SlideShare a Scribd company logo
1 of 48
ECファーストパーティ開発部の紹介
2018. 2.10
ECファーストパーティー開発部
楽天株式会社
2
インターネットショッピングサイト
=
eコマース(電子商取引)
唐突ですが、皆さんの中で次のようなイメージはありませんか?
First
Party
3
③商品が自宅に届く
②1-3日程度
待つ
それでは、この3ステップがどのように実現されているか知っていますか?
ショッピングサイトは
eコマースのほんの一部に過ぎないのです。
First
Party
①欲しい商品をショッピングサイトで
購入する
4
もし本当のeコマースを知りたいのなら
ショッピングサイトの裏側で
何が行われているのか
を知る必要があります。
First
Party
5
購買履歴や
各種データの分析
ユーザーによる購入
売上・利益の
計上
商品ページの作成
注文の管理・
カスタマーケア・
決済
仕入先の確保
梱包・配送業者
への荷渡し
在庫の確認・引当
ネットショッピングの
一連の流れ
First
Party
6
購買履歴や
各種データの分析
ユーザーによる購入
売上・利益の
計上
商品ページの作成
注文の管理・
カスタマーケア・
決済
仕入先の確保
梱包・配送業者
への荷渡し
在庫の確認・引当
ネットショッピングの
一連の流れ
First
Party
大規模ネットショップではこうした業務と
大量の商品・注文の処理をほぼ全自動化
=「システム化」しています
7
ECファーストパーティー開発部 は
楽天のファーストパーティービジネスの開発を
担当する開発集団なのです。
First
Party
8
“ファーストパーティー” = “B to C” ビジネスモデル
B to B to Cモデル (市場型) B to Cモデル (直販型)
店舗 ユーザー ユーザー楽天 楽天
First Party
Like・・・ Like・・・
Amazon
ZOZOTOWNYahoo! ショッピング
9
B to C
C to CB to B to C
First Party
Yahoo!
ショッピング
TMALL
ヤフオク
mercari
Taobao
ebay
Amazon ZOZOTOWN
10
Rakuten ブックス
First Party
11
楽天ブックスとは?
-楽天が運営するオンライン小売店
-書籍・ゲーム・CD&DVDなどを取り扱う市場最大級の店舗
▼商品数
10,000,000 items
▼1ヶ月平均の出荷数
1,910,000 ships
▼1日あたりのユニーク訪問者数
340,000 users
参考:岡山県の人口 :191万5401人
国内携帯電話月間出荷台数 :153万件
参考:百貨店の日別来店客数の平均
- 首都圏の駅前店舗 :8万人 – 13万人
- 郊外の中規模駅前店舗 :2万人 – 5万人
First Party
12
楽天ブックスの強み
最先端の技術を駆使した提案・開発
最新のアジャイルスタイル(Scrum)を積極的に活用しています。
また、時間起動(バッチ駆動)ではなく、イベント駆動アーキテクチャを全面的に
採用しており、最先端の技術を身に付けることができます。
First Party
13
楽天ブックスの強み
事業・開発が一体となったUI/UX改善への取り組み
仮説&検証を繰り返し、商品ページや検索画面のUI/UX改善を行っています。
事業と開発の座席が近く、開発だけでなく事業も一体となって随時改善案を議論
するため、ページの高速化やユーザビリティ向上がより素早く実現できます。
・css/jsのwebpack化によるページ高速化
・Sassやreact.js、vue.jsの新規導入
・KVSを用いたAPI参照によるajax化
・Spring/Jerseyフレームワークを用いたAPI開発
など
First Party
14
楽天ブックスの強み
課題の迅速な「見える化」と分析の「自動化」
楽天ブックスでは数億単位のデータを保有しています。それらビックデータを迅
速に処理し、ビジネスの課題と需要をシステムで「見える化」しています。
eコマースは変化スピードが特に速く、分析そのものを「自動化」するのも不可欠
です。
・楽天市場のビックデータの活用
・ビジネスインテリジェンスの活用
・需要予測および発注機能の自動化
・価格設定の自動化
First Party
15
楽天ブックスの強み
楽天ブックスダッシュボード - 出版業界をエンパワーする!
Smart phone
出版社
商品情報の登録
売上情報の参照
楽天ブックスダッシュボードでは、出版社自身が自社商品の登録を行い、商品の
売上を見ることができます。効率的な在庫の配置、売上促進などを通じ、出版社、
出版業界をエンパワーしようとしています。スモールチームで開発を行うため、
自らの意見を反映しやすく、短期間でリリースできるのが特徴です。
• 出版社自身が管理できる商品・画像機能
• 在庫・売上情報の参照機能
• 新しい技術を使ったWebデザインページ
First Party
16
Rakuten BRAND AVENUE
First Party
17
What is Rakuten BRAND AVENUE ?
楽天ブランドアベニューは楽天が公式運営するファッション通販サイトです。
UNITED ARROWS、BEAMS、URBAN RESEARCHなど、500以上の人気ブランドを
取り扱ってます。
First Party
※画面は2018年1月時点の内容です
18
Specialized functions for fashion site
ファッション通販サイトに特化したさまざまな機能を提供し、他のサイトに負けない、
魅力のあるサイトを目指して開発しています。
1) Color Search 2) Fit Advisor 3) Image Search
First Party
※画面は2018年1月時点の内容です
19
Using Various technology
いろいろな新しい技術を積極的に取り入れ、開発メンバが様々な工夫を凝らしながら、
システムを開発しています。
First Party
20
J.LEAGUE ONLINE STORE
First Party
21
What is J.LEAGUE ONLINE STORE
Site Image
CS
Business Flow & System Mapping
DeliveryPaymentSales
Page
Production
Photo,
Manuscript
Admin
Tool
SmartFill
Sasage
Tool RightNow
Frontend
2017年4月に楽天がJリーグのECプラットフォームパートナーとなり、
2017年8月24日にJ.LEAGUE ONLINE STOREをフルリニューアルオープン!
First Party
22
System Architecture & Technology
 Admin WEB  Admin API
 Front WEB  Front API
First Party
23
Rakuten Direct
First Party
24
は
爽快ドラッグ本店やケンコーコム本店以外にも
楽天市場だけでも10店舗!さらに他ECショッピングモールへも出店中!
年間売上高 約 700億円 (2017年)
楽天グループ直営で日用品/医薬品/ベビー用品/ペット用品
を取り扱うECショップを運営しています。
First
Party
25
楽天グループ直営ならではの店舗規模とサービスレベルを提供するため
多種多様なシステムを開発運用しています。
商品管理
(発注)
販売サイト
(Webサイト)
注文管理
在庫・出荷
倉庫管理
顧客管理
(カスタマー
サポート)
BI
(分析)
EC店舗を運営する上で必要な全ての
システムの開発運用に携わっています。
では
First
Party
26
そして、新しいサービスも開発中です!
First Party
27
他社とのアライアンスも進めています
First Party
第1弾
第2弾 ウォルマート
ビックカメラ
28
社長の発言にも、ファーストパーティーが度々登場します
「Eコマースにはいろいろ形があるから」
楽天の三木谷浩史会長兼社長は最近、こう話すことが多い。(中略)実
際、楽天はEC分野のなかでも幅広い事業を同時に進めようとしてい
る。
- 2018年1月26日付 日本経済新聞電子版
First Party
29
ファーストパーティー開発部の概要
First Party
30
Canada
US
France
Romania
Bangladesh
China
India
Korea
Japan
Indonesia
New Zealand
Vietnam
Our diversity : 日本だけでなくいろんな国のメンバーで開発しています
First Party
31
Our diversity : 東京と大阪の2拠点で開発しています
First Party
Crimson House
Osaka Branch
32
First
PartyOur Tech : 多様なのは国籍だけでなく、様々な技術にトライしています
33
eコマースの専門スキル
First
PartyWhat I learn : ファーストパーティーでどんなことが得られるの?
eコマースで扱うことって, なかなか大変で奥が深い.
なので, 毎日成長を感じながら, たくさんのスキルを得られます!
 大規模なeコマースシステムのナレッジ
 プロフェッショナルエンジニアとしてのスキル
 大小さまざまな規模のプロジェクトのマネージメントスキル
 リテール(小売)ビジネスのナレッジ
34
なので、僕らと一緒にeコマース
スペシャリストを目指してみませんか!
First
Party
35
First
Party
番外編
36
番外編 : 部署内で表彰セレモニーやったり、
First Party
37
番外編 : Lightning Talkやったり、
First Party
大阪勤務希望な
ら、大阪支社から
接続できますよ
38
番外編 : Hack Dayやったり、
First Party
39
番外編 : 飲み会やるのは当たり前、コスプレも。
First Party
カラオケ
大好きです!
今日、
LTします!
40
番外編 : 年末は忘年会で締めくくります!
First Party
パワハラじゃありません!
余興はマネージャが率先して!
Books Hackday
〜自分で作ってみたいものでサービスを良くしよう〜
Feb.10.2018
Kyle Troutner
ECファーストパーティー開発部
楽天株式会社
42
アジェンダ
• Hackdayとは
• Hackdayの成果物
• Hackdayと通じて自分が何を得たのか?
• Hackdayで今後チャレンジしたいこと
43
Hackdayとは
• 背景
• 2017/04から開催されているイベント
• 1年に〜2回
• 内容
• 2日で新しいアプリケーションや機能を実装する
• 後日に事業に発表する(何を作ったか、何がすごいか、サービスにどうインパクトできるか?)
• 目的
• サービス:楽天ブックスに新しいものを作る
• 組織:普段関わっていないメンバーとコラボレーションをする
• 個人:新しい技術にチャレンジする
44
Hackdayの成果物
• 2017/04
• Books LINE Bot
• RBMemo
• Books LiVE
• 2017/09
• Books Gadget
• Book Cover Design Service
• Books Analytics
45
Hackdayと通じて自分が何を得たのか?
• 2017/04:Books Curator
• 【内容】
• 【技術】Angular2、Spring Boot
• 【感想】全ての機能を自分で作ろうとすると時間が足りない
チームを組んだ方いい
既存のライブラリーを使った方がいい
• 2017/09
• 【内容】
• 【技術】Angular2、Spring Boot、Websockets、MongoDB
• 【感想】チームで開発することは新しい技術を知る機会
開発以外のメンバーもいるとサービスレベルやデザインが向上する
既存のライブラリーやAPIを使うことで短期間でもすごいことも作れる
46
Hackdayで今後チャレンジしたいこと
• ユーザの観点からアイディアを考える
• 他の技術(フレームワーク、言語?)を使ってみる
• 他の開発チームのメンバーとチームを組む
THANK YOU

More Related Content

What's hot

Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
理弘 山崎
 

What's hot (20)

トランザクション処理可能な分散DB 「YugabyteDB」入門(Open Source Conference 2022 Online/Fukuoka 発...
トランザクション処理可能な分散DB 「YugabyteDB」入門(Open Source Conference 2022 Online/Fukuoka 発...トランザクション処理可能な分散DB 「YugabyteDB」入門(Open Source Conference 2022 Online/Fukuoka 発...
トランザクション処理可能な分散DB 「YugabyteDB」入門(Open Source Conference 2022 Online/Fukuoka 発...
 
リクルートが実践で学んできた“セルフBI”推進に求められる3つの要素
リクルートが実践で学んできた“セルフBI”推進に求められる3つの要素リクルートが実践で学んできた“セルフBI”推進に求められる3つの要素
リクルートが実践で学んできた“セルフBI”推進に求められる3つの要素
 
YugabyteDBを使ってみよう - part2 -(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #2 発表資料)
YugabyteDBを使ってみよう - part2 -(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #2 発表資料)YugabyteDBを使ってみよう - part2 -(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #2 発表資料)
YugabyteDBを使ってみよう - part2 -(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #2 発表資料)
 
JDMC LT#1 - なぜモノタロウでデータマネジメントが必要になったのか
JDMC LT#1 - なぜモノタロウでデータマネジメントが必要になったのかJDMC LT#1 - なぜモノタロウでデータマネジメントが必要になったのか
JDMC LT#1 - なぜモノタロウでデータマネジメントが必要になったのか
 
PostgreSQL: XID周回問題に潜む別の問題
PostgreSQL: XID周回問題に潜む別の問題PostgreSQL: XID周回問題に潜む別の問題
PostgreSQL: XID周回問題に潜む別の問題
 
レプリケーション遅延の監視について(第40回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
レプリケーション遅延の監視について(第40回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)レプリケーション遅延の監視について(第40回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
レプリケーション遅延の監視について(第40回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
 
Scalar DB: Universal Transaction Manager
Scalar DB: Universal Transaction ManagerScalar DB: Universal Transaction Manager
Scalar DB: Universal Transaction Manager
 
MonotaRO のデータ活用と基盤の過去、現在、未来
MonotaRO のデータ活用と基盤の過去、現在、未来 MonotaRO のデータ活用と基盤の過去、現在、未来
MonotaRO のデータ活用と基盤の過去、現在、未来
 
YugabyteDBの拡張機能(YugabyteDB Meetup #2 発表資料)
YugabyteDBの拡張機能(YugabyteDB Meetup #2 発表資料)YugabyteDBの拡張機能(YugabyteDB Meetup #2 発表資料)
YugabyteDBの拡張機能(YugabyteDB Meetup #2 発表資料)
 
楽天のECにおけるAI技術の活用
楽天のECにおけるAI技術の活用楽天のECにおけるAI技術の活用
楽天のECにおけるAI技術の活用
 
Google Cloud Dataflow を理解する - #bq_sushi
Google Cloud Dataflow を理解する - #bq_sushiGoogle Cloud Dataflow を理解する - #bq_sushi
Google Cloud Dataflow を理解する - #bq_sushi
 
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
 
PostgreSQLの統計情報について(第26回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
PostgreSQLの統計情報について(第26回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)PostgreSQLの統計情報について(第26回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
PostgreSQLの統計情報について(第26回PostgreSQLアンカンファレンス@オンライン 発表資料)
 
Travel & Leisure Platform Department's tech info
Travel & Leisure Platform Department's tech infoTravel & Leisure Platform Department's tech info
Travel & Leisure Platform Department's tech info
 
SQLアンチパターン - 開発者を待ち受ける25の落とし穴 (拡大版)
SQLアンチパターン - 開発者を待ち受ける25の落とし穴 (拡大版)SQLアンチパターン - 開発者を待ち受ける25の落とし穴 (拡大版)
SQLアンチパターン - 開発者を待ち受ける25の落とし穴 (拡大版)
 
PostgreSQLの運用・監視にまつわるエトセトラ
PostgreSQLの運用・監視にまつわるエトセトラPostgreSQLの運用・監視にまつわるエトセトラ
PostgreSQLの運用・監視にまつわるエトセトラ
 
モニタリングプラットフォーム開発の裏側
モニタリングプラットフォーム開発の裏側モニタリングプラットフォーム開発の裏側
モニタリングプラットフォーム開発の裏側
 
YugabyteDBを使ってみよう(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #1 発表資料)
YugabyteDBを使ってみよう(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #1 発表資料)YugabyteDBを使ってみよう(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #1 発表資料)
YugabyteDBを使ってみよう(NewSQL/分散SQLデータベースよろず勉強会 #1 発表資料)
 
NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)
NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)
NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)
 
Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
Amazon EKS上の開発体験を最大化するプレビュー環境の作り方
 

04 EC ファーストパーティー