験ができている環境にもっと感謝して、2か月過ごさなくてはいけないと感じました。ほかにも、調理や買い物から、自分たちが命をいただいて生きていることを実感しました。このような経験から感謝する心が大切で、その感謝を何か行動に移すことが大切だと感じました。
  • #9 ほかにもここにあるような内容を成長として挙げたいと思います。
  • #10 次に社会への思いと考えです。 まず人間関係についてです。この2か月、たくさんの人に話しかけました。話す前は「クメール語が話せないから」「この人は怖そうだ」などと理由を自分で作って相手との間に壁を作っていました。ですが、話しかけてみると、みなさんいい人ばかりでした。そこから、人と人の間に壁などなく、それを作っているのは自分なんだなと感じました。 次に、小さな行動の重要性です。ゴミがいたるところに落ちているカンボジアですが、自分がごみを拾うと、一緒にいた子供たちもごみを拾い始めました。僕一人が世界を変えることはできませんが、目の前の状況を変えることは可能だと学びました。一人一人の小さな行動が積み重なって世界が変わるんではないかと感じました。
  • #11 また、調査をして、「国際協力は生活に役に立っていますか。」と聞いたところ、「役に立っている」という回答がほとんどでしたが、具体的にどう役に立っているか尋ねたところ、海外の人はお金を使ってくれるという回答ばかりでした。そこから、経済面だけでなく、もっとインパクトのある国際協力が必要ではないかと感じました。 環境保全活動に関しましては、緑に囲まれた生活を送り続けたことから、自然の尊さを学び、地球に生かさせてもらっている身として、この自然を破壊することは本来許されることではなく、環境を守っていかなくてはならないと感じました。
  • #12 最後に、僕自身の将来プランです。 「幸せとは何か」ということについて考え、自分なりの答えを得ることができました。 一人ひとりに違う形の幸せがあり、同じ形の幸せなどないんだと感じ、そこから、幸せを定義づけようとする行動自体が間違っているのではないかと感じました。ですが、電気やガスなど生活の基盤なしには幸せをつかむことは難しいと思います。そのため、春から働く企業で、「幸せの土台」をすべての人に与えるため、開発途上国の国々にインフラストラクチャーを提供していきたいと思います。 そして最後に、環境保全に関して、2か月のプログラムこそ終了しましたが、環境保全にとりくむというワークはこれからも続いていくと考えています。ですので、これからも、環境保全活動に取り組んだ元ボランティアとして環境にやさしい生活を続けていきたいと思います。