Elixirハンズオン elixir概要

1. Elixirハンズオン
[Elixir概要]
2017/03/11
Powered by teratail&tokyo.ex

2. Agenda
• イベントの趣旨
• Elixirとは
• Erlangとの関係
• OTPとは
• Elixirアプリの考え方
• 基本シンタックス
• 基本モジュール
• ライブラリ

3. イベントの趣旨
• ハンズオンのゴール
– Elixirのアプリ作成の流れを体験する
– Webアプリの作成を体験する
• ハンズオンでやること
– Elixirアプリのプロジェクト作成
– cowboyベースのwebアプリの作成
– ErlangのモジュールをElixirから利用する
• ハンズオンでやらないこと
– 詳細な文法、マクロ

4. Elixirとは
• ErlangのVM上で動くプログラミング言語
• 関数型言語
• コンパイラ型言語
• プロジェクト管理ツール(mix)がバンドル
– プロジェクト管理、ライブラリの取得、etc
– DEMO
• REPL(iex)がバンドル
– DEMO

5. Erlangとの関係
• Erlangのライブラリ、モジュールが利用できる
– :erlang_module.erlang_func(…)
– DEMO
• Erlangの開発ツール
– :observer.start
– DEMO

6. OTPとは
• Open Telecom Platform
• 並行プログラミングをする際に利用されるフ
レームワーク・開発環境・ライブラリ集
• 汎用的な処理のパターン(ビヘイビア)を提供
– Applicationビヘイビア (アプリ管理
– Supervisorビヘイビア (死活監視/再起動
– GenServerビヘイビア (汎用サーバー
– Etc
• ElixirもOTPがバンドルされている

7. Elixirアプリの考え方
• ある程度の規模のアプリは、OTPを前提に構
築される
• ディレクトリ構成はほぼ規約で決まっている
• 基本パターン
– 1) mixでプロジェクト作成
– 2) Applicationビヘイビア(テンプレートを修正
– 3) Supervisorビヘイビア(テンプレートを修正
– 4) ロジック(モジュール)を追加していく
– 5) iex –S mix で動作確認

8. 基本シンタックス(型)

9. 基本シンタックス(モジュール)

10. 基本シンタックス(パイプ)

11. 基本シンタックス(パターンマッチ1)

12. 基本シンタックス(パターンマッチ2)

13. 基本モジュール
• ドキュメント
– http://elixir-lang.org/docs.html
– https://hexdocs.pm/elixir/Kernel.html
• iex の「h <モジュール>」でドキュメント表示

14. 基本モジュール(IO)

15. 基本モジュール(Enum)

16. ライブラリ
• Hex.pm(https://hex.pm)がホスティング
• Git(github)からも取得可能
• 手順
– 1) mix.exs のdepsに対象ライブラリを記述
– 2) mix deps.get で取得
• depsディレクトリに配置される
– 3) mix deps.compile でコンパイル
• _buildディレクトリに配置される
– 4) iexを起動すると自動でコンパイルされる

17. ライブラリ(erlang)
• Erlangのライブラリの呼び出し
– Erlangのモジュールはアトムで参照可能
– 例えば「erlang_mod」という名前のErlangモジュー
ルは、「:erlang_mod」で参照できる
• mix.exs の設定は、Erlangのライブラリも指定
できる
• Erlangのライブラリ・モジュールは、iex 内から
hでドキュメント参照できない

18. それではハンズオンへ
テキスト：
https://github.com/ohr486/elixir_handson_demo/wiki