SlideShare a Scribd company logo
1 of 103
オフショア開発
失敗例を紹介します。
オフショア経験者視点で考える
ベトナムのアウトソーシング
2019/6/21
福田 弥(FUKUDA Wataru) 株式会社マンディ
みなさん、
はじめまして。
株式会社マンディの
福田弥(ふくだわたる)
です。
https://www.mandi.jp/
少人数で
システム開発の会社を
やってます。
会社の設立は
2001年9月4日
(大安)
浦安の
某テーマパークと
奇しくも
同じ誕生日です。
そして
今に至ります
最初は
個人や小規模事業者の
ネットワークで
案件をまわす形を
とっていました。
福田 弥
フリー
ライター
株式会社
マンディ
クライアント
クライアント
クライアント
Web
デザイナ
Web
ディレクタ
プログラマ ネットワーク
エンジニア
A社
B社
営業
案件ごとに
チームを集め
エキスパートのユニットで
仕事を進める
コンセプトとしては
ステキですが
エキスパートは
常に忙しいものです
なかなか思ったように
チームを
組めなかったりします。
そんなときに
たまたま見つけたのが
オフショア開発でした
2012年、
中国人と結婚
中国人と
結婚
したのだから
中国関係の
仕事をしよう
そう思って
妻に言うと
知り合いの知り合いの知り合いの知り合い・・・・・・
中国人の驚愕の
ネットワーク力で
中国の会社と
つながってしまった。
そして、中国へ
広州(1) 2013年夏、はじめての広州
広州(2) 広州の会社は大きかった
広州(3) 中国の洗礼
2014年、中国蘇州へ
蘇州(1) 蘇州はちょうどいい街
蘇州(2) 蘇州の会社も大きかった
しかし・・・中国の賃金上昇のスピードはすごかった
出典 http://hiah.minibird.jp/?p=3176
(JETROの資料を基に作成)
中国オフショアでは
利益が出なくなってきたんです
そこで
ベトナムへ
(安易)
2015年正月頃
これからはベトナムだと
思い立つ
2015年6月に
ベトナムに行くことを
決める
しかし、
ツテがない
2015年5月
東京ビックサイトで
開かれた展示会で
いくつかの会社と
知り合う
そして、ベトナム・ハノイへ
2015年夏から足かけ4年、ベトナムでオフショア開発をしてます
• 2015年夏 初案件(L社)。
• 2015年冬 ファムさんと初案件
• 2016年1月 DEHAと初案件
そして、現在に至る。
これまでハノイの開発会社のべ5社と仕事。
DEHAとの付き合い(1) 初期の勢いある若手集団
DEHAとの付き合い(2) だんだんと大きくなって
ここまでが、
オフショア開発の経緯です。
ここからが本題。
オフショア開発は
失敗します。
日本国内と同じ感覚では
特に
オフショア開発の戦歴を振り返ると・・・・・・
• 大小数十の案件を経験。
• 体感でその成績を振り返ると・・・
大成功
5%
成功
55%
失敗
30%
大失敗
10%
大成功 成功 失敗 大失敗
失敗が目立ちます。
恥ずかしながら、
失敗の事例を紹介します。
事例1
大手情報サービス会社
向け
Lotus Notesリプレイス
案件概要
クライアント:
大手情報処理会社
受注形態:
下請け
構築内容:
Lotus Notesによる社内システムのリプレイス
社内Active Directoryでのサインオンが必須のため、Windows Server(IIS)上での構築
担当範囲:
管理画面HTML、製造(C#)、テスト
製造担当:
中国の会社
経緯
• 知人の会社から「このような案件があるのだが、対応できない
か?」と打診を受ける。以下の条件だったので、対応が可能かと
思い、広州の会社に相談(浜松町に日本営業所があり、日本人の
営業担当がいたので、その人にまず打診)。
• 設計書は先方が作成する。設計書に従って製造・テストを行
えばよい。
• データ移行は考えなくてもよい
• 国内でチームを組むとかなりの金額になるので、中国オフショア
の初事例として行ってみる。
結果
炎上。
• 「設計がある」のウソ(クライアントあるある)
• 全体の工数を低く見積もりすぎ。スケジュールを
短く出しすぎ。(開発会社あるある)
• 追加請求を交渉するも、先方の取締役が
出てきて、ごねる。(クライアントあるある)
• 全部で5個あったサブシステムが、先方都合で
3個に削減される(不幸中の幸い)
• あるはずの設計がなく、中国の開発会社は大量の
Q&Aをこちらに送付。しかし、その回答がなかなか
追いつかず、開発チームのテンション↓
どう乗り切ったか
• 他の開発会社に途中で変えることも検討
⇒年末年始をはさんでいたため、正月休みに中国に行き、てこ入
れすることも検討。しかし、非現実すぎるため断念。
• クライアント、開発会社とのコミュニケーションを絶やさないよ
うにし、どうにか開発側のテンションも↑↑
• 開発側の頑張りにも助けられる(残業、休日出勤)
教訓
• オフショア開発というよりも、仕事の受注の仕方の問題が大半。
• 日本での開発以上に綿密なドキュメントの用意が必要。密なコ
ミュニケーションも必要。
• 無理な要求に応えてくれるかどうかは相手次第。
この案件でよかったこと
• 案件最後の打ち合わせのときに、PMの黄さんが言った一言。
「また、福田さんと仕事をしたいです。
一緒に仕事していて、楽しかった」
事例2
某アプリ開発
案件概要
クライアント:
国内の会社
受注形態:
直請け
構築内容:
Phase1 iOS、Androidを対象としたハイブリッドアプリ開発
Phase2 アプリ内課金機能の開発
担当範囲:
要件定義、設計、デザイン、製造、テスト
製造担当:
中国の会社
経緯
• 補助金をベースに事業化を考えているので、費用はなるべく抑え
たいというところからスタート。
• オフショアを使うことで製造の費用は抑制しようと考える。
• 全機能を一度に構築すると費用的にオーバーすることから、2
フェーズ分けをすることにする。第1フェーズで基本機能、第2
フェーズで追加機能。追加機能の1つが鬼門となるアプリ内課金
機能。
結果
Phase2で炎上
• 最初の見積を安くしすぎたことで、オフショア以外の
選択肢がなくなっていた(開発会社あるある)
• 「できますよ」の言葉をそのまま受け、全面的にまかせてしまった。
• Phase1の出来は60点。できあがったものの、
パフォーマンスが芳しくないため、日本側で対応したHTMLコーダーも総出になって、
パフォーマンス改善の作業を行う。
• さらにPhase2では、Google Playでの課金機能を無理矢理
お願いして、先方も気軽に請けるが、そもそも中国側で
Googleをテストできるわけがない。
• 結局、ソースをもとに日本側で対応を行うしかない。安く見積りすぎていた
ためにバッファがなく、自分が慣れないハイブリッドアプリの改修作業を
全面的に行わざるをえなくなった。
• 結果として、なかなかできあがらず、追い詰められる。
教訓
• 最初からオフショアのみを前提とした見積は命取り。いざという
ときのためのバッファの確保は必ず必要。
• 「経験はないけど、できます」に注意。誰もが営業的には言う文
句。最悪のケースのときに自社ですべてを巻き取る準備があるな
ら、進んでもよし。
• 向き不向きがある。FacebookやGoogleと連携するシステムを中
国に任せるのは無理。そもそもテストができない。
事例3
某求人サイト構築
案件概要
クライアント:
東京都内の会社
受注形態:
下請け
構築内容:
ある会社に製造依頼をしていたがまったく進まないため、手伝ってくれと依頼あり。た
だし、請負ではなく、チームのメンバーを何人か弊社から提供するというイレギュラー
な形態。
担当範囲:
製造(メンバーの一部)
製造担当:
中国の会社、ベトナムの会社(4人のエンジニア参加)
経緯
• 集められたのは、合計で9名のエンジニア。9名で分担して仕事を
行っていく。
• 「チームへの外国人エンジニアの派遣」と軽く考えていたが、プ
ロジェクトが進んでいくうちに、結果責任までが厳しく求められ
るようになってくる。
• 混成チームでのBacklogを使ったアジャイル型の開発を行って
いったが、言葉の問題、プロジェクトに対する理解の問題があ
り、マンディチームの担当部分はバグだらけ、遅れまくりという
状態になってしまった。
結果
大炎上
• 「この日までにどうにかしろ」と強く求められる。
オフショアチームでいくら頑張っても、人数合わせで中国、
ベトナムの4名をアサインしてしまった関係で
なかなか思った通りに進まない。
• 完全自腹で知人の日本人エンジニアを投入し、
それから先は早朝から深夜まで毎日のように
彼と二人三脚でシステムの修正を行う日々が
2週間も続く。
• どうにか終わらせるが、決していい評価は受けない。
教訓
• 「とにかく人が欲しい」という現場に外国人エンジニアを何の準備も
なく投入するのはNG。
• アジャイルのような開発形態の現場に後から投入するのは、特に危
険。案件の全体像が見えずに部分部分での課題しか与えられないと
き、期待するアウトプットは決して得られない。
• ベトナム人エンジニアは優秀で作業は早いが、品質が後回しになる傾
向がある(要注意)。プロジェクトに投入するときは、エンジニア単
体ではなく品質管理担当(テスター)とセットでの投入が必要(=エ
ンジニアのみの投入で安くあげようと思ってはいけない)
事例4
既存サイトへの
SNS連携機能追加
案件概要
クライアント:
東京都内の会社
受注形態:
孫請け
構築内容:
既存サイトへのSNSアカウントでのサインオン機能追加。
担当範囲:
設計、製造、テスト
製造担当:
DEHA
経緯
• それまで数年の付き合いがあったシステム開発会社から、構築中のサ
イトへのSNS連携機能を追加したいとの依頼あり。
• 「明日までに見積が欲しい」と急がれた関係もあり、他の案件でも付
き合いのあったDEHAに「SNS連携機能の概算見積が欲しい」と依頼。
FacebookやTwitter連携くらいであればDEHAでもいくつも経験がある
と返答を受け、すぐに概算見積をもらう(2人月程度)
• 実際にソースコードを受け取ってみると、かなり複雑な構成。通常の
SNS連携のように簡単にはできないことをDEHAに伝えるも、DEHA側
はすぐにソースコードを確認しない。後になって「この納期では無
理」と言われるが、そのときはもうリスケジュールができない状態に
なっていた。
結果
大炎上
• リスケジュールの話をするタイミングが遅すぎたため、
「今さら無理。なんとしてでも間に合わせてくれ」と言われる。
結局、リスケジュールをせざるをえなくなる。
• 3月末開始、4月末には完了するはずが、いっこうに
完了する気配がない。4月末になってGW中のハノイ行き
を決断し、現場で綿密に打ち合わせをしながら
案件の収束をはかる。
• 現場に行ってみて、きちんと伝わっていない点を
いくつも発見。方向修正。
• 結局、すべてが収束したのは6月。その分の追加費用は
マンディもDEHAも持ち出し。
教訓
• 改修案件は危険。既存ソースコードにどのような問題が潜んでい
るか分からない。見積段階でまずは既存システムのソースコード
が手元になければならない。
• 案件の規模により対応を変える必要あり。
小規模案件ではオンラインでの打ち合わせのみでも問題ないが、
ある程度以上の規模になるとオンラインだけではなく顔を突き合
わせての打ち合わせも必要(これを行うだけで、だいぶリスクを
減らせる)
繰り返します。
オフショア開発は
失敗します。
正しい用法・用量を
守らないと
オフショア開発との
正しい
付き合い方
(1)
会社対会社ではなく
人対人で
中国での経験
• 従業員100人規模以上の会社が「マンディさんはパートナーで
す」「うちの会社を御社のシステム部門のように使ってくださ
い」と言ってくる。(日本だと、会社の規模ばかりが見られて相
手にもされない)
• 中国は日本とは正反対で、会社ではなく人が中心。会社対会社で
はなく人対人。「この人は信用できる」というところから、ビジ
ネスが始まる。
• 酒の場を共にし、プロジェクトを共にした先に、「福田さんとま
た仕事をしたいです」
ベトナムでの経験
• (ベトナム人はいやがるが)ベトナム人と中国人の気質はよく似
てる。漢字情報処理のことを「CJKV」と表記
するように、ベトナムは漢字文化圏。
• 中国での経験と同じように、やはり人対人で
関係を広げていけるのがベトナム。
• 人間関係が作れれば、仕事はスムーズに
進んでいく。
下請けではなく、パートナー
• 人対人がベースになるので、「金を出してるんだから、やれ」的
な感覚ではうまくいきません(それでも仕事をやってしまうの
が、日本ですが)
• 下請けではなく、パートナーとして接するのが大事。
(2)
向いている案件と
向いていない案件がある
オフショア向きの案件
(1) 定番のシステム
定番すぎて、仕様がなくても簡単に誰でもイメージできるようなシステム
• 会員登録システム、Wordpressによるサイト構築、EC-CUBEによるECサイト構築
(2) ゲーム
ゲームのロジックは世界共通のため、「暗黙の了解」「仕様に書かれていない大事な仕様」が存在しない。
(3) 既存システムの完全リプレイス
既存システムをそのままの形で違うプラットフォームに載せるプロジェクト。
• iOSアプリのAndroidへの移植
• Javaで構築したWebアプリケーションのPHPへの移植
(4) 客観的なロジックの表現ができる案件
• データ分析、AI
オフショア向きでない案件
(1) デザイン
色彩感覚が違いすぎるため、デザインは外国には任せない方がよい。
(2) 仕様に暗黙の了解が多く含まれる案件
• 社内向けシステムの構築
• 進行中のプロジェクトに後から加わるケース
(3) 孫請け以上の案件
クライアントと直接打ち合わせすることができないため、仕様の確認1つで非常に時間がかかる。また、
突然前触れもなく仕様変更が来たりするため、柔軟な対応が求められるが、オフショアでは難しい。
(4) 特急案件
超短納期の案件。時間外の対応や休日の対応がオフショアではどうしても難しくなる。
向いていない案件でもマネジメント次第
• 「日本でやっても難しいよな、これ」という案件はオフショアで
やるとなおさら難しい。
• とはいえ、オフショアの使い方も会社それぞれ。自社のサービス
の基幹をオフショアにまかせている事例も色々あります。
• 結局はマネジメント次第。要件や仕様を徹底的に細かく作成する
方法もあり。担当者をベトナムの開発会社に貼り付けて、常にコ
ミュニケーションを密にとりながら指示を出す方法もあり。
(3)
相手は若い外国人
ギャップが大きい
ベトナム人は外国人です
• よく言われる「まじめで勤勉」「親日国」という思い込みは、ま
ず捨てること。外国人とのビジネス。
• 日本では最近でこそ働き方改革と言っているが、ベトナムでは当
たり前。定時帰宅、休日はめいっぱい休む。
• 案件が炎上したからといってあまり詰め寄りすぎると倒れてし
まったりする(日本式管理法は通用しない)。
日本語を話しても日本語ネイティブではない
• 日本人どうしのコミュニケーションであれば、書かれていない部
分の行間をくみ取ることはよくあるが、そんなことはまったく期
待できない。
• 書かれた通りに解釈するものと思う必要がある。
例)検索結果に画像がない場合に「画像なし」画像(デフォルト
画像という意味で使う)を表示してくださいと指示
⇒「画像なし」と書かれた画像をわざわざ作ってそれを表示
• 大事なことは違った表現で何度も伝えるとか、分かりにくい表現
は別の言い方に変えてみる等の気遣いが必要。
国の違いだけでなく、年齢も違う
• ベトナムはいわゆる「人口ボーナス」を甘受している、活気に満
ちた若い人たちがあふれる国。開発会社も平均年齢は20代のとこ
ろがほとんど。
• おっさん中心の日本とは年齢構成も違う。インターネットが当た
り前の時代で育ってきた人たちなので、日本のおっさん世代が苦
労したような問題(文字コードの問題等)を知らない。
• 日本のおっさん世代が「常識」として若い開発者に語り継いでい
るのと同じようなことを、ベトナムの開発者についても一から教
えないとダメ。
参考:人工ピラミッド
(4)
オフショア開発で
ものすごくコスト削減は
幻想
ベトナムオフショア開発の単価
会社やエンジニアの経歴によって異なるが、1人月20~30万円と言
われている。
⇒ 本当にその単価(日本の半分)でできるのか?
見落としがちなコスト
• プロジェクトマネージャーの単価
• ブリッジSE(コミュニケーター)の単価
• 品質保証(テスター)の単価
⇒これらのコストを積み上げていくと、思ったほどのコスト削減効
果は期待できないことが分かってくる
まとめると
(1) 会社対会社ではなく、人対人で
(2) 向いている案件と向いていない案件が
ある
(3) 相手は分かり外国人。ギャップが大き
い。
(4) オフショア開発でものすごくコスト削
減は幻想
この辺を念頭におけば
オフショア開発も成功できる
かもしれません。
忘れないうちに
DEHAのいいところを
紹介します。
いくつもある会社からDEHAを選ぶ理由
1. フレンドリー
仲良く仕事ができることが、何よりです。
2. 活気がある
いい意味の「アホ」がたくさんいる会社だと思います。
若いだけでなく、活気がある。
3. 逃げない
きつい案件をいくつも一緒にしてきました。しかし、言い訳をしたり、逃げたり
することは一度もありませんでした。
4. 素直に聞いてくれる
一緒に仕事をしていて、仕事の仕方に腹を立てたことは何度もあります。そのた
びに常に社長やその周りに小言をたくさん言ったのですが、全部素直に聞いてく
れ、そしてそれを改善しようとがんばってくれています。
私が
オフショア開発をやる理由
オフショア開発は小さな開発会社をEnpowerする
• 私がオフショア開発に足を踏み入れる前、オフショア開発とはあ
る程度以上の規模のシステム会社がコスト削減のために行うもの
と思っていました。
• いま、自分はまったく違う考えを持っています。
• オフショア開発によって、マンディのような小規模なソフトウェ
ア会社でも長い手足を手に入れることができました。これまでで
きなかったことができるようになりました。
• オフショア開発は間違いなく、小規模企業をEnpowerする力を
もっています。
システム開発の将来像:適材適所の時代へ
• そうはいっても、ベトナムも発展します。10年もすれば、かつて
の中国のようになるでしょう。
• ベトナムの次はミャンマー? カンボジア? バングラデシュ?
• その次は?
• やがて、10年~20年もすれば、コストではない協業の時代が
やってくると思います。日本国内のITエンジニアの数は減りま
す。このとき、システム開発の世界はどのようになっているの
か?
最後に
日本の将来像 インバウンドの時代
• 増大するインバウンド外国人
• 先週、河口湖に遊びに行ったときの衝撃
• 銀座の街もものすごいことに
• 都内のコンビニ
• この傾向は今後、止まることがない
日本の将来像 アウトバウンドの時代
• ベトナムで感じた韓国人のプレゼンスの大きさ
• 国内に居場所がなく、海外に活路を求める韓国人の多さ
• バイタリティ
• 日本国内も・・・・・・
• 今後は外国にどんどん出て行く明治の日本人並のバイタリ
ティが求められるのでは?
外国との協業、外国人との共生の時代
• いやおうなしになってくる次の時代。
• オフショア開発の経験が、それを先取りできるような気がしてな
りません。
Shall
we
オフショア開発?
ご清聴
ありがとうございまし
た。
福田 弥 wataru@mandi.jp

More Related Content

Similar to オフショア開発 失敗例を紹介します

20190723 jawsug sales
20190723 jawsug sales20190723 jawsug sales
20190723 jawsug salesShinya Yamada
 
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所英幸 工藤
 
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)Tatsuru Maeda
 
導入事例特集:ペーパレス会議
導入事例特集:ペーパレス会議導入事例特集:ペーパレス会議
導入事例特集:ペーパレス会議handbook_mktg
 
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!Yuichi Morito
 
ホームページを制作する前に知っておきたい13のこと
ホームページを制作する前に知っておきたい13のことホームページを制作する前に知っておきたい13のこと
ホームページを制作する前に知っておきたい13のことYasushi Taki
 
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介Six Apart KK
 
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブ
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブエンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブ
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブNaohiko Maeda
 
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8Koji Aihara
 
Financial Planner の為のITの活用
Financial Planner の為のITの活用Financial Planner の為のITの活用
Financial Planner の為のITの活用Kenichi Takeuchi
 
プログラミング教育はどうあるべきか
プログラミング教育はどうあるべきかプログラミング教育はどうあるべきか
プログラミング教育はどうあるべきか洋丈 半田
 
『「どこでもオフィス」仕事術』
『「どこでもオフィス」仕事術』『「どこでもオフィス」仕事術』
『「どこでもオフィス」仕事術』Kenichi Nakaya
 
長野創業セミナー 20150905
長野創業セミナー 20150905長野創業セミナー 20150905
長野創業セミナー 20150905和紀 岩佐
 
Home Engineering Environment
Home Engineering EnvironmentHome Engineering Environment
Home Engineering EnvironmentTakashi Hasegawa
 
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来Yoshihito Kuranuki
 
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」Takashi Uemura
 
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータコミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータTakuya Sato
 
株式会社enmono概要説明
株式会社enmono概要説明株式会社enmono概要説明
株式会社enmono概要説明Kouji Miki
 

Similar to オフショア開発 失敗例を紹介します (20)

20141018 osc tokyo2014講演(配布用)
20141018 osc tokyo2014講演(配布用)20141018 osc tokyo2014講演(配布用)
20141018 osc tokyo2014講演(配布用)
 
20190723 jawsug sales
20190723 jawsug sales20190723 jawsug sales
20190723 jawsug sales
 
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所
未来を切り拓くドローンの可能性 株式会社 情報開発研究所
 
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)
サーバチューニングでスピードアップ資料 (11月10日jeccicaセミナー交流会向け資料公開用)
 
導入事例特集:ペーパレス会議
導入事例特集:ペーパレス会議導入事例特集:ペーパレス会議
導入事例特集:ペーパレス会議
 
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
 
ホームページを制作する前に知っておきたい13のこと
ホームページを制作する前に知っておきたい13のことホームページを制作する前に知っておきたい13のこと
ホームページを制作する前に知っておきたい13のこと
 
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介
シックス・アパート製品のコンセプトと新パートナープログラムの紹介
 
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブ
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブエンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブ
エンタープライズソーシャルに必要な協力のためのインセンティブ
 
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8
立ち上げ期のSaaSで大事にしている「UX」- UX Bridge vol.8
 
Financial Planner の為のITの活用
Financial Planner の為のITの活用Financial Planner の為のITの活用
Financial Planner の為のITの活用
 
プログラミング教育はどうあるべきか
プログラミング教育はどうあるべきかプログラミング教育はどうあるべきか
プログラミング教育はどうあるべきか
 
Fukuda 20121013
Fukuda 20121013Fukuda 20121013
Fukuda 20121013
 
『「どこでもオフィス」仕事術』
『「どこでもオフィス」仕事術』『「どこでもオフィス」仕事術』
『「どこでもオフィス」仕事術』
 
長野創業セミナー 20150905
長野創業セミナー 20150905長野創業セミナー 20150905
長野創業セミナー 20150905
 
Home Engineering Environment
Home Engineering EnvironmentHome Engineering Environment
Home Engineering Environment
 
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来
「納品のない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来
 
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
20121124 学生セミナー「基礎からわかる! IT業界とプログラミング」
 
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータコミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ
コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ
 
株式会社enmono概要説明
株式会社enmono概要説明株式会社enmono概要説明
株式会社enmono概要説明
 

オフショア開発 失敗例を紹介します