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2019年秋の電気通信事業法改正で
世の中なにが変わるのか
株式会社インターネットイニシアティブ
辻 久司
2019年10月25日
IIJmioミーティング#25
昨年の今頃は
初期契約解除制度とは?・・・
御礼申し上げます!!
motorola20万円セット!! 無事に完売しました。
前回のmio meeting後に購入いただいた方がいます。
iPhone取扱い始めております。(中古ですが・・・)
去年のmio meetingで
「辻さん、iPhoneとかSONYしないのですか?」
「中々難しくて・・・iPhone中古でも買います?」
「もちろん!!買いますよ!!」
★この言葉に押されて発売しました!!
・・・皆様のご来店、心よりお待ちしております。
総務省説明資料20190521より
①モバイル市場の競争の促進
②販売代理店への届出制度の導入
③事業者・販売代理店の勧誘の適正化
■改正内容のポイント
今回は本当に大変でした!!
近年に無い量と、本当に難しい(分かりにくい)改正でした。
■基本的な考え方
※電気通信事業法の一部を改正する法律によるモバイル市場の公正な競争環境の整備に関する基本的考え方
適切且つ自由なサービス選択が阻害されている・・・
なぜ今の様な世の中に?
基本料
通話料等
3,000円
端末代金
3,429円/月
月々サポート
-2,322円/月
実質負担金
1,107円/月
月々サポート
-2,322円/月
端末代金
3,429円/月
■今では普通の端末購入の姿
月々、1年後、2年後いくらかかるのか分からない、
解約は気をつけないと違約金が発生する
解約したり、また申込むのは大変だしめんどくさい。
○○年分割
ポイント
違約金
1年目○○円
2年目○○円
■2001年にタイムスリップ(2001/4/21)
■2001年にタイムスリップ(2001/4/21)
基本料 通話料等 3,000円
端末代金 21,800円
1年割引 10%OFF
■今よりもっと分かりやすい契約
・端末と通信代金はもっとシンプル
・端末価格は一括販売のみ(新規と機種変更で値段が異なる)
・すっごく契約受付も楽だった!!(1契約15分程度)
シンプルだったのになぜ今のようになってしまった?
■なぜ、今の様な姿になった?
※出典:総務省 電気通信事業分野における市場検証(平成 30 年度)
きっかけは 2006年10月!!
【モバイルナンバーポータビリティー(MNP) 】
目的は「利用者利便の向上」と「事業者間競争の促進」
しかし
SoftBankから端末の【個別あせん契約(分割払い)】開始
事業者間の競争 → 総務省 と キャリアの競争?
結果的に想い描いた未来になったのでしょうか?
今回の改正で何が変わったの?
※モバイル市場の競争促進に向けた制度整備(案)20190618
・継続利用(禁止):通信の継続利用を求めること
例)通信と端末のセット販売で、通信を解約した場合に返還を求める値引きの返還等
例)通信と端末のセット販売で、○年契約を前提に端末の値引きを行う
・利用:通信の契約者であることを求めること
例)値引きした端末を通信とセット限定で販売すること
■通信料金と端末代金の完全分離に関する措置(総論)
■通信料金と端末代金の完全分離に関する措置(総論)
・提供できる利益2万円までには
①端末代金の値引き②金銭、ポイント、商品券等の付与
③ほかのサービスの割引または無償提供④端末の高価買取
・通信の利用と端末購入を条件とした割引は2万円(税抜)まで
事業者と代理店の合計が2万円を上回ってはならない
※廉価端末(2万円以下の端末)など例外措置あり
・上記2万円の例外として
通信方式や周波数で新サービスへ移行促進
端末の場合0円とならない範囲(3G→4G、4G→5Gなど)
・在庫端末
最終調達日から2年で半額まで、製造が中止された
端末においては、最終調達日から1年で半額、2年で8割
※モバイル市場の競争促進に向けた制度整備(案)20190618
■行き過ぎた期間拘束の是正に関する措置(総論)
IIJmioへの影響は?
1.音声解除調定金
9/30までの契約
(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円
★10/1からの契約
12ヶ月以内に解約すると、違約金1,000円に変更
2. IIJmioプレミアム特典【長得】
2019/9/30までに申込んだ契約者は、既存長得の権利継続。
2019/10/1以降の申込契約者は、既存長得の申込不可・・・
★「付加的な機能の提供の料金を除く」
・・・ギリギリのタイミングで変更になる。
10/1から:今まででどおりサービスの継続可能
■行き過ぎた期間拘束
1.コミコミセット
2.音声SIMセットキャンペーン①(音声SIMセットで端末割引)
3.音声SIMセットキャンペーン②(音声SIMセットでギフト券)
4.端末キャンペーン③(ご愛顧感謝キャンペーン)
9/30までは
「mioを6ヶ月以上ご利用中の方」
10/1からは
「既に音声SIMをご利用中の方」
■通信料金と端末代金の完全分離
受付終了
今までどおり
法令守って
継続中
少し変えて
実施中
■結果的に
かなりの量の改正でしたが、IIJへの影響は少なかった・・・
とは言え、これから色々と総務省や消費者庁などの市場チェッ
クが入り指摘、指導なども考えられますが、自社、他社の状況
も見ながら適時適切に対応し引き続き遵守しててまいります。
10月は少し無茶したキャンペーンをしてますが
法令遵守しながら実施してます!!
今回の法令改正で
「端末は高くなる!! 」
などの
お客様の不安を
払拭したく
頑張ってます!!
各社の変化、状況は?
5/16 ドコモが最大12回分の割賦を免除する「スマホおかえしプログラム」
9/9 “ソフトバンク”、機種代金の支払いが最大で半額不要になる
「半額サポート+」を9月13日に提供開始
9/11 「半額サポート+」は抜け穴か、5G/eSIMとMVNOの関係はどうあるべきか
※総務省のモバイル研究会
9/12 au、月額390円で最大24回分の残債を免除する「アップグレードプログラムDX」、
10月1日から
9/26 消費者庁、携帯端末代金の「最大半額」広告に注意喚起
9/30 ソフトバンクの半額サポート+が「トクするサポート」に変更、
他社ユーザーのSIMロック解除条件を緩和
10/1 他キャリアユーザー向けに即日“SIMロック解除”、条件を明らかに
10/1 総務省、“半額免除施策”の販売手法を見直すようKDDIとソフトバンクに要請
10/16 36回払いで機種変不要――auが「アップグレードプログラム」を改定 11月1日から
いったい何がおきてるの?【総務省vsキャリア???】
※ケータイWATCH/Itmediia Mobileより抜粋
■通信と端末の完全分離では・・
■「トクするサポート」
・対象のスマホやタブレット、ケータイを48回払いで購入し、
25カ月目以降の買い替え時に当社が指定する方法で指定機種を購入した場合、
最大24回分の旧機種の分割支払金の支払いが不要になるプログラムです。
・「半額サポート+」は、“ソフトバンク”の回線契約の有無にかかわらず
加入でき、特典を利用することができます。
→ 通信契約しなくても端末が買える=物販
・特典を利用するには、旧機種の回収および回収・査定条件を満たすこと
旧機種が査定条件を満たさなかった場合、2万円(不課税)のお支払いが必要
・製品ご購入後100日以内でもお申し込みに応じSIMロックを解除いたします。
SIMロック即時解除のお申し込み受付にあたり、後日デポジット制の導入を
予定しております。
→通信契約がないと与信が・・・だから預託金→ 今回のことで対応が進みそう
・プログラム利用料月額390円(不課税)×24カ月
→これは何のお金?
■通信と端末の完全分離では・・
※SoftBankホームページ参照
すごいですね!! 見事にかいくぐってます。
※あくまでも個人的感想です。
各種手数料 IIJ NTTドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル Y!mobile UQmobile
契約解除料 ¥1,000 ¥1,000 ¥1,000 ¥0 ¥0 ¥0 ¥0
MNP転出手数料 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000
期間拘束 1年 2年 2年 なし なし なし なし
各種手数料 IIJ OCN mineo BIGLOBE LINE AEON
契約解除料 ¥1,000 ¥1,000 ¥0 ¥1,000 ¥1,000 ¥0
MNP転出手数料 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000 ¥3,000
期間拘束 1年 6カ月 なし 1年 1年 なし
・各社10/1から各社値下してます。解除料ゼロの事業者も
※指定事業者でなくても値下げの傾向に
■行き過ぎた期間拘束では・・・
・実は基本料金も、安く見えてます!!
※1GBプランで、オープニングプライスが安くなる
でも気をつけて!!3GBになると、2年目になると・・・
IIJはこれからどうしよう?
■新しいことへのチャレンジと更なるサービスの充実
※2019.05.17 BIC SIM コラム特集より
5G
低容量・大容量・定額・段階・シェア
ゼロレーティング
36回払い・48回払い・サブスクリプション
中古下取り・物販(EC)・ポイント・決済
eSIM
IoT
検討中の案件が山積みですが
楽しんでいただけるよう頑張ります!!
■既存サービスの更なる充実と変化
・初回申込数増(済)
・異名義MNP (済)
・プランを分ける
・名義を変える
・回線休止
・電話番号単位での
利用容量制限
・支払い方法の充実
・不正利用の防止 など
お客様の要望もまだまだ
多数頂いております。
時間がかかっているのも多数あり申し訳ございません。
ひとつひとつ解決出来る様取り組んでまいります。
今回の法令改正の目的は
「利用者がより良いサービスを自由に選べる」
と言うことは
「縛り(拘束)の工夫」や「見せ方の工夫」よりも
【選びたくなるサービス作り】
再認識
MVNO = 格安SIM
最大の強みは
ローコスト経営 = フットワークの軽さ
作り手の探究心と自己満足 = 職人のこだわり(IIJらしさ)
※あくまでも個人的見解です。
■最後に
IIJ-BKLT999-0001

IIJmio meeting 25 2019年秋の電気通信事業法改正で世の中なにが変わるのか