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Inkscapeで折り図を描く〜折り図を並べる〜
- 2. ● ここから「複数の図を並べて折り工程を説明する」 という作業に入ります。 – 折り図に含めるべき情報 – レイアウト – 流れを説明する記号 – レイヤの管理 ● どちらかというと、Inkscapeに依存しない話題が 多くなります。
- 3. 折り図に含める（べき）情報 ● 必須の情報 – 作品のタイトル – （作品の）作者／折り図の書き手 – 折り工程 ● 入っていた方が良いなぁ、というもの（私の個人的な希望で す） – 展開図 – 完成品のサイズと推奨用紙（そういえば私の折り図には入ってな い） – 創作／作図の年月日（下記に関連） – コピーライト – 参考文献
- 4. あると嬉しいワケ ● 展開図 – 構造の勉強になりますし、キレイなので見てて楽しいです。 折らなくてもわかったような気になれます。 ● コピーライト – 折った写真をブログに掲載したい、好きな作品なので人に 教えたい、など二次利用したい人がたくさんいます – 「どこまでなら許可無く二次利用できるのか？」を明記するこ とで、スッキリする部分もあると思うのです。「許可無き利用 を一切禁ず」でもOKです。 ● 参考文献（創作者＝作図者の場合） – 創作に当たって、参考にした作品などまとめておいていただ けると、私が「ほほぅ」と楽しめます
- 5. レイアウト ● とりあえず、紙に印刷することを前提で話します。 – 今時だと、スマホやタブレットで閲覧すること前提のレ イアウトもあると思います。 ● レイアウトで気にすべきこと – 情報は読み取りやすくなっていますか？ – 図の大きさは十分か？ – （レイアウトじゃないけど）図の変形は理解しやすいか？ – 1つの図から次の図に目線がスムーズに流れるか？
- 6. 図の大きさ ● （だいたいで良いので）図の大きさを揃える – 私は３cm四方を基準にしています – 細長い図になってしまったときはそれなりに ● 1ページあたりに配置する図の数を揃える – 私は12個くらいを目安にしています – 探偵団コンベンション折り図集は15～18らしいです ● 好きな折り図を参考にして、自分なりの基準を決 めていきましょう
- 9. レイヤとは？ ● 「レイヤ」とは層のこと – セル画のように複数の 画像を積層して1つの 絵を作るための仕組み – 上手に分割しておくと 編集が楽になります。 – レイヤごとに ● 見える／見えない ● 編集できる／できない – を指定できます。 レイヤ1 レイヤ2 レイヤ3 合成画面
- 10. レイヤの分割(私の場合) 編集時 印刷時 見える 編集できる 見える 編集できる 著作権表示 ×× ×× √√ ×× 前景(図) √√ √√ √√ ×× 背景 √√ たまに √√ ×× トンボ ×× ×× 不明 ×× ガイド √√ ×× ×× ×× ● 基本は機能ごとにレイヤを分割します。あまり多いと混乱するので ほどほどに。 ● 前景レイヤ：ここまで説明してきた図を置いてあります。線と面で分 けたり、スタイル単位で細分する方もいるとか。 ● 背景レイヤ：折り工程の流れを表す薄い線が含まれています。前 景の編集時にうっかり触ってしまうので別レイヤにしてあります。
- 13. おしまい