課題深堀

1. はたちの献血キャンペーン
に踏み込む
２０１８．１月前半の重点テーマ

2. はたちの献血キャンペーン
期間：1月1日〜 2月28日
開始：1975年～
主催：厚生労働省 / 都道府県 / 日本赤十字社

3. どのような目的のキャンペーン？
献血者が減少しがちな冬期において、安全な血
液製剤を安定的に患者さんに届けるため、新た
に成人を迎える「はたち」の若者を中心として
広く国民各層に、献血に関する理解と協力のた
め行っている。

4. 献血の現状
日本赤十字社は、血液需要がピークとなる
2027年に、献血者約85万人分の血液が不足す
る恐れがあるとの推計を公表。
輸血用血液製剤の8割を使う高齢者が増え続け
る一方、若者の献血率が下がり続けている。

5. 献血率の低下
若者の献血離れ
10～20代の献血者数は、
2007年は約146万人で、
2016年には約105万人と
なり、10年間で約28%も
減少している。

6. はたちの献血キャンペーンでの取り組み
さまざまな啓発方法
①TVCM / ラジオCM
②キャンペーンサイトの開設（PCサイト/スマ
ホサイト）
③10～20代の献血者へのオリジナルグッズプ
レゼント

7. そのほか活動の一例
「成人の日」式典における普及啓発用ちらしの配布
東京都職員献血の実施
けんけつちゃんオリジナルグッズの作成・配布
屋外ビジョンCMの放映

8. 若年層の実態
全国の16～29歳歳の献血経験者及び献血未経験者を対象にした調査

9. 課題感を書き出してみよう。
1日約3,000人の人が必要としている輸血。
しかし、輸血用血液製剤の有効期間は最短で4
日しかありません。
安定的に血液を集めることがこれからの課題で
す。
若者の献血離れに関して、あなたが感じる課題
感をホワイトボードに書き出してみましょう。