1. イランの日干し煉瓦住居の温熱・風環境シミュレーション
―採風塔によるソーラーチムニー効果の検証―
法政大学デザイン工学部
建築学科 出口研究室
09N1132 宮地怜佳

2. 採風塔

4. 採風塔
８,０５０[mm]
実測住居

5. 研究目的 採風効果
快適

6. 研究目的 採風効果 ＋ ソーラーチムニー効果はあるのか？

7. ソーラーチムニー実用例
日干し煉瓦
蓄熱性◎
昼夜の寒暖差：大

8. 外気温（２００５年８月４日～５日）
場所：イラン(ヤズド)
50
天候：晴れ
48
46
44
42
外気温度[℃]
40
日較差 ２１.５[℃] 最高気温 ４８.９[℃]
38
36
34
32
30
最低気温 ２７.４[℃]
28
26
16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
時間[時]

9. 外気温（２００５年８月４日～５日）
場所：イラン(ヤズド)
50
天候：晴れ
48
46 日射とソーラーチムニー効果の関係？
44
42
外気温度[℃]
40
日較差 ２１.５[℃] 最高気温 ４８.９[℃]
38
36
34
32
30
最低気温 ２７.４[℃]
28
26
16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
時間[時]

10. １８時
曇り 晴れ

11. ２１時
曇り 晴れ

12. ０時
曇り 晴れ

13. ３時
曇り 晴れ

14. ６時
曇り 晴れ

15. ９時
曇り 晴れ

16. 12時
曇り 晴れ

17. １５時
曇り 晴れ

18. １５時
曇り 晴れ
差
２２[℃]
約３８[℃] 約６０[℃]

19. １５時
曇り 晴れ
差
２２[℃]
７[℃]
約３８[℃] 約４５[℃]

20. １８時
２１時
３時
0時
ソーラーチムニー効果への影響？
曇り 晴れ
差
２２[℃]
７[℃]
約３８[℃] 約４５[℃]
日射による影響：大

21. ８月４日 ８月５日 ８月６日
晴れ
曇り

22. ８月４日 ８月５日 ８月６日
測定点地上高さ
５,０００[mm]
４,０００[mm]
３,０００[mm]
晴れ
曇り

23. ８月５日 ８月６日
正
晴れ
曇り

24. ８月５日 ８月６日
晴れ
曇り

25. ８月５日 ８月６日
大
ソーラーチムニー効果
小
晴れ
曇り

26. ８月４日 ８月５日 ８月６日
０.０１[m/s]
晴れ
塔内外温度差：小 曇り
→ ソーラーチムニー効果：小

27. ８月４日 ８月５日 ８月６日
晴れ
塔内外温度差：大 塔内外温度差：大 曇り
→ ソーラーチムニー効果：大

28. ８月４日 ８月５日 ８月６日
蓄熱 晴れ
曇り

29. ８月４日 ８月５日 ８月６日
０.００３[m/s]
日射の影響◎ 晴れ
曇り

30. 結論
ソーラーチムニー効果は．．．
昼間 ＜ 夜間
＋０.０１[m/s]

31. 結論
ソーラーチムニー効果は．．．
曇天 ＜ 晴天
＋０.００３[m/s]
→ ソーラーチムニー効果による居住空間への影響はほとんどない

32. 結論
乾暑地域 → 暑さをどうしのぐか
採風効果
採風塔の役割
ソーラーチムニー効果

33. 結論
乾暑地域 → 暑さをどうしのぐか
採風効果 重要
採風塔の役割
ソーラーチムニー効果