5分で分かる無人航空機の基礎知識 1分：無人航空機（ドローン）とは

1. 無人航空機
（ドローン）
とは
5分で分かる無人航空機の基礎知識①
㈱マップクエスト 2017年10月改訂

2. あなたはドローンと聞いて、どのような事を
考えるでしょうか？
衝突事故などのニュースを聞くと危険なデバ
イスという不安を抱かれるでしょう。
しかしドローンは「空の産業革命」とも言わ
れる非常に画期的なデバイスです。
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3. ドローンとは無人で遠隔操作や自動制御に
よって飛行できる航空機の総称です。
広くドローンやUAV（Unmanned Aerial
Vehicle）などの名前で呼ばれてきましたが、
マルチコプター型の機体が普及した現在では、
このタイプを「ドローン」と呼ぶことが多く
なってきました。
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4. ドローンは英語で雄蜂（Drone）を示し
「群体の一部、ブーンと鳴り続ける低い音」
といった意味があります。
転じて、命令を受けて自立飛行する物体を指
します。
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5. ドローンの研究は軍事利用目的で第二次
世界大戦頃にスタートした、といわれて
います。
日本でもドローンの開発は行われてきま
したが、農業を目的に農薬散布を中心と
した開発でした。
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6. 2010年に「Parrot社」が発表した
「AR.Drone」がドローンという存在・言葉
を世界中に知らしめました。
iPhoneをコントローラーとして使用できる
簡単な操作性と、撮影した映像をiPhoneで
表示させる機能から大きな話題となりました。
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7. 2016年度の日本国内の市場規模は353億円
と推測され、2017年度には前年度比51％増
の533億円に拡大し、2022年度には2,116
億円（2016年度の約6倍）に達すると見込まれ
ます。
（出典：インプレス総合研究所
「ドローンビジネス調査報告書2017」）
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8. トンネルや橋梁、太陽光パネル等各種施設の
点検にドローンの業務化が進んでいます。
また世界中の国や企業でドローンを使った
様々なサービス事業の実験、運用がスタート
しています。
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9. 世界に先駆けて小型無人航空機による宅配
サービスを発表した 米Amazonの
「Prime Air」は、2017年3月には遂にアメ
リカでも試験配達に成功し、ドローン配達へ
の実現に向けて準備が進んでいます。
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10. ドバイでは、自律飛行マルチコプターで実施
する“空中タクシー” サービスについて、
2017年第4四半期より試験運行が決定して
います。
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11. 日本国内では、イベント演出やゴルフ場での
荷物運搬がスタート、熊本地震など災害現場
での利用も行われています。
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12. さらに、ドローンビジネスを行う事業者向け
の様々なサービスも増えてきておりドローン
産業はこれから益々の拡大が見込まれます。
• ドローン向け気象サービス
• 3次元測量業務支援サービス
• ドローン専用飛行支援サービス
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13. 日本のドローンビジネス市場は2016年まで
「黎明期」であり、この2017年から2019年
にかけて「普及期」に入っていくことが予想
されています。
世界中でさまざまなスタートアップが生まれ、
大企業もドローンビジネスへの参入を果たし
ています。
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14. ドローンが生活の前提になる社会が数年後に
はやってくると言われています。
そのために更なる技術躍進と法整備が急ピッ
チで進んでいく中で、ドローンへの理解や関
わり方を一人ひとりが考える事が大切になる
かもしれません。
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