IBM Bluemix ハッカソン発表資料 資料制作/発表：平田孝広 2015年5⽉19⽇「IBM XCITE SPRING2015」にて発表

1. Happy Climbing
チーム FUJI
2015年5⽉19⽇「IBM XCITE SPRING2015」にて発表

2. 近年の登⼭の動向
• 2009年「⼭ガール」ブーム
• 2013年「富⼠⼭の世界⽂化遺産登録」
気軽に登⼭する⼈が多くなり、
⼭での遭難者が増えている
これを少しでも解決できないか？
『遭難者の３/４が中⾼年』

3. ターゲット
中⾼年（４０代以上）の登⼭者

4. ターゲットについて
加齢による体⼒の低下を認識せずに無理な計画を⽴てており
体調が悪いときは早期中⽌を警視庁が呼び掛けている
体調が悪くなる前に注意を促す⽅法を検討

5. ⽅法
登⼭時にスマートフォンとSensorTagを携帯してもらい、
登⼭者の温度と湿度をSensorTagで取得しサーバーにアッ
プ。
サーバーはデータから登⼭者の不快指数を算出。
不快指数が良くないようであれば、休ませたり体温調整を促
すメールを送る。
スマートフォン
SensorTag

6. システム
温度
湿度
温度
湿度
対策メール
登⼭者に⾝に付けてもらう
IBM Bluemix（不快指数算出）

7. 不快指数とメール内容
不快指数：気温Td(℃)と湿度H(％)で計算可能
計算式：0.81Td+0.01H(0.99Td-14.3)+46.3
不快指数 体感温度
〜55 寒い
55〜60 肌寒い
60〜65 何も感じない
65〜70 快い
70〜75 暑くない
75〜80 やや暑い
80〜85 暑くて汗が出る
85〜 暑くてたまらない
「⽊陰に⼊ってください」
「休息してください！」
「暖をとってください」
「厚着をしてください」
送信メール内容

8. 滑落した時
加速度センサーやジャイロスコープのデータをIBM
Bluemixに送り登⼭者の状態を素早く解析。
ユーザーが滑落しと判断すれば、異常状態をtweetし
素速く広範囲に知らせることが可能。
『登⼭中に滑落した
可能性があります！』
IBM Bluemix
tweet
加速度
ジャイロ

9. 滑落デモ

10. ⼭岳での電波状況
電波が届く⼭岳ルート
北アルプス槍ヶ岳付近 富⼠⼭
電波が届くエリア

11. 電波の使える⼭⼩屋

12. 展望
• ⾼⼭病予防：SensorTagの気圧データを
使って、標⾼・酸素濃度を計算
• 低体温症予防：体温が取得できれば、体温
３５℃以下の場合

13. “ご静聴ありがとうございました。”
チーム FUJI
Happy Climbing！