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ロボット介護機器安全検証手法~ロボット介護機器安全検証手法~
部部負担 介 業負担 介 業腰部腰部負担評価のための介護作業負担評価のための介護作業シミュレータシミュレータ
Development of A Safety Verification Method for Robot Care EquipmentsDevelopment of A Safety Verification Method for Robot Care Equipments
~A Care Work Simulator for Estimation of A Lumbar Burden
山田陽滋(名古屋大学)
YAMADA, Yoji, Nagoya University
1
, oj , Nagoya U ve s ty
BACKGROUND
 介護作業の現状
Nursing Care Robots
非装着型 装着型
 腰痛の発症
 離職率の増加
安全検証手法の開発 安全基準の確立
Demands for
2
安全検証手法の開発 安全基準の確立
Verification .. 安全性を保証できるかどうか
Validation …. 機器が安全基準に照らして妥当かどうか
(Safety)
TARGETS
 移乗作業の際のリスク
介護士の立場でのハザード同定
• 腰部への負荷
• 共倒れ転倒共倒れ転倒
Fig.1 image of transferring
 人間工学的不整合に起因する腰痛発症リスク(重篤度)の見積り
Simulator’s targets;
 介護シナリオの妥当性の確認
in use of a supporting equipment for care workin use of a supporting equipment for care work.
3
LOW BACK PAINLOW BACK PAIN
 The National Institute for Occupational Safety and Healthp y
-米国において労働災害の予防を目的とした研究・勧告を行う研究機関
腰痛の発症基準
During lifting…
L1
1. L5/S1間の椎間板に加わった負荷が支配
的な要素.
2 腰痛発症 関 は 縮方向 加わる力
L4
L3
L2
L1
2. 腰痛発症に関しては圧縮方向に加わる力
が支配的.
3. 定量的には腰部への負荷が3.4[kN]を超
L5
S1
3. 定量的には腰部 の負荷が3.4[kN]を超
える負荷が加わると腰痛発症リスクが増
大する.
( Revised NIOSH equation for the design and evaluation of manual lifting tasks. 1991)
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RELATED STUDIES
ON THE LUMBAR BURDEN
先行研究
力学モデル
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( ANDERSON, ;Charles K.1983)
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( WATERS, Thomas R.1991)( WATERS, Thomas R.1991)
• 人-人-機械の複雑な系の3次元解析
Objective
• 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発
4
PROPOSED METHODS
• 人-人-機械の複雑な系の3次元解析
様々な姿勢 介護作業中の腰痛に関し 評価する手法の開発
Objective
MADYMO 筋骨格モデル
• 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発
乗員拘束装置の設計,最適
化を行うためのソフトウェア
逆動力学計算により,各関
節に加わる筋力を推定
関節トルク,反力
対象部の有限要素
介護機器のモデリングも可
能
 基本構成
モデルによる応力,
ひずみ
 基本構成
マルチボディダイナミクス
対象となる疾患の発
有限要素解析
対象となる疾患の発
症リスクの評価
Ex. 現在はメインター
ゲ トを腰痛とし るたゲットを腰痛としているた
め関節反力による評価
6
PROPOSED METHOD1
 Musculoskeletal model MADYMO
強制変位を用いてモデルを駆動強制変位を用いてモデルを駆動
接触力の算出
点荷重 動作データ
接触力の算出
点荷重への変換
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 MADYMO
点荷重への変換
筋力の推定
筋力を用いてモデルを駆動
疾病の評価
&
有限要素モデルでの応力・ひずみ
&
リスクアセスメント
7
EXPERIMENTS
 評価実験概要
• 実験目的実験目的
シンプルな作業に提案する方法を適応することで,シミュ
レーション方法の基本動作の確認
• 実験条件
作業: 重量物の持ち上げ
対象物 重り (4 6k 重)対象物: 重り (4.6kg重)
作業動作: 3パターン(右図)
試行数: 5 trials /motions
Leg pattern Lumbar pattern Shoulder pattern
実験参加者: 21歳の健常な男子学生1名
• 計測量計測量
参加者の各関節の3次元位置情報
床反力
End postureEnd posture
8
EXPERIMENT AND SIMULATIONS
Real MADYMO SIMM
 In lumbar pattern
Real situation: 参加者の位置変位情報 force plate による床反力
重量物との接続は取手の保持
MADYMO: 各関節にmotion captureによる3次元位置から算出した関節角
重量物との接続はばねダンパでの接続
SIMM: motion captureによる位置情報と外力
重量物との接続は外力ベクトルにより入力 9
]
SIMULATION RESULTS
force[N
2000
2500
100
120
yaw moment
roll moment
pitch moment
[Nm]
mpression
1000
1500
40
60
80
pitch moment
moment
mbarcom
500
1000
0
20
40
0 50 100
Lumbarm
ヒューマンモデル中の lumbar joint に加わったモーメントを椎間板に
Lum
0
0 50 100
-20
L
Normalized time [%] Normalized time [%]
ヒュ マンモデル中の lumbar joint に加わったモ メントを椎間板に
加わったモーメントとして出力し,圧縮力に関してはモーメントと自重
等の影響を考慮した換算を行った値を出力.
ピ チ方向の メ トに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体ピッチ方向のモーメントに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体
の保持による立ち上がりを確認.
腰部圧縮力は今回の作業では主にピッチ方向のモーメントに依存
以上から,本解析手法の動作を確認した.
次に定量的な評価実験を実施する.
10
]
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pitch moment
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pitch moment
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0
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Normalized time [%] Normalized time [%]
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次に定量的な評価実験を実施する.
10
CARE ROBOT MODELING EXPERIMENTS
介護機器の模擬
・ゴムを用いた介護機器を単純な形状にモデル化
- ゴムの伸縮を用いて,姿勢変化に応じて動作を
支援する力が変化
実際の機器を参考に自然長と取り付け位置を決定- 実際の機器を参考に自然長と取り付け位置を決定
force[N]
 剛性の変化により
mpressionf
 剛性の変化により,
腰部圧縮力が減少.
 取り付け位置の調整により
umbarcom
 取り付け位置の調整により,
腰部負担軽減効果の改善
Lu
Normalized time [%] 11
PROPOSED METHODS
• 人-人-機械の複雑な系の3次元解析
様々な姿勢 介護作業中の腰痛に関し 評価する手法の開発
Objective
MADYMO
• 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発
乗員拘束装置の設計,最適
化を行うためのソフトウェア
関節トルク,反力
対象部の有限要素
介護機器のモデリングも可
能
 基本構成
モデルによる応力,
ひずみ
 基本構成
マルチボディダイナミクス
MATLAB
逆動力学計算により,各関節 対象となる疾患の発
有限要素解析
逆動力学計算 より,各関節
に加わるトルク,力を算出
対象となる疾患の発
症リスクの評価
Ex. 現在はメインター
ゲ トを腰痛とし るたfeedback ゲットを腰痛としているた
め関節反力による評価
6
EXPERIMENT AND SIMULATIONS
Real MADYMO Matlab-aided
 In lumbar pattern
Real situation: 参加者の位置変位情報 force plate による床反力
重量物との接続は取手の保持
MADYMO: 各関節にmotion captureによる3次元位置から算出した関節角
重量物との接続はばねダンパでの接続
Matlab-aided: motion captureによる位置情報と外力
重量物との接続は外力ベクトルにより入力 9
MATLAB-AIDED
N・m]
2000
トルク[N
0
ト
-2000
時間 [ms]
20000 4000 6000
- HALなしモデルのL5ジョイントトルク
- HALありモデルのL5ジョイントトルク
- HALトルク
SUMMARY
 目的
人-人-機械の複雑な系の3次元解析人 人 機械の複雑な系の3次元解析
 実施事項
腰部負担見積手法の提案した腰部負担見積手法の提案した.
評価実験を実施した.
介護機器の模擬を行った.
 結果
筋骨格モデルとの連携筋骨格 連携
関連研究との比較により,解析手法の妥当性を確認した.
介護機器の模擬により,機器の性能評価を行った.
 MATLABとの連携
提示手法を用いた解析ツールのアウトラインができた.
動作生成は 通り成功した動作生成は一通り成功した.
14
FUTURE PLAN
MATLABとの連携については今後動作生成精度の向上を目指す.
-モデルスケーリングの改善,動作データ取得の改善
 腰部構造の有限要素化  複雑機能の介護機器のモデル化
腰部支援用HAL
CYBERDYNE社 Webページより引用
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15
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ロボット介護機器安全検証手法、山田陽滋(名古屋大学)

  • 1. ロボット介護機器安全検証手法~ロボット介護機器安全検証手法~ 部部負担 介 業負担 介 業腰部腰部負担評価のための介護作業負担評価のための介護作業シミュレータシミュレータ Development of A Safety Verification Method for Robot Care EquipmentsDevelopment of A Safety Verification Method for Robot Care Equipments ~A Care Work Simulator for Estimation of A Lumbar Burden 山田陽滋(名古屋大学) YAMADA, Yoji, Nagoya University 1 , oj , Nagoya U ve s ty
  • 2. BACKGROUND  介護作業の現状 Nursing Care Robots 非装着型 装着型  腰痛の発症  離職率の増加 安全検証手法の開発 安全基準の確立 Demands for 2 安全検証手法の開発 安全基準の確立 Verification .. 安全性を保証できるかどうか Validation …. 機器が安全基準に照らして妥当かどうか (Safety)
  • 3. TARGETS  移乗作業の際のリスク 介護士の立場でのハザード同定 • 腰部への負荷 • 共倒れ転倒共倒れ転倒 Fig.1 image of transferring  人間工学的不整合に起因する腰痛発症リスク(重篤度)の見積り Simulator’s targets;  介護シナリオの妥当性の確認 in use of a supporting equipment for care workin use of a supporting equipment for care work. 3
  • 4. LOW BACK PAINLOW BACK PAIN  The National Institute for Occupational Safety and Healthp y -米国において労働災害の予防を目的とした研究・勧告を行う研究機関 腰痛の発症基準 During lifting… L1 1. L5/S1間の椎間板に加わった負荷が支配 的な要素. 2 腰痛発症 関 は 縮方向 加わる力 L4 L3 L2 L1 2. 腰痛発症に関しては圧縮方向に加わる力 が支配的. 3. 定量的には腰部への負荷が3.4[kN]を超 L5 S1 3. 定量的には腰部 の負荷が3.4[kN]を超 える負荷が加わると腰痛発症リスクが増 大する. ( Revised NIOSH equation for the design and evaluation of manual lifting tasks. 1991) 5
  • 5. RELATED STUDIES ON THE LUMBAR BURDEN 先行研究 力学モデル ON THE LUMBAR BURDEN  力学モデル A biomechanical model of the lumbosacral joint during lifting activities. ( ANDERSON, ;Charles K.1983) Trunk muscle and lumbar ligament contributions to dynamic lifts with varying degrees of trunk flexion. (POTVIN, J. R.; MCGILL, S. M.; NORMAN, R. W. 1991)  実験 実験 Mechanical stability of the in vivo lumbar spine: implications for injury and chronic low back pain. (CHOLEWICKI, Jacek; MCGILL, S. M.1996)  統計的分析 Revised NIOSH equation for the design and evaluation of manual lifting tasks. ( WATERS, Thomas R.1991)( WATERS, Thomas R.1991) • 人-人-機械の複雑な系の3次元解析 Objective • 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発 4
  • 6. PROPOSED METHODS • 人-人-機械の複雑な系の3次元解析 様々な姿勢 介護作業中の腰痛に関し 評価する手法の開発 Objective MADYMO 筋骨格モデル • 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発 乗員拘束装置の設計,最適 化を行うためのソフトウェア 逆動力学計算により,各関 節に加わる筋力を推定 関節トルク,反力 対象部の有限要素 介護機器のモデリングも可 能  基本構成 モデルによる応力, ひずみ  基本構成 マルチボディダイナミクス 対象となる疾患の発 有限要素解析 対象となる疾患の発 症リスクの評価 Ex. 現在はメインター ゲ トを腰痛とし るたゲットを腰痛としているた め関節反力による評価 6
  • 7. PROPOSED METHOD1  Musculoskeletal model MADYMO 強制変位を用いてモデルを駆動強制変位を用いてモデルを駆動 接触力の算出 点荷重 動作データ 接触力の算出 点荷重への変換 関節反力・関節トルク関節反力・関節トルク  MADYMO 点荷重への変換 筋力の推定 筋力を用いてモデルを駆動 疾病の評価 & 有限要素モデルでの応力・ひずみ & リスクアセスメント 7
  • 8. EXPERIMENTS  評価実験概要 • 実験目的実験目的 シンプルな作業に提案する方法を適応することで,シミュ レーション方法の基本動作の確認 • 実験条件 作業: 重量物の持ち上げ 対象物 重り (4 6k 重)対象物: 重り (4.6kg重) 作業動作: 3パターン(右図) 試行数: 5 trials /motions Leg pattern Lumbar pattern Shoulder pattern 実験参加者: 21歳の健常な男子学生1名 • 計測量計測量 参加者の各関節の3次元位置情報 床反力 End postureEnd posture 8
  • 9. EXPERIMENT AND SIMULATIONS Real MADYMO SIMM  In lumbar pattern Real situation: 参加者の位置変位情報 force plate による床反力 重量物との接続は取手の保持 MADYMO: 各関節にmotion captureによる3次元位置から算出した関節角 重量物との接続はばねダンパでの接続 SIMM: motion captureによる位置情報と外力 重量物との接続は外力ベクトルにより入力 9
  • 10. ] SIMULATION RESULTS force[N 2000 2500 100 120 yaw moment roll moment pitch moment [Nm] mpression 1000 1500 40 60 80 pitch moment moment mbarcom 500 1000 0 20 40 0 50 100 Lumbarm ヒューマンモデル中の lumbar joint に加わったモーメントを椎間板に Lum 0 0 50 100 -20 L Normalized time [%] Normalized time [%] ヒュ マンモデル中の lumbar joint に加わったモ メントを椎間板に 加わったモーメントとして出力し,圧縮力に関してはモーメントと自重 等の影響を考慮した換算を行った値を出力. ピ チ方向の メ トに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体ピッチ方向のモーメントに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体 の保持による立ち上がりを確認. 腰部圧縮力は今回の作業では主にピッチ方向のモーメントに依存 以上から,本解析手法の動作を確認した. 次に定量的な評価実験を実施する. 10
  • 11. ] SIMULATION RESULTS force[N 2000 2500 100 120 yaw moment roll moment pitch moment [Nm] mpression 1000 1500 40 60 80 pitch moment moment mbarcom 500 1000 0 20 40 0 50 100 Lumbarm ヒューマンモデル中の lumbar joint に加わったモーメントを椎間板に Lum 0 0 50 100 -20 L Normalized time [%] Normalized time [%] ヒュ マンモデル中の lumbar joint に加わったモ メントを椎間板に 加わったモーメントとして出力し,圧縮力に関してはモーメントと自重 等の影響を考慮した換算を行った値を出力. ピ チ方向の メ トに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体ピッチ方向のモーメントに関しては姿勢の変化による立ち上がりと物体 の保持による立ち上がりを確認. 腰部圧縮力は今回の作業では主にピッチ方向のモーメントに依存 以上から,本解析手法の動作を確認した. 次に定量的な評価実験を実施する. 10
  • 12. CARE ROBOT MODELING EXPERIMENTS 介護機器の模擬 ・ゴムを用いた介護機器を単純な形状にモデル化 - ゴムの伸縮を用いて,姿勢変化に応じて動作を 支援する力が変化 実際の機器を参考に自然長と取り付け位置を決定- 実際の機器を参考に自然長と取り付け位置を決定 force[N]  剛性の変化により mpressionf  剛性の変化により, 腰部圧縮力が減少.  取り付け位置の調整により umbarcom  取り付け位置の調整により, 腰部負担軽減効果の改善 Lu Normalized time [%] 11
  • 13. PROPOSED METHODS • 人-人-機械の複雑な系の3次元解析 様々な姿勢 介護作業中の腰痛に関し 評価する手法の開発 Objective MADYMO • 様々な姿勢の介護作業中の腰痛に関して評価する手法の開発 乗員拘束装置の設計,最適 化を行うためのソフトウェア 関節トルク,反力 対象部の有限要素 介護機器のモデリングも可 能  基本構成 モデルによる応力, ひずみ  基本構成 マルチボディダイナミクス MATLAB 逆動力学計算により,各関節 対象となる疾患の発 有限要素解析 逆動力学計算 より,各関節 に加わるトルク,力を算出 対象となる疾患の発 症リスクの評価 Ex. 現在はメインター ゲ トを腰痛とし るたfeedback ゲットを腰痛としているた め関節反力による評価 6
  • 14. EXPERIMENT AND SIMULATIONS Real MADYMO Matlab-aided  In lumbar pattern Real situation: 参加者の位置変位情報 force plate による床反力 重量物との接続は取手の保持 MADYMO: 各関節にmotion captureによる3次元位置から算出した関節角 重量物との接続はばねダンパでの接続 Matlab-aided: motion captureによる位置情報と外力 重量物との接続は外力ベクトルにより入力 9
  • 15. MATLAB-AIDED N・m] 2000 トルク[N 0 ト -2000 時間 [ms] 20000 4000 6000 - HALなしモデルのL5ジョイントトルク - HALありモデルのL5ジョイントトルク - HALトルク
  • 16. SUMMARY  目的 人-人-機械の複雑な系の3次元解析人 人 機械の複雑な系の3次元解析  実施事項 腰部負担見積手法の提案した腰部負担見積手法の提案した. 評価実験を実施した. 介護機器の模擬を行った.  結果 筋骨格モデルとの連携筋骨格 連携 関連研究との比較により,解析手法の妥当性を確認した. 介護機器の模擬により,機器の性能評価を行った.  MATLABとの連携 提示手法を用いた解析ツールのアウトラインができた. 動作生成は 通り成功した動作生成は一通り成功した. 14
  • 17. FUTURE PLAN MATLABとの連携については今後動作生成精度の向上を目指す. -モデルスケーリングの改善,動作データ取得の改善  腰部構造の有限要素化  複雑機能の介護機器のモデル化 腰部支援用HAL CYBERDYNE社 Webページより引用 トルク 角速度 ト 15  コンソーシアム内のcross-reference