筋肉の仕組み

1. 筋肉の種類と特徴
• http://kintorecamp.com/muscle-fiber-types/
• https://machodou.com/33

2. 筋肉にも種類がありそれに応じて求められるトレーニングが異なる
遅筋
速筋
筋肉の種類
ＳＧ繊維
ＦＧ繊維
ＦＯＧ繊維
速 低
力の伝達スピード
遅
耐久能力
高
筋肉肥大度
高
低
筋肉の種類と特徴

3. 遅筋 速筋
スポーツではどちらの筋肉が主に利用されているか
低負荷の運動を長時間行なう 短時間で最大限のパワーを出す
マラソン
バーベルスナッチ
水泳
短距離長距離

4. 各筋肉を効率的に鍛えるためには
回数（レップ数）
50回以上
12
6
遅筋
速筋
神経
代謝・筋肥大の発達
神経系の発達
（限られた筋繊維で最大限の力を生み出す）
代謝・持久筋の発達
トレーニング効果

5. 重量の重いものを持つためには
パワーを生み出す要素
筋繊維
筋周膜
パワー＝筋繊維の体積×筋繊維の数×②筋繊維の稼働率
※筋繊維の体積＝筋繊維の長さ×①筋繊維の断面積
①筋繊維の断面積を増やす
以上を踏まえてパワーを付けるには２通りの方法がある
※筋繊維の数，筋繊維の長さは後発的には増えない

6. 筋繊維
筋周膜
②筋繊維の稼働率を上げる
全力で力を出したとしてもトレーニングをしていなければ
筋繊維は6～７割程度しか稼動しない
※メカニズムについては次ページへ
重量の重いものを持つためには

7. 筋繊維と神経系トレーニングの関係について
前述したようにパワーを増やすためには単純に筋肉を肥大化（断面積を増やす）させるだけではなく
筋繊維の稼働率を上げることも重要になってくる。
脳 脊髄
中枢神経 運動神経
脳 脊髄 筋肉
筋肉
筋繊維
筋周膜
脳の命令により筋繊維の稼働率はコントロールされている
通常は脳が筋繊維の稼働率を抑制する（筋肉の損傷防止のため）
命令
レップ数が数回しかこなせないような高重量のトレーニングを継続すると
脳がその重量に適応し，筋繊維の稼働率を上げる
【一般人】
【ウエイトリフター】 稼働率が低い
稼働率が高い