2. API x PM #01
About Speaker
疋田 圭介
• CData Software Japan 合同会社 代表社員
経歴
• 業務データ活用一筋10年+
• 金融機関10年(内、インドネシア5年)
• コンポーネント開発の海外オペレーション
• CData Software の日本オペ立ち上げ
@cdatajapan (占拠中)
@keisuke.hikita.5
https://qiita.com/jonathanh
3. API x PM #01
About CData Software
Bi-directional Access to Live App, Database, & Web API Data Through Standard Drivers
・CData Software, Inc. / Started: 1994 (/nsoftware)
・Location: Chapel Hill, NC a spin-off of /n software
・CData Japan: 2016/6 (JV with Infoteria)
・20年以上にわたりデータ関連コンポーネントを提供
・100+ 対応データソース
・「API を使いやすく」をミッションにクラウドデータ接続を標準化
4. API x PM #01
業界最多級のデータソース
Drivers for NoSQL, Big Data, & SaaS Connectivity
CRMおよびマーケティング自動化
会計システム
コラボレーションおよびERP
オンプレミスおよびクラウドDB
ドキュメントおよびファイル形式
ソーシャルネットワーキングネットワーキングおよび認証
電子商取引
その他
5. API x PM #01
RDB⇔ Web API 変換でAPI を使いやすく
Enable real-time data integration with hundreds of applications, databases, and Web APIs
Data Drivers
Web API をJDBC/ODBC/ADO
(標準SQL)で使いやすく
API Server
RDB/NoSQL/file からREST API
を簡単に作成
6. API x PM #01
今日のはなし「API as a Product」
• API を提供する目的は?
• API ユーザー≠元のサービスのユーザー
• 「API as a Product」の考え方とは?
15. API x PM #01
「API as a Product」
近年提唱されている「API はそれ自体が製品である」という考え方
• API を製品として扱い、Product Owner を置く
• クライアントのエンジニアが使いたくなるようなシンプル、総合的、使いやすいAPI
• 能動的にAPI を長きにわたって維持・メンテする
• 顧客フィードバックをプロダクトに活かし、高品質のサポートを提供
https://opensource.zalando.com/restful-api-guidelines/出典:
https://restful-api-guidelines-ja.netlify.com/和訳あった:
16. API x PM #01
「API as a Product」なら
• API 戦略を設定しよう:
• 既存ユーザーの利便性向上がフルスコープ?
• それともユーザー増加を狙う決め手?
• ちゃんとエッジ立ってる?
• 戦略立てて、リソース取って、製品宇宙を支配します。
17. API x PM #01
「API as a Product」なら
• API Product Manager を置こう
• もとのサービスと同じ人がPM だと独立が難しい
• 製品仕様、UI、マーケ・営業、サポートに渡る権限を
• 戦略と一緒に独立予算を持とう
• 既存ユーザーとAPI で獲得するユーザーの機能要望のバランス
18. API x PM #01
「API as a Product」なら
• API のUI を整備しよう(もとの製品に引きずられない)
• 開発者ポータル
• 整備されたドキュメント(当然Web)
• ちゃんとSEO する
• SDK
• Driver
• 使いやすいAPI
• REST (特にこだわりない場合は)
• 今ならOpenAPI Initiative
• メタデータの提供
19. API x PM #01
「API as a Product」なら
• API プロモーションやチャネルを再定義しよう
• 既存のプロモーションチャネルは基本的には使えないと思った方がよい
• Web で情報が見つからないのはNG
• 紙の申請書とか止めよう
• 営業人員の手を介すやり方でいいのか?
• すぐにトライアルできる環境
• サンプルやナレッジ記事
• セールスよりもコミュニティ
20. API x PM #01
「API as a Product」なら
• API ユーザーをサポートできる体制を作ろう
• 既存のサポート/CS がエンジニア向けのAPI のサポートができるとは考えない
• API サポートを同じルートにするか別ルートにするか?
• 逆に電話サポートとか訪問は減らせそう
21. API x PM #01
最後に:もとのサービスと違ったUX でいいんだ
• API は別の製品として捉えた方が良い(まとめ)。
• API 戦略、API PM、独自予算、独自リソースをいきなり得ることは組織
上、難しいかもしれない。
• 一番重要なことは、「API のUX はもとのサービスと違ってもいい」という意
識を持つこと。