カムシャフトキズ検査システムは、従来目視で検査を行い、検査効率が個人差により生産量に永久を与えていました。 今回の検査装置は、画像処理により一定時間で検査を行う事より、生産量の維持と効率化に貢献できます。

1. Company
Logo
カムシャフト検査システム
http://www.isc-net.co.jp

2. Company
Logo カムシャフト検証環境
カムシャフト検証に関する検査治具は、1本のカムシャフト内カム1箇所の撮像検査を行える
機構です。 この検証結果が、製品装置の核となる部分です。
●検証治具機構について
検査台( 遮蔽タイ
プ）
ｼｬﾌﾄ回転
(モータ）
照明×1本
1 台のカメラより２カム( ジャーナル含む）の範囲を対象として、モータよりカムシャフトを
１回転させて
撮像を行う。 カメラより取込まれた画像は、１回転分画像を合成処理によりカム１回転分展
開画像を
作成し、この画像を元に解析処理で、巣、カケの検知を行います。

3. Company
Logo傷(巣、カケ）の検証処理について－１
今回の画像検証は、製品装置の検査分析エンジンのベース部を開発し、検証処理を行いました。
下記内容のカメラ撮像画像(カム部分)をカム１周分取込みその画像を展開後、カム内の存在す
る
傷(巣、カケ）を検知枠で表示します。
カメラからの取込画
像

4. Company
Logo
傷(巣、カケ）の検証処理について－2
カメラより1回転分の取込んだ画像は、以下のような展開画像になります。
その1カム分の1回転全体画像から、欠け、巣の検知処理を行う。
検査ソフト画面で、1回転展開画像より巣及
び 欠けを検知した状態
巣検知
欠巣検知

5. Company
Logo 実運用型カムシャフト検査装置
カムシャフト検証結果より、実運用型カムシャフト検査装置は、以下の内容です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊実運用型カムシャフト検査装置について＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊
●機構部
①1回の検査で、４本のカムシャフトまで検査可能。
②カメラは４台構成で、カメラ１台により２カム＋ジャナールを計測。
③照明は２台構成で、カムシャフト１本全てのカム照射用と逆段差検知用照明。
●検証処理部
①カムシャフトを回転しながら、１フレーム単位のカメラ撮像データ取込。
②撮像データ１回転分を合成展開し、欠け及び巣の検知処理を行う。
１回にセットされたカムシャフトに対して、①と②の処理を繰返し検証結果を出力。
③検知処理結果による検査情報は以下の通り。
・欠けと巣の位置(角度とX 座標値)と大きさ。
・ジャーナルの逆段差の有無の判別。

6. Company
Logo 実運用型カムシャフト検査装置
カムシャフト検証結果より、実運用型カムシャフト検査装置は、以下の内容です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊実運用型カムシャフト検査装置について＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊
●機構部
①1回の検査で、４本のカムシャフトまで検査可能。
②カメラは４台構成で、カメラ１台により２カム＋ジャナールを計測。
③照明は２台構成で、カムシャフト１本全てのカム照射用と逆段差検知用照明。
●検証処理部
①カムシャフトを回転しながら、１フレーム単位のカメラ撮像データ取込。
②撮像データ１回転分を合成展開し、欠け及び巣の検知処理を行う。
１回にセットされたカムシャフトに対して、①と②の処理を繰返し検証結果を出力。
③検知処理結果による検査情報は以下の通り。
・欠けと巣の位置(角度とX 座標値)と大きさ。
・ジャーナルの逆段差の有無の判別。