養蚕作業や桑・繭の販売事業を通して、内臓疾患や躁鬱症、認知症など一般的な慢性疾患を抱える人、引きこもりの人々にとっての就労確保と社会復帰を援助し、生きる不安、経済的不安を取り除き、精神的健康と体力の回復に貢献すること。 　児童に対して養蚕作業に関する体験指導を行い、地域社会の充実に寄与すること。

1. 平成２４年度
黒松内生物多様性保全奨励事業
自然の恵み賞
NPO法人 桑の木リハビリ工房（代表：澤田 世津
子）
自然の恵み 黒松内の桑と繭で、
自然と調和しながら生きる地域づくりに
貢献する開発と研究を進めます。

2. 話の流れ
１ なぜ桑と蚕に着目したか
２ NPO法人桑の木リハビリ工房
３ 桑・蚕の可能性
４ 今年の活動報告
５ 今後の予定

3. １ なぜ桑と蚕に着目したか
鮭が売れた
絹がたくさん集まった
絹はどうなっている？
絹について調べてみた
蚕を飼ってみた
元気をもらった
昔は黒松内でも！
リハビリに
活用できるかも?!

4. ２ NPO法人桑の木リハビリ工房
平成24年1月26日 北海道知事の認証を得て、NPO法人設立
目的
養蚕作業や桑・繭の販売事業を通して、内臓疾患や躁鬱症、
認知症など一般的な慢性疾患を抱える人、引きこもりの人々
にとっての就労確保と社会復帰を援助し、生きる不安、経済
的不安を取り除き、精神的健康と体力の回復に貢献すること
児童に対して養蚕作業に関する体験指導を行い、地域社会
の充実に寄与すること
事業内容
①障害とこころの悩み緩和・解消及び職業能力開発と雇用
機会の拡充をめざす事業および児童の生活体験を図る事業。
②桑の木の栽培・育成指導と、収穫される桑の葉の販売事業。
③養蚕作業体験指導と、繭玉の製品化と販売事業。

11. かんじきの材料
蚕の餌
桑の葉茶
桑の実
３ 桑・蚕の可能性

12. ３ 桑・蚕の可能性
宇宙食として注目され
ている蛹
さなぎは大部分が食べ
られるタンパク質で，
必須アミノ酸を豚肉の2
倍，鶏卵や牛乳の4倍も
含んでいる。
野生回帰能力を完全に
失った唯一の家畜化動
物で、○○頭と数える
絹糸の加工

13. ４ 今年の活動報告
桑の木を５５０本植栽し、桑畑を作った
1万頭の幼虫を2回購入し、育てた
繭玉を製品化した

14. 桑の木を５５０本植栽し、桑畑を作った

17. 蚕は温度を20～30度に保てれば、
一年中飼育できる。
本州では年3～5回周期、黒松内では年２回。
蚕は、本州では通常30日で繭になるが、
黒松内では40日かかる。
1万頭の幼虫を2回購入し、育てた

29. 繭玉を製品化した

34. ５ 今後の予定
リハビリに活用するためのプログラム作り
桑畑の管理
蚕の飼育
繭玉の加工