大学業務の子マッピングと事務職員のコア・コンピテンシーについて考える

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大学業務のマッピングと事務
職員のコア・コンピテンシー
について考える

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読んだ媒体・記事
大学業務のマッピングと事務職員のコア・コンピテンシー
大阪電気通信大学事務局長・理事塩田邦成氏
IDE 現代の高等教育 2-3月号
大学職員の「働き方改革」
読んだ記事

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１．大学事務組織・職員の役割の変化
大学設定基準の改正（2017年）
事務組織は、「事務を処理する」
↓
「事務を遂行する」
事務処理屋から脱却し、
大学の様々な意思決定に参画する。

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２．大学業務の担い手の多様化
①有期雇用職員（契約、嘱託）
②大学出資会社への業務委託
③学生アルバイト
④高度専門職（経営、法務、ICT）

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３．業務マッピングと事務職員のコア・コンピテンシー

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ゾーン３事務職員の
コアコンピテンシー
となる。
・中長期計画策定
・カリキュラム開発
・外部資金獲得

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「業務習熟度・実務経
験必要度低」は、業務
委託や有期雇用職員
（契約、嘱託）が担い
手となる。もしくは、
学生の活用

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図１、２からすると
ゾーン１、２は業務
委託、有期雇用職員、
学生が考えられるが、
今後はAIの活用をあ
りえる。

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ゾーン３こそが事務
職員が担うべき業務。
企画や政策の立案、
制度作りなど。

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大学業務は「複雑化・多様化・高度
化」が進んでいる。一方で人件費、
人材には限りがある。
事務職員は業務分析の上で、より高
度な「働き方改革」を志向して
業務シフト、能力開発が必要である。

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記事のおわり
コロナの影響により、多くの大学で
否応なしに業務体制や業務内容の変
更・見直しが行われた。コロナが落
ち着くまでの例外対応とせず、この
度の経験を活かして「組織と業務の
在り方」について検討すべきである。

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考察①
学校の業務改善コンサルをしてきた
が、多くの学校では正職員がルー
ティン業務に忙殺され、ゾーン３に
該当する業務に対して、十分な時間
を割けられていない。
それはどうしてか・・・

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考察②
現在の業務のやり方が非効率で負荷
が高いと感じながらも、業務プロセ
スやアウトプットを変えることへの
抵抗感（部署間の力関係、手順変更
によるミス発生）があるため、踏み
出すのに躊躇している。

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考察③
また、自部署の担当範囲のことしか
知らず、関係部署がどんな事をどん
なプロセスで仕事をしているのか、
提供したデータをどう利用している
のか知らないことが多い。（この成
果物を作成するためにかける労力、
苦労を知ることがない。）

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考察④
情報の受け手は、情報の送り手がど
のくらい時間をかけてデータを整備
しているか知らない。情報の受け手
からすると不要と感じるデータ整備
に、多くの時間をかけている。

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どうすればいいのか①
情報の送り手、受け手が直接コミュ
ニケーションをとり、お互いの業務
のやり方や手間に感じていることを
共有することが必要。そもそもやら
なくてよい業務が確認できるなど、
業務プロセスの見直しができる。

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どうすればいいのか②
業務改善が成功している大学では、
専任の業務改革担当者を配置して、
短期集中的に業務改善を行っている。
部署を跨いだ調整、意思決定ができ
るよう必要な権限を委譲することも
必要である。

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