1. 言語学概論第12回
各論４：Twitterと言語研究（先週
の続き）
2013年７月１５日（月）14:40 ～

2. ０．導入
http://youtu.be/2gEb-4r2Rug

3. １．１．Twitterの言語
• 書き言葉？話し言葉？びみょうな言葉？
• 独り言
• わざと変にくずす
• はやりの若者言葉

4. Twitterの機能
• プレビュー機能の欠如
• ガラケーやスマートフォンなど，様々な
携帯端末からの投稿が可能

5. ２．Red Balloonの取り組み「セレ
ブ文法警官」
• 子供英語教室の凄いプロモーション、SNSに
はびこる“セレブの文法ミス”を子供警官が摘
発！
• ブラジルの大手児童英語教室「Red Balloon」
の一風変わったプロモーション。ソーシャル
ネットワーク上にはびこる英文法のミスを改
善させるために、セレブの誤文法を取り締ま
る“子供警官”を発足するという企画。その名
は、“Celeb Grammar Cops”。8才~13才の子供
警官がお気に入りのセレブのツイートを
チェックして、彼らの文法ミスをリツイート
で指摘するというもの。

6. ２．１．いい評価
• 言語の研究に役に立つ→「誤用研究」
• 子供に言われたら嫌な気持ちにならない

7. ２．２．悪い評価
• 細かすぎ
• 将来人のミスばかり指摘する子供になり
そう
• 生意気だと思われる
• 屈辱的
• こんな取り組みではスペルミスはなくな
らない
• RTはよくない

8. ３．誤文法について

9. ３．１．Twitter上
＜あってもよい＞
• リアリティーがある
• SNSなので伝わることが大事。従ってミスはなくなら
ない
• 趣味の発言なのであり，個性と考えることもできる
＜（セレブであるが故に）あってはいけない＞
• フォロワー多数。
• 知り合いなら気にならない
• 影響力が大きい。子どもに悪影響を及ぼす。逆にセレ
ブの文法ミスがなくなりとファンの子どもはうれしい
はず。

10. ３．２．そもそもなぜ誤文法が生
じるのか
• 変換ミス，スペルミス
• わざとかどうかも問題
• 勢いで書くため，推敲のワンクッション
がない
• 話し言葉と書き言葉は違う
• ことばを崩すということ
• 新しい文法の可能性