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Fine Piece PL-SA331
プレート・アーム兼用シザースリフト
ユーザガイド
2019.3.28Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. .
この度はファインピースの製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
本製品をご使用前に、本マニュアルに記載される操作説明および安全注意事項を必ずお読みください。
本カーリフトの操作および安全注意事項を熟知していないと、持ち上げたものが落下して、重大な危険
が発生することがあります。
本マニュアルの詳細についてのご質問は、地域代理店にお問い合わせください。また、本マニュアルお
よび安全警告を参照できるように保管してください。
「危険」、「警告」、および「注意」は、ラベルとして使用されます。基本的にこれら
すべては安全に関連し、以下のように定義されます。
危険-取り扱いを誤った場合に、重大な人身事故または死亡事故が発生する危険性があります。
警告-取り扱いを誤った場合に、重大な人身事故または死亡事故が発生する危険性があります。
注意-取り扱いを誤った場合に、人身事故または部品の損傷が発生する危険性があります。
Gide Number: No.FPUG190328
Last Modified: 2019-3-28
Applicable Models: PL-SA331
Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved.
目録
1. 注意事項
2. 使用目的
3. 危険および警告
2-1 危険および警告
2-2 ラベルの貼付け位置
4. 構造および各部の機能
4-1 作動原理
4-2 リフトの各部名称
4-3 各部品説明
4-4 操作パネル説明
4-5 油圧回路図
4-6 電気回路図
4-7 レギュレータとルブリケータのコンビネーション
5. 操作説明および操作の注意事項
5-1 設置および操作の条件
5-2 使用前点検
5-3 自動車をカーリフトへ進入させる前の注意
5-4 カーリフトへの自動車進入
5-5 アタッチメントの選択
5-6 上昇操作
5-7 下降操作
5-8 カーリフトからの自動車退出
5-9 作業後の検査
5-10 リフト範囲
5-11 リフト吊上げ方式
5-12 リフトの位置スペース
6. リフト設置(据付)説明
7. 安全装置説明
7-1 リフト上昇安全装置説明
7-2 リフト加工安全装置説明
8. 定期検査
8-1 潤滑位置
9. トラブルシューティング
10. 仕様
11. アフターサービス
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1. 注意事項
1. 一般注意
1)本カーリフトに許可なく手を触れないでください。
2)本カーリフトを熟知しないまま操作しないでください。
3)本マニュアルの説明に従って、使用前の点検、定期点検、および他の
すべての必要な点検を実施してください。
4)操作中に異常なノイズが発生した場合は操作を中止し、他の操作を行う
前に修理してください。
5)本カーリフトは、自動車の修理および保守以外の目的に使用しないで
ください。
2. 検査時の注意
1)すべてのネジ、ナット、およびピンがしっかりボルト止めされているか
点検します。
2)ゴムパッドに、損傷、変形、磨耗、泥の付着がないか点検します。
3)安全装置が作動するか点検します。
3. 操作時の注意
1)人および他の部品を持ち上げないでください。
2)上昇中に、自動車が傾斜しないよう注意してください。
3)著しい傾斜が見られた場合は、直ちに操作を中止してください。
4)本カーリフトは、洗車または屋外使用のために設計されたものでは
ありません。水の浸透によるあらゆる障害(錆、漏電など)は、
本リフトの保護範囲内に含まれていません。
5)カーリフトの下降中は、身体のどの部分もカーリフトの下にならない
ようにしてください。
6)カーリフトを長期間上昇状態のまま放置しないでください。特に、
リフトの上昇が500mm以下では何も保護がありません。
7)本カーリフトには、複数ステップの安全装置が装備されています。
カーリフトの両側が同じ安全保護ステップで保持されることを
確認してください。
1. 油圧システムに見られる漏洩が少量であれば正常です。
2.下降防止ツメが「入り」の状態で保持されていることを確認して下さい。
注意:
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2. 使用目的
本リフトは、屋内用であり、保守、オイル交換、タイヤ交換などで
自動車を持ち上げるためのものです。
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3. 危険および警告
警告
本カーリフトは、訓練を受けた人のみが操作を許可されま
す。
*操作の誤りにより、制御されない事故が発生することが
あります。
カーリフトの下に追加のサポートを置くことは禁止されま
す。
*自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に
至ることさえあります。
自動車を高い位置に持ち上げている際に、過度にゆさぶら
ないでください。
*自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に
至ることさえあります。
安全装置を改造することは許可されません。
*安全装置が故障すると、自動車が落下して、オペレータ
が重傷を負って死亡に至ることさえあります。
下降操作中は、常に足の安全に注意してください。
*押しつぶされると、足に重傷を負うことがあります。
自動車が高い位置にあるときに、自動車の支持がアンバラ
ンスにならないよう確認してください。バランスがくずれ
ると、自動車が落下することがあります。
*自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に
至ることさえあります。
リフトを操作する前に、操作マニュアルを学習してくださ
い。
*操作が不正な場合、オペレータが重傷を負って死亡に至
ることさえあります。
危険
リフトが作動中に、自動車の下に人が立ち入ることは絶対
しないで下さい。
*自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に
至ることさえあります。
自動車が落下する可能性がある場合、オペレータはリフト
から離れてください。
*自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に
至ることさえあります。
リフトを操作する際は、アームの交差部分に絶対に触れな
いでください。
*オペレータが不注意である場合、危険な傷害を受けるこ
とがあります。
片側のリフトのみを使用して、自動車を持ち上げないでく
ださい。
自動車は、振動、地震、傾斜によって落下することがあり
ます。自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死
亡に至ることさえあります。
ピット内は必ず清潔確保する必要があります。
*ピット内は乱雑、積水などの場合があれば、リフトの重
大な損傷、オペレータの怪我、または死亡に至る危険性が
あります。
以下の警告事項のいずれかが発生した場合、カーリフトの重大な損傷、
オペレータの怪我、または死亡に至ることさえあります。
下記の詳細を必ず理解してください。
3-1 危険および警告
!
!
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3. 危険および警告
警告
自動車をカーリフトに進入させる際は、指定された方向か
ら真っ直ぐ、左右均等に進入させて下さい。
*間違った方向から進入させると、カーリフトがアンバラ
ンスになり、オペレータが重傷を負って死亡に至ることさ
えあります。
コントロールキャビネット内の高電圧に注意してください。
*感電により、オペレータが重傷を負って死亡に至ること
さえあります。
上記警告ラベルは、カーリフトに確実に貼付するものとします。
ラベルが損傷した場合、または剥がれた場合は、新品のラベルを購入し、
カーリフトに貼付してください。
!
注意
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3. 危険および警告
3-2 ラベルの貼付け位置
リフトを操作時、本マニュアルに記載される操作説明および安全注意事項を
守り、ご使用して下さい。
①操作説明
②警告
③商品名銘版
④製造メーカー名
①
②
④
③
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4. 構造および部品
4-1 作動原理
(1) 作動原理
本リフトでは、油圧ポンプを利用してシリンダーを操作します。両方のシザー
が流量調整バルブによって制御され、プラットフォームが作動し、上昇します。
降下止めツメが入っている場合、安全ロックが作動します。これはリフトの下
降を防止する安全機構です。
(2) 上昇操作
「アップ(Up)」ボタンを押すと、モーターが作動してポンプを駆動すること
により、ボタンのシリンダーへ油圧オイルが送られ、プラットフォームが上昇
します。
「アップ」ボタンを離すと、モーターが停止し、吸い上げられた油圧オイルは
チェックバルブの内側で停止します。また、両側のプラットフォームも停止し
ます。安全ロックは常にロックします。
(3) 下降操作
「ダウン(Down)」ボタンを押すと、安全ロックが開放されます。次に、安
全ロックのカバー上のリミットスイッチから信号が送られ、下降バルブが開き
ます。オイルはシリンダーからオイルタンクへ戻り、両側のプラットフォーム
が下降します。
「ダウン」ボタンを離すと、下降バルブが閉じ、両側のプラットフォームが停
止します。また、安全ロックがロックします。要するに、小型空気圧シリン
ダーが作動しなければ、安全ロックは開かず、上昇/下降制御バルブは作動せず、
カーリフトのプラットフォームは下降しません。
4-2 本部部品名
項目 部品名 項目 部品名
1 スイングアーム 6 (外)Xアーム〔下段〕
2 ラットフォーム 7 シリンダー
3 (内)Xアーム〔上段〕 8 ベース
4 (外)Xアーム〔上段〕 9 同調バー
5 (内)Xアーム〔下段〕 10 延長プラットフォーム
①
②
③
④
⑤
⑦
⑥
⑧
⑨
⑩
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4. 構造および部品
4-3 各部品説明
項目 部品名 仕様
1 隔離変圧器 外部電源を隔離こと
2 マグネットスイッチ モーター電源をコントロール
3 安全ヒューズ
過電流の檢出により、操作回路を止める
装置
4 タイマーリレー 升降閥の下降時間を啟動させる
5 リレー エアー電磁弁をコントロールこと
6 サーマルリレー 過負荷運転に対して保護こと
7 端子台 電気配線の端子を差し込む
8 圧力調壓閥 作動油の上限圧力を制限させる
9 逆止弁
ポンプを保護(オイルの戻りにより、ポ
ンプの逆転にさせない事)
10 昇降弁 下降をコントロールこと
11 下降流量バルブ 下降流量の調整とコントロール
12 エアー電磁弁 エアー回路をコントロール
※電力及びエアーの支給されてなく、リフトが下降させる場合、一旦安全ロックを
解除し、逆時計方向で減圧弁のボタンをONとしたら(図⑧ )、リフトが下降できます。
① ② ③ ④ ⑤
⑥ ⑦
⑫
⑧
⑨
⑩
⑪
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4. 構造および部品
4-4 操作パネル説明
(1)電動時の操作スィッチ
①上昇ボタン: 上昇ボタンを押すと、リフトが上昇します。
②下降ボタン:下降ボタンを押すと、リフトが最下降点まで下降します。
③電源スイッチ: 緊急停止ボタンを右へ回し、解除してから、電源スィッチを回す。
④電源ランプ: 電源スィッチが稼働時に、ランプが付きます。
(通電正常の事を標示する)
⑤スイングアームスイッチ:アーム昇降。
⑥自動上昇取消:下降する際に、自動上昇を解除します。
① ③
② ④ ⑤ ⑥
(2)プラットフォームを延長する方法
リフト上昇時,プラットフォームが水平の状態で引っ張ると、プラットフォー
ムを延長することが出来ます。
(3)スイングアーム昇降操作
プラットホームが水平の状態で車を進入して、スイングアームスイッチをオン
にすると、スイングアームが自動上昇します。その際に、アダプターを適用し
て、車のジャッキポイントに設定してください。
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4. 構造および部品
4-5 油圧回路図 4-6 電気回路図(三相)
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4. 構造および部品
4-7 レギュレータとルブリケータのコンビネーション
※ レギュレータおよびルブリケータ
■レギュレータの機能は、エアー圧を0.69~0.8 Mpaに制御することです。
工場出荷時のエアー圧は0.45~0.55 Mpaです。
■ルブリケータシステムは、エアー制御装置にオイルを供給します。エアー制御装
置が正常に作動する事を保証する為に、オイルの量を毎月点検して下さい。
①レギュレータを調整しないで下さい。
②ルブリケータシステムの量を調整しないで下さい。
注 意
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5. 操作説明および操作の注意事項
5-1 設置および操作の条件
本リフトは、屋内使用の為に設計されており、床面レベルが5 mm未満(対角含
む)の場所への設置のみが許可されます。本リフトは洗車用には設計されていま
せん。本リフトの上または周囲での洗車は許可されません。
5-2 使用前点検
使用前の点検中に、自動車をリフトの上に置かないで下さい。
検査ポイント 検査の詳細 検査方法
プラットフォーム
と乗り込み板
緩みがありますか? ゆさぶり点検
変形、破損、磨耗がありますか? 目視点検
動きはスムーズですか? 目視点検
リフトの本体
両側のプラットフォームは
同じ高さですか?
目視点検
上昇/下降の動きはスムーズですか? 目視点検
異常ノイズはありますか? 聴覚点検
外観上に変形、破損、亀裂がありますか? 目視点検
コントロール
ユニット
キャビネットからの漏洩がありますか? 目視点検
作動時に異常ノイズがありますか? 聴覚点検
配管およびコネクタに漏洩がありますか? 目視点検
落下防止装置
上昇作業中に、安全爪の接触による
音が発生しますか?
聴覚点検
リフト置き場所と
リフト内部
下降時爪と上昇時のラックとの空間が
確保してありますか?
目視点検
操作スィッチの変形、破損がありますか? 目視点検
作動スイッチ
および作動バルブ
作動バルブが変形または
破損していますか?
目視点検
漏洩がありますか? 聴覚点検
何らかの異常状態が見られた場合、修理するまでリフトを操作しないで
下さい。修理せずに操作すると、リフトが破損するか、人身事故が発生
することがあります。
注 意
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5. 操作説明および操作の注意事項
c
5-3 自動車をカーリフトへ進入させる前の注意
◆自動車をリフトへ進入させる前に、プラットフォームが最低位置に下りている
ことを確認して下さい。最低位置でない場合は、アップ/ダウンボタンを操作して、
最低位置へ下降して下さい。
◆自動車をリフトへ進入させる前に、ハンドツール、パーツ、ゴムパッド等上に
あるものを総て除去してください。
5-4 リフトへの自動車進入
自動車をリフトへ進入させる際に、自動車の重心に注意してください。自動車の
重心が可能な限りリフトの中心に保持されていることを確認して下さい。
5-5 アタッチメントの選択
自動車をリフトへ進入させる前に、プラットフォームを最低位置へ下降
して下さい。最低位置に下げていないと、自動車又はリフトの損傷が発
生することがあります。最低位置になっていても、自動車とリフトの衝
突によるシャーシの損傷が発生することがあります。
注 意
自動車の重心をリフトの中心に保持してください。中心から外れると、
アンバランスの為に自動車が落下することがあります。
警 告
アタッチメントは自動車メーカーによって指定されています。アタッチ
メントが合わないと自動車が損傷することがあります。又、アタッチメ
ントが合わない場合は、自動車をリフト上に置かないで下さい。
いかなる場合も、必ず適切なアタッチメントで自動車を支持してくださ
い。これは前述の重心の一致にも役立ちます。
警 告
Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved.
5. 操作説明および操作の注意事項
5-6 上昇操作
電動式の上昇操作
1. アップボタンを押すと、自動車が持ち上がります。
ボタンを離すと停止します。
2. アップボタンを押すと、パッドが自動車にわずかに接触し、次にプラット
フォームが上昇します。自動車を持ち上げる前に、自動車に支持穴が
あることを確認してください。次に、アップボタンを押し続けて、
自動車を持ち上げます。
3. 支持のバランス状態を確認するために、自動車をゆらします。
バランスが悪い場合は、支持位置を調整して、バランス状態を改善します。
4. 上昇操作中は、常にカーリフト周囲の安全に注意して、安全装置が
作動していることを確認します。
5. 最高位置に上昇すると、リミットスイッチによってリフトは自動的に
停止します。
1. 操作に注意を集中してください。
2. 最大許容荷重は3,300 kgです。この荷重制限を超えてリフトを
使用しないでください。荷重制限を超えると、リフトが損傷
することがあります。
注 意
上昇ボタン
下降ボタン
重大な事故の発生を防止するために、リフト操作時にカーリフトの周囲
に誰もいないことを確認してください。
注 意
5-7 上昇操作
1. 「ダウンボタン」を押すと下降し、ボタンを離すと停止します。
2. 下降操作中は、常にカーリフト周囲の安全に注意してください。
下降操作は、カーリフトの移動範囲内に人も物もないことを確認した後でのみ、
許可されます。また、自動車の上または内部に何かがあると、下降操作中に
落下する可能性があり、落下衝撃による物的損傷または人身事故を防止する
ために、除去してください。
3. カーリフトが下降できない場合は、安全装置を解除するようわずかに
上昇させ、次に上記操作手順に従ってカーリフトの下降操作を行います。
4. 下降時,乗り込みプレートを下ろして、自動車退出しましょう。
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5. 操作説明および操作の注意事項
5-9 作業後の検査
作業完了後に、リフト周囲を清掃します。特に、オイルや潤滑剤を清掃しなけれ
ばなりません。何らかの異常状態が見つかったら、地域代理店に問い合わせて下
さい。また、カーリフトを最低位置まで下降させたら、電気およびエアー圧電源
を含む電源スイッチをOFFにして下さい。
5-10 リフト範囲
5-8 カーリフトからの自動車退出
リフトを最低位置まで下降させ、次に自動車を真っ直ぐゆっくり退出させます。
退出に失敗すると、自動車またはリフトが損傷することがあります。
リフトを必ず最低位置まで下降させて下さい。最低位置にないと、自動
車やリフトが損傷することがあります。傾斜プレートを取り付けた場合
は、元の位置に戻して下さい。
注 意
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5. 操作説明および操作の注意事項
単位:cm
5-12 リフトの設置スペース
1.水平の度合いは5 mm未満にする必要があります。
2. 2つのプラットフォームおよび2つのベースを水平に保持する必要があります。
3.基礎の穴にアンカーボルトを固定する必要があります。
4.エアーホースや電源コート線(200V三相)の配線をコントロールユニット
まで事前に用意してください。
5.リフト前部と壁面間の距離は、250 cm以上にしてください。
6.コントロールユニットはリフト後部ではなくリフト前部に設置しなければなり
ません。
7.独立した電源スイッチはコントロールユニットに設置されています(電源は30
A推奨)。
5-11 吊り上げ方式
( 1 )図一のようにPVCパイプ埋め込み、ユニット設定位置まで届けてください。
(図1)
パイプの長さはピット位置により
設定してください。參考(図一)
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( 2 )ピット工事完成後,プラットフォームだけ1メーターぐらいを吊り上げ、リ
フトをピット内に入れてください。
PVCパイプ
6. リフト設置(据付)説明
パイプ口は必ず床より
2センチを高めること
( 3 )リフトをピットに入れ、アンカーボルトを打ってください(前後12個、図一
参照)。図二:各エアーホースをチューブに繋ぎ、オイルホースも繋いでくださ
い。
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( 4 )ユニットをPVCパイプ口に置いて、エアーチューブ、オイルホース、電線
コードをユニット底口を通してから各指定口(指定番号と指定色)まで繋いでく
ださい。
最後に、外部エアーをレギュレーターまで繋いてリフトの据付は完成します。
アンカーボルト
6. リフト設置(据付)説明
エアーチューブ
(参考図1) (参考図2)
レギュレーター
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7-1 リフト上昇安全裝置説明
( 1 )操作パネルに上昇ボタン押すと、外部エアーがレギュレーターにより安全
ロックにあるエアーシリンダーをオープンにして、安全ロックが開きます。また、
上昇ボタン離すと、安全ロックインに戻ります。
(2)上限まで上昇した際、リミットスイッチが当たりリフトが自動的に上昇停
止になります。
インプット アウトプット
レギュレータ
安全カバー
エアーシリンダー
安全ロック
リミットスイッチ
7. 安全裝置説明
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7. 安全裝置説明
7-2 リフト下降安全裝置説明
( 1 )操作パネルに下降ボタン押すと、外部エアーがレギュレーターにより安全
ロックにあるエアーシリンダーをオープンにして、安全ロックが開きます。安全
ロックが開いてからリフトは下降します。
下降ボタン(Down Key)
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8. 定期検査
操作の安全性を保証するために、定期検査を行ってください。
半年毎検査
検査ポイント 検査項目 検査の詳細
アームの
ベアリング
変形または
磨耗していますか?
目視点検
正常に機能しますか? 目視検査
カーリフトの構造
すべてのネジが
しっかりボルトで
締め付けられていますか?
目視検査
すべての溶接部分はしっかり
接合されていますか?
目視検査
気圧システム
エアーシリンダまたは
エアー配管に漏洩が
ありますか?
目視検査
油圧システム
油圧シリンダまたは配管に
漏洩がありますか?
目視検査
検査後、カバーが固定されていることを確認し、すべての固定ネジを
締め付けてください。故障または損傷が見つかった場合は、直ちに
地域代理店に連絡してください。修理されるまで、カーリフトを使用
しないでください。
注 意
毎月検査
検査ポイント 検査項目 検査の詳細
落下防止装置
安全ロックが変形または磨耗
していますか?
目視検査
望ましくない落下を
防止できますか?
1.上昇中および停止時に、安
全キーはベースと接触してい
る必要があります。
2.下降中に、安全キーは安全
ピニオンと接触してはなりま
せん。
アームリンケージ
および
下部ローラー
リンケージとローラーの
いずれかが変形または
磨耗していますか?
目視点検
メカニズムは正常に
機能しますか?
目視点検
アーム
アームのいずれかが変形
または磨耗していますか?
目視点検
オイル供給 オイルは十分ありますか? 目視点検
毎年検査
検査ポイント 検査項目 検査の詳細
オイルタンク
油圧オイル
タイプESSO VG32の新品
オイルに交換します(最初の
オイル交換は3ヶ月後)。
フィルタ
目詰まりしている場合は、
新品フィルタに交換します。
固定ベース
(あれば)
固定ネジ
ベースがしっかり固定されて
いるか点検します。
固定されていない場合は、固
定ネジを締め付けます。
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項目 部品名
1~2 シャフト
3 連桿部份
4 シリンダ
5 ローラー
6 安全ロック
定期的に潤滑してください。
8-1 潤滑位置
②
⑤①
④
③ ⑥
8. 定期検査
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9. トラブルシューティング
何らかの障害が見つかった場合は、再点検して、実際の障害を確認します。
障害の点検には、本マニュアルの説明に従い、以下の表に従って適切な手順を踏
んでください。あるいは、サービスについて地域代理店に問い合わせてください。
状態 理由 推奨される取り扱い
モーター故障の
ため上昇しない
1.サーマルリレーが
励起している
理由を確認し、サーマル
リレーをリセットします
2.磁気スイッチが作動しない 理由を確認し、再起動します
3.スイッチの接触不良 地域代理店に問い合わせます
4.位相が不完全である 地域代理店に問い合わせます
ポンプの故障
1.ポンプが逆回転する 地域代理店に問い合わせます
2.ポンプの故障 地域代理店に問い合わせます
3.オイル不足
ISO VG32オイルを
供給します
4.フィルタ目詰まり
フィルタを清掃、
または交換します
5.配管の漏洩
締め付ける、または
交換します
6.シーリングの漏洩 地域代理店に問い合わせます
状態 理由 推奨される取り扱い
下降しない
1.下降保護が設定されている
上昇させてから、
下降させます
2.油圧シリンダの不具合 地域代理店に問い合わせます
3.空気圧シリンダまたは
油圧シリンダの
スライド部品の磨耗
地域代理店に問い合わせます
4.空気圧が供給されない 圧縮空気を供給します
5.空気圧が低下している 地域代理店に問い合わせます
6.下降バルブが開かない 地域代理店に問い合わせます
7.下部フットチューブの
ローラーの異物
異物を除去します
下降しない
(電気系)
1.下降バルブのネジが
作動しない
地域代理店に問い合わせます
2.下降保護が設定されている
上昇させてから、
下降させます
3.下降バルブが開かない 地域代理店に問い合わせます
4.下部フットチューブの
ローラーの異物
異物を除去します
停止時の下降
1.下降バルブまたはチェック
バルブの漏洩
地域代理店に問い合わせます
2.油圧シリンダ上部の漏洩 地域代理店に問い合わせます
トラブルシューティングの説明は、追加アクセサリには適用されません。
電源に関する作業を行う前に、作業の安全のため、電源スイッチのOFF
を確認してください。
注 意
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10. 仕様
メーカー:ファインピース
型式:PL-S331
カラー:レッド / ブルー
設置方法:埋設兼用タイプ
油圧ユニット:別置き
受台寸法:1,420~2,220mm
能力:3,300kg
アーム能力:2,800kg
揚程・ストローク:1,750m/m
上昇時間:約45秒
モーター:3相 AC200V 50~60HZ 1.5kW
対応車種:軽1BOX~RV・小型トラック
エアー圧:6~8kg/㎠
自重(本体):1,435kg
<標準装備品>
・受台パット 計8個(25mm/50mm)
・アタッチメント 計4個(75~136mm)
・同調配線カバー
<オプション品>
・受台パッド(H85mm/100mm)
・有線リモコン
・サブステップ
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11. アフターサービス
◎何らかの不具合が見つかった場合
「8. トラブルシューティング」に従って点検し、処理します。
◎保守が困難な場合
地域代理店に問い合わせてください。
◎保障期間内の修理
本カーリフトに対して、当社は購入日から1年間の保障期間を提供しています。
保証の詳細については、保証シートの詳細を参照してください。
◎保障期間後の修理
地域代理店に問い合わせてください。
一般的に、修理費用はユーザーに請求されます。
◎その他
すべての不明点については、地域代理店に問い合わせてください
(必ずモデルおよび購入日をお知らせください)。
シリアル番号 購入日
モデル 購入者
購入店: 電話: 担当者:
住所:
不具合状態
日付
理由
解決済? はい □ いいえ □
日付
理由
解決済? はい □ いいえ □
日付
理由
解決済? はい □ いいえ □
日付
理由
解決済? はい □ いいえ □
日付
理由
解決済? はい □ いいえ □
ファインピース株式会社
〒812-0892 福岡市博多区東那珂1丁目18番27号2F
TEL : 092-409-5420 / FAX : 092-409-6038
E-mail:contact@finepiece.jp
http://www.finepiece.jp/
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  • 1. Fine Piece PL-SA331 プレート・アーム兼用シザースリフト ユーザガイド 2019.3.28Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. . この度はファインピースの製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 本製品をご使用前に、本マニュアルに記載される操作説明および安全注意事項を必ずお読みください。 本カーリフトの操作および安全注意事項を熟知していないと、持ち上げたものが落下して、重大な危険 が発生することがあります。 本マニュアルの詳細についてのご質問は、地域代理店にお問い合わせください。また、本マニュアルお よび安全警告を参照できるように保管してください。 「危険」、「警告」、および「注意」は、ラベルとして使用されます。基本的にこれら すべては安全に関連し、以下のように定義されます。 危険-取り扱いを誤った場合に、重大な人身事故または死亡事故が発生する危険性があります。 警告-取り扱いを誤った場合に、重大な人身事故または死亡事故が発生する危険性があります。 注意-取り扱いを誤った場合に、人身事故または部品の損傷が発生する危険性があります。 Gide Number: No.FPUG190328 Last Modified: 2019-3-28 Applicable Models: PL-SA331
  • 2. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 目録 1. 注意事項 2. 使用目的 3. 危険および警告 2-1 危険および警告 2-2 ラベルの貼付け位置 4. 構造および各部の機能 4-1 作動原理 4-2 リフトの各部名称 4-3 各部品説明 4-4 操作パネル説明 4-5 油圧回路図 4-6 電気回路図 4-7 レギュレータとルブリケータのコンビネーション 5. 操作説明および操作の注意事項 5-1 設置および操作の条件 5-2 使用前点検 5-3 自動車をカーリフトへ進入させる前の注意 5-4 カーリフトへの自動車進入 5-5 アタッチメントの選択 5-6 上昇操作 5-7 下降操作 5-8 カーリフトからの自動車退出 5-9 作業後の検査 5-10 リフト範囲 5-11 リフト吊上げ方式 5-12 リフトの位置スペース 6. リフト設置(据付)説明 7. 安全装置説明 7-1 リフト上昇安全装置説明 7-2 リフト加工安全装置説明 8. 定期検査 8-1 潤滑位置 9. トラブルシューティング 10. 仕様 11. アフターサービス
  • 3. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 1. 注意事項 1. 一般注意 1)本カーリフトに許可なく手を触れないでください。 2)本カーリフトを熟知しないまま操作しないでください。 3)本マニュアルの説明に従って、使用前の点検、定期点検、および他の すべての必要な点検を実施してください。 4)操作中に異常なノイズが発生した場合は操作を中止し、他の操作を行う 前に修理してください。 5)本カーリフトは、自動車の修理および保守以外の目的に使用しないで ください。 2. 検査時の注意 1)すべてのネジ、ナット、およびピンがしっかりボルト止めされているか 点検します。 2)ゴムパッドに、損傷、変形、磨耗、泥の付着がないか点検します。 3)安全装置が作動するか点検します。 3. 操作時の注意 1)人および他の部品を持ち上げないでください。 2)上昇中に、自動車が傾斜しないよう注意してください。 3)著しい傾斜が見られた場合は、直ちに操作を中止してください。 4)本カーリフトは、洗車または屋外使用のために設計されたものでは ありません。水の浸透によるあらゆる障害(錆、漏電など)は、 本リフトの保護範囲内に含まれていません。 5)カーリフトの下降中は、身体のどの部分もカーリフトの下にならない ようにしてください。 6)カーリフトを長期間上昇状態のまま放置しないでください。特に、 リフトの上昇が500mm以下では何も保護がありません。 7)本カーリフトには、複数ステップの安全装置が装備されています。 カーリフトの両側が同じ安全保護ステップで保持されることを 確認してください。 1. 油圧システムに見られる漏洩が少量であれば正常です。 2.下降防止ツメが「入り」の状態で保持されていることを確認して下さい。 注意:
  • 4. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 2. 使用目的 本リフトは、屋内用であり、保守、オイル交換、タイヤ交換などで 自動車を持ち上げるためのものです。
  • 5. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 3. 危険および警告 警告 本カーリフトは、訓練を受けた人のみが操作を許可されま す。 *操作の誤りにより、制御されない事故が発生することが あります。 カーリフトの下に追加のサポートを置くことは禁止されま す。 *自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に 至ることさえあります。 自動車を高い位置に持ち上げている際に、過度にゆさぶら ないでください。 *自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に 至ることさえあります。 安全装置を改造することは許可されません。 *安全装置が故障すると、自動車が落下して、オペレータ が重傷を負って死亡に至ることさえあります。 下降操作中は、常に足の安全に注意してください。 *押しつぶされると、足に重傷を負うことがあります。 自動車が高い位置にあるときに、自動車の支持がアンバラ ンスにならないよう確認してください。バランスがくずれ ると、自動車が落下することがあります。 *自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に 至ることさえあります。 リフトを操作する前に、操作マニュアルを学習してくださ い。 *操作が不正な場合、オペレータが重傷を負って死亡に至 ることさえあります。 危険 リフトが作動中に、自動車の下に人が立ち入ることは絶対 しないで下さい。 *自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に 至ることさえあります。 自動車が落下する可能性がある場合、オペレータはリフト から離れてください。 *自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死亡に 至ることさえあります。 リフトを操作する際は、アームの交差部分に絶対に触れな いでください。 *オペレータが不注意である場合、危険な傷害を受けるこ とがあります。 片側のリフトのみを使用して、自動車を持ち上げないでく ださい。 自動車は、振動、地震、傾斜によって落下することがあり ます。自動車が落下すると、オペレータが重傷を負って死 亡に至ることさえあります。 ピット内は必ず清潔確保する必要があります。 *ピット内は乱雑、積水などの場合があれば、リフトの重 大な損傷、オペレータの怪我、または死亡に至る危険性が あります。 以下の警告事項のいずれかが発生した場合、カーリフトの重大な損傷、 オペレータの怪我、または死亡に至ることさえあります。 下記の詳細を必ず理解してください。 3-1 危険および警告 ! !
  • 6. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 3. 危険および警告 警告 自動車をカーリフトに進入させる際は、指定された方向か ら真っ直ぐ、左右均等に進入させて下さい。 *間違った方向から進入させると、カーリフトがアンバラ ンスになり、オペレータが重傷を負って死亡に至ることさ えあります。 コントロールキャビネット内の高電圧に注意してください。 *感電により、オペレータが重傷を負って死亡に至ること さえあります。 上記警告ラベルは、カーリフトに確実に貼付するものとします。 ラベルが損傷した場合、または剥がれた場合は、新品のラベルを購入し、 カーリフトに貼付してください。 ! 注意
  • 7. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 3. 危険および警告 3-2 ラベルの貼付け位置 リフトを操作時、本マニュアルに記載される操作説明および安全注意事項を 守り、ご使用して下さい。 ①操作説明 ②警告 ③商品名銘版 ④製造メーカー名 ① ② ④ ③
  • 8. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 4. 構造および部品 4-1 作動原理 (1) 作動原理 本リフトでは、油圧ポンプを利用してシリンダーを操作します。両方のシザー が流量調整バルブによって制御され、プラットフォームが作動し、上昇します。 降下止めツメが入っている場合、安全ロックが作動します。これはリフトの下 降を防止する安全機構です。 (2) 上昇操作 「アップ(Up)」ボタンを押すと、モーターが作動してポンプを駆動すること により、ボタンのシリンダーへ油圧オイルが送られ、プラットフォームが上昇 します。 「アップ」ボタンを離すと、モーターが停止し、吸い上げられた油圧オイルは チェックバルブの内側で停止します。また、両側のプラットフォームも停止し ます。安全ロックは常にロックします。 (3) 下降操作 「ダウン(Down)」ボタンを押すと、安全ロックが開放されます。次に、安 全ロックのカバー上のリミットスイッチから信号が送られ、下降バルブが開き ます。オイルはシリンダーからオイルタンクへ戻り、両側のプラットフォーム が下降します。 「ダウン」ボタンを離すと、下降バルブが閉じ、両側のプラットフォームが停 止します。また、安全ロックがロックします。要するに、小型空気圧シリン ダーが作動しなければ、安全ロックは開かず、上昇/下降制御バルブは作動せず、 カーリフトのプラットフォームは下降しません。 4-2 本部部品名 項目 部品名 項目 部品名 1 スイングアーム 6 (外)Xアーム〔下段〕 2 ラットフォーム 7 シリンダー 3 (内)Xアーム〔上段〕 8 ベース 4 (外)Xアーム〔上段〕 9 同調バー 5 (内)Xアーム〔下段〕 10 延長プラットフォーム ① ② ③ ④ ⑤ ⑦ ⑥ ⑧ ⑨ ⑩
  • 9. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 4. 構造および部品 4-3 各部品説明 項目 部品名 仕様 1 隔離変圧器 外部電源を隔離こと 2 マグネットスイッチ モーター電源をコントロール 3 安全ヒューズ 過電流の檢出により、操作回路を止める 装置 4 タイマーリレー 升降閥の下降時間を啟動させる 5 リレー エアー電磁弁をコントロールこと 6 サーマルリレー 過負荷運転に対して保護こと 7 端子台 電気配線の端子を差し込む 8 圧力調壓閥 作動油の上限圧力を制限させる 9 逆止弁 ポンプを保護(オイルの戻りにより、ポ ンプの逆転にさせない事) 10 昇降弁 下降をコントロールこと 11 下降流量バルブ 下降流量の調整とコントロール 12 エアー電磁弁 エアー回路をコントロール ※電力及びエアーの支給されてなく、リフトが下降させる場合、一旦安全ロックを 解除し、逆時計方向で減圧弁のボタンをONとしたら(図⑧ )、リフトが下降できます。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑫ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪
  • 10. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 4. 構造および部品 4-4 操作パネル説明 (1)電動時の操作スィッチ ①上昇ボタン: 上昇ボタンを押すと、リフトが上昇します。 ②下降ボタン:下降ボタンを押すと、リフトが最下降点まで下降します。 ③電源スイッチ: 緊急停止ボタンを右へ回し、解除してから、電源スィッチを回す。 ④電源ランプ: 電源スィッチが稼働時に、ランプが付きます。 (通電正常の事を標示する) ⑤スイングアームスイッチ:アーム昇降。 ⑥自動上昇取消:下降する際に、自動上昇を解除します。 ① ③ ② ④ ⑤ ⑥ (2)プラットフォームを延長する方法 リフト上昇時,プラットフォームが水平の状態で引っ張ると、プラットフォー ムを延長することが出来ます。 (3)スイングアーム昇降操作 プラットホームが水平の状態で車を進入して、スイングアームスイッチをオン にすると、スイングアームが自動上昇します。その際に、アダプターを適用し て、車のジャッキポイントに設定してください。
  • 11. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 4. 構造および部品 4-5 油圧回路図 4-6 電気回路図(三相)
  • 12. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 4. 構造および部品 4-7 レギュレータとルブリケータのコンビネーション ※ レギュレータおよびルブリケータ ■レギュレータの機能は、エアー圧を0.69~0.8 Mpaに制御することです。 工場出荷時のエアー圧は0.45~0.55 Mpaです。 ■ルブリケータシステムは、エアー制御装置にオイルを供給します。エアー制御装 置が正常に作動する事を保証する為に、オイルの量を毎月点検して下さい。 ①レギュレータを調整しないで下さい。 ②ルブリケータシステムの量を調整しないで下さい。 注 意
  • 13. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 5. 操作説明および操作の注意事項 5-1 設置および操作の条件 本リフトは、屋内使用の為に設計されており、床面レベルが5 mm未満(対角含 む)の場所への設置のみが許可されます。本リフトは洗車用には設計されていま せん。本リフトの上または周囲での洗車は許可されません。 5-2 使用前点検 使用前の点検中に、自動車をリフトの上に置かないで下さい。 検査ポイント 検査の詳細 検査方法 プラットフォーム と乗り込み板 緩みがありますか? ゆさぶり点検 変形、破損、磨耗がありますか? 目視点検 動きはスムーズですか? 目視点検 リフトの本体 両側のプラットフォームは 同じ高さですか? 目視点検 上昇/下降の動きはスムーズですか? 目視点検 異常ノイズはありますか? 聴覚点検 外観上に変形、破損、亀裂がありますか? 目視点検 コントロール ユニット キャビネットからの漏洩がありますか? 目視点検 作動時に異常ノイズがありますか? 聴覚点検 配管およびコネクタに漏洩がありますか? 目視点検 落下防止装置 上昇作業中に、安全爪の接触による 音が発生しますか? 聴覚点検 リフト置き場所と リフト内部 下降時爪と上昇時のラックとの空間が 確保してありますか? 目視点検 操作スィッチの変形、破損がありますか? 目視点検 作動スイッチ および作動バルブ 作動バルブが変形または 破損していますか? 目視点検 漏洩がありますか? 聴覚点検 何らかの異常状態が見られた場合、修理するまでリフトを操作しないで 下さい。修理せずに操作すると、リフトが破損するか、人身事故が発生 することがあります。 注 意
  • 14. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 5. 操作説明および操作の注意事項 c 5-3 自動車をカーリフトへ進入させる前の注意 ◆自動車をリフトへ進入させる前に、プラットフォームが最低位置に下りている ことを確認して下さい。最低位置でない場合は、アップ/ダウンボタンを操作して、 最低位置へ下降して下さい。 ◆自動車をリフトへ進入させる前に、ハンドツール、パーツ、ゴムパッド等上に あるものを総て除去してください。 5-4 リフトへの自動車進入 自動車をリフトへ進入させる際に、自動車の重心に注意してください。自動車の 重心が可能な限りリフトの中心に保持されていることを確認して下さい。 5-5 アタッチメントの選択 自動車をリフトへ進入させる前に、プラットフォームを最低位置へ下降 して下さい。最低位置に下げていないと、自動車又はリフトの損傷が発 生することがあります。最低位置になっていても、自動車とリフトの衝 突によるシャーシの損傷が発生することがあります。 注 意 自動車の重心をリフトの中心に保持してください。中心から外れると、 アンバランスの為に自動車が落下することがあります。 警 告 アタッチメントは自動車メーカーによって指定されています。アタッチ メントが合わないと自動車が損傷することがあります。又、アタッチメ ントが合わない場合は、自動車をリフト上に置かないで下さい。 いかなる場合も、必ず適切なアタッチメントで自動車を支持してくださ い。これは前述の重心の一致にも役立ちます。 警 告
  • 15. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 5. 操作説明および操作の注意事項 5-6 上昇操作 電動式の上昇操作 1. アップボタンを押すと、自動車が持ち上がります。 ボタンを離すと停止します。 2. アップボタンを押すと、パッドが自動車にわずかに接触し、次にプラット フォームが上昇します。自動車を持ち上げる前に、自動車に支持穴が あることを確認してください。次に、アップボタンを押し続けて、 自動車を持ち上げます。 3. 支持のバランス状態を確認するために、自動車をゆらします。 バランスが悪い場合は、支持位置を調整して、バランス状態を改善します。 4. 上昇操作中は、常にカーリフト周囲の安全に注意して、安全装置が 作動していることを確認します。 5. 最高位置に上昇すると、リミットスイッチによってリフトは自動的に 停止します。 1. 操作に注意を集中してください。 2. 最大許容荷重は3,300 kgです。この荷重制限を超えてリフトを 使用しないでください。荷重制限を超えると、リフトが損傷 することがあります。 注 意 上昇ボタン 下降ボタン 重大な事故の発生を防止するために、リフト操作時にカーリフトの周囲 に誰もいないことを確認してください。 注 意 5-7 上昇操作 1. 「ダウンボタン」を押すと下降し、ボタンを離すと停止します。 2. 下降操作中は、常にカーリフト周囲の安全に注意してください。 下降操作は、カーリフトの移動範囲内に人も物もないことを確認した後でのみ、 許可されます。また、自動車の上または内部に何かがあると、下降操作中に 落下する可能性があり、落下衝撃による物的損傷または人身事故を防止する ために、除去してください。 3. カーリフトが下降できない場合は、安全装置を解除するようわずかに 上昇させ、次に上記操作手順に従ってカーリフトの下降操作を行います。 4. 下降時,乗り込みプレートを下ろして、自動車退出しましょう。
  • 16. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 5. 操作説明および操作の注意事項 5-9 作業後の検査 作業完了後に、リフト周囲を清掃します。特に、オイルや潤滑剤を清掃しなけれ ばなりません。何らかの異常状態が見つかったら、地域代理店に問い合わせて下 さい。また、カーリフトを最低位置まで下降させたら、電気およびエアー圧電源 を含む電源スイッチをOFFにして下さい。 5-10 リフト範囲 5-8 カーリフトからの自動車退出 リフトを最低位置まで下降させ、次に自動車を真っ直ぐゆっくり退出させます。 退出に失敗すると、自動車またはリフトが損傷することがあります。 リフトを必ず最低位置まで下降させて下さい。最低位置にないと、自動 車やリフトが損傷することがあります。傾斜プレートを取り付けた場合 は、元の位置に戻して下さい。 注 意
  • 17. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 5. 操作説明および操作の注意事項 単位:cm 5-12 リフトの設置スペース 1.水平の度合いは5 mm未満にする必要があります。 2. 2つのプラットフォームおよび2つのベースを水平に保持する必要があります。 3.基礎の穴にアンカーボルトを固定する必要があります。 4.エアーホースや電源コート線(200V三相)の配線をコントロールユニット まで事前に用意してください。 5.リフト前部と壁面間の距離は、250 cm以上にしてください。 6.コントロールユニットはリフト後部ではなくリフト前部に設置しなければなり ません。 7.独立した電源スイッチはコントロールユニットに設置されています(電源は30 A推奨)。 5-11 吊り上げ方式
  • 18. ( 1 )図一のようにPVCパイプ埋め込み、ユニット設定位置まで届けてください。 (図1) パイプの長さはピット位置により 設定してください。參考(図一) Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. ( 2 )ピット工事完成後,プラットフォームだけ1メーターぐらいを吊り上げ、リ フトをピット内に入れてください。 PVCパイプ 6. リフト設置(据付)説明 パイプ口は必ず床より 2センチを高めること
  • 19. ( 3 )リフトをピットに入れ、アンカーボルトを打ってください(前後12個、図一 参照)。図二:各エアーホースをチューブに繋ぎ、オイルホースも繋いでくださ い。 Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. ( 4 )ユニットをPVCパイプ口に置いて、エアーチューブ、オイルホース、電線 コードをユニット底口を通してから各指定口(指定番号と指定色)まで繋いでく ださい。 最後に、外部エアーをレギュレーターまで繋いてリフトの据付は完成します。 アンカーボルト 6. リフト設置(据付)説明 エアーチューブ (参考図1) (参考図2) レギュレーター
  • 20. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 7-1 リフト上昇安全裝置説明 ( 1 )操作パネルに上昇ボタン押すと、外部エアーがレギュレーターにより安全 ロックにあるエアーシリンダーをオープンにして、安全ロックが開きます。また、 上昇ボタン離すと、安全ロックインに戻ります。 (2)上限まで上昇した際、リミットスイッチが当たりリフトが自動的に上昇停 止になります。 インプット アウトプット レギュレータ 安全カバー エアーシリンダー 安全ロック リミットスイッチ 7. 安全裝置説明
  • 21. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 7. 安全裝置説明 7-2 リフト下降安全裝置説明 ( 1 )操作パネルに下降ボタン押すと、外部エアーがレギュレーターにより安全 ロックにあるエアーシリンダーをオープンにして、安全ロックが開きます。安全 ロックが開いてからリフトは下降します。 下降ボタン(Down Key)
  • 22. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 8. 定期検査 操作の安全性を保証するために、定期検査を行ってください。 半年毎検査 検査ポイント 検査項目 検査の詳細 アームの ベアリング 変形または 磨耗していますか? 目視点検 正常に機能しますか? 目視検査 カーリフトの構造 すべてのネジが しっかりボルトで 締め付けられていますか? 目視検査 すべての溶接部分はしっかり 接合されていますか? 目視検査 気圧システム エアーシリンダまたは エアー配管に漏洩が ありますか? 目視検査 油圧システム 油圧シリンダまたは配管に 漏洩がありますか? 目視検査 検査後、カバーが固定されていることを確認し、すべての固定ネジを 締め付けてください。故障または損傷が見つかった場合は、直ちに 地域代理店に連絡してください。修理されるまで、カーリフトを使用 しないでください。 注 意 毎月検査 検査ポイント 検査項目 検査の詳細 落下防止装置 安全ロックが変形または磨耗 していますか? 目視検査 望ましくない落下を 防止できますか? 1.上昇中および停止時に、安 全キーはベースと接触してい る必要があります。 2.下降中に、安全キーは安全 ピニオンと接触してはなりま せん。 アームリンケージ および 下部ローラー リンケージとローラーの いずれかが変形または 磨耗していますか? 目視点検 メカニズムは正常に 機能しますか? 目視点検 アーム アームのいずれかが変形 または磨耗していますか? 目視点検 オイル供給 オイルは十分ありますか? 目視点検 毎年検査 検査ポイント 検査項目 検査の詳細 オイルタンク 油圧オイル タイプESSO VG32の新品 オイルに交換します(最初の オイル交換は3ヶ月後)。 フィルタ 目詰まりしている場合は、 新品フィルタに交換します。 固定ベース (あれば) 固定ネジ ベースがしっかり固定されて いるか点検します。 固定されていない場合は、固 定ネジを締め付けます。
  • 23. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 項目 部品名 1~2 シャフト 3 連桿部份 4 シリンダ 5 ローラー 6 安全ロック 定期的に潤滑してください。 8-1 潤滑位置 ② ⑤① ④ ③ ⑥ 8. 定期検査
  • 24. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 9. トラブルシューティング 何らかの障害が見つかった場合は、再点検して、実際の障害を確認します。 障害の点検には、本マニュアルの説明に従い、以下の表に従って適切な手順を踏 んでください。あるいは、サービスについて地域代理店に問い合わせてください。 状態 理由 推奨される取り扱い モーター故障の ため上昇しない 1.サーマルリレーが 励起している 理由を確認し、サーマル リレーをリセットします 2.磁気スイッチが作動しない 理由を確認し、再起動します 3.スイッチの接触不良 地域代理店に問い合わせます 4.位相が不完全である 地域代理店に問い合わせます ポンプの故障 1.ポンプが逆回転する 地域代理店に問い合わせます 2.ポンプの故障 地域代理店に問い合わせます 3.オイル不足 ISO VG32オイルを 供給します 4.フィルタ目詰まり フィルタを清掃、 または交換します 5.配管の漏洩 締め付ける、または 交換します 6.シーリングの漏洩 地域代理店に問い合わせます 状態 理由 推奨される取り扱い 下降しない 1.下降保護が設定されている 上昇させてから、 下降させます 2.油圧シリンダの不具合 地域代理店に問い合わせます 3.空気圧シリンダまたは 油圧シリンダの スライド部品の磨耗 地域代理店に問い合わせます 4.空気圧が供給されない 圧縮空気を供給します 5.空気圧が低下している 地域代理店に問い合わせます 6.下降バルブが開かない 地域代理店に問い合わせます 7.下部フットチューブの ローラーの異物 異物を除去します 下降しない (電気系) 1.下降バルブのネジが 作動しない 地域代理店に問い合わせます 2.下降保護が設定されている 上昇させてから、 下降させます 3.下降バルブが開かない 地域代理店に問い合わせます 4.下部フットチューブの ローラーの異物 異物を除去します 停止時の下降 1.下降バルブまたはチェック バルブの漏洩 地域代理店に問い合わせます 2.油圧シリンダ上部の漏洩 地域代理店に問い合わせます トラブルシューティングの説明は、追加アクセサリには適用されません。 電源に関する作業を行う前に、作業の安全のため、電源スイッチのOFF を確認してください。 注 意
  • 25. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 10. 仕様 メーカー:ファインピース 型式:PL-S331 カラー:レッド / ブルー 設置方法:埋設兼用タイプ 油圧ユニット:別置き 受台寸法:1,420~2,220mm 能力:3,300kg アーム能力:2,800kg 揚程・ストローク:1,750m/m 上昇時間:約45秒 モーター:3相 AC200V 50~60HZ 1.5kW 対応車種:軽1BOX~RV・小型トラック エアー圧:6~8kg/㎠ 自重(本体):1,435kg <標準装備品> ・受台パット 計8個(25mm/50mm) ・アタッチメント 計4個(75~136mm) ・同調配線カバー <オプション品> ・受台パッド(H85mm/100mm) ・有線リモコン ・サブステップ
  • 26. Confidential © Fine Piece Inc. All rights reserved. 11. アフターサービス ◎何らかの不具合が見つかった場合 「8. トラブルシューティング」に従って点検し、処理します。 ◎保守が困難な場合 地域代理店に問い合わせてください。 ◎保障期間内の修理 本カーリフトに対して、当社は購入日から1年間の保障期間を提供しています。 保証の詳細については、保証シートの詳細を参照してください。 ◎保障期間後の修理 地域代理店に問い合わせてください。 一般的に、修理費用はユーザーに請求されます。 ◎その他 すべての不明点については、地域代理店に問い合わせてください (必ずモデルおよび購入日をお知らせください)。 シリアル番号 購入日 モデル 購入者 購入店: 電話: 担当者: 住所: 不具合状態 日付 理由 解決済? はい □ いいえ □ 日付 理由 解決済? はい □ いいえ □ 日付 理由 解決済? はい □ いいえ □ 日付 理由 解決済? はい □ いいえ □ 日付 理由 解決済? はい □ いいえ □ ファインピース株式会社 〒812-0892 福岡市博多区東那珂1丁目18番27号2F TEL : 092-409-5420 / FAX : 092-409-6038 E-mail:contact@finepiece.jp http://www.finepiece.jp/ 販売元