マニュアルを考える第4回

1. マニュアルを考える
第４回
ページレイアウト
2015/2/14

2. マニュアルを考察する要素
構成 主に章立て。マニュアル全体はどんな内容、順番で構成されて
いるか。
構造 完結する1つのパート（節、項、ページなど）が、どんなパーツ、
順番で構成されているか。見出し、リード、説明、参考、注意、
補足情報など。
ページレイアウト デザイン、フォーマットはマニュアルの目的、ターゲットユー
ザーなどに合っているか。
ビジュアル イラスト、図、ピクトなどのビジュアル素材は見やすく、わかりや
すいか。
文章 文章のレベル、表現、用字用語、表記などはマニュアルの目的、
ターゲットユーザーに合っているか。
検索性 ユーザーは必要な情報、ページ、箇所を探しやすいか。
メディア 冊子、PDF、ヘルプ、HTMLなど提供するメディアはユーザーに
適して目的に合っているか。

3. ページレイアウトの考え方
 ページを構成する要素
 ヘッダー/フッター/ノンブル/柱
 見出し/本文/表組み/ビジュアル/付加情報（注意、参考など）/参照
 ページを決定する基本要件
 サイズ/色数/見開き・単ページ/メディア（紙、PDF等）
 余白/版面率/
 文字サイズ/書体/段組

4. 考慮すべき要素
 配置
 構成要素の配置は目的、ターゲットユーザーに配慮している
か？
 可読性
 読みやすいか？
 検索性
 情報は探しやすいか？
 メンテンス性
 作りやすいか？修正はしやすいか？

5. レイアウトを決める
① ページ構成要素を書き出してみる
② サムネイルを書いて配置してみる
③ いくつかのパターンを作り検証してみる
④ DTPソフトでサンプルページを作成してみる