1. ～ふぞろいな合格答案～
を活用した私の事例攻略法
*

2. *
*・「多面的に考える」とは
*・「多面的に考える」方法
*・「多面的に考える」の効果

3. *
*名前 ： 大藪（おおやぶ） 伸介
*職業 ： 製造業 営業
*受験歴： 平成24年度合格
１次２回、２次４回
（ブランクを含め都合６年間）
*執筆担当：「ふぞろいな合格答案 エピソード６」
事例Ⅲ分析＆企画ページ

4. *
読む 考える 書く

5. *
あらゆる角度から考えて
解答に盛り込む
・１つの方向性でない
・原因と結果（因果）を
・各々複数個考える

6. *
MECE型
100点⇒引き算
ﾛｰﾘｽｸ型
0点⇒足し算

7. *
MECE型
100点⇒引き算
モレなく、ダブりなく
・ロジックツリー
・フレームワーク
・So what Why so
全ての設問は
１つのストーリーで語れる

8. *
ﾛｰﾘｽｸ型
0点⇒足し算
リスク分散
・与件文から引用
・複数解釈、複数解答
・キーワード積上げ
作問者の考えは
わかるわけがない

9. *
MECE型
ﾛｰﾘｽｸ
型
多
面
的
に
考
え
る

10. *
多面的に
考える
多面的に
解答する
合格

11. 解答になりうるものを想定する１．設問から解答になりうるものを想定する
３．解答キーワードに優先順位を付ける
解答の構成を決める
与件文に何が書いてあるか多面的に考える
２．解答の構成（何を書くか）を決める
得点になり易いものから順に解答
設問に沿って論理の抜けやモレがないように
与件を読む
*

12. *
• ３Ｃや売上ｰ費用=利益など常道の型から連想
①フレームワーク連想型（ＭＥＣＥ型）
• 設問中のキーワードより与件で探すもの想定
②探すもの想定型（ローリスク型）
• ①と②の組み合わせ型
③複合型（ＭＥＣＥ＆ローリスク型）

13. *
Ｈ２４連想例
第５問：制度設計=採用・配置・能力開発・評価・報酬・モラール
導入=公平性・公正性・納得性・リーダーシップ
・権限移譲・コミュニケーション
第１問：戦略=誰に・何を・どのように
第２問：製品面・営業面、（誰に・何を・どのように）
第３問：誰に・何を・どのように・効果
第１問：成長要因=強み・やったこと・やらなかったこと
①フレームワーク連想型（ＭＥＣＥ型）
事例Ⅱ
事例Ⅲ
事例Ⅰ
・効果

14. *
*Ｈ２４ 事例Ⅱ
*第１問（配点10点）＝【難易度★☆☆みんなができた】
Ｂ社が経営再建のためにターゲット・セグメントごとに展
開した製品戦略の概要を100字以内で説明せよ。
解答するもの
複数ある
制約条件
連想するフレームワーク
誰に・何を・どのように
50字×２つ？
30字×３つ？

15. *
再現答案①＝Ａ評価【10点】
製品戦略は、①Ｘ市内消費者に向け、消費者の嗜好変化に対応
した既存製品のリニューアルを行い、②全国向けには、芋の香
りを抑えた新製品をＹ社と共同開発し、③県内向けには、ロッ
ク用の焼酎をＺ社と共同開発した。
誰に
Ｘ市内
何を どのように
全国向け
県内向け
既存製品のリニューアル
芋の香り抑えた新製品
ロック用の焼酎
消費者の嗜好変化に対応
Ｙ社と共同開発
Ｚ社と共同開発
「ふぞろい」加点キーワード
「ふぞろい」＝無得点

16. *
再現答案②＝Ｂ評価【8点】
概要は、①飲み易い焼酎を好むＸ市内消費者に対し、発酵方法
等の見直しでやや甘みのある味わいの製品を提供した②提携先
企業の消費者ニーズに見合った、市場調査に基づいた伝統的製
法を活かした製品を提供した。
誰に
Ｘ市内
何を どのように
やや甘みのある味わいの製品
活かした製品
発酵方法の見直し
提携先、消費者ニーズ、
市場調査、伝統的製法

17. *
再現答案②＝Ｃ評価【５点】
消費者の嗜好変化に合わせた製品を提供した。①芋焼酎を飲み
なれた顧客に対し芋の香りを残したやや甘い新しい味わいの製
品や、ロックと言う新しい飲み方に合った製品を提供し、②全
国的には飲みやすい製品を提供した。
誰に 何を どのように
製品
やや甘い味わいの製品
ロックに合った製品
消費者の嗜好変化に合わせ
全国的 飲みやすい製品

18. *
Ｈ２４想定例
第１問：Ａ社・業界・時制・外部環境変化・海外・国内
第２問：Ｘ社・Ｙ社・Ａ社・時制・Ｓ国
第２問：課題・問題点（裏返し）・図（読み取り）
第３問（１）：新規事業・Ｙ社・対応
・セントラルキッチンとしての機能
第３問（２）：新規事業・Ｙ社・日常業務上の情報
・セントラルキッチンとしての機能
②探すもの想定型（ローリスク型）
事例Ⅲ
事例Ⅰ

19. *自社の都合での
Ｘ社とＹ社の比較
*Ｈ２４ 事例Ⅰ
*第２問（配点20点）【難易度★★☆勝負の分かれ目】
Ａ社は、Ｙ社の要請による海外進出を実現していないが、Ｘ
社の要請に応じて、2002年東南アジアの新興国Ｓ国に初めて生
産拠点を設けている。
Ｙ社の要請によるＡ社の海外進出が実現しなかったのはなぜ
か。Ｘ社の状況を考慮に入れて、考えられる理由を100字以内で
答えよ。
解答するもの与件から探すもの
Ｘ社 Ｙ社 時制
４～６個
くらいのキーワード
Ｓ国 自社の都合

20. *
Ｈ２４ 事例Ⅰ 与件文より
第１段落（Ｘ社について）
（略）Ｘ社がすでに生産を開始している～
第４段落（Ｙ社について）
（略）Ｙ社主導で～後の工程を担うパートナー企業との連携を強化
第５段落（自社の都合）
（略）Ｙ社関連の取引額が大きく現在でも依存度が高い。
第８段落（自社の都合）
（略）海外工場での品質の安定的な維持・確保は容易でない
・・・ｅｔｃ．

21. *
再現答案①＝合格評価【17点】
理由は、製品に完璧さが求められる重要保安部品製造について
は、パートナー企業の協力が不可欠であり、現地での協力体制
維持に不安があった。対してＸ社は既に海外生産を始めており
ノウハウの吸収が可能と考えたため。
Ｘ社
海外生産を始め
Ｙ社 自社の都合
ノウハウ
パートナー企業協力体制困難 製品の完璧さ維持に不安
与件から抜き出すだけでなく
センテンスから類推も必要

22. *
再現答案②＝Ｂ評価【10点】
理由は、Ｘ社は、既にＴ国で工場稼働に向けて準備が進む状況
の中、①現在もＹ社との依存度が高く、②Ｙ社の営業不振によ
り収益等の大幅な減少等の危機を経験し、③Ｘ社は複数の海外
進出先を持つ、等である。
Ｘ社
Ｔ国でも生産
Ｙ社 自社の都合
複数の海外進出先
営業不振の危機 Ｙ社依存度高い
キーワードの
優先順位づけ

23. 再現答案③＝Ｃ評価【４点】
国内と同様の品質保証体制の安定的な維持確保ができないと判
断したため。経済成長著しい東南アジアのＳ国は経済特区があ
り収益確保の面で得策と判断し、Ｓ国の従業員はまじめで勤勉
でＴ国より有利と判断したため。
*
Ｘ社 Ｙ社 自社の都合
国内と同様の品質保証体制困難
Ｓ国
経済特区があり収益確保
従業員がまじめで勤勉
解答構成の
優先順位づけ

24. *
Ｈ２４想定例
第４問：①リーダーシップ・コミュニケーション・経営管理･･･
②生産現場管理以外・係長・海外・役割・能力
第４問：①収益性=売上面↑(数量･単価)・費用面↓(固定･変動)
②方法・Ｙ社新規取引以外・実現性の高い提案
第３問：①５フォース
（供給側・顧客側・競合・新規参入・代替品）
②承継先(ステークホルダー)・強み・経営資源・課題
③複合型
事例Ⅲ
事例Ⅰ
事例Ⅳ

25. *
読む 考える 書く
読む
手懸り
書く
手懸り

26. *
徹底的に
「多面的に考え」て
合格を勝ち取りましょう！