OpenUMプロジェクト
 第一次検討部会
    報告書




    平成23年4月
 OpenUMプロジェクト
目 次
  第1章 はじめに
   1.1 プロジェクト開始にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           4
   1.2 プロジェクト概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        5
   1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・              6

  第2章 行政制度に関する情報構造設計
   2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要
    (1) 設計の概観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      11
   2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
    (1) 調査方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      14
    (2) 調査内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      17
    (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・                   18
    (4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 ・・・・・・・・・・・                     21
    (5) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関する調査 ・・・                         25
    (6) 調査結果総括 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       26
   2.3 情報構造設計の詳細
    (1) 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   29
    (2) カテゴリ設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     30
    (3) コンテンツ設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      36
    (4) コンテンツアイテム設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         38
    (5) 行政制度情報 表現サンプル「出生届」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               40
   2.4 今後のさらなる開発に向けて
    (1) 行政制度の情報構造のあるべき姿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               43
    (2) 今後の検討課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        44




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目 次
  第3章 XML化スキーマ設計
   3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
    (1) 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   48
    (2) データ構造検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       49
    (3) UMコード採番方法設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          59
    (4) リンク、外部ファイル表現方法設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               60
    (5) 名前空間設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        61
    (6) 実装による検証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       62

      3.2 今後のさらなる開発に向けて
       (1) XMLスキーマのあるべき姿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         64
       (2) 今後の検討課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       65

  第4章 まとめ
   4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット ・・・・・・・・・・・・・・・                      67
   4.2 中長期マイルストーン(案) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           69

  資料編
   資料1     自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分 ・・・・・・・・                         71
   資料2     海外事例調査報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         73
   資料3     XMLスキーマ全文・インスタンス全文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             87
   資料4     OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について ・・・・・・・・・・・・・・・・・                 103




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第1章 はじめに




           3
1.1 OpenUMプロジェクト開始にあたって


   Web関連会社11社は、2011年1月14日、市区町村などの自治体による、子育てや介護など、身近な行政サービスのメニュー情報を、誰でも簡単
  に検索・活用できる標準化・オープン化の仕組みを共同で開発するためのプロジェクト「OpenUMプロジェクト」を立ち上げました。

    これを機に、様々な人が様々な場面で、それぞれの目的に応じて、それぞれに合った手段で行政サービス情報を獲得できる、オープンな情報環
  境の実現を目指しました。



   OpenUMプロジェクトは、当面、行政制度に関する情報構造の設計とXML化要件設計の2点を中心として活動する予定です。

   行政制度に関する情報構造の設計に関しては、NPO団体アスコエにより開発された「ユニバーサルメニュー」(以下UM)を設計の際の基本コンセ
  プトとして利用しました。自治体Webサイトの標準的メニュー体系として開発を進めているUMを利用することで、ユーザーである市民にとってわかり
  やすさ・使い勝手を重視したサービスの実現を目指しています。

    XML化要件設計では、Webサイト制作会社や自治体のサイトご担当者の方々が、昨今のクラウド化の流れを踏まえ、上記で設計した行政制度
  に関する情報構造を、より効率的にサイト上に実装できるテンプレートの開発を目指しています。



   OpenUMプロジェクトは、2011年1月から3月を第1次検討会として基本設計方針と詳細仕様の確認などを行ないました。OpenUMプロジェクトの会
  議や議論の過程は定期的に、Webサイトに公開されています(公開サイト:http://www.opencu.com/group/openumproject)。また、この報告および関
  連する成果についても特設Webサイトなどの形で公開する予定です(公開サイト:未定)。公開コンテンツへのコメントをもって、プロジェクト外の様々
  な方が議論に参加できる場を実現したいと考えています。

   本年4月以降は、第2次検討会として第1次検討会での成果を、より普及させていく取り組みを検討する見込みです。



   なお、この報告書では、経済産業省の委託調査「平成22年度電子経済産業省推進費(利用者視点での公的情報提供技術)」の成果を一部活用
  させて頂いています。




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1.2 プロジェクトの概要


  ①名称

     「OpenUMプロジェクト」(Open Universal Menuプロジェクト)

  ②期間

     2011年1月~3月:第1次検討会、       2011年4月(予定)~:第2次検討会

  ③活動趣旨

     市民にとって身近な行政サービスを、インターネットを使ってより普及させること。
     特に昨今のクラウド化の流れを踏まえ、行政サービスに関するWebサイトのコンテンツをより効率的に制作できるテンプレートを開発すること。
     行政サービスの社会的意義を十分認識し、成果については誰もが広くアクセス可能な仕組みにすること。

  ④第1次検討会メンバー(共同発起人)(※五十音順)

       株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:廣田 武仁、証券コード4305)
       株式会社アークウェブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中野 宗)
       NPO団体アスコエ(本社:東京都中央区、代表:安井 秀行)
       株式会社ウェブ・ワークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上 博文)
       株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鉢嶺 登、証券コード2389)
       トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:奥田 昌孝、証券コード:9715)
       ネットイヤーグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:石黒不二代、証券コード3622)
       株式会社フラッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:久末 隆裕)
       株式会社ミツエーリンクス(本社:東京都新宿区、代表取締役:高橋 仁)
       株式会社メンバーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:剣持 忠、証券コード:2130)
       株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諏訪 光洋)




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1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について
(1) ユニバーサルメニューとは

 ユニバーサルメニュー(以下UM)とは、NPO団体アスコエが開発した行政     自治体向け共通メニュー体系
                                         特に自治体など行政機関サイトに関して、根拠法などをベースにした
サービス向け標準メニュー体系である。                       自治体間の行政制度の共通性に着目した共通メニュー体系

 子育てや教育、就職、住まいなどに関する様々な行政サービスを、市民に
とってわかりやすく提供し、また自治体にとってはサイト構築の効率化を実現
する。
                                         使いやすいサイト設計手法
 デザイン面・コーディング面での標準化の「ユニバーサルデザイン」に対し      デザインだけではなく、利用者がより身近に感じるメニューの文言、
                                         順番、分類等サイトの内容面に関する、誰もが利用できる
て、内容面・メニュー面での標準化である「ユニバーサルメニュー」を主婦、シ     使いやすいサイト設計の手法

ニアなど市民の手で実現しようという取組みである。
 参考: http://www.asukoe.org/
                                         市民参画の共同プラットフォーム
                                         一部の専門家だけではなく、主婦、学生、シニア、障害者など
                                         そのサイトを実際に利用する様々な利用者の “ユニバーサルな参加”
 UMには3つの特徴がある。(右図参照)                     を可能とする協働プラットフォーム

 1. 自治体向け共通メニュー体系                      図 「ユニバーサルメニュー」の3つの特徴
 2. 使いやすいサイト設計手法
 3. 市民参画の共同プラットフォーム


 UMを導入することで、以下のメリットを期待できる。
 利用者・市民にとって
  探しやすい、理解しやすいサイトが利用可能
  欲しい情報が必ず見つかる網羅性のあるサイトが利用可能
  複数自治体サイトの比較が容易になる
  “マシンリーダブル“:企業にとっての利用価値が高まる
 自治体にとって
  探しやすい、理解しやすいサイト構築の効率的な実現
  サイト構築・運用の効率化(コスト削減)
  自治体独自サービスの明確化
  Webサイトだけではなく、市民向けサービスに関する市役所内の共有
   DBとなる


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1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について
(2) 既存自治体Webサイトの課題


  メニューの設計にあたっては、主婦による既存自治体Webサイトの調
 査を行った。調査では「出産手続き」「母子健康手帳交付」「乳幼児医療   表 主婦調査評価項目
 費助成」「児童手当」「子育て主婦かゆとこ指数」について、評価を行っ
 た。                                               トップページに【出産】【妊娠】【赤ちゃん】【育児】な
                                     1   出産手続き    どのようにわかりやすいコピーもしくは【イラスト】
  その結果、以下のような課題が判明した。                             でわかりやすいメニューがあるか?

 利用者のやりたいメニューを探せない                                母子手帳交付及び妊娠届けは、いつ申請すれば
                                         母子健康手
                                     2            いいのか? 何を持っていけばいいの?どこに行
  TOPにそもそもメニューがない                       帳交付
                                                  けばいい?
  言葉が分からない
  画面位置がわかりにくい                                    乳幼児医療費助成Iについて、いつ申請すればい
  アイコンの活用などの工夫がない                       乳幼児医療    いのか?所得制限限度額がある?どこに行けば
                                     3
                                         費助成      いい?入院や通院の時、市からの補助は何歳ま
 メニューからたどり着いてもわからない                               で? どんな補助があるの?
  そもそもその情報がない                                    児童手当は、いつ申請すればいいのか?所得制
  情報の過不足が激しい                        4   児童手当     限限度額がある? 何を持っていけばいいの?ど
  読ませる努力のない「一次情報」のみ                              こに行けばいい?
  ネットになっていない(リンクの活用など)
                                                  子育て主婦 かゆとこ指数(全体的に子育てして
                                         子育て主婦    いる主婦の、かゆいところに手が届く、便利な内
 この調査を踏まえ、以下の3つの視点から情報構造設計を行った。      5
                                         かゆとこ指数   容、表現、工夫があるかどうかの、主婦(すなわち
  メニューを探せる(利用者(市民)視線からの分類がなされている、                私)にとっての総合的な印象)
   理解を促すインターフェースがある)
  情報の網羅性(サービスがもれなく掲載されている)
  情報の有用性(サービスの理解・利用に十分な情報が揃っている)
 ※次ページ表参照




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1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について
(3) ユニバーサルメニューの情報構造
 調査の結果を踏まえて、下表のような分類・構造化を行った。OpenUMプロジェクトではこの構造について検討を行った。

表 ユニバーサルメニュー(UM)の情報構造 概要図

                   エリア         カテゴリ             サブカテゴリ                 コンテンツ            共 親       コンテンツアイテム
                                                                                        限 子       タイプ:
 市民向け    01 妊娠・出産          01 届出・手続き    01 妊娠した方へ        01 母子健康手帳                      G   P     届出系
         02 子育て                                          02 妊娠届                         G   P   01 概要         ☆
         03 教育                                           03 マタニティマーク                    G   P   02 対象者        ☆
         04 結婚・離婚                       02 出産した方へ        01 出生届                         G   P   03 届出できる人     ☆
         05 引越し・住まい                     03 その他           01 認知届                         G   P   04 届出方法
         06 就職・退職          02 検査        01 お母さんの健康診査     01 妊婦健康診査                      G   P   05 届出期日       ☆
         07 高齢・介護                       02 赤ちゃんの健康診査     01 乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など)        G   P   06 持ち物        ☆
         08 ご不幸                                          02 先天性代謝異常検査                   G   P   07 手数料        ☆
         09 届出・証明                                        03 3か月児健診                      G   P   08 記入例
         10 税金                                           04 10か月児健診                     G   P   09 届出窓口       ☆
         11 国保                                           05 1歳6か月児健診                    G   P   10 関連リンク
         12 年金                                           06 3歳児健診                       G   P   11 お問合せ       ☆
         13 水道・ガス・電気                    03 乳幼児期の予防接種     01 予防接種                        G   P
         14 交通                                           02 予防接種の種類                     G   P
         15 駐輪・駐車                                        03 日本脳炎第1期予防接種特例措置制度のお知らせ      G   P     タイプ:
         16 都市計画                                         04 BCG・MR1期を受けそびれた場合(任意予防接種)   G   P     申請系①金銭的支援
         17 ごみ・環境保全        03 金銭的支援     00 NULL          01 特定不妊治療費助成                   G   P   01 概要         ☆
         18 食品・衛生                                        02 助産制度                        G   P   02 内容
         19 ペット                                          03 出産費貸付制度                     G   P   03 支給内容
         20 障がい者支援                                       04 未熟児養育費助成                    G   P   04 対象者        ☆
         21 福祉                                           05 乳幼児医療費                      G   P   05 申請できる人     ☆
         22 消費生活           05 サポート・施設   01 各種教室・講習会      01 各種教室・講習会一覧                  G   P   06 申請方法
         23 保健・医療                       02 訪問支援          01 妊産婦訪問                       G   P   07 申請期日       ☆
         24 文化・スポーツ・生涯学習                                 02 新生児訪問                       G   P   08 持ち物        ☆
         25 市民活動・コミュニティ                                  03 乳幼児訪問                       G   P   09 申請窓口       ☆
         26 防災                          03 施設            01 各種施設                        G   P   10 関連リンク
         27 防犯                                           02 保健福祉センター                    G   P   11 お問合せ       ☆
         28 救急・消防                       04 コミュニティ・団体     01 各種コミュニティ・団体                 G   P
 事業者向け                                                   03 ファミリー・サポート・センター             G   P
 観光情報                                                    04 地域子育て交流支援事業                 G   P
 市政情報                      07 相談・問合せ                     01 窓口一覧                        G   P
                           08 その他                        01 その他参考資料など                   G   P

                                                                                                    ※2011年2月時点
                                                                                                                  8
第2章 行政制度に関する情報構造設計




                     9
2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要




                        10
2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要
(1) 設計の概観

1)設計の趣意
  「行政制度に関する情報構造設計」では、各行政機関が自組織の持つ「行政制度に関する情報」を住民に分りやすく伝える助けとなるよ
   うに情報構造の設計を行なった。ここで設計した情報構造がその情報提供フレームワークとなり、これにより情報提供のあり方が、国、
   都道府県・市町村・企業といった提供者視点のものから、住民視点・マーケティング視点によるものへと変わり、国民に身近な情報がイ
   ンターネットなどを通じて広く普及する一助となることを期待する。

2)設計の方法
  設計の際の基本コンセプトとして、NPO団体アスコエにより開発された「ユニバーサルメニュー」(以下UM)を利用した。自治体Webサイト
   の標準的メニュー体系として開発が進められているUMを情報構造設計の基礎とすることで、各自治体が提供する情報の詳細度や範囲
   にまとまりを持たせ、引いては利用者である市民にとってのわかりやすさや、多様な情報連携による使い勝手を重視したサービスの実
   現を目指せるものと考える。
  設計にあたっては国内の既存の枠組みや国際的な枠組みについて文献調査を行ない、さらにUMを検証する形で自治体の既存Webサ
   イトの調査を行なった。その上で、住民の目的による多様な情報連携を実現すること、そのために各自治体が提供する情報の詳細度や
   範囲を揃えることを念頭に置き、行政制度の分類体系、制度体系、制度表現項目・制度の類型、管理のための番号体系、経路定義、複
   数の制度で利用される情報の本籍定義等の設計を行った。(設計プロセスについては、 次ページの図1を参照のこととする。)
  また、電子行政等の有識者3名にヒアリングを行った。また、委員会を開催して設計について議論し、委員会の方針に従い、情報構造設
   計を行った。

3)設計の範囲
  今回は「市民向け行政制度」、特に「妊娠・出産に関する行政制度情報」を構造化し、「出生届」の情報構造のサンプルを設計した。
  設計結果の全体像については、「2-4.情報構造設計の詳細」を参照。


 【参考】 ユニバーサルメニュー(UM)について
  UMとは、NPO団体アスコエが開発した行政制度向け標準メニュー体系である。子育てや教育、就職、住まいなどに関する様々な行政制
   度を、市民にとってわかりやすく提供し、また自治体にとってはWebサイト構築の効率化を実現するものとされている。
  UMの詳細はNPO団体アスコエのWebサイトを参照。
   http://www.asukoe.org/



                                                                        11
2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要
(1) 設計の概観




             ステップ              ステップの概要                         補 足

                        自治体の既存サイトメニューをUMに基づいて収    既存サイトからの移行も考慮し、既存のメニューを
         STEP1                                      参考に設計を行った。
                         集・比較し、行政制度の情報構造を分析する
      自治体既存Webサイト
          調査


                        行政制度情報の検索性を高める情報分類体系の     カテゴリ1 分類の例: 「市民向け」 「事業者向け」
              STEP2      定義                         「観光客向け」…
            『カテゴリ』設計     (行政制度のカテゴリ設計、各カテゴリの定義)    カテゴリ3 分類の例: 「妊娠・出産」 「子育て」 「教
                                                    育」…


                        上記カテゴリを構成する個々の行政制度構成の     例:「妊娠届」「母子健康手帳」「出産届」…
           STEP3         設計
        『コンテンツ』設計        (記載すべき行政制度の選定)



                        コンテンツ内容を定義する詳細データ項目の設計    例:「届出系」: 「概要、対象者、届出できる人、届
           STEP4         (制度の類型、制度表現項目)             出方法、届出期日、…」
      『コンテンツアイテム』設計


                        情報管理に用いる番号体系、経路定義、複数の     制度体系の利用しやすさ、分かりやすさ実現のた
              STEP5      制度で利用される情報の本籍定義等、詳細情報      めに重要なメニューの並びや文言の最終調整を
                         の設計                        行った。
             詳細設計




                           図 行政制度に関する情報構造の設計プロセス

                                                                                   12
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果




                       13
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(1) 調査方法

1) 調査手順
  行政制度の情報構造設計を行うにあたり、既存の自治体における情報構造がどのようになっているか、調査を実施した。
  調査の実施に当たっては、アスコエのUMを基礎とし、これを検証する形で分析を行った。
  また、従来のアスコエのサイト調査基準に基づき今回の調査においては、3分間探して目的のコンテンツが発見できない場合は、そのコ
   ンテンツはないものと判断した。
  調査期間については2011年2月7日から2月25日の間で行った。

2) 調査対象
  調査対象とした自治体は基礎的地方公共団体(参照:資料編(1)自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分)の内、規
   模による分類を行った上で、人口の多い順に選定した。
  対象とした自治体の規模による分類を行い、下記の通り3つの対象グループに分けて調査を実施した。

  表 自治体規模による対象グループの構成
                          【対象1】        【対象2】     【対象3】
   政令指定都市                10都市         19都市      19都市
   中核市                    5都市         40都市      40都市
   特例市                    5都市         20都市      41都市
   一般市                   10都市         10都市      50都市
   一般市 (五万人未満:「町」含む)      0都市         10都市      10都市
   全 体                   30都市         99都市     160都市
  ※ 人口の少ない都市の事例も検証するため、五万人未満の都市についても人口の多い順に選定し、調査を実施した。
  ※ 「特別区」については東京23区のみであり、「市」とは異なる特有の事務体制であるため、今回の調査対象から除外した。

  対象1とは、提案書に記載されている30都市である。
  対象2とは、対象1に加えて、政令指定都市・中核市の全てと、特例市(全41都市)の中から人口の多い順に20都市まで、一般市の内で
   五万人未満の都市(「町」含む)を人口の多い順に10都市の、計99都市である。
  対象3とは、対象2に加えて、特例市の全てと一般市を人口の多い順に50都市までの160都市である。

                                                                     14
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(1) 調査方法

3) ユニバーサルメニューの基本構成
  以下は2011年2月時点、調査を行う前の構成である。                      『エリア』とは、行政制度を大分類し
                                        Ⅰ. エリア     たものである。
  情報構造設計の基本コンセプトとしたユニバーサルメニュー(以下
   UM)は設計に当たり、政令指定都市を中心に自治体の現状サイト
   を調査したその成果を元に階層構造と階層の内容を策定されてい
   る。
  具体的には以下のように設計されている。まず行政制度情報を
   「コンテンツ」とする。次にこれを分類する層を「エリア」「カテゴリ」と
                                                   『カテゴリ』とは、エリアをコンテンツ
   する(右図参照)。「エリア」「カテゴリ」「コンテンツ」は組み合わさっ   Ⅱ. カテゴリ    に従い分類したものである。
   て階層構造を形成する(次ページ表参照)。そして行政制度情報を
   構成する項目を「コンテンツアイテム」とする。コンテンツは、コンテ
   ンツアイテムの集合で表現される。これにより、制度情報の発見性
   と網羅性を高める配慮をしている。
  行政制度情報は6つの「コンテンツタイプ」に類型化される。類型化
   されたコンテンツは、それぞれ特定のコンテンツアイテムの集合で                  『コンテンツ』とは、行政制度情報で
   表現される。こうした類型化により、掲載されるべき情報の内容の       Ⅲ. コンテンツ   ある。
   網羅性を高める配慮をしている。




                                                   『コンテンツアイテム』とは行政制度
                                        Ⅳ. コンテンツ   情報を構成する個々の項目である。
                                           アイテム    コンテンツアイテムの構成には6種
                                                   類の類型がある(コンテンツタイプ)。



                                          図 「ユニバーサルメニュー」の構成要素




                                                                        15
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(1) 調査方法
4) ユニバーサルメニューの基本構成

表 ユニバーサルメニュー(UM)の情報構造 概要図


                   エリア         カテゴリ             サブカテゴリ                 コンテンツ            共 親       コンテンツアイテム
                                                                                        限 子       タイプ:
 市民向け    01 妊娠・出産          01 届出・手続き    01 妊娠した方へ        01 母子健康手帳                      G   P     届出系
         02 子育て                                          02 妊娠届                         G   P   01 概要         ☆
         03 教育                                           03 マタニティマーク                    G   P   02 対象者        ☆
         04 結婚・離婚                       02 出産した方へ        01 出生届                         G   P   03 届出できる人     ☆
         05 引越し・住まい                     03 その他           01 認知届                         G   P   04 届出方法
         06 就職・退職          02 検査        01 お母さんの健康診査     01 妊婦健康診査                      G   P   05 届出期日       ☆
         07 高齢・介護                       02 赤ちゃんの健康診査     01 乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など)        G   P   06 持ち物        ☆
         08 ご不幸                                          02 先天性代謝異常検査                   G   P   07 手数料        ☆
         09 届出・証明                                        03 3か月児健診                      G   P   08 記入例
         10 税金                                           04 10か月児健診                     G   P   09 届出窓口       ☆
         11 国保                                           05 1歳6か月児健診                    G   P   10 関連リンク
         12 年金                                           06 3歳児健診                       G   P   11 お問合せ       ☆
         13 水道・ガス・電気                    03 乳幼児期の予防接種     01 予防接種                        G   P
         14 交通                                           02 予防接種の種類                     G   P
         15 駐輪・駐車                                        03 日本脳炎第1期予防接種特例措置制度のお知らせ      G   P     タイプ:
         16 都市計画                                         04 BCG・MR1期を受けそびれた場合(任意予防接種)   G   P     申請系①金銭的支援
         17 ごみ・環境保全        03 金銭的支援     00 NULL          01 特定不妊治療費助成                   G   P   01 概要         ☆
         18 食品・衛生                                        02 助産制度                        G   P   02 内容
         19 ペット                                          03 出産費貸付制度                     G   P   03 支給内容
         20 障がい者支援                                       04 未熟児養育費助成                    G   P   04 対象者        ☆
         21 福祉                                           05 乳幼児医療費                      G   P   05 申請できる人     ☆
         22 消費生活           05 サポート・施設   01 各種教室・講習会      01 各種教室・講習会一覧                  G   P   06 申請方法
         23 保健・医療                       02 訪問支援          01 妊産婦訪問                       G   P   07 申請期日       ☆
         24 文化・スポーツ・生涯学習                                 02 新生児訪問                       G   P   08 持ち物        ☆
         25 市民活動・コミュニティ                                  03 乳幼児訪問                       G   P   09 申請窓口       ☆
         26 防災                          03 施設            01 各種施設                        G   P   10 関連リンク
         27 防犯                                           02 保健福祉センター                    G   P   11 お問合せ       ☆
         28 救急・消防                       04 コミュニティ・団体     01 各種コミュニティ・団体                 G   P
 事業者向け                                                   03 ファミリー・サポート・センター             G   P
 観光情報                                                    04 地域子育て交流支援事業                 G   P
 市政情報                      07 相談・問合せ                     01 窓口一覧                        G   P
                           08 その他                        01 その他参考資料など                   G   P

                                                                              ※2011年2月時点、調査を行う前の構成である。
                                                                                                                  16
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(2) 調査内容

1) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査
① 対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか
     「市民向け」「事業者向け」など、対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか、調査を実施。
② 対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラべリングはどのようになっているか
     「市民向け」「事業者向け」など、どのような入口の分け方があるか、またそのラべリングがどのようになっているか、調査を実施。
      ※ラべリングとは、名称を付与することである。
③ 「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか
     「市民向け」エリアにおいて「ライフイベント」などの分類がなされているか、調査を実施。
④ 「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか
     「市民向け」エリアにおいて「税」「福祉」「ごみ・環境保全」など、どのような項目があるか、調査を実施。


2) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査
① どのようなラべリングがなされているか
     「妊娠・出産」「出生」など、どのようなラべリングがなされているか、調査を実施。
② 行政制度の網羅性はどのようになっているか
     「妊娠・出産」エリアにおいて「母子健康手帳」「出生届」などの行政制度コンテンツがどこまで網羅されているか、調査を実施。


3) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」コンテンツに関する調査
① 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか
     届出系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されているか、調査を実施。
② 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか
     申請系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されているか、調査を実施。




                                                                     17
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査

1) 対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか。              ③ 考察
① 調査条件                                        人口規模の小さい特例市や一般市でも、トップページで何らかの
     対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか、調査             分類を行う情報構造設計がなされていた。特筆すべきは、町を
      を実施した。                                   含む五万人未満の都市においても70%が入口を設定していたと
                                               いうことである。
     対象者別の入口とは「市民向け」や「事業者向け」などの大分類
      のことであり、特定のユーザー向けの情報ページへ直接入ること           このことから、既存の自治体Webサイトにおいて、サイト構築の際、
      ができるという意味の入口である。                         入口を分ける情報構造設計をすることが一般的であると思われ
     調査対象は対象3の自治体である。                         る。

② 調査結果 (下図参照)
     対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされていたのは、全
      160都市中79%という結果となった。
     都市規模別に見ても、政令指定都市が79%、中核市が80%、特例
      市が76%、一般市が84%、一般市(五万人未満:「町」含む)が70%
      となり、平均しても高い数値となった。




   対
   象
   都
   市
   に
   お
   け
   る
   割
   合
   (
   %
   )




                         図 対象者別入口分けの有無における都市規模別の割合

                                                                              18
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査

2) 対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラベリングは          – 「総合・TOP」とは、Webサイトの総合ページ、TOPページへ
  どのようになっているか。                                の入口である。
                                            – 「その他」とは、上記5種類以外の自治体独自の情報ページ
① 調査条件                                        (「よくある質問」「緊急情報」「原爆・平和(広島市)」など)へ
    「市民向け」「事業者向け」など、どのような入口の分け方があるか、ま        の入口である。
     たそのラべリングがどのようになっているか、調査を実施した。
                                       ③ 考察
    調査対象は対象3の自治体のうち、前述の「対象者別に入口を分ける
                                          「市民向け」と「観光情報」の入口の割合がおよそ70%と高い一方
     情報構造設計がなされているか」という調査において、「入口有り」と判
     断した自治体である。                            で、「事業者向け」「市政情報」「その他」が60%弱に留まった。また、
                                           「総合・その他」については50%弱と低い数値になった。
② 調査結果 (下図参照)                             「観光情報」の入口が多いということから、今回調査した自治体の
    対象者別の入口は大きく6種類に分類されるという結果となった。        多くで市外の人へのアピールに力を入れていると思われる。
    対象者別の入口の種類は下記の通り。                    また、「その他」も56%と半数の都市で設けられている入口である。
       – 「市民向け」とは、市内の人向けの情報ページへの入口である。     その多くは、「よくある質問」や「緊急情報」だが、 「原爆・平和(広
       – 「事業者向け」とは、企業や法人向けの情報ページへの入口であ     島市)」 「炭鉱・炭坑節(田川市)」「北陸新幹線(高岡市)」「富士
         る。                                山・かぐや姫(富士市)」というような、対象者を限定する入口では
       – 「観光情報」とは、市外の人向けの情報ページへの入口である。     なく、その都市の独自色ある入口も散見された。
       – 「市政情報」とは、市の財政状況や事業、制度などを知りたい人    このことから、入口分けについても自治体の独自性が出るという
         向けの情報ページへの入口である。                  結果となった。


   対
   象
   都
   市
   全
   体
   に
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   け
   る
   割
   合
   (
   %
   )

                               図 対象者別入口の設置状況
                                                                                19
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査

3)「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか。     ② 調査結果 (下図参照)
① 調査条件                                       「ライフイベント系」の分類を行っているのは、全160都市中73%とい
    「市民向け」エリアにおいて「ライフイベント」などの分類がなされて         う結果となった。
     いるか、調査を実施した。                            都市規模別に見ると、政令指定都市においては「ライフイベント系」
    「ライフイベント系」とは、「ライフイベント」あるいは「人生の出来事」       の分類を行っている都市が89%の割合となっており、広く普及してい
     などと称されており、多くの自治体で取り入れられているメニュー体          ることが分かる結果となった。
     系である。市民の「産まれてから亡くなるまで(ライフサイクル)」を各       一方、一般市においては「ライフイベント系」の分類を行っている都
     シーンに分類し、特定のシーンに関わる行政制度をまとめ、整理し           市が62%と若干低い数値となった。
     たものの総称である。                           ③ 考察
    上記のメニュー体系を「ライフイベント系」として、今回の調査を行っ        「ライフイベント系」のラベリングとしては、「ライフメニュー」「人生の
     た。                                       出来事」「人生の節目」「暮らしの出来事」というような表記例があっ
    調査対象は対象3の自治体である。                         たが、法則性のようなものは見つけられなかった。




   対
   象
   都
   市
   に
   お
   け
   る
   割
   合
   (
   %
   )




                     図 「ライフイベント系」の分類の有無における都市規模別の割合
                                                                                   20
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査

4)「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか。           ③ 考察
① 調査条件                                        「子どもを産んだ後」を節目として、それ以降に必要な手続きや支援
    「市民向け」エリアにおいて「税」「福祉」「ごみ・環境保全」など、どのよ       の内容を公表している自治体は多い。一方で、「子どもを産む前」に
     うな項目があるか、調査を実施した。                         注目している自治体が少ないように感じた。しかし、「妊娠」という項
                                               目を設置していなくても、例えば「妊婦健康診査」のような「子どもを
    調査対象は対象1の自治体である。
                                               産む前」の情報を記載している自治体は散見された。この場合は
② 調査結果 (下図参照)                                  「出産」や「子育て」、「保健・医療」内でコンテンツを持っており、情
    「市民向け」エリアについて、どのような項目があるか調査を実施した          報の整理がなされていない印象だった。
     ところ、下記の図のように割合にバラつきがあるという結果となった。         また、「妊娠」エリアと「出産」エリアを一つの「妊娠・出産」エリアとし
    「妊娠」という項目を設けている自治体は47%と低く、「出産」という項目       て扱っている都市も複数あった。
     を設けている自治体は80%と高い数値であり、対照的な結果となった。        「水道」が77%であるのに対し、「ガス」「電気」は共に13%と非常に低
    広く設置されている項目としては、「子育て」「教育」「引越し」「高齢者」       い数値となった。このことは「水道」が自治体の管轄であり、「ガス」
     「届出・証明」「税」「国保」「年金」「ごみ」「福祉」「保健・医療」「生涯学     「電気」は民間企業が業務を行っているからであると考えられる。
     習」「防災」があった。市民の生活に密接な関わりのある項目について、
     多くの都市が扱っているという結果となった。


  対
  象
  都
  市
  全
  体
  に
  お
  け
  る
  割
  合
  (
  %
  )




 注: アスコエUMによるメニュー項目。エリアに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。
    ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。

                              図 「市民向け」エリアにおける設置項目状況
                                                                                     21
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査

1)どのようなラベリングがなされているか。                        上記には、「妊娠・出産・育児」や「妊娠・出産・子どもが生まれた
① 調査条件                                        ら」「妊娠・出産・子育て」「妊娠・出産から育児まで」なども含む。
    「妊娠・出産」「出生」など、どのようなラベリングがなされているか、調      第2に多いのが「その他」の13%という結果となった。「その他」に含
     査を実施した。                                  まれるものの例としては、「妊娠」「出生」「子どもが生まれたとき」
    調査対象は対象2の自治体である。                         「赤ちゃんが生まれたら」「出産しました!」など。
                                           ③ 考察
② 調査結果 (下図参照)
                                              「妊娠・出産」エリアのラベリングから、「子育て」エリアとの混在が
    調査対象とした99都市の内、83%が「妊娠・出産」エリアを設けており、
                                               認められた。また、一部では「教育」まで含めている場合もあった。
     14%が設けていない、という結果となった。また、残りの3%では「妊娠」
     エリアと「出産」エリアを別個に設けているという結果となった(下左図)。      上記に加え、「妊娠・出産」エリアを設けていない自治体もあること
                                               から、 「妊娠」から「教育」までの区分けについて、各自治体が独
    「妊娠・出産」エリアを設けている都市におけるラベリングの種類につ
                                               自のルールによって行っていることがわかった。
     いては、「妊娠・出産」が59%と最も多いという結果となった(下右図)。




   対                                 「
                                     妊
   象
   都                               都娠
   市                               市・出
   全                               に産
   体                               お」
   に                               けエ
   お                               るリ
   け                               割ア
   る                               合を設
   割                               (け
                                   %
   合                               )て
   (                                 い
   %                                 る
   )




   図 「妊娠・出産」エリアの有無における割合                         図 「妊娠・出産」エリアのラベリング
                                                                                  22
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査
                                             一方、「認知届」や「出産費貸付制度」などのコンテンツは比較的少ない
2)行政制度の網羅性はどのようになっているか。                       という結果となった。
① 調査条件                                       「その他」とは、「子ども手当」や「児童扶養手当」などの「子育て」エリア
                                              に含まれるコンテンツや、各自治体独自の支援制度などの情報のことで、
    「妊娠・出産」エリアにおいて「母子健康手帳」「出生届」などの行
                                              89%と多くの自治体が情報を記載しているという結果となった。
     政制度コンテンツがどこまで網羅されているか、調査を実施した。
    調査対象は対象2の自治体である。                ③ 考察
                                       「妊娠届」が21%と全体として見ても少ない結果となった一方で、「母子健
② 調査結果
                                        康手帳」内に「妊娠届」に関する手続き方法などを記載している自治体も
    「妊娠・出産」エリアにおいて行政制度コンテンツがどこまで網羅     散見された。これは「母子健康手帳」の交付を受けるためには「妊娠の
     されているか調査を実施したところ、50%を超えているコンテンツ    届出」を行う必要があるため、同一コンテンツ内に記載しているものと類
     は「母子健康手帳」「出生届」「妊婦健康診査」「乳幼児の健康診     推される。
     査」「乳幼児医療費助成」「新生児訪問」のみで、コンテンツごとに
                                       「乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など)」「予防接種」など、妊産婦
     網羅度にバラつきがあるという結果となった。
                                        や乳幼児とって必要と思われる情報についての記載が多くない結果と
    また、最も多くの自治体が記載している行政制度コンテンツは       なったが、「子育て」エリアなど他エリアに記載されている場合もあると思
     「母子健康手帳」であり、85%の自治体が情報を記載しているとい    われる。
     う結果となった。
                                       このことから、「妊娠・出産」エリアにどのような行政制度を含めるかにつ
                                        いて、自治体によって認識が異なっているということがわかった。

  対
  象
  都
  市
  全
  体
  に
  お
  け
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  割
  合
  (
  %
  )




 注: アスコエUMによる「妊娠・出産」エリアにおけるコンテンツ項目。 「妊娠・出産」エリアにおけるこのコンテンツ項目は、現時点での討議結果を
    反映、整備したものである。ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。

                                  図 行政制度コンテンツの網羅状況
                                                                                23
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査

1)「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はど
                                            ③ 考察
のようになっているか。
                                               コンテンツアイテムの網羅度について、明らかに差があるという
① 調査条件                                          結果となった一因としては、「出生届」という手続きが比較的認知
    届出系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されている             度が高いものであるからだと推測される。
     か、調査を実施した。                                そのため、敢えて記載しなくても問題ないと思われるアイテムに
    調査対象は対象1の自治体である。                           ついては記載されないと結果となったのではないかと思われる。
② 調査結果                                          (例えば、 「対象者」の0%、「手数料」の7%など)
    「出生届」のコンテンツ内において、コンテンツアイテムによって網羅          しかし、記載していない場合は、そのアイテムが「ある」のか「な
     度に差があるという結果となった。                           い」のかも利用者には判断できない点を留意すべきである。
    最も多かったアイテムとしては「届出期日」の100%であり、「持ち物」
     「届出できる人」の97%、「届出窓口」の93%が続くという結果となった。
    一方、「対象者」については0%と、今回調査を行った自治体ではどこ
     も記載していないという結果となった。


   対
   象
   都
   市
   全
   体
   に
   お
   け
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   割
   合
   (
   %
   )



  注:アスコエUMによるコンテンツアイテム項目。コンテンツアイテムに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。
    ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。

                  図 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)におけるコンテンツタイプの網羅状況
                                                                                 24
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(5) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関する調査

1)「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)の           ③ 考察
  コンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。                   金銭的支援の申請という行政制度コンテンツであるが、「金額」が
① 調査条件                                          63%と低い数値に留まった。
    申請系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されている            また、「申込方法」の64%、「申込期日」は46%と、申請のために必要
     か、調査を実施した。                                 な情報が記載されていないという結果となった。
    調査対象は対象2の自治体である。                          上記について、一部の都市では「概要」や「内容」内において申請
                                                に関わる情報について記載しているところもあった。ただし、「詳細
② 調査結果                                          はお問合せください」となっている都市も散見された。
    「乳幼児医療費助成」のコンテンツ内において、コンテンツアイテム
     の網羅度に大きな差はないという結果となった。
    最も多かったアイテムとしては、「対象者」の92%であり、「内容」の
     90%、「持ち物」の85%が続くという結果となった。
    一方、「関連リンク」の20%を除き、「申込期日」が46%と比較的低い数
     値となった。



   対
   象
   都
   市
   全
   体
   に
   お
   け
   る
   割
   合
   (
   %
   )


  注: アスコエUMによるコンテンツアイテム項目。コンテンツアイテムに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。
     ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。

            図 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)におけるコンテンツアイテムの網羅状況

                                                                                     25
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(6) 調査結果総括

1) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査
① 対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか。
    都市規模に関わらず、多くの都市で対象者別など、何らかの分類を行った上で入口分けがなされている。
    このことから、自治体既存Webサイトにおいて、対象者別などの大分類によって入口を分ける情報構造設計が一般的であると思わ
     れる。
② 対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラベリングはどのようになっているか。
    対象者別の入口は「市民向け」「事業者向け」「観光情報」「市政情報」「総合・TOP」「その他」の6種類に分類される。
    入口分けにおいても、自治体の独自性を見ることが可能である。
③ 「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか。
    都市規模に関わらず、多くの都市で「ライフイベント系」の分類を行っている。
    「ライフイベント系」のラベリングについては、規則性のようなものは見つけられなかった。
④ 「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか。
    項目の設置については、都市ごとにバラつきがある。
    「妊娠」エリアについては設置している都市が少なく、必要と思われる情報については、他エリアに記載されている。(「出産」「子育て」
     「保険・医療」など)

2) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査
① どのようなラベリングがなされているか。
    多くの都市で「妊娠・出産」エリアが設置されている。
    ラベリングについては、「妊娠・出産」が最も多い一方、「子育て」「教育」エリアとの混在が認められた。
② 行政制度の網羅性はどのようになっているか。
    行政制度の網羅度にバラつきがある。
    「妊娠・出産」エリアにどのような行政制度を含めるかについて、自治体によって認識が異なっている。




                                                                       26
2.2 自治体の既存Webサイト調査結果
(6) 調査結果総括

3) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査
① 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。
     コンテンツアイテムによって網羅度に差があるという結果となった。
② 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。
     コンテンツアイテムの網羅度に大きな差はないという結果となった。

4) 調査結果を踏まえ、今後の情報構造設計のあるべき姿とは

①利用者視点に立つ必要性
• 自治体Webサイトの利用者としては、法令や行政に詳しくない一般市民がメインターゲットであると考えられる。自治体職員にとって「当たり
  前」であることが、一般市民にとっては「当たり前」ではないという点について留意しながら情報構造設計を行うことが求められる。
• 例えば、法令用語は自治体職員に「当たり前」の言葉であっても、一般市民はなじみのない場合がある。

②行政制度に関する情報の網羅性
• 一般市民を対象とした行政制度は数多あるが、制度を利用する旨を利用者側から申請しなければ利用出来ないものが多い。しかし、一般
  市民が、どのような制度が利用可能であるかという情報を、自力で入手することは難しい。
• これは制度を利用するかどうかを決める以前の問題であり、制度の存在を知らないことによって、制度利用の機会を逃している事例も多く
  存在すると考えられる。
• そこで、現在どのような行政制度が存在し、対象者は誰で、どのような方法で申請を行えば利用できるのか、といった情報を漏れなく提示
  することが、自治体Webサイトを運営する上で求められる。

③適切な分類の必要性
• 行政制度について詳しくない市民は、自分の探している情報がどこにあるか、また自分がどのような制度を利用できるかがわからない可能
  性がある。
• そのため、膨大な情報の中から、一般市民が自身の求める情報を無理なく探し出せるようにするためには、提供する行政制度に関する情
  報を適切に分類し、整理する必要がある。




                                                                      27
2.3 情報構造設計の詳細




                28
2.3 情報構造設計の詳細
(1)概要
  本会では、行政制度の構造を下表1のように設計した。なお、UMで「エリア」「カテゴリ」と呼んでいたものを再編成し、「カテゴリ1~5」とした。
 また、UMで「コンテンツタイプ」と呼んでいたものは「コンテンツパターン」とした。
 表 行政制度の情報構造 概要図
  カテゴリ1     カテゴリ2                カテゴリ3               カテゴリ4                 カテゴリ5                   コンテンツ                                   コンテンツアイテム
                                                                                                              全国/         コンテンツ
                                                                                                                    親/子
                                                                                                              独自          パターン
市民の方へ     人生の節目に    01   妊娠・出産           01 届出・手続き           01 妊娠時の届出               01   妊娠届・母子健康手帳           G     P       1           届出系
                    02   子育て                                                         02   マタニティマーク             G     P       6           『出生届』         必須
                    03   学校教育                                02 出産時の届出               01   出生届                  G     P       1      01   制度名            ☆
                    04   結婚・離婚                               03 その他                  01   認知届                  G     P       1      02   概要             ☆
                    05   引越し・住まい                                                     02   その他自治体独自サービス         L     P       1      03   対象者            ☆
                    06   就職・退職           02 健診・予防接種          01 お母さんの健康診査            01   妊婦健康診査               G     P       3      04   届出できる人         ☆
                    07   高齢・介護                                                       02   妊産婦歯科健診              G     P       3      05   届出方法
                    08   ご不幸                                 02 赤ちゃんの健康診査            01   先天性代謝異常検査            G     P       3      06   届出期日          ☆
          日々の暮らしに   09   ごみ・水道・生活インフラ                                                02   3か月児健康診査             G     P       3      07   持ち物           ☆
                    10   暮らしの衛生と食の安全                                                 03   10か月児健康診査            G     P       3      08   手数料           ☆
                    11   健康・医療                                                       04   1歳6か月児健康診査           G     P       3      09   届出書類
                    12   交通機関と駐車・駐輪                                                  05   3歳児健康診査              G     P       3      10   記入例
                    13   文化・スポーツ                             03 乳幼児期の予防接種            01   乳幼児期の予防接種            G     P       3      11   届出窓口          ☆
                    14   生涯学習・サークル活動     03 金銭的支援            01 妊娠・出産する方へ            01   特定不妊治療費助成            G     P       2      12   関連リンク
                    15   まちづくり・市民参加                                                  02   妊婦健康診査               G     C              13   お問合せ          ☆
                    16   障がい者支援                                                      03   妊娠中毒症に関する助成          G     P      2
                    17   税金                                                          04   出産費貸付制度              G     P      2
                    18   国保・年金                                                       05   出産育児一時金              G     C                   申請系①金銭的支援
                    19   届出・証明                                                       06   出産祝い金                L     P      2            『乳幼児医療費助成』    必須
          もしものときに   20   救急消防                                02 育児中の方へ               01   乳幼児医療費助成(子ども医療費)     G     P      2       01   制度名
                    21   防犯                                                          02   子ども手当                G     P      2       02   概要            ☆
                    22   防災                                                          03   ベビーシッターの助成           G     P      2       03   内容
                    23   生活保護                                                        04   幼稚園就園奨励費補助金          G     C              04   支給内容
事業者の方へ                                                                               05   幼児2人同乗自転車購入費の一部助成    G     C              05   対象者           ☆
観光客の方へ                                                       03 ひとり親の方へ              01   児童扶養手当               G     P      2       06   申請できる人        ☆
市政情報                                                                                 02   ひとり親家庭医療費助成          G     P      2       07   申請方法
                                                                                     03   母子福祉対策資金貸付           G     C              08   申請期日          ☆
                                                                                     04   母子及び寡婦福祉資金           G     C              09   持ち物           ☆
                                                                                     05   高等技能訓練促進費            G     C              10   申請書類
                                                                                     06   自立支援教育給付金            G     C              11   記入例
                                                             04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ   01   未熟児養育費助成             G     P      2       12   申請窓口          ☆
                                                                                     02   小児慢性特定疾患医療費の助成       G     C              13   関連リンク
                                                                                     03   地域別特定疾患医療費           G     C              14   お問合せ          ☆
                                                                                     04   特別児童扶養手当             G     C
                                                                                     05   障害児福祉手当              G     C
                                                                                     06   障がいのある方向けの医療サービス     G     C
                                                             05 遺児の方へ                01   遺児等福祉手当              G     C      2
                                         04 保育所・保育サービス       01 保育所                  01   保育所                  G     C      5
                                                             02 保育サービス               01   ファミリー・サポート・センター      G     P      4
                                                                                     02   保育ママ                 G     P      4     コンテンツのパラメータ凡例
                                         05 サポート・施設・コミュニティ   01 各種教室・講習会             01   各種教室・講習会一覧           L     P      4
                                                                                     02   両親学級・妊婦学級            G     P      4      全国/独自
                                                             02 サポートサービス             01   妊産婦訪問                G     P      3      G: 全国的に見られたメニュー
                                                                                     02   新生児訪問                G     P      3
                                                                                     03   乳幼児訪問                G     P      3      L: G以外の、自治体ごとに実施の
                                                                                     04   産後ケア事業               G     P      3         ばらつきがあるメニュー
                                                             03 施設                   01   各種施設                 L     P      5
                                                                                     02   保健福祉センター             G     P      5      ページ/リンク
  UMに存在した下記メニューについては、関連部                                                            03   母子生活支援施設             G     P      5
                                                                                                                                   P: ページの実体があるもの
                                                                                     04   病院一覧                 L     C
   分を除いて大分類「市政情報」にて取り扱うことと                                   04 コミュニティ               01   各種コミュニティ・団体          L     P      5      C: 他ページへのリンクとするもの
                                                             05 その他                  01   里親制度                 G     P      3
   する。                                                                               02   児童福祉施設               G     P      5     • コンテンツパターン(p.38参照)
                                                                                     03   児童相談所                G     P      5       1:届出系
   ※「都市計画」、「ごみ・環境保全」の「環境保全」              06 病院・救急の時の連絡先      00                      01   病院一覧                 L     P      6
                                                                                                                                   2:申請系①金銭手支援
                                                                                     02   産婦人科救急               G     P      6
    部分                                                                               03   小児救急(#8000)          G     P      6      3:申請系②その他申込み
                                                                                     04   夜間・休日急病診療所           L     P      5
                                                                                                                                   4:申請系③イベント
  UMに存在した下記メニューについては、それぞ                07 相談・問合せ
                                         08 その他
                                                             00
                                                             00
                                                                                     01
                                                                                     01
                                                                                          窓口一覧
                                                                                          その他自治体独自サービス
                                                                                                               L
                                                                                                               L
                                                                                                                     P
                                                                                                                     P             5:施設系
   れ他カテゴリとの統合を行なった。                                                                                                                6:情報啓発系
   ※「ペット」「消費生活」→「暮らしの衛生と食の安
    全」、「福祉」(生活保護部分)→「生活保護」

                                                                                                                                                        29
2.3 情報構造設計の詳細
(2) カテゴリ設計
                                         表 カテゴリ1~3の設計 一覧表
1)カテゴリ1~3の設計
                                                      カテゴリ1    カテゴリ2               カテゴリ3
  「2-2.(3)自治体既存Webサイトのトップページに関する調査」に基
   づき設計を行った(右表参照)。                        トップページ    市民の方へ     人生の節目に     1   妊娠・出産
                                                                         2   子育て
  『カテゴリ』とは、行政制度を大分類したものとする。分類により、検索                                     3   学校教育
   性を高める役割を担うものとする。                                                      4   結婚・離婚
                                                                         5   引越し・住まい
  カテゴリの最上位階層(カテゴリ1)では、まず行政制度を利用者に合                                      6
                                                                         7
                                                                             就職・退職
                                                                             高齢・介護
   わせて「市民の方へ」「事業者の方へ」「観光客の方へ」「行政情報」の                                     8   ご不幸
   4つに分類・定義した(次ページ表参照)。                                       日々の暮らしに    9
                                                                        10
                                                                             ごみ・水道・生活インフラ
                                                                             暮らしの衛生と食の安全
                                                                        11   健康・医療
                                                                        12   交通機関と駐車・駐輪
                                                                        13   文化・スポーツ
                                                                        14   生涯学習・サークル活動
                                                                        15   まちづくり・市民参加
                                                                        16   障がい者支援
                                                                        17   税金
                                                                        18   国保・年金
                                                                        19   届出・証明
                                                              もしものときに   20   救急消防
                                                                        21   防犯
                                                                        22   防災
                                                                        23   生活保護
                                                    事業者の方へ
                                                    観光客の方へ
                                                    市政情報




                                           UMに存在した下記メニューについては、関連部分を除いて大分類「市政情報」にて取
                                            り扱うこととする。
                                            ※「都市計画」、「ごみ・環境保全」の「環境保全」部分
                                           UMに存在した下記メニューについては、それぞれ他カテゴリとの統合を行なった。
                                            ※「ペット」→「暮らしの衛生と食の安全」、「福祉」(生活保護部分)→「生活保護」


                                                                                            30
2.3 情報構造設計の詳細
(2) カテゴリ設計
                                          表 カテゴリ1の定義表
1)カテゴリ1~3の設計
  カテゴリ3では、「市民向け」をさらに細分化し、「妊娠・出産」「子育て」      項目名               定義
   など23の項目に分けたカテゴリから構成することとした。ただし23個が
                                          市民の方へ    自治体に住む市民に向けた情報。生活に利用で
   並列すると発見性が下がるため、便宜的にこれらを分類し「カテゴリ
                                          (暮らしの情報) きる制度情報
   2」を設けることとした。
                                                    自治体で事業を行なう事業者に向けた情報。事
  カテゴリ2ではまず、住民が人生を通してほぼ必ず経験すると思われ        事業者の方へ
                                                    業に活用できる制度情報
   る8カテゴリ「妊娠・出産」「子育て」「教育」「結婚・離婚」「引越し・住ま
   い」「就職・退職」「高齢者・介護」「ご不幸」を<人生の節目に>とまと     観光客の方へ    自治体に観光で来訪した方に向けた情報
   めた。そして緊急時のカテゴリを救急消防、防犯、防災については<                  自治体の運営に関わる情報全般。基礎情報・市
   もしものときに>とまとめた。そしてその他の項目を<日々の暮らしに       市政情報
                                                    役所・議会など
   >とした (右下表参照)。
  <人生の節目に>という区分は一般に『ライフイベント』と称されてい
   る。ライフイベントとは、住民が生まれてから亡くなるまでに経験すると      表 カテゴリ2「市民の方へ」分類の定義表
   思われる出来事による分類である。 「2-2-2.(3)自治体既存Web
   サイトのトップページに関する調査」によると、多くの自治体サイトでナ        項目名               定義
   ビゲーションとして取り入れられており、自治体サイトの利用者が慣れ
   ているものと仮定して区分を取り入れた。                              住民が生まれてから亡くなるまでに経験すると思
                                          人生の節目に
                                                    われる出来事による分類。ライフイベントなど
                                          日々の暮らしに 住民の日常生活に関わる事柄
                                          もしものときに   住民が緊急時に必要とする情報、防犯や防災




                                                                             31
2.3 情報構造設計の詳細
(2) カテゴリ設計

表 カテゴリ3定義表
    カテゴリ1      カテゴリ2             カテゴリ3                       定義

  市民の方へ      人生の節目に     1   妊娠・出産          妊産婦および乳児に関わる手続き・情報・制度説明
                        2   子育て            幼児およびその保護者に関わる手続き・情報・制度説明
                        3   学校教育           小・中・高・専門学校・大学での教育に関わる手続き・情報・制度説明
                        4   結婚・離婚          結婚・離婚時に必要な手続き・情報
                        5   引越し・住まい        引越し時に必要な手続き・住まい探しに関わる情報・制度
                        6   就職・退職          就職・転職・退職時に関わる手続き・情報
                        7   高齢・介護          高齢者の健康維持・介護に関わる情報・制度説明
                        8   ご不幸            死亡時に必要な手続き・制度説明
             日々の暮らしに    9   ごみ・水道・生活インフラ   水道・ガス・電気・ごみの出し方など生活インフラに関わる情報
                       10   暮らしの衛生と食の安全    衣食住の衛生や食の安全に関わる情報
                       11   健康・医療          成人の保健・医療に関わる情報・制度説明
                       12   交通機関と駐車・駐輪     交通制度・駐車・駐輪に関わる情報
                       13   文化・スポーツ        文化・スポーツ施設に関する情報・制度説明
                       14   生涯学習・サークル活動    生涯学習・市民のサークル活動に関する情報・制度説明
                       15   まちづくり・市民参加     まちづくり、市政への市民参加・協働に関する情報・制度説明
                       16   障がい者支援         障がい者支援に関わる手続き・情報・制度説明
                       17   税金             市税の情報・制度説明
                       18   国保・年金          国民健康保険・国民年金関連福祉制度の情報・制度説明
                       19   届出・証明          各種届出・証明物の発行に関わる手続き・情報
             もしものときに   20   救急消防           救急・消防に関する情報・制度説明
                       21   防犯             防犯に関する情報・制度説明
                       22   防災             防災に関する情報・制度説明
                       23 生活保護             生活保護に関する情報・制度説明
  事業者の方へ
  観光客の方へ
  市政情報


                                                                              32
2.3 情報構造設計の詳細
(2)カテゴリ設計

1) カテゴリ1~3の設計                                                   表 【参考】目的別ナビゲーション分類の定義表

 【参考】ナビゲーションについて                                                ナビゲーションが
                                                                           項目の定義
                                                                持つメニュー名
  ナビゲーションとは、目的別、対象者別など利用者のニーズに合わせた
   導線を用意することである。標準の情報体系は今回設計した情報構造と                                        カテゴリを横断して届出・証明を一覧できるペー
                                                                届出・証明を探す
   するが、自治体の利用の実情に合わせ、本設計とは別に多様なナビゲー                                        ジ
   ションを構成できる余地を残すものとする。
                                                                相談窓口を探す    カテゴリを横断して相談窓口を一覧できるページ
  ナビゲーションについては、例として「目的別」「対象者別」というナビゲー
   ションが挙げられる(下図参照)。「目的別ナビゲーション」については、カ
                                                                施設一覧を探す    カテゴリを横断して施設を一覧できるページ
   テゴリを横断して目的に応じた行政サービスを一覧できるナビゲーション
   とする(右上表参照) 。「対象者別ナビゲーション」については、カテゴリを                                    カテゴリを横断して手当・助成を一覧できるペー
   横断して対象者に応じた行政サービスを一覧できるナビゲーションとする                            手当・助成を探す
                                                                           ジ
   (右下表参照) 。
  他にも、CMSの管理インターフェース用に担当課別や法令別のナビゲー                            イベントを探す    カテゴリを横断してイベントを一覧できるページ
   ションを持つことが想定される。また、緊急時には災害対策のナビゲー
                                                                申請書ダウン     カテゴリを横断して申請書のダウンロードを一覧
   ションを前面に押し出すことも想定される。状況に応じた多様な利用方法
                                                                ロード        できるページ
   を実現するため、ナビゲーションの概念は重要である。
                                              
                                                                表 【参考】対象者別ナビゲーション分類の定義表
            ○○市
                                                                ナビゲーションが
                                                                           項目の定義
             市民の方へ     事業者の方へ     観光の方へ     市政情報
                                                                持つメニュー名
            届出証明を探す                         妊娠中の方へ                         カテゴリを横断して妊娠中の方に必要な行政制度
                                                                妊娠中の方へ
            相談窓口を探す                         子育て中の方へ
                                                                           情報を一覧できるページ
            施設を探す      人生の節目に               高齢者の方へ                         カテゴリを横断して子育て中の方に必要な行政制
                                                                子育て中の方へ
            手当・助成を探す                        障がい者の方へ
                                                                           度情報を一覧できるページ

            イベントを探す
                        出産   引越   XX   XX
                                            求職中の方へ
                                                                高齢者の方・     カテゴリを横断して高齢者の方、介護をしている
                                                                介護する方へ     方に必要な行政制度情報を一覧できるページ
                        XX   XX   XX   XX
                                                                           カテゴリを横断して障がい者の方に必要な行政制
                                                                障がい者の方へ
                       暮らしの情報
                                                                           度情報を一覧できるページ
    目的別                                                対象者別                カテゴリを横断して求職中の方に必要な行政制度
                                                                求職中の方へ
  ナビゲーション                                             ナビゲーション              情報を一覧できるページ
                        XX   XX   XX   XX



                                                                ペットを飼ってい カテゴリを横断してペットを飼っている方・飼いた
                                                                る・飼いたい方へ い方に必要な行政制度情報を一覧できるページ
    図 ナビゲーションのトップページでの配置のイメージ
                                                                                                    33
2.3 情報構造設計の詳細
(2)カテゴリ設計
                                          表 カテゴリ4~5の設計 一覧表
2) カテゴリ4~5の設計
  「2-2.(4)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調
   査」に基づき設計を行った(右表参照)。                     カテゴリ3         カテゴリ4                 カテゴリ5              コンテンツ


  『下部カテゴリの設計』では、カテゴリ3についてさらに細かい分類を行       妊娠・出産   01 届出・手続き       01 妊娠時の届出               01 妊娠届・母子健康手帳
                                                                                           02 マタニティマーク
   う。具体的には妊娠・出産カテゴリの場合、カテゴリ4では 「届出・手続                              02 出産時の届出
                                                                   03 その他
                                                                                           01 出生届
                                                                                           01 認知届
   き」「検査」「金銭的支援」「サポート・施設」「相談」「その他」に分ける             02 健診・予防接種        01 お母さんの健康診査
                                                                                           02 その他自治体独自サービス
                                                                                           01 妊婦健康診査

   (下表参照)。                                                           02 赤ちゃんの健康診査
                                                                                           02 妊産婦歯科健診
                                                                                           01 先天性代謝異常検査
                                                                                           02 3か月児健康診査
  「届出・手続き」には、妊娠届、母子健康手帳、出生届…といった行政                                                        03 10か月児健康診査
                                                                                           04 1歳6か月児健康診査
   制度が並ぶ。利便性を考えて、カテゴリ4の前にカテゴリ5を設置する                                  03 乳幼児期の予防接種
                                                                                           05 3歳児健康診査
                                                                                           01 乳幼児期の予防接種
   ことがある。                                          03 金銭的支援          01 妊娠・出産する方へ          01 特定不妊治療費助成
                                                                                           02 妊婦健康診査
   例)妊娠・出産カテゴリ4「金銭的支援」の場合、「妊娠・出産する方へ」                                                      03 妊娠中毒症に関する助成
                                                                                           04 出産費貸付制度

   「育児中の方へ」…などのカテゴリ5を設定する (次ページ表参照)。                                                       05 出産育児一時金
                                                                                           06 出産祝い金
                                                                     02 育児中の方へ             01 乳幼児医療費助成(子ども医療費)
 <設計の際のポイント>                                                                               02 子ども手当
                                                                                           03 ベビーシッターの助成
 • 「ターゲットを明確にしたカテゴリ内の分類」                                                                   04 幼稚園就園奨励費補助金
                                                                                           05 幼児2人同乗自転車購入費の一部助成
   例えば、カテゴリ4「金銭的支援」では、カテゴリ5を「妊娠・出産する方                                03 ひとり親の方へ            01 児童扶養手当
                                                                                           02 ひとり親家庭医療費助成
   へ」「育児中の方へ」など含まれている内容が明確にわかる分類とした。                                                       03 母子福祉対策資金貸付
                                                                                           04 母子及び寡婦福祉資金

   利用者の状況によってコンテンツまで誘導できるよう、また探している                                                        05 高等技能訓練促進費
                                                                                           06 自立支援教育給付金
                                                                     04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ 01 未熟児養育費助成
   制度が見つけやすいよう考慮した。                                                                        02 小児慢性特定疾患医療費の助成
                                                                                           03 地域別特定疾患医療費
                                                                                           04 特別児童扶養手当

 表 カテゴリ4 「妊娠・出産」の定義表                                                                       05 障害児福祉手当
                                                                                           06 障がいのある方向けの医療サービス
                                                                     05 遺児の方へ              01 遺児等福祉手当
                                                   04 保育所・保育サービス     01 保育所                01 保育所
   項目名                  定義                                           02 保育サービス             01 ファミリー・サポート・センター
                                                                                           02 保育ママ
 届出・手続き     妊娠した時から出産した時までに行う届出や手続き                05 サポート・施設・コミュニティ 01 各種教室・講習会           01 各種教室・講習会一覧
                                                                                           02 両親学級・妊婦学級
 健診・予防接種    妊婦さんとお子さんの健康に関わる診断・診察サービス                                02 サポートサービス           01 妊産婦訪問
                                                                                           02 新生児訪問
                                                                                           03 乳幼児訪問
            妊娠から出産まで、または出産してから受けられる補助金                                                     04 産後ケア事業
 金銭的支援                                                               03 施設                 01 各種施設
            や手当などの制度                                                                       02 保健福祉センター
                                                                                           03 母子生活支援施設
 保育所・保育                                                                                    04 病院一覧
            お子さんを預けられる施設やサービス・コミュニティの情報                              04 コミュニティ             01 各種コミュニティ・団体
 サービス                                                                05 その他                01 里親制度
                                                                                           02 児童福祉施設
                                                                                           03 児童相談所
            妊婦さんやご両親に向けた、講習会などのサポートサービ             06 病院・救急の時の連絡先                          01 病院一覧
 サポート・施設                                                                                   02 産婦人科救急
            ス、利用可能な施設、サークルなどのコミュニティの情報                                                     03 小児救急(#8000)
                                                                                           04 夜間・休日急病診療所
                                                   07 相談・問合せ                               01 窓口一覧
 病院・救急時の                                           08 その他                                  01 その他自治体独自サービス
            病院・救急の時の連絡先の一覧
 連絡先
 相談         相談や問合せを行える窓口の一覧
            その他、紹介したい事項や参照すべき事項がある場合に
 その他
            使う

                                                                                                                  34
2.3 情報構造設計の詳細
(2)カテゴリ設計

 表 カテゴリ5定義表


       カテゴリ4項目名          カテゴリ5項目名                     定義                            含まれるサービスの例

  1 届出・手続き        1 妊娠時の届出          妊娠がわかったら行う届出と関連情報                     妊娠届・母子健康手帳,マタニティーマーク
                  2 出産時の届出          出産したら行う届出と関連情報                        出生届
                                    妊娠・出産に付随して必要になるが、必要な時期を特定できない届出と関連情
                  3 その他                                                   認知届,その他自治体独自サービス
                                    報
  2 健診・予防接種       1 お母さんの健康診査       妊娠がわかったら受けられる健診                       妊婦健康診査,妊産婦歯科健診
                  2 赤ちゃんの健康診査       赤ちゃんが生まれたら受ける健診                       先天性代謝異常検査,3か月児健康診査

                                    0歳〜小学校入学前に受ける予防接種の情報で、予防接種の種類、接種カレン
                  3 乳幼児期の予防接種                                           乳幼児期の予防接種
                                    ダー、接種時の注意事項が含まれる

  3 金銭的支援         1 妊娠・出産する方へ       妊娠したい方、妊娠している方、出産した方が受けられるお金の支援制度     特定不妊治療費助成,妊婦健康診査,出産祝い金

                  2 育児中の方へ          0歳〜小学校入学前の子ども及びその保護者が受けられるお金の支援制度     乳幼児医療費助成,子ども手当,ベビーシッターの助成,

                  3 ひとり親の方へ         子どもを一人で育てている方が受けられるお金の支援制度            児童扶養手当, 母子福祉対策資金貸付,

                      未熟児、障がい・難病のあ 未熟児の子ども、障がいや難病を抱えた子ども、その保護者が受けられるお金 未熟児養育費助成,小児慢性特定疾患医療費の助成,障
                  4
                      るお子さんへ       の支援制度                               害児福祉手当

                  5 遺児の方へ           両親を亡くした子ども、その保護者が受けられるお金の支援制度         遺児等福祉手当

      保育所・保育サービ                     保育園・保育所・保育室など、日常的に子どもを預けられる保育施設に関する情
  4               1 保育所                                                  保育所
      ス                             報
                                    ふだんは預けないが、一時的に子どもを預けられる施設やサービスに関する情
                  2 保育サービス                                               ファミリー・サポート・センター,保育ママ
                                    報
      サポート・施設・コ                     妊娠・出産・育児を控えた両親や、生まれた子どもが受けられる教室や講習会に
  5               1 各種教室・講習会                                             各種教室・講習会一覧,両親学級・妊婦学級
      ミュニティ                         関する情報
                  2 サポートサービス        妊娠・出産・育児に関するサポートサービス                 妊産婦訪問,新生児訪問,乳幼児訪問,産後ケア事業
                  3 施設              妊娠・出産・育児に関するサービスを行っている施設の情報           保健センター,母子生活支援施設,病院一覧

                  4 コミュニティ          妊娠・出産・育児に関する交流を行っているコミュニティや団体の情報      各種コミュニティ・団体
              5 その他                 上記にあてはまらないサポートサービス・施設・コミュニティに関する情報    里親制度,児童福祉施設,児童相談所
    病院・救急の時の連                                                             病院一覧,産婦人科救急,小児救急(#8000),夜間・休日急
  6           0                     (カテゴリ5は設けない)
    絡先                                                                    病診療所
  7 相談・問合せ    0                     (カテゴリ5は設けない)                          窓口一覧
  8 その他       0                     (カテゴリ5は設けない)                          その他自治体独自サービス


                                                                                                           35
2.3 情報構造設計の詳細
(3) コンテンツ設計
                                          表 コンテンツ設計 概要
  「2-2.(5)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関
   する調査」に基づき設計を行った(右表参照)。                  カテゴリ3         カテゴリ4                 カテゴリ5              コンテンツ


  『コンテンツ』とは、ここでは、「妊娠・出産」における「妊娠届」「母子健     妊娠・出産   01 届出・手続き       01 妊娠時の届出               01 妊娠届・母子健康手帳
                                                                                           02 マタニティマーク
   康手帳」「出生届」といった行政制度の詳細情報を指す。                                      02 出産時の届出
                                                                   03 その他
                                                                                           01 出生届
                                                                                           01 認知届
                                                                                           02 その他自治体独自サービス

  それぞれの行政制度の根拠となる法令を調べ、その法令の種類に                   02 健診・予防接種        01 お母さんの健康診査          01 妊婦健康診査
                                                                                           02 妊産婦歯科健診
                                                                     02 赤ちゃんの健康診査          01 先天性代謝異常検査
   よって全国的に実施すべき制度なのか、それとも一部地域もしくは自                                                         02 3か月児健康診査
                                                                                           03 10か月児健康診査
   治体独自に実施している制度なのかの区別をした。                                                                 04 1歳6か月児健康診査
                                                                                           05 3歳児健康診査
                                                                     03 乳幼児期の予防接種          01 乳幼児期の予防接種
  各制度の根拠法を明らかにしておくことで、制度に変更があった際に                 03 金銭的支援          01 妊娠・出産する方へ          01 特定不妊治療費助成
                                                                                           02 妊婦健康診査

   も速やかに反映できるようにした。                                                                        03 妊娠中毒症に関する助成
                                                                                           04 出産費貸付制度
                                                                                           05 出産育児一時金
                                                                                           06 出産祝い金
 <設計の際のポイント>                                                         02 育児中の方へ             01 乳幼児医療費助成(子ども医療費)
                                                                                           02 子ども手当
                                                                                           03 ベビーシッターの助成
  ポイント①「コンテンツの選定に関して」                                                                     04 幼稚園就園奨励費補助金
                                                                                           05 幼児2人同乗自転車購入費の一部助成

   これまで「妊娠・出産」時に必要な行政制度に着眼してコンテンツを選                                  03 ひとり親の方へ            01 児童扶養手当
                                                                                           02 ひとり親家庭医療費助成
                                                                                           03 母子福祉対策資金貸付
   定していたが、将来的に必要となる子育て情報についても妊娠時・出                                                         04 母子及び寡婦福祉資金
                                                                                           05 高等技能訓練促進費
   産時から知っておきたい、という子育て主婦の声を反映した。例えば、                                                        06 自立支援教育給付金
                                                                     04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ 01 未熟児養育費助成
   出産後の保育園や助成金などは妊娠時、出産時においても将来的な                                                          02 小児慢性特定疾患医療費の助成
                                                                                           03 地域別特定疾患医療費
   計画をたてるのに役立つと考え、新たに追加した。                                                                 04 特別児童扶養手当
                                                                                           05 障害児福祉手当
                                                                                           06 障がいのある方向けの医療サービス
                                                                                           01 遺児等福祉手当
  ポイント②「カテゴリおよびコンテンツの順序に関して」                      04 保育所・保育サービス
                                                                     05 遺児の方へ
                                                                     01 保育所                01 保育所
                                                                     02 保育サービス             01 ファミリー・サポート・センター
   順序に関しては、利用者が手続きの流れを理解しやすいよう、時系列                                                         02 保育ママ
                                                   05 サポート・施設・コミュニティ 01 各種教室・講習会           01 各種教室・講習会一覧
   で並べることとした。コンテンツだけでなく、カテゴリ5も時系列で並べ、                                02 サポートサービス
                                                                                           02 両親学級・妊婦学級
                                                                                           01 妊産婦訪問
   利用者が制度の内容を知らなくても順を追っていけるような作りとした。                                                       02 新生児訪問
                                                                                           03 乳幼児訪問
                                                                                           04 産後ケア事業

  ポイント③「コンテンツ同士の相互リンク」                                              03 施設                 01 各種施設
                                                                                           02 保健福祉センター
                                                                                           03 母子生活支援施設
   関連情報の提供を目的としてコンテンツ同士の相互リンクを設定した。                                                        04 病院一覧
                                                                                           01 各種コミュニティ・団体
                                                                     04 コミュニティ
   例えば「妊娠・出産」メニュー内でも「妊婦健康診査」のように重複して                                 05 その他                01 里親制度
                                                                                           02 児童福祉施設
   登場するコンテンツがあるが、一方を本籍と定め、もう一方を内部リン                06 病院・救急の時の連絡先
                                                                                           03 児童相談所
                                                                                           01 病院一覧
   クとしている。ただし、相互リンクを増やしすぎると、本来必要な情報が                                                       02 産婦人科救急
                                                                                           03 小児救急(#8000)

   埋もれてしまう可能性があるため、優先度が低いものは各コンテンツ                 07 相談・問合せ
                                                                                           04 夜間・休日急病診療所
                                                                                           01 窓口一覧
                                                   08 その他                                  01 その他自治体独自サービス
   の原稿内に「関連リンク」の項目を設け、そちらに記載することも今後
   検討していく。




                                                                                                                  36
2.3 情報構造設計の詳細
(3) コンテンツ設計
  参考として、既存の「妊娠・出産」メニューのひとつひとつに対し、根拠法と事務担当の区分を追記した。今回は、各自治体ごとに実施している
 制度ではなく、全国的に実施されていると思われる制度について区分を追記した。(2011年2月のリサーチ開始以前のメニュー。)
 【参考】「妊娠・出産」カテゴリ各コンテンツの根拠法および事務担当区分について
                                    事務
            メニュー             根拠法    担当                                     備考
                                    区分
  母子健康手帳               母子保健法        5    母子保健法第16条

                                         マタニティマークをとおした「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について の中で、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の4第1項の
  マタニティマーク             法令の根拠なし      7    規定に基づく技術的助言として協力を仰ぐ形。マタニティマークの利用は広く認められており、マタニティマークを用いたグッズの配布等を
                                         行っているのは自治体に限らない。例えば、関東近郊の鉄道事業者16社でも妊婦に対しマタニティマークの無料配布を行っている。

  出生届                  戸籍法          5    戸籍法第49条,第52条
  国民健康保険の加入            国民健康保険法      5    国民健康保険法第9条

                       国民健康保険法           国民健康保険法第58条。ただし、直接の根拠は、各団体の条例(国民健康保険条例)となる。
  出産育児一時金
                       (市区町村の条例)    5    また、国保の被保険者とその家族以外は、その者が加入している健康保険の保険者から一時金が支払われる。
                                         手続きは戸籍法に則る
                                         ※内容の詳細は
                                         任意認知:民法第778条(法令区分:3)
  認知届                  戸籍法          5    胎児認知:民法第783条(法令区分:3)
                                         裁判認知(強制認知):民法第787条(法令区分:3)
                                         届出自体の根拠は、戸籍法第60条、第63条、第64条、第65条
  妊婦健康診査               母子保健法        5    第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」
                       母子保健法
  先天性代謝異常検査
                       (具体的な規定なし)   1    政令市以外の市町村においては、都道府県の経由事務として、窓口事務を行う場合があります。
                                         第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」 実施の年齢、月齢は団体規模で異なるものではない。関係通知に「生後三か月な        <凡例>
  3か月児健診               母子保健法        5    いし四か月の者が、そのいずれかの健康診査に含まれることとなるよう対象月齢を設定することが望ましい。」とあるため、団体によっては4
                                         か月としている。                                                                根拠法
  10か月児健診              母子保健法        5    第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」
                                                                                                                 各メニューの根拠となる法令
  1歳6か月児健診             母子保健法        5    母子保健法第12条
  3歳児健診                母子保健法        5    母子保健法第12条
  乳幼児期の予防接種            予防接種法        5    予防接種法第3条 予防接種の種類など                                                      事務担当区分
                                         少子化社会対策基本法第13条第2項 国庫補助の対象となる実施主体は、都道府県、政令指定都市、中核市だが、その他の市区町村でも
  特定不妊治療費助成            少子化社会対策基本法   2    独自の助成を行っている場合がある。                                                       都道府県か市区町村か、
  助産施設(助産の実施)          児童福祉法        4    児童福祉法第22条 福祉事務所を設置している町村も実施主体となる。                                       その業務を担当できる
                                         出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度の開始により貸付制度は廃止の方向にある。平成22年度中は、医療機関等の資金             自治体の規模
  出産費貸付制度              法令の根拠なし      5    ショートに配慮し、直接支払制度の適用が猶予されているため、多くの保険者(市区町村)では貸付制度を継続している、既に廃止している保
                                                                                                                 0:都道府県以上
                                         険者もある。 平成23年度については取扱い未定。
                                         母子保健法第20条 中核市未満の市(区)でも、保健所を設置する市又は特別区は、実施主体となる。現物給付(公費で医療を受け、別途
  未熟児養育医療の給付           母子保健法        2    一部負担金を支払う方式)が原則とされている。                                                  1:政令指定都市以上
  乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)   市区町村の条例      5    各自治体の条例による様子
                                                                                                                 2:中核市以上
  出産祝い金                法令の根拠なし      5    自治体独自の事業。実施していない自治体も相当数あると思われる。
                                                                                                                 3:特例市以上
  妊産婦訪問                母子保健法        5    母子保健法第17条
  新生児訪問                母子保健法        5    母子保健法第11条                                                               4:一般市以上(特別区含む)
  乳幼児訪問                母子保健法        5    母子保健法第11条 児童福祉法第6条の2第4項及び第5項の「乳児家庭全戸訪問事業」、「養育支援訪問事業」が該当する可能性もある。        5:町村以上(特別区含む)
                                         共通点は保健福祉に関する施設ということくらいで、対象や事業内容は自治体によって異なる様子。特定の法律に基づき設置されたもので
  保健福祉センター             法令の根拠なし      5    はないと考えられる。                                                              6:特別区
                                         通知(「仕事と育児両立支援特別援助事業の実施について」)による基準があるので、純粋な自治体独自の事業とはいえない。厚労省のHP
  ファミリー・サポート・センター      法令の根拠なし      5    によると、実施団体数は602市区町村(平成21年度末現在)とのこと。
                                                                                                                 7:その他(行政区など)



                                                                                                                                  37
2.3 情報構造設計の詳細
(4) コンテンツアイテム設計                           表 コンテンツパターンの概要
  「2-2.(5)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関
   する調査」に基づき設計を行った(右表参照)。
                                            コンテンツパターン
  行政制度情報に関する制度の類型化、制度表現項目を行うにあたり、                             定義
                                                名
   ここではこの類型を「コンテンツパターン」と呼び、表現項目を「コンテン
   ツアイテム」と呼ぶこととする。                                      届書や手続きなど、手続き後に付帯
                                            届出系
  既存のコンテンツについて、右表のようにテンプレートを6種類に類型                     業務の発生しない情報
   化した。この類型にはそれぞれ表現すべき項目(コンテンツアイテム)         申請系(1)      手当や助成金など、手続き後に金銭
   を設計した(次ページ表参照)。                          金銭的支援       の授受が発生する情報
  コンテンツアイテムの順番や内容は、利用者の利便を考慮して設定し
                                            申請系(2)      支援サービスなど、手続き後に何ら
   た。
                                            その他申込み      かの授受が発生する情報

                                            申請系(3)      講習会やイベントなど、手続き後に
                                            イベント        参加が発生する情報

                                                        子育て支援センターや図書館など、
                                            施設系
                                                        何らかの施設の概略を示す情報


                                                        上記に当てはまらないもので、特に
                                            情報啓発系
                                                        情報提供自体を目的とした情報




                                                                           38
2.3 情報構造設計の詳細
(4) コンテンツアイテム設計

表 コンテンツパターン毎のコンテンツアイテム一覧

                             申請系①              申請系②                  申請系③
      1        届出系       2                3                 4                   5        施設系       6     情報啓発系
                             金銭的支援            その他申し込み                イベント
  コ     届書や手続きなど、          手当や助成金など、        支援サービスなど、         講習会やイベントな           子育て支援センター          上記に当てはまらな
  ン
  テ   定 手続き後に付帯業務        定 手続き後に金銭の授      定 手続き後に何らかの       定 ど、手続き後に参加         定 や図書館など、何ら        定 いもので、特に情報
  ン   義 の発生しない情報         義 受が発生する情報       義 授受が発生する情報       義 が発生する情報           義 かの施設の概略を示        義 提供自体を目的とし
  ツ                                                                               す情報                た情報
  パ
  タ
  ー     ・出生届               ・こども手当           ・住民票交付申請          ・両親学級               ・子育て支援セン           ・マタニティマーク
  ン     ・婚姻届               ・乳幼児医療費助成        ・個別予防接種           ・就職セミナー             ター                 ・予防接種スケ
      例 ・転入届             例 ・高等技能訓練促進      例 ・ファミリーサポート      例 ・集団予防接種           例 ・老人ホーム           例 ジュール
                           費                センター                                  ・図書館               ・学区マップ
                                                                                  ・公園



      1   制度名        ☆   1   制度名      ☆   1   制度名       ☆   1   制度名         ☆   1   制度名        ☆   1   制度名       ☆
      2   概要         ☆   2   概要       ☆   2   概要        ☆   2   概要          ☆   2   概要         ☆   2   (内容①)     ☆
      3   対象者        ☆   3   内容           3   内容            3   内容              3   アクセス       ☆   3   (内容②)




                                                                                                             …
      4   届出できる人     ☆   4   支給内容         4   実施場所          4   実施場所        ☆   4   対象者
      5   届出方法           5   対象者      ☆   5   定員            5   実施期間        ☆   5   利用料金       ☆   n   関連リンク
      6   届出期日       ☆   6   申請できる人   ☆   6   対象者       ☆   6   定員              6   利用時間       ☆   n   お問合せ      ☆
  コ
  ン   7   持ち物        ☆   7   申請方法         7   申請できる人        7   対象者         ☆   7   休日         ☆
                                                                                                   ※ ☆印は必須項目とす
  テ   8   手数料        ☆   8   申請期日     ☆   8   利用料(費用)   ☆   8   申請できる人          8   利用方法       ☆     る。
  ン                                                                                                ※ 項目名は任意に変
  ツ   9   届出書類           9   持ち物      ☆   9   申請方法      ☆   9   利用料(費用)     ☆   9   申請方法
                                                                                                     更可能とする。
  ア
      10 記入例             10 申請書類          10 申請期日       ☆   10 申請方法         ☆   10 申請期日            ※ 項目の順番は推奨さ
  イ
                                                                                                     れる順番とする。
  テ   11 届出窓口        ☆   11 記入例           11 持ち物        ☆   11 申請期日         ☆   11 持ち物             ※ 項目にある「対象者」
  ム
      12 関連リンク           12 申請窓口      ☆   12 申請書類           12 持ち物          ☆   12 申請書類              はサービス対象者、
                                                                                                     「届出できる人」「申
      13 お問合せ        ☆   13 関連リンク         13 記入例            13 申請書類             13 記入例               請できる人」は届出・
                                                                                                     申請が可能な人(代
                         14 お問合せ      ☆   14 申請窓口       ☆   14 記入例              14 申請窓口              理人を含む)を意味
                                          15 関連リンク          15 申請窓口         ☆   15 関連リンク             する。

                                          16 お問合せ       ☆   16 関連リンク            16 お問合せ        ☆
                                                            17 お問合せ         ☆


                                                                                                                     39
2.3 情報構造設計の詳細
 (5) 行政制度情報 表現サンプル「出生届」
     ここまでの設計を基に「出生届」を定義すると、下の表および次ページの表のように表現される。
  表 「出生届」の表現サンプル(1/2)

           項目名                            コンテンツサンプル                             提供レベル

  制度名            出生届                                                             必須

                 出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載するための手続きです。戸籍に記載されることで、
  概要                                                                             必須
                 生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明されます。

  対象者            生まれてきたお子さんの父または母                                                必須

                 父または母

                 <父母が離婚または子どもが非嫡出子の場合>
                 ・子の出生前に父母が離婚をした場合には、母が届出をしてください。
                 ・非嫡出子の場合、認知している場合であっても父が届出することはできません。

                 <父母が届出をすることができない場合>
                 以下の順で届出できる者が届出をしてください。
  届出できる人                                                                         必須
                 1.同居者
                 2.出産に立ち会った医師、助産師またはその他の者
                 3.上記の者が届出をすることができない場合には、その者以外の法定代理人
                 ※病院、刑事施設、その他の公設所で出生があった場合で父母が共に届出をすることができないときは、公設所の長または管
                 理人が届出をすることができます。

                 <代理の方が届出書を持参する場合>
                 代理の方が届出書を持参する場合でも、届出人欄は原則として父母の方が記入してください。

  届出方法           お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のうえ、▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。

                 出生の日から起算して14日以内
                 (国外で出生した場合は出生の日から起算して3か月以内)
  届出期日           ※役所/役場の休日(土日、祝日、年末年始)が14日目に当たる場合は、その日以後の最初の開庁日が届出の期限となります。      必須
                 ※提出期限の14日を過ぎてしまったときは、速やかに出生届を提出してください。この際、「戸籍届出期間経過報告書」(用紙は
                 窓口にあります。)を併せて提出してください。

                 1.出生届
                 2.出生証明書
                 3.届出人の印鑑
                 4.母子健康手帳
                 ※出生証明書は医師に記載してもらうものです
  持ち物                                                                            必須
                 ※出生届と出生証明書は一葉の書面に合わせて印刷されています
                 ※届出書/証明書は病院にも置いてあります
                 (下記は自治体による)
                 5.国民健康保険証(加入者のみ)
                 6.届出人の本人確認書類


                                                                                        40
2.3 情報構造設計の詳細
(5) 行政制度情報 表現サンプル「出生届」

  表 「出生届」の表現サンプル(2/2) ~前ページからの続き

  手数料            無料                                                               必須

                 ご入用のフォーマットを下記からダウンロードしてください。
                 1.出生届/出生証明書(Word) (PDF) (電子申請)
                 2.戸籍届出期間経過報告書(Word) (PDF) (電子申請)
  申請書類
                 <名前に使える文字に決まりはあるの?>
                 命名に使える文字は、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナ、命名に使えるとされている符号「ー(長音)」「ヽ」「ゞ」(同音繰
                 り返し)「々」(同字繰り返し)などです。使用できるかどうか分からない漢字があるときは、あらかじめお問合わせください。
                 (名前に使える漢字【URL:http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html】)

                 ご都合に合わせ、下記から出生届/出生証明書をダウンロードしてください(1枚に印刷されています)。
                 1.出生届/出生証明書(Word)
                 2.出生届/出生証明書(PDF)

                 【記入例の画像】
  記入例




                 出生地、本籍地または届出人の所在地の市区町村
                 ※▲▲市の場合は▲▲課で受け付けています。
                 ※届出人の所在地は一時滞在地を含みます。

                 <▲▲市以外で届出をした場合>
  届出窓口                                                                            必須
                 出生届を受理した市町村は出生した子どもの住所地の市町村に通知します。そのため▲▲市以外の市町村に出生届を提出し
                 た場合、その後新たに▲▲市での住民登録手続きをする必要はありません。

                 <記載内容に不備があった場合>
                 届出の記載内容に不備があって受理できない場合には、届出書を返却しますので修正して再度提出してください。

                 ・国民健康保険への加入
  関連リンク
                 ・出産育児一時金

                 【担当部署名】【メール受付リンク】
                 【住所】【地図へのリンク】
  お問合せ                                                                            必須
                 【電話番号】【FAX】
                 【受付日時 月曜日~金曜日 ●●:●●~●●:●●】




                                                                                       41
2.4 今後のさらなる開発に向けて




                    42
2.4 今後のさらなる開発に向けて
 (1) 行政制度の情報構造のあるべき姿 (まとめ)

  本章で説明した、行政制度の情報構造のあるべき姿については、下記にまとめる3点が達成すべき与件である。

  1. 行政制度の分類や内容の情報構造をシンプルに表現できること
  2. 様々なサイト利用者のサイト利用導線を意識したサイト設計を可能とすること
  3. 各行政制度の根拠法や情報タイプ、更新履歴など、付加情報も扱えること




                                                       43
2.4 今後のさらなる開発に向けて
 (2)今後の検討課題

 1) 情報構造の設計について
 ①カテゴリ設計
 • 今回は市民向け情報のみを扱ったが、「事業者向け」「観光」「市政情報」についても、今後の検討が必要である。(※特に、従来のUMで扱って
   いた「都市計画」や、「ごみ・環境保全」の「環境保全」については、市政情報内に移動することとし、さらなる検討が必要。)
 • 市民向けメニューの中でも、例えば従来のUMに存在した「ペット」、「消費生活」、「福祉」はそのまま残すべきか、また、「生活保護」という個別メ
   ニューを新たに作成したほうがよいか、さらなる検討が必要である。
 • 「ライフイベント」という分類については、都市規模に関わらず、多くの都市で「ライフイベント系」の分類が行われていた。今後の行政制度の情
   報構造分類においても、「ライフイベント系」のラベル表記については、規則性のようなものは見つけられなかった。ライフイベントという用語は、
   自治体内では一般化しつつあるが、利用者視点では、今後さらなる検討が必要な要素である。
 • 「妊娠・出産」のカテゴリについて今回提示したが、「その他」というカテゴリについては、各自治体独自サービスなどの存在も考慮して、最終的
   には、「その他」というカテゴリに入るコンテンツから、最適な具体的な名前を付与して、「その他」という抽象的な名称をそのまま残さないように
   することが、実際の設計上は重要である。

 ②ナビゲーション設計
 • ナビゲーション(今回は目的別と対象別を設定した)については、今後どういった種類を用意するか、さらに、どこまでを標準とし、どこまでを可
   変とするかについて、今後さらなる詳細設計をしていくべきである。
 • CMSの管理インターフェース用に担当課別や法令別のナビゲーションを持つことが想定される。また、緊急時には災害対策のナビゲーションを
   前面に押し出すことも想定される。状況に応じた多様な利用方法を実現するため、ナビゲーションについては、今後さらなる設計が必要である。

 ③コンテンツ設計
 • 全国的に見られたメニュー(報告書内では「G」と表記)、一部地域にのみ見られたメニュー(報告書内では「L」と表記)については、今後さらなる
   精査が必要。ちなみに、根拠法が無い場合でも、全国的に実施されている行政制度が存在するため、そういった制度に関するさらなる調査が
   必要である。
 • コンテンツにおいては「コンテンツ同士の相互リンク」を提示した。そのため、一方を本籍と定め、もう一方を内部リンクとしている。ただし、関連
   情報の提供を目的として相互リンクを増やしすぎると、本来必要な情報が埋もれてしまう可能性がある。優先度をつけ、コンテンツアイテムの関
   連リンク内で、記載することも実際の設計の際には検討していく必要がある。
 • コンテンツパターンに関しては、今回は「届出系」など6種類を設計したが、さらなるテンプレートも今後設計する必要が生じる可能性がある。




                                                                           44
2.4 今後のさらなる開発に向けて
 (2)今後の検討課題

 2) 情報構造の管理運用について
 • 行政制度をどこまで標準化するべきか。標準化できるところ・できないところを区別する精度を高めるため、今後の検証が必要となると考える。
 • 行政制度は日々変化・増減する。その変化を包含できる情報構造であるかどうか、ケースに応じた検証が必要となると考える。
 • 実際に様々なデバイスに応用した際の利用について実証が必要であると考える。
 • 引越した先の自治体で同じサービスを受けられるようにするためには、制度の情報構造の標準化だけではなく、制度を利用するための申請情
   報や利用者の個人情報に関する標準化も必要となる。こちらは電子カルテ「HL7」などの事例を参照しながら検証する必要があると考える。
 • 「カテゴリ」「コンテンツ」「コンテンツアイテム」「コンテンツパターン」などの名称は便宜的なものである。既存のプログラミング用語などと混同の
   ないように名称も検討が必要と思われる。

 3) システムの構築・運用面について
 • 現在CMSによるコンテンツ管理方式はディレクトリに依存しているが、更新に手間がかかり、自在な編集を行いにくいという難点がある。そのた
   め多様な情報提供を実現する管理方式としては、XMLスキーマで設計しているようなパスによる管理が望ましい。今後CMSが自由度と管理度
   を高めていくためにも、管理方式の複線化・進化が為されることを期待している。




                                                                           45
第3章 XML化スキーマ設計




                 46
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容




                          47
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(1) 設計の概観

1)設計の趣意
  「XMLスキーマ設計」では仕様書に基づき、行政制度に関する情報構造設計を、各自治体、ベンダー、Webサイト制作者がUMを用いて行
   政制度に関する情報構造を統一的な枠組みで扱えるよう、XMLスキーマの設計を行った。ここで設計したXMLスキーマがその情報提供
   フレームワークを提供する上での技術的な基礎となり、より多くの自治体、ベンダー、Webサイト作成者がより付加価値の高い行政制度
   の情報提供を行う一助となることを期待する。

2)設計の方法
  設計の際の基本コンセプトとして、情報構造設計を元に、できる限り自然にXMLでUMのデータを表現できるようXMLスキーマを設計し、
   XMLスキーマを利用するベンダーやWebサイト制作者が理解しやすい形式を心がけた。また、UMをXML文書として検証可能にすることで、
   UMとしての形式をチェックできるようにし、ベンダーやWebサイト制作者がデータの妥当性を維持しつつコンテンツを作成できること、そし
   て、提供するXMLスキーマ定義を個々の自治体に応じてカスタマイズできるよう拡張性についても留意した。これにより、今回設計した情
   報構造がより広く社会に受け入れられる基礎を提供できるものと考える。
  また、今回設計したXMLスキーマでは、各自治体同士でのUMの比較や、標準のUMと自治体独自のUMの比較を補助するための情報を
   標準で定義した。

3)設計の範囲
  今回の設計はXMLスキーマ設計においては、カテゴリ1〜5、コンテンツとしては届出系コンテンツについて設計した。
  また、XMLインスタンスのサンプルでは、情報構造設計で設計した「市民向け行政制度」、特に「妊娠・出産に関する行政制度情報」を構
   造化した「出生届」の情報構造を元にしたサンプルを作成した。※
  設計結果の詳細は、次ページ以降を参照のこと。




 ※XMLスキーマとXMLインスタンス… XMLの雛形をXMLスキーマとよび、XMLスキーマの定義にしたがって作成されたXMLデータをXMLイ
  ンスタンスと呼ぶ。




                                                                          48
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(2) データ構造検討

1) 情報構造設計のXMLスキーマ化
                                        UM文書
  データ構造検討では、情報構造設計で得られた知見を元に、XMLス
   キーマで定義するデータ構造を検討した。                   カテゴリ系コンテンツ
  XMLスキーマの構造を検討するにあたり、概念の抽象度を整理して             メタ情報
   右図のようなUM文書の構造とした。
      エリア、カテゴリ、サブカテゴリをカテゴリ系コンテンツ型として         コンテンツアイテム
       統一した。
      コンテンツを届出系コンテンツ、申請系コンテンツなどのように     届出系コンテンツ
       ○○系コンテンツの種類によりコンテンツの型を分けた。※
                                              メタ情報
      エリア、カテゴリ、サブカテゴリ、コンテンツの階層→階層をも
       たず、コンテンツへのパス(経路)を定義する形とした。             コンテンツアイテム
      ナビゲーションン→パス(経路)を複数セットにしたパスセットと
       して定義した。                               パスセット

     ※1 本XMLスキーマでは情報構造設計のスコープで定義された            パス
      届出系コンテンツとカテゴリ系コンテンツのみ型を定義した。                 コンテンツ参照




                                        凡例

                                             親要素             参照元要素

                                              子要素

                                              子要素
                                                             参照先要素


                                                      図 データ構造
                                                                     49
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容

 参考:図 パスとパスセットのイメージ

               妊娠・出産      届出・手続き      妊娠時の届出
                                                 「出生届」
                                                     概 要
              届出・証明を探す       妊娠関連
                                                     対象者
                                                     届出期日
   UM市                                                   ・
                                                         ・
   パスセット       妊娠中の方へ       必要な届出                        ・




                 市民課        妊娠・出産関連

                      ・        ・
                      ・        ・
                      ・        ・




                                               パスセットは、「UM標準パ
                                               スセット」と各「個別自治体
                                               パスセット」を設計。
                                               各自治体のパスセット内に
   ABC市                                        は、「利用者向け」と「管理
   パスセット                                       者向け」のパスセットを構
                                               築予定
                                                               50
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容

 参考:図 「エリア」関連メニューのトップページでの配置のイメージ

                                                           


                   ○○市
      「出生届」                                                           「出生届」
                     市民の方へ     事業者の方へ     観光の方へ     市政情報



                    届出証明を探す                         妊娠中の方へ



                    相談窓口を探す                         子育て中の方へ


    目的別ナビゲーション                                                   対象者別ナビゲーション
                    施設を探す      ライフイベント              高齢者の方へ



                    手当・助成を探す                        障がい者の方へ



                    イベントを探す    出産    引越   XX   XX   求職中の方へ



      「出生届」

                                XX   XX   XX   XX


                               暮らしの情報
    エリア別ナビゲーション




                                XX   XX   XX   XX



                                                                               51
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容

 参考:図 行政制度の情報構造の標準化・XML化の設計基本方針


                                    「カテゴリ」
       ① 行政サービスの分類や内容の情報構造
                                    「コンテンツ」
         をシンプルに表現できること
                                  「コンテンツアイテム」




       ② 様々なサイト利用者のサイト利用導線           「パス」
         (“パス”)を意識したサイト設計を可能と
         すること                       「パスセット」




       ③ 各行政サービスの根拠法や情報タイプ、
                                    「メタ情報」
         更新履歴など、付加情報も扱えること




                                                52
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細                              表 XMLスキーマ定義情報の項目の説明

  XMLスキーマ定義情報を次ページ以降の表で示す。
                                     項目名     概要
  各表はXMLスキーマで定義したデータ型を示している。※1
                                     タグ名     XMLのタグ名、または属性名を定義する。
  各表の項目の意味を右表に示す。                           xxx(要素)の場合の例:<xxx></xxx>
  XMLインスタンス上ではUM文書型がルートノードとして定義され           aaa(属性)の場合の例:<xxx aaa=“”></xxx>
   ている。                              日本語名    要素または属性の日本語名を定義する。
 ※厳密なXMLスキーマ定義はUM.xsdを参照のこと。                 XMLスキーマ上ではコメントとして表現される。
                                     種類      要素または属性。
                                             要素の場合は、最小回数、最大回数を指定可能。
                                             属性の場合は、Usageを指定可能。
                                     データ型    タグのデータ型を定義する。
                                             データ型には整数、文字列、日時のような単純型と
                                             Contentなどの複雑型を指定できる。
                                     Usage   必須または任意。
                                             種類:属性の場合にのみ定義できる。
                                     最小回数    要素の最小繰り返し回数を定義できる。
                                             0,1,任意のいずれかを指摘できる。
                                     最大回数    要素の最大繰り返し回数を定義できる。
                                             1,任意のいずれかを指摘できる。




                                                                               53
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細

 表 UM文書型(UmDocument型)

 No.    タグ名            日本語名        種類      データ型           Usage 最小回数 最大回数                 内容の例                     備考

 1        pathset         パスセット  要素       PathSet          -    0   任意
 2 category_content カテゴリ系コンテンツ 要素 CategoryContent          -    0   任意
 3 notification_content 届出系コンテンツ 要素 NotificationContent    -    0   任意



 表 パスセット型(PathSet型)
 No.     タグ名          日本語名         種類      データ型        Usage 最小回数 最大回数                    内容の例                     備考
  1       uuid         UUID        属性       UUID       必須      -    -       550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001
  2      name        パスセット名        要素      文字列           -     1    1                       標準
  3     org_uuid     コピー元UUID      要素      文字列           -     0    1       550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000
  4       path         パス          要素       Path         -     1   任意



 表 パス型(Path型)
 No.     タグ名          日本語名         種類      データ型           Usage 最小回数 最大回数                 内容の例                     備考
  1       uuid         UUID        属性       UUID          任意    -     -     550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001
  2     org_uuid     コピー元UUID      要素       UUID           -    0     1     550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000
  3    content_ref   コンテンツ参照       要素     ContentRef            1    任意                      -




                                                                                                                        54
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細

 表 コンテンツ参照型(ContentRef型)


 No.      タグ名         日本語名       種類     データ型    Usage 最小回数 最大回数                    内容の例                      備考
  1       uuid      コンテンツUUID    要素      UUID    -      1        1    550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001

 表 コンテンツ型(Content型)

 No.        タグ名            日本語名    種類   データ型    Usage 最小回数 最大回数                内容の例                          備考
  1          uuid           UUID   属性    UUID   必須      -    -   550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001
  2         umcd           UMコード   要素   文字列       -     0    1  01-01-01-01-02-01-00
  3         author          作成者    要素   文字列       -     1    1        株式会社アスコエパートナーズ
  4      local_gov_id   地方公共団体コード 要素     整数       -     1    1                  000000
  5    local_gov_name    地方公共団体名   要素   文字列       -     1    1                  ▲▲市
  6       created_at       作成日時    要素    日時       -     0    1         2001-12-31T12:00:00+09:00
  7       updated_at       更新日時    要素    日時       -     0    1         2001-12-31T12:00:00+09:00
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  9     governing_law       根拠法    要素   文字列       -     0    1                  戸籍法
 10    governing_law_id    根拠法ID   要素    整数       -     0    1                     2
 11        division        管轄部署    要素   文字列       -     0    1                  市民課
 12           gic          実施区分    要素   文字列       -     0    1                     5
 13     service_name     行政サービス名   要素   文字列       -     0    1                  出生届
 14          meta          メタ情報    要素    Meta     -     0   任意




                                                                                                                  55
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
 (2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細

 表 カテゴリコンテンツ型(CategoryContent型)
  No.        タグ名            日本語名    種類    データ型         Usage 最小回数 最大回数               内容の例                     備考
   1          uuid           UUID   属性      UUID       必須      -    -  550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001    ※1
   2         umcd           UMコード   要素     文字列           -     0    1          01-01-01-01-02-01-00            ※1
   3         author          作成者    要素     文字列           -     1    1       株式会社アスコエパートナーズ                     ※1
   4      local_gov_id   地方公共団体コード 要素       整数           -     1    1                 000000                   ※1
   5    local_gov_name    地方公共団体名   要素     文字列           -     1    1                 ▲▲市                      ※1
   6       created_at       作成日時    要素      日時           -     0    1        2001-12-31T12:00:00+09:00         ※1
   7       updated_at       更新日時    要素      日時           -     0    1        2001-12-31T12:00:00+09:00         ※1
   8        org_uuid       コピー元UUID 要素      UUID         -     0    1  550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001    ※1
   9     governing_law       根拠法    要素     文字列           -     0    1                 戸籍法                      ※1
  10    governing_law_id    根拠法ID   要素      整数           -     0    1                    2                     ※1
  11        division        管轄部署    要素     文字列           -     0    1                 市民課                      ※1
  12           gic          実施区分    要素     文字列           -     0    1                    5                     ※1
  13     service_name     行政サービス名   要素     文字列           -     0    1                 出生届                      ※1
  14          meta          メタ情報    要素      Meta         -     0   任意                                          ※1
  15          title           名前    要素   ContentItem     -     1    1

 ※1 カテゴリコンテンツは、カテゴリの項目を継承している。




                                                                                                                    56
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
 (2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細

 表 届出系コンテンツ型(NotificationContent型)
 No.          タグ名             日本語名    種類    データ型         Usage 最小回数 最大回数               内容の例                     備考
  1             uuid            UUID  属性      UUID       必須      -    -  550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001    ※1
  2            umcd            UMコード  要素     文字列           -     0    1          01-01-01-01-02-01-00            ※1
  3            author           作成者   要素     文字列           -     1    1       株式会社アスコエパートナーズ                     ※1
  4        local_gov_id    地方公共団体コード 要素       整数           -     1    1                 000000                   ※1
  5      local_gov_name     地方公共団体名 要素       文字列           -     1    1                 ▲▲市                      ※1
  6         created_at         作成日時   要素      日時           -     0    1        2001-12-31T12:00:00+09:00         ※1
  7         updated_at         更新日時   要素      日時           -     0    1        2001-12-31T12:00:00+09:00         ※1
  8          org_uuid        コピー元UUID 要素      UUID         -     0    1  550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001    ※1
  9       governing_law         根拠法   要素     文字列           -     0    1                 戸籍法                      ※1
 10     governing_law_id       根拠法ID  要素      整数           -     0    1                    2                     ※1
 11           division         管轄部署   要素     文字列           -     0    1                 市民課                      ※1
 12              gic           実施区分   要素     文字列           -     0    1                    5                     ※1
 13       service name      行政サービス名 要素       文字列           -     0    1                 出生届                      ※1
 14             meta           メタ情報   要素      Meta         -     0   任意                                          ※1
 15             title           制度名   要素   ContentItem     -     1    1
 16        general_info          概要   要素   ContentItem     -     1    1
 17     intended_person         対象者   要素   ContentItem     -     1    1
 18          applicant       届出できる人   要素   ContentItem     -     1    1
 19  application_procedure     届出方法   要素   ContentItem     -     0    1
 20  applicatipon_deadline     届出期日   要素   ContentItem     -     1    1
 21     necessary_items         持ち物   要素   ContentItem     -     1    1
 22              fee            手数料   要素   ContentItem     -     1    1
 23     application_form       届出書類   要素   ContentItem     -     1    1
 24          example            記入例   要素   ContentItem     -     0    1
 25           contact          届出窓口   要素   ContentItem     -     1    1
 26        related_link       関連リンク   要素   ContentItem     -     0    1
 27   consultation_service     お問合せ   要素   ContentItem     -     1    1
 28         other_info        その他項目   要素   ContentItem     -     0   任意
 ※1 届出系コンテンツは、カテゴリの項目を継承している。



                                                                                                                      57
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
 (2) データ構造検討

 2) XMLスキーマ定義詳細

 表 コンテンツアイテム型(ContentItem型)

 No.     タグ名          日本語名      種類   データ型   Usage 最小回数 最大回数                内容の例                      備考
  1        uuid         UUID    属性   UUID   必須    -     -     550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001
  2       umcd         UMコード    要素   文字列     -    0     1           01-01-01-01-02-01-00-01
  3        title       タイトル     要素   文字列     -    1     1                     概要
  4    title_short   タイトル(略称)   要素   文字列     -    1     1                     概要
  5     summary         概要      要素   文字列     -    1     1      妊娠時に行う手続き、サービスについて
  6        body         本文      要素   文字列     -    1     1          妊娠していることがわかったら
  7        note         注釈      要素   文字列     -    0     1
  8       memo          備考      要素   文字列     -    0     1          このコンテンツは今後削除する
  9    created_at     作成日時      要素    日時     -    0     1           2001-12-31T12:00:00+09:00
 10    updated_at     更新日時      要素    日時     -    0     1           2001-12-31T12:00:00+09:00
 11     org_uuid     コピー元UUID   要素   UUID    -    0     1     550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000

 表 メタ情報型(Meta型)
 No.      タグ名         日本語名      種類   データ型   Usage 最小回数 最大回数                 内容の例                     備考
  1       name         名前       属性   文字列    必須      -    -                   名前
  2       value         値       属性   文字列    必須      -    -                    1




                                                                                                          58
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(3) UMコード採番方法設計
                                                  表 コード採番方法の検討結果
1) 設計方針
 UMコード採番方法設計方針としては、以下の二つの機    形式     概要                                           番   ユ   人   シ
 能が実現できる採番方法を検討した。                                                                号   ニ   間   ス
                                                                                  生   ー   に   テ
                                                                                  成   ク   よ   ム
①異なる自治体同士の同一種別のコンテンツを比較できる                                                        の   性   る   構
 方法                                                                               容   保   可   築
②各自治体で独自に定義されているコンテンツを一意に特                                                        易   証   読   の
 定できる方法                                                                           性       性   容
                                                                                              易
2) 検討結果                                                                                       性
  検討に先立ち、一般的に使われているコード採番方法    URL    統一資源位置指定子(Uniform Resource Locator)。         △   ○   ○ ○
 を調査し評価した。結果を右表に示す。                  インターネット上のリソースを特定するための形式的な記
                                     号の並び。HTTPやFTPなど多用な用途で利用されている。
  ①は、分類を作成し運用するのが人間であること、番号          例) http://www.meti.go.jp/index.html
 を採番するのは主に標準策定者であることから、人間に
                              UUID   汎用一意識別子(Universally Unique Identifier)。      ○   ○   × ○
 よる可読性があり、標準策定者の番号生成が容易な独
                                     分散コンピューティング環境で衝突しない識別を作成する
 自1を採用した。                            ために利用されている。
                                     例) 6bffaf56-7af9-4d1a-a268-6195ca3c1de9
  ②は、各自治体のコンテンツ作成者が採番するため、
 ユニーク保障性があり、かつ番号生成が容易なUUIDを   OID    オブジェクト識別子(Object Identifier)。                △   ○   × ○
 採用した。※                              LDAP、SNMP、SSL証明書などで利用されている。
                                     例)1.3.6.1.2.1
                              URN    統一資源名前指定子(Uniform Resource Name)。            △   ○   ○ ○
※②を検討するにあたり、XMLインスタンス内でのみ利用          書籍、雑誌、XML Schemaなどで利用されている。
 が可能な、独自2形式の連番方式も併用することを検討           例) urn:publicid:-:W3C:DTD+HTML+4.01:EN
 したが、情報として冗長であるため見送ることにした。              urn:ISBN:4-8399-0454-5
                                        urn:ietf:rfc:2141
                              独自1    自治体コードや、階層別のコード値を組み合わせて独自                    ○   △   ○ △
                                     に定義する形式。
                                     例)00-00-00-00-00
                              独自2    独自の連番を利用する形式。システムの実現が容易。                     ○   △   △ ○

                                                                              ○:良 △:可 ×:不可

                                                                                                  59
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(4) リンク、外部ファイル表現方法設計

1) リンク、外部ファイルの検討
• リンク、外部ファイル表現方法設計では、外部ファイル、外部リンク、内部リンク、エイリアスをどのように扱うか検討を行った。それぞれの概
  念を下図に示す。


   UM                   UM                    UM               UM

                          コンテンツA               コンテンツA
     コンテンツA                                                     コンテンツA
        画像リンク                外部リンク                 内部リンク        エイリアス


        PDFリンク            コンテンツB
                                                                コンテンツB
                                               コンテンツB           (実体)
    PDF          画像     外部サイト
    ファイル         ファイル   http://example.com/


    図 外部ファイルの例               図 外部リンクの例             図 内部リンクの例        図 エイリアスの例


2) 検討結果
• 外部ファイルと外部リンクは、コンテンツアイテムの本文でHTMLを扱うことで対応することとした。画像ファイルであればimgタグ、PDFファイ
  ルや外部サイトへのリンクであればaタグを利用して表現することで実現した。
• 内部リンクは、UMがWebに公開されている場合は、外部リンクと同様にaタグで表現することで実現した。
  XMLのみでの内部リンクを表現する方法については今後の課題とした。
• エイリアスは、データ構造で簡単に解説したパスで表現することで代替した。
  パスでは、コンテンツの実体を持たずコンテンツ参照を利用してコンテンツを指示するため、複数のパスで同一のコンテンツを指示すること
  が可能である。したがって、XMLスキーマ上では、図のような実体とエイリアスの区別はない。




                                                                                60
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(5) 名前空間設計

1) 名前空間の検討
  名前空間設計ではUMのXMLスキーマの名前空間について検討した。                          表 XMLスキーマの名前空間の形式

  名前空間の形式としてURL形式とURN形式がある。右表上 にXMLスキーマ             形式    概要                              一意性
   の名前空間の形式を示す。
                                                     URL   統一資源位置指定子(Uniform               △(ただし、取
  名前空間は、XMLスキーマを利用する際に、スキーマを指定するために利                      Resource Locator)。              得したドメイン
   用するため、一意であることが望ましい。                                     XMLSchemaの標準などで利用               が必要)
  URL形式の場合は、ドメインを取得することにより一意性を確保できるが、ド                    されている。
   メインの運用が必要となる。また、URN形式の場合にはIANAなどの登録機                    例)
   関を利用しない限り一意性は保証できない。                                    http://www.w3.org/2001/XML
                                                           Schema
2) 検討結果
                                                     URN   統一資源名前指定子(Uniform               △(一意性を得
  今回は、XMLスキーマのドメインの運用方法が定まっておらず、検討期間も                     Resource Name)。                 るにはIANAへ
   短期であることから、IANAへの登録を行わないURN形式の名前空間を利用                    米国のXML.govの勧告でもURN              の登録が必
   する。                                                     の形式が推奨されている。                    要)
  名前空間はUniversalMenuの頭文字とDocumentとつなげたUMDocumentと         例)
   する。URN形式としては、urn:を付加し右表下 UMのXMLスキーマの名前空                 urn:SecondGenEDI:order:Japan:
   間のように表記する。                                              1


                                                               表 UMのXMLスキーマの名前空間


                                                              urn:UMDocument




                                                                                                      61
3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容
(6) 実装による検証

1)インスタンス                                             表 XMLインスタンスの作成、検証に利用したツール
  今回設計したXMLスキーマをスキーマファイルUM.xsdとして作成し
   た。                                      ツール名           バージョン   概要
  情報構造設計で作成したデータを下に、XMLスキーマの定義を基          Eclipse        3.4.0   主にJavaを主体とした統合開発環
   に、サンプルのXMLインスタンスを作成した。                                         境。後述のプラグインを導入するこ
                                                                  とで、XMLの開発環境としても利用
  サンプルのXMLインスタンスでは、パスセット1件、パス1件、カテ
                                                                  できる。
   ゴリ系コンテンツ37件、届出系コンテンツ1件をXML化した。
  作成したXMLインスタンスをXMLスキーマで検証し、データ定義が        Eclipse EMF    2.4.2   EMFはEclipse Modeling Framework
   正常であることを検証した。                                                  の略。
                                                                  JavaやXMLのモデリングのフレーム
                                                                  ワークを提供するEclipseプラグイン。
2)ツール                                                             Eclipse上でXMLエディタの機能を提
                                                                  供する。
  XMLスキーマファイル、XMLインスタンスファイルの作成には右表
   のツール(Eclipse)を利用した。                     Eclipse XSD    2.4.2   XSDはXML schema infoset modelの
                                                                  略。
  XMLファイルで利用されるUUIDは、別途無償で公開されている                                XMLスキーマ定義のバリデーション
   ツール(uuidgen)を使い生成し、手動でXMLインスタンスに設定した。                          などの機能を提供する。
  実装による検証では、XMLスキーマの作成、XMLインスタンスの作                               内部的には、Apaacheプロジェクトの
   成、XMLインスタンスの検証について、障害となるような事象なく実                               Xerces-Jライブラリを利用するため、
   施することができた。                                                     XMLスキーマへの準拠度は高い。
                                           uuidgen        -       今回はUUIDを生成する際にはLinux
                                                                  OSで提供されるuuidgenコマンドを利
                                                                  用した。

                                                                  このほかMicrosoftの提供する
                                                                  GUIDGENや、各種言語で提供され
                                                                  ているライブラリを利用して生成する
                                                                  ことも可能である。




                                                                                                   62
3.2 今後のさらなる開発に向けて




                    63
3.2 今後のさらなる開発に向けて
(1) XMLスキーマのあるべき姿
  本XMLスキーマのあり方をまとめた。

 1)情報構造設計の写像として
    情報構造設計された正確かつ柔軟に記述できること。
    XMLスキーマ利用者が本情報構造設計のXML文書として検証できること。
    情報構造や情報の変化に対応した柔軟な拡張ができること。


 2)利用方法のあり方として
    容易に配布・更新・統合が可能であることが望ましい。
    一般的なWebサイト・Webシステムや情報端末での利用が容易であることが望ましい。
    本情報構造設計のXML文書同士を比較できる標準化されたコード体系を持つことが望ましい。


 3)本XMLスキーマの与件
  上記を受けて、本XMLスキーマでは以下の4点を達成すべき条件とする。
    ①より精度の高い検証が可能であること。
    ②情報構造の変化に対応できる柔軟性を持つこと。
    ③広く利用可能な構造であること。
    ④比較可能な標準化されたコード体系を持つこと。




                                                   64
3.2 今後のさらなる開発に向けて
(2)今後の検討課題

1) XMLスキーマとして
     情報構造設計との整合性を備えながらXML文書としてどこまで標準化するべきかの検討。
     行政制度の変化に対応するXML文書の配布方法の検討。
     XML文書の更新方法の開発。
     コード体系の標準化によるXML文書間の比較などの応用を想定したスキーマ定義の推進。

2)システムの構築・運用面
    一般的なWebサイトではデータをRDBMSやKVSを利用して構築されるため、XMLをそのまま利用することが想定されていない。その
     ため、XMLから一般的なリレーショナルデータベースに変換システムや一般的なデータから本XMLスキーマに沿ったデータに変換す
     るためのシステムを提供することが望まれる。
    また、それらを利用することで、本情報構造設計によって利用者視点で構造化されてた情報がインターネット等を通じて広く普及し、
     利用者に提供されるために本情報構造化およびXMLスキーマを利用するCMSの提供が望まれる。




                                                                        65
第4章 まとめ




          66
4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット
(1)行政サービス利用者にとってのメリット

行政サービスを利用する市民・企業・自治体担当者にとっては、以下のようなメリットが想定される。




        市民にとって                  企業にとって                  自治体にとって

  自分たちが利用できる行政サービス        自治体サイトがマシンリーダブルにな        行政サービスの分類整理、情報項目
   を「漏れなく」知ることができる          ることで、企業としての行政サービス         の抜け漏れチェックが楽になる(役所
   (※“探しているメニューがない”、“届      利用機会が生まれる。                側の業務の効率化)
   出期日が分からない”等、利用者の         従来のG(行政)toC(市民)から、 G
   不便の解消)                   (行政)toB(企業)toC(市民)の実現    異動等に伴う各担当課の行政サービ
                                                      スに関する知識の補充となる
  様々な導線が整理され探しやすくな
   る                                                 自治体独自の行政サービスの明確
    (例:「妊娠・出産」、                                       化が容易となる
        「届出関連」、
        「子育て中の方へ」)

  複数の自治体間の比較が
   容易になる




                                                                          67
4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット

(2)行政サイト構築・運用者にとってのメリット

行政サイトの構築・運用の際にも、以下のようなメリットが想定される。




                XMLで定義した基本情報を導入することで、どのような
                 情報を掲載するかといった事前の調査費用および検
     導入          討にかかる内部工数が省ける。               導入がスムーズに実行でき、内部
    コスト面                                       工数が削減できる。
                CMSの機能拡張として用意する場合、別途CMSのよう
                 なツールの導入が不要となる。


                XMLで定義した基本情報が自動的に更新されることで、
                 コンテンツ(掲載情報)を更新する際の承認や制作と
                 いった内部工数が省ける。                 コンテンツ企画・運用面で
   コンテンツ                                       コスト削減ができる。
    運用面         コンテンツ企画に際して、基本情報以外の独自施策の
                 みに注力することができる。



                XMLで定義した基本情報体系を利用することで、ど
                 の情報が法令に沿っていて、どの情報が地域独自
                 のものなのかなど調査にかかる内部工数が省ける。      情報統制がしやすく、結果として内
  情報制御面                                        部工数を削減できる。
                管理者視点での情報統制がしやすいため部署異動
                 や担当者の変更などの影響が抑えられる。




                                                                 68
4.2 中長期マイルストーン(案)
 OpenUMプロジェクトの中長期マイルストーンとして、下図のような形を想定している。



2011年                     3月                              6月                          9月



           フェーズ1                         フェーズ2                          フェーズ3

  タスク例                         タスク例                            タスク例

  • XML定義(基本)                  •   XML定義(詳細)                   •   CMS実装のための設計
  • 実装サンプル(1カテゴリ)              •   本文データの編集                    •   実装サンプル(例:市民向け展開)
                               •   実装サンプル(例:ライフイベント展開)         •   クリエイティブ・コモンズの適用
                               •   クリエイティブ・コモンズの検討             •   配布の実施
                               •   配布方法の検討                     •   特設サイトの運用
                               •   特設サイト(ダウンロード・紹介Wiki)        •   サービスのサポート運用
                               •   CMSの検討                      •   CMS組込・実装の実例
                               •   翻訳対応の検討                     •   翻訳実施
                               •   サンプル評価やアンケート                •   イベントPRの活動



  概要                           概要                              概要

  従来のユニバーサルメニューを検討する               XMLおよびDB設計の詳細化を進める          CMS実装のための設計に着手し、実例
  コミュニティを構築。同時に経産省と共               必要がある。配布方法としてのクリエイ          づくりを進める。また、特設サイトの運
  同で委員会を立ち上げ、XML定義をふ               ティブ・コモンズを検討。特設サイトとし         用がはじまり、サポート業務を開設。
  まえた基本設計を実施。                      て紹介・ダウンロードサイトを公開する。         イベントPRなどの外部向けへの活動を
                                   CMSを検討し、組み込み実装について          活発化し、外国展開としての翻訳業務
                                   の具体策に着手。                    を進める。




                                                                                           69
資料編




      70
資料1 自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分




                                 71
資料1 自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分
(1)自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分
 自治体既存Webサイトの調査に際しては以下の2点を踏まえ、自治体や
                                                           特別区
法令区分の違いによる行政制度の違いに着目して調査を行った。
                                                                        政令指定都市          行政区

■自治体による行政制度区分の例 (右上図参照)                                                 中核市
  『自治体による行政制度区分』とは、地方公共団体(自治体)を規模に                        市
   よって区分したものである。規模による区分を具体的に示すと、「広域       都道府県                          特例市

   的(包括的)地方公共団体」と「基礎的地方公共団体」となる。
                                                                        一般市
   更に、「基礎的地方公共団体」を分類すると、「特別区」「市」「町」「村」
                                                           町
   の4つとなる。
  上記の内、「市」については権限の大きい順に「政令指定都市」「中核                        村
   市(政令指定都市の7割)」「特例市(中核市の2割)」「一般市」となる。
  今回は上記の4つの「市」…政令指定都市、中核市、特例市、一般市       広域的(包括的)                  基礎的
                                          地方公共団体                 地方公共団体
   を主なリサーチ対象とし、都市規模ごとに分類を行った。

■法令による行政制度区分の例 (右下図参照)                             図 地方公共団体(自治体)の区分
  『法令による区分』とは、行政制度を根拠となる法令によって区分した
   ものである。
                                         上位法                                            下位法
  地方公共団体は団体ごとに行政制度などについて地方自治法規を定
   めている。そのため、同じ名称の制度でも、地方公共団体ごとに異な                   命令                   法令
                                                                 内閣府令
   る場合がある。                                                                (狭義)
                                                                  省令                     機地
                                                           政                      の地     関方
                                                           令                      規方     が公
                                                                  規則              則公
                                          憲    条     法                        条          定共
                                          法    約     律                        例    共     め団
                                                                  庁令               団     る体
                                                                                   体     規の
                                                                                         則
                                                               議院規則

                                                           最高裁判所規則


                                               通達                                      法令(広義)
                                                                                       ※「法」とも
                                               告示        法令に
                                                         含まれない
                                               その他




                                                          図 法令による区分
                                                                                                72
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」




                                            73
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
海外における行政制度に関する情報構造の標準化の事例として、「Local
Government Service List」の調査を行った。
                                                                                      LGSL内カテゴリ項目のリサーチ
1) 調査の目的と手順
①調査の目的
                                                                                「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ
・自治体情報提供の効率化と利便性の向上を目指すにあたり、同じよう
 な目的で取り組まれている海外の事例を調査し、行政制度の分類方法
 および構造について報告する。                                                                      「出生届」相当コンテンツの選定


②調査対象
                                                                                       「出生届」コンテンツ内の調査
・英国におけるUniversal Menuと思われるLocal Government Service List
 (LGSL)とする。                                                                                 図 全体調査フロー


③調査内容
ア.LGSL内カテゴリ項目のリサーチ
イ.「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ
ウ.「出生届」相当コンテンツの選定
エ.同コンテンツ内の調査




                                                     図 「Local Government Service List」スクリーンショット
                                                                       出典:esd standard (LG Group)
                                                      URL: http://doc.esd.org.uk/LocalGovernmentServiceList/3.12.html

                                                                                                                        74
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
   2) Local Government Service List (LGSL)とは
    Local Government Improvement and Development(LGID:地方自治体整備開発機構)という組織がLocal Government Business Model
   に沿って提供している行政制度の一覧リスト。

   ●特長
    英国およびウェールズにおける、地方自治体が市民向けに提供している行政制度の一覧。Wikipediaなどのように、ユーザーが編集で
   きる(要ログイン)。自治体職員を対象としており、他自治体との制度実施状況の比較がしやすくなっている。地方自治体や民間部門のコ
   ンピュータ部門への導入実績がある。e-Government Interoperability Framework (e-GIF)の一部の基準ともなっている。

   ※LGID・・・Local Government Groupの一部。同Groupは1997年に行政関連従事者によって設立された有志団体。インターネットを使用し、
   地方自治体職員のサポートおよび職員同士のコミュニケーションの支援を行っている。現在の加盟メンバーは400人を超える自治体職員
   からなる。




                                         図 「Local Government Business Model」
                                                   出典:esd standard (LG Group)
                                               URL: http://standards.esd.org.uk/LGBM.aspx

                                                                                                          75
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
 3) Local Government Service Listの構成
 ①インデックス部分…a)                                                      ②コンテンツ部分…b)
 • コンテンツリストはText(アルファベット)順、ID番号順に並べ替え可能                            • インデックス部分で選択したコンテンツの内容が示される。
   (ID番号で見ると、全部で1577の行政制度を網羅)。                                     • Details、Scope、Mappings、References、Formats、Commentsの6つ
 • 各コンテンツ名は「カテゴリ」-「サブカテゴリ」 - 「コンテンツ(ID番号)」                           のページから構成される。
   という構成。                                                          • コンテンツのID番号、コンテンツ名、内容の説明に始まり、XMLの
   例) Schools - places - primary (13)                                フォーマット、コメントの投稿欄などを備える。
       (学校) - (場所)-(小学校)(ID番号)                                     • コンテンツの中身はログインすることによってユーザーが編集するこ
                                                                     とが可能。ただし、登録できるユーザーは「▲▲@gov.uk」など、自治
                                                                     体関連のアドレスを所持する者だけに限られる。
  <考察>
  • インデックスに表示されている行政制度の量が多く、リストが充実している印象がある。しかし、テキスト順(アルファベット順)もID番号順でも
    LGDL内では一覧の形でしか表示されないため、スクロールして見ていくには時間がかかる。
  • すべてのコンテンツが同じ形で表示されるため、比較がしやすい。




           a)インデックス部分                                                                                b)コンテンツ部分




                                              図 「Local Government Service List」
                                                    出典:esd standard (LG Group)
                                   URL: http://doc.esd.org.uk/LocalGovernmentServiceList/3.12.html
                                                                                                                             76
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
 4) Local Government Service List 調査内容
 ①「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ                                                                    LGSLをアルファベット順に並べ替え
   LGSL内の1577コンテンツをアルファベット順に並べ替えた。
   「カテゴリ」-「サブカテゴリ」 - 「コンテンツ(ID番号)」 という構成のうち、カテゴリごとに
   まとめたところ、134カテゴリにまとめることができた。                                                                カテゴリごとに対訳の付与
 ②「妊娠・出産」相当メニューの選定
   各カテゴリに対訳を付与していき、その作業の中で「妊娠・出産」に関わると思われるコ
   ンテンツをリストアップしていった。結果として、7カテゴリ、14コンテンツが「妊娠・出産」                                           「妊娠・出産」に関連するコンテンツの選定
   メニューとしてリストアップすることができた。
 ③「出生届」相当コンテンツの選定
   「妊娠・出産」メニューをリストアップしていく中て「出生届」に相当するコンテンツとし
                                                                                            「出生届」相当コンテンツの選定
   て”Birth registering”を選定した。

      表 LGSL内の「妊娠・出産」相当コンテンツ一覧 および「出生届」相当コンテンツ                                                   図 調査フロー
                カテゴリ                 サブカテゴリ                      コンテンツ名                          対訳(参考)
       Birth(出生)               certificates          corrections and re-registrations   出生証明書の訂正と再登録について
                               historical searches   -                                  出生記録(証明書)の検索(問い合わせ)について
                               registering           -                                  出生の登録について
                               stillbirths           registering                        死産の登録(報告)について
       Ceremonies(式典)          naming                -                                  命名式について
       Community centres
                               -                     -                                  コミュニティセンタ-について
       (コミュニティセンター)
       Education(教育)           early years           grant                              低年齢児童への資金的援助
                               nurseries             grants                             保育園利用者への資金的援助
                                                                                        ベビーシッターサービスに関する情報について
       Families(家族or子育て)       babysitting service   information
                                                                                        (公認児童預かりサービス提供者の一覧)
                               family centres        -                                  ファミリーセンターについて
       Health(健康)              -                     -
                                                                                        ワクチンに関する情報と助言について
                               vaccinations          information and advice
                                                                                        (予防接種に関する情報について)
       Social services(社会事業)   -                     -
                               adoptive homes        -                                  里親について
                               counseling            -                                  相談について
                               fostering             -                                  児童の一時養育について

                                                                                                                  77
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
5) Local Government Service List コンテンツ内調査

① “Details”タブ
 本コンテンツの基本的な情報を掲載するためのページ。                                 <調査結果>
   <構成>                                                    • 本コンテンツの基本的な情報を掲載するページ
• Id:本コンテンツ固有の番号                                           • 行政制度の内容から、使用されているXMLのフォーマットまでが一覧
• Name:本コンテンツ名                                               できるようになっている。
• Definition:本コンテンツの定義、概要
• In Scheme:本コンテンツが含まれるLGSL以外のリスト名                         <考察>
• History notes:編集履歴                                       • この行政制度がどういった組織や分類の中に位置しているかという記
• Same as:EU版のesd-toolkit.内の同等メニューへのリンク                      述があり、制度を体系的に理解するには適していると思われる。
   ※「est-toolkit」・・・LGIDの提供する自治体職員向けの有償サービス。               • しかし、制度の内容についての説明ではなく、技術的な用語が多く見
   フォーラムやコミュニティなどがあり、LGSL同等のリストがある。                          受けられ、一般のユーザーにはわかりにくいであろうという印象を受け
• Type:使用されているXMLフォーマットの種類                                   る。
• Resource uri:本コンテンツの所在の情報




                                     図 LGSL内“Birth registering” – “Details”タブ
                                             出典:esd standard (LG Group)
                                                                                                78
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

  ②“Scope”タブ
  <構成>                                               <考察>
   本コンテンツと一意に定義するための補足的なスペース。                        • ”Detail”タブの”Definition”と同じ内容しか掲載されていないため、
                                                       Scopeで新たな情報を得ることはできなかった。
  <調査結果>                                             • 他に類似の行政制度がない場合は、”Definition”タブと機能は兼ね
  • 「Edit」ボタンからログインすることにより、ユーザーが編集可能。ロ                 られる印象を受けた。
    グインできるのは自治体関連の登録ユーザーのみ。
  • ”Detail”タブ内の”Definition”の説明のみだとコンテンツの内容が特
    定されにくい場合、もしくは似たようなコンテンツが他に存在する場
    合に、それらと区別するための補足的な情報を掲載するためのス
    ペース。
  • 本コンテンツに限らず、ほとんどのコンテンツにおいて”Detail”タブ
    の”definition”と同じ文章をそのままコピー&ペーストしているのが
    見受けられた。




                            図 LGSL内“Birth registering” – “Scope”タブ
                                   出典:esd standard (LG Group)

                                                                                                   79
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

  ③“Mapping”タブ
  <構成>                                         <調査結果>
  本コンテンツと、LGSL以外の同等コンテンツとの相互参照。                • 本コンテンツがどのリストのどこに属するかを一覧できる。
                                                 「管轄組織ごとのリスト」「ライフイベントごとのリスト」・・・など、本コン
                                                 テンツが様々な分類の中でどこに位置しているかを示してある。

                                               <考察>
                                               • 対象となる行政制度を体系的に理解するのに適している様子。
                                               • 自治体職員が見た場合、その行政制度が他のどんな自治体で実施さ
                                                 れているか、どのような組織が運営しているのかを知るのに役立つと
                                                 思われる。
                                               • 一般ユーザーにとっては必要性の低い情報と思われる。しかし、他自
                                                 治体との比較という形で示した場合は参考資料にはなるだろう。




                     図 LGSL内“Birth registering” - “Mappings”タブ
                              出典:esd standard (LG Group)

                                                                                        80
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

 ④“Reference”タブ
                                                   <調査結果>
  本コンテンツを参照しているウェブページ、文書など外部リソース                   • 上記の構成に従って、外部へのリンクが一覧形式で掲載されている。
 へのリンク。                                            • 一覧は並べ替え可能。
                                                   • 1コンテンツにつき、平均して20~30のリンク先が掲載されている。
 <構成>
  • Web site owner:ウェブサイトの所有者へのリンク                 <考察>
  • Web page:ウェブページへのリンク                           • “Details”、”Scope”など他のページに比べて、掲載されている情報は
  • Type:『Esd public link』か否かの情報                     多い。
    ※ 「est-toolkit」へのリンクか否か                        • しかし、一覧で羅列されているだけなので、検索機能がついているか、
                                                     何らかのルールでグルーピングされていれば使いやすくなると思われ
                                                     る。




                             図 LGSL内“Birth registering” – “Reference”タブ
                                      出典:esd standard (LG Group)


                                                                                               81
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

 ⑤“Formats”タブ
                                              <調査結果>
  本コンテンツに利用されている、”Details”に掲載されている
                                              • 本コンテンツの構成を示すXMLフォーマットが示されている。
 以外のXMLフォーマット。
                                              • リンク先はW3Cのウェブサイトであり、LSGLがW3Cの推奨フォーマットに
                                                準拠していることがわかる。
 <構成>
 ・XMLの形式(Birth registering内ではRDF)が掲載され、リンク    <考察>
  をクリックするとXML文書が開けるようになっている。                  • このページでXMLフォーマットが示されている通り、LGSLそのものがW3C
                                                に準拠して作られていることがわかる。




   図 LGSL内“Birth registering” – “Formats”タブ   図 LGSL内“Birth registering” – “Formats”からリンクのXML文書
             出典:esd standard (LG Group)                      出典:esd standard (LG Group)




                                                                                                  82
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

 ⑥“Comments”タブ
                                                <調査結果>
  Wiki形式で、本コンテンツについての質問や回答をするため
                                                • LGSL内1577コンテンツのうち、コメントが書き込まれているコンテンツは
 に設けられたページ。
                                                  1つのみであった(下右図参照)。
                                                  ※この制度は廃止されました。という管理者への通知。
 <構成>
 • テキスト形式でコメントが記入できる。
 • 記入されたコメントは日付、記入者のアカウントとともに公開さ                <考察>
   れる。                                          • 調査結果からわかるように、このページはほとんど使用されていなかった。
 • コメントに対する回答などは下に追加されていく。                      • LGIDが他に提供しているサービスにフォーラムやコミュニティといった場所
                                                  があるので、コンテンツに関するやり取りはそちらで行われていると思われ
                                                  る。




    図 LGSL内“Birth registering” - “Comments”タブ             図 コメントの記入があった“Comments”タブ
                                                     LGSL内“Business - notification to council - employees”
              出典:esd standard (LG Group)
                                                                  出典:esd standard (LG Group)



                                                                                                             83
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」
  6) 調査総括
  ■LGSL内カテゴリ、コンテンツ内容およびその構造について
  ①LGSL内カテゴリ項目について
  • 掲載されている1,577コンテンツが一覧になっているので、カテゴリで探すことができない。
  • 網羅しているコンテンツの量は多い(1,577コンテンツ)が、それに対してカテゴリの数は少ない(134カテゴリ)。
  • 市民向け、企業向けなど対象者が混在している。

  ②「妊娠・出産」相当コンテンツ
  • 「妊娠・出産」関連のコンテンツが少ない(14コンテンツ)。実際にはもっとたくさんの行政制度があるのではないか。
  • 「里親について」「児童の一時養育について」など、対象者や状況が限られるピンポイントのコンテンツが多く見受けられた。
  • 「予防接種」や「健診」などの基本的な「妊娠・出産」のコンテンツが少ない。

  ③「出生届」相当コンテンツ
  • 掲載されている情報は要約とも言うべく項目別に端的に書かれている。制度を知っている人にとっては無駄のない必要最小限の情報のみ
    が掲載されていると言える。
  • 逆にその制度を知らない人にとってはこのページを見るだけでは理解は難しいと思われる。
  • 前ページの参考サイトにあった情報のほとんどがLGSL内のBirth-registeringには入っていなかった。
  • 技術的な用語、内容が多いので、制度を理解するためのページではないという印象を受けた。

  ④「出生届」コンテンツ内の構造
  • タブをわけて情報を整理しているのは今後記載量が増えても対応がしやすいと思われる。
  • しかし現在は掲載されている情報がどのコンテンツも少なく、LGSLが何に役立つかということが見えにくかった。
  • LGSL内、およびLGSL以外のリストとの相互参照や、外部ソースへのリンクが豊富で、情報をどんどん追っていくことができる。しかし、調
    べていくうちに外部サイトから戻れなくなったことが多々あった。

  ■LGSL全体を通して
  •   もともと自治体職員の情報交換の場として設けられたためか、情報が少なく、制度自体の理解をするのは難しい。
  •   掲載されているコンテンツが一般的なものというよりも特別な場合にのみ使われる制度のほうが多い印象を受けた。
  •   すべてのコンテンツが同じ形で表示されるため、比較がしやすい。
  •   自治体職員が編集するというクレジットがあるので、一般的な情報を増やし、市民向けに公開すれば、より有益であると思われる。
  •   LGSL内、およびLGSL以外のリストとの相互参照や、外部ソースへのリンクが豊富である点は、大変役に立った。
      例えば、英国、ウェールズ内の自治体の中で、どの自治体がこの制度を実施しているかということが一覧できる点は、自治体ごとの比較
      がしやすく有益であるとの印象を受けた。


                                                                         84
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

  ■参考 英国、ウェールズの”Birth registering”制度
   LGSL以外のウェブサイトをリサーチし、”Birth registering”の概要について調査した。結果として、LGSL内の“Birth registering” には下記の情
  報はほとんど含まれておらず、登録期日と概要が掲載されているのみであった。


  <登録の期日>
  • 出産後42日以内:イングランド、ウェールズ、北アイルランド
  • 出産後21日以内:スコットランド
                                                                       出産
  <登録できる場所>
  • その子どもが生まれた地域の出生登録所。
                                                         出生登録所(register office)にて出生登録を行う
    ※行くことが出来ない場合は他の地域の出生登録所でも登録可能。
  • 子どもが生まれた段階で病院が登録を済ませてくれる場合もあり。
    ※病院で登録する方が一般的である様子。
                                                              「出生届」相当コンテンツの選定
    ※その場合でも出生登録所に行って出生証明書を受け取る必要がある。

                                                            図 出産から登録までの基本的な流れ
  <登録できる人>
  • 子どもが生まれた段階で両親が結婚している場合
     → 母親、父親のどちらでも(片方だけでも)登録可能。

  • 子どもが生まれた段階で両親が結婚していない場合
     → 両親そろって出生登録所に登録に行かなくてはならない。

  ※代理人として登録可能な者:世帯主、子どもが生まれた病院、子どもの出産に立ち会った人、親権者。




                                                                                               85
資料2 海外事例調査「Local Government Service List」

  <出生登録>
  • 出生登録は義務であり、必ず登録しなければならない。
    ※登録だけならばどこの出生登録所でも可能。
    ※生まれた地域とは異なる地域の出生登録所で登録した場合、出生証明書はその場ではなく、数日後に発行される。
  • 出生登録所の開所時間は地域によって違うため調べる必要がある。
  • 登録の所要時間は30分程度。
  • 登録を行うには事前に出生登録所に予約を入れる必要がある。

  <登録完了後>
  • 登録完了後に出生証明書の簡易版が発行される。

  <出生証明書の種類>
  • 出生証明書には簡略版(short/abbreviated)と正式版(full)の二種類がある。
  簡略版
  • 出生登録後に受け取るもの。
  • ほとんどの届出や補助金等の申請に使用できる証明書。
  • 名字、名前、生年月日、性別、登録した地域、出生した地域のみ記載。
  正式版
  • 発行されずに出生登録所が保管しているもの。
  • 正式版の写しを申請できる。
  • 名字、名前、生年月日、性別、出生場所、両親の姓名、登録時の両親の住所と職業が記載されている。

  <参考サイト>
  • Directgov (http://www.direct.gov.uk/en/index.htm)
    ※UKのGeneral Register Officeが運営している登録や申請関連の情報が集まっているサイト、但し情報はイングランドとウェールズのもの
    が中心。
  • General Register Office for SCOTLAND
    ( http://www.gro-scotland.gov.uk/contacts/opentime/index.html)
    ※Diretgovのスコットランド版。
  • General Register Office information indirect
    ( http://www.nidirect.gov.uk/gro)
    ※Directgovの北アイルランド版。
  • Birth Certificate (Wikipedia内)( http://en.wikipedia.org/wiki/Birth_certificate)



                                                                                      86
資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文




                         87
資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文
(1)XMLスキーマ全文
                                                                          <element name="org_uuid" type="UM:UUIDType" maxOccurs="1" minOccurs="0">
                                                                             <annotation>
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  <simpleType name="UUIDType">                                               <annotation>
     <annotation>                                                            <documentation>パス</documentation>
     <documentation>UUIDフォーマット</documentation>                               </annotation></element>
     </annotation>                                                           </sequence>
     <restriction base="string">                                             <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="required">
  <pattern                                                                   <annotation>
  value="[a-f0-9]{8}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{12}">      <documentation>パスセットUUID</documentation>
  </pattern>                                                                 </annotation></attribute>
  </restriction>                                                             </complexType>
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  <complexType name="UMDocumentType">                                           <annotation>
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     <documentation>UMドキュメント</documentation>                                    </annotation>
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     maxOccurs="unbounded" minOccurs="0">                                             <annotation>
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        <element name="category_content" type="UM:CategoryContentType"                </annotation>
maxOccurs="unbounded" minOccurs="0">                                            </element>
     </element>                                                                    <element name="content_ref" type="UM:ContentRefType" maxOccurs="unbounded"
        <element name="notification_content"                                 minOccurs="1">
     type="UM:NotificationContentType" maxOccurs="unbounded"                              <annotation>
     minOccurs="0">                                                                       <documentation>コンテンツ参照</documentation>
     </element>                                                                           </annotation>
     </sequence>                                                                  </element>
  </complexType>                                                               </sequence>
  <complexType name="PathSetType">                                          <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="optional">
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     </annotation>                                                          </annotation></attribute>
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  <documentation>地方公共団体名</documentation>                                           </element>
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    <annotation>
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    </element>
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                                                                     ダー、接種時の注意事項が含まれる</UM:summary>
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  <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author>                                    <UM:body>生まれてきたお子さんの父または母</UM:body>
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  <UM:division>市民課</UM:division>                                           <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-04</UM:umcd>
  <UM:gic>5</UM:gic>                                                       <UM:title>届出できる人</UM:title>
  <UM:service_name>出生届</UM:service_name>                                   <UM:title_short>届出できる人</UM:title_short>
  <UM:title uuid="402c2b52-3465-49f5-a77e-035272368142">                   <UM:summary>妊娠時に行う手続き、サービスについて</UM:summary>
   <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-01</UM:umcd>                                 <UM:body><![CDATA[父または母
   <UM:title>制度名</UM:title>
   <UM:title_short>制度名</UM:title_short>                                 <父母が離婚または子どもが非嫡出子の場合>
   <UM:summary>出生届</UM:summary>                                         ・子の出生前に父母が離婚をした場合には、母が届出をしてください。
   <UM:body></UM:body>                                                  ・非嫡出子の場合、認知している場合であっても父が届出することはできません。
   <UM:note>しゅっしょうとどけ</UM:note>
   <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>                                               <父母が届出をすることができない場合>
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>             以下の順で届出できる者が届出をしてください。
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>             1.同居者
  </UM:title>                                                           2.出産に立ち会った医師、助産師またはその他の者
  <UM:general_info uuid="d2920605-2a5c-4a9f-b851-aeba0d968980">         3.上記の者が届出をすることができない場合には、その者以外の法定代理人
   <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-02</UM:umcd>                              ※病院、刑事施設、その他の公設所で出生があった場合で父母が共に届出をすることができないとき
   <UM:title>概要</UM:title>                                              は、公設所の長または管理人が届出をすることができます。
   <UM:title_short>概要</UM:title_short>
   <UM:summary>出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載す                   <代理の方が届出書を持参する場合>
るための手続きです。戸籍に記載されることで、生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明され                           代理の方が届出書を持参する場合でも、届出人欄は原則として父母の方が記入してくださ
ます。</UM:summary>                                                        い。]]></UM:body>
   <UM:body>出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載するた                      <UM:note>役所に届出にいける人(代理人も含む場合はその旨を記載)</UM:note>
めの手続きです。戸籍に記載されることで、生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明されます。                            <UM:memo>UM:memo</UM:memo>
</UM:body>                                                                <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
   <UM:note>▲▲▲</UM:note>                                                 <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
   <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>                                                </UM:applicant>
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>              <UM:application_procedure uuid="051cf042-5c99-406e-9c8b-4d8dd022c8fc">
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>               <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-05</UM:umcd>
  </UM:general_info>                                                      <UM:title>届出方法</UM:title>
                                                                          <UM:title_short>届出方法</UM:title_short>
                                                                          <UM:summary>お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のうえ、
                                                                        ▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。</UM:summary>
                                                                          <UM:body><![CDATA[お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のう
                                                                        え、▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。]]></UM:body>
                                                                          <UM:note>▲▲▲</UM:note>
                                                                          <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
                                                                          <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
                                                                          <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
                                                                         </UM:application_procedure>
                                                                                                                                            100
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                                                                          <UM:fee uuid="5dc29cae-67a4-4a8e-8c8e-f45ab4f93707">
(2) XMLインスタンスのサンプル(全文)                                                      <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-08</UM:umcd>
                                                                            <UM:title>手数料</UM:title>
 <UM:application_deadline uuid="36d79c7e-e56b-447b-ae72-b294a4f3be18">      <UM:title_short>手数料</UM:title_short>
   <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-06</UM:umcd>                                  <UM:summary>手数料</UM:summary>
   <UM:title>届出期日</UM:title>                                                <UM:body>無料</UM:body>
   <UM:title_short>届出期日</UM:title_short>                                    <UM:note>▲▲▲</UM:note>
   <UM:summary>UM:summary</UM:summary>                                      <UM:memo>無料の場合も無料と書く</UM:memo>
   <UM:body><![CDATA[出生の日から起算して14日以内                                        <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
(国外で出生した場合は出生の日から起算して3か月以内)                                                 <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
※役所/役場の休日(土日、祝日、年末年始)が14日目に当たる場合は、その日以後の最初の開庁日                             </UM:fee>
が届出の期限となります。                                                               <UM:application_form uuid="481ad31b-fb2e-4f15-a349-d172044bbc7e">
※提出期限の14日を過ぎてしまったときは、速やかに出生届を提出してください。この際、「戸籍届出                             <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-09</UM:umcd>
期間経過報告書」(用紙は窓口にあります。)を併せて提出してください。]]></UM:body>                             <UM:title>届出書類</UM:title>
   <UM:note>届出るタイミングが複数パターンある場合はその旨もここに記載:例)転入した場合                          <UM:title_short>届出書類</UM:title_short>
</UM:note>                                                                  <UM:summary>届出書類</UM:summary>
   <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>                                                   <UM:body><![CDATA[ご入用のフォーマットを下記からダウンロードしてください。
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>              1.出生届/出生証明書(<a href=".">Word</a>) (<a href=".">PDF</a>) (電子申請)
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>              2.戸籍届出期間経過報告書(<a href=".">Word</a>) (<a href=".">PDF</a>) (電子申請)
  </UM:application_deadline>
  <UM:necessary_items uuid="9a4929cf-589b-4e6f-a2f7-7028ce8b8272">       <名前に使える文字に決まりはあるの?>
   <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-07</UM:umcd>                               命名に使える文字は、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナ、命名に使えるとされている符号「ー
   <UM:title>持ち物</UM:title>                                              (長音)」「ヽ」「ゞ」(同音繰り返し)「々」(同字繰り返し)などです。使用できるかどうか分からない漢字が
   <UM:title_short>持ち物</UM:title_short>                                  あるときは、あらかじめお問合わせください。
   <UM:summary>妊娠時に行う手続き、サービスについて</UM:summary>                           (名前に使える漢字【URL:<a
   <UM:body><![CDATA[1.出生届                                               href="http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html">http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html</a>】)]]
2.出生証明書                                                                  ></UM:body>
3.届出人の印鑑                                                                     <UM:note>届出書類様式へのリンクを推奨する。特に以下の三種類へのリンクを推奨する。(1)パ
4.母子健康手帳                                                                 ソコンなどから入力して届出できるもの(Wordなど)、(2)印刷して直接記入して届出できるもの(pdfな
※出生証明書は医師に記載してもらうものです                                                    ど)、(3)フォーム上で入力することで届出できるもの(電子申請など)</UM:note>
※出生届と出生証明書は一葉の書面に合わせて印刷されています                                                <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
※届出書/証明書は病院にも置いてあります                                                         <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
(下記は自治体による)                                                                  <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
5.国民健康保険証(加入者のみ)                                                           </UM:application_form>
6.届出人の本人確認書類]]></UM:body>                                                  <UM:example uuid="5bcc8a74-6789-472c-b990-69a1828c9555">
   <UM:note>▲▲▲</UM:note>                                                    <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-10</UM:umcd>
   <UM:memo>このコンテンツは今後削除する</UM:memo>                                         <UM:title>記入例</UM:title>
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>                  <UM:title_short>記入例</UM:title_short>
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>                  <UM:summary>UM:summary</UM:summary>
  </UM:necessary_items>                                                      <UM:body><![CDATA[ご都合に合わせ、下記から出生届/出生証明書をダウンロードしてください
                                                                         (1枚に印刷されています)。
                                                                         1.出生届/出生証明書(<a href=".">Word</a>)
                                                                         2.出生届/出生証明書(<a href=".">PDF</a>)

                                                                         【<img src="." alt="記入例">】]]></UM:body>
                                                                            <UM:note>記入例と申請書類が同じ場合は画像へのリンクを張っておくことを推奨する
                                                                         </UM:note>
                                                                            <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
                                                                            <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
                                                                            <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
                                                                           </UM:example>
                                                                                                                                                                   101
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                                                                   <UM:consultation_service uuid="f34bca8a-6f01-4fdf-ab8c-59dd748ab63d">
(2) XMLインスタンスのサンプル(全文)                                               <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-13</UM:umcd>
                                                                     <UM:title>お問合せ</UM:title>
<UM:contact uuid="dee50569-5a27-43ce-adf9-38df7c11ac4b">             <UM:title_short>お問合せ</UM:title_short>
  <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-11</UM:umcd>                            <UM:summary>お問合せ</UM:summary>
  <UM:title>届出窓口</UM:title>                                          <UM:body><![CDATA[【担当部署名】【<a mailto=".">メール受付リンク</a>】
  <UM:title_short>届出窓口</UM:title_short>                           【住所】【<a href=".">地図へのリンク</a>】
  <UM:summary>届出窓口</UM:summary>                                   【電話番号】【FAX】
  <UM:body><![CDATA[出生地、本籍地または届出人の所在地の市区町村                        【受付日時 月曜日~金曜日 ●●:●●~●●:●●】]]></UM:body>
※▲▲市の場合は▲▲課で受け付けています。                                                <UM:note>▲▲▲</UM:note>
※届出人の所在地は一時滞在地を含みます。                                                 <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
                                                                     <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
<▲▲市以外で届出をした場合>                                                      <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
出生届を受理した市町村は出生した子どもの住所地の市町村に通知します。そのため▲▲市以外の                        </UM:consultation_service>
市町村に出生届を提出した場合、その後新たに▲▲市での住民登録手続きをする必要はありません。                      </UM:notification_content>
                                                                  </UM:UmDocument>
<記載内容に不備があった場合>
届出の記載内容に不備があって受理できない場合には、届出書を返却しますので修正して再度提出
してください。]]></UM:body>
   <UM:note>お問合せ先と同じ場合は記入内容を最小限に。ケースにより届出が必要な場合は
</UM:note>
   <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
  </UM:contact>
  <UM:related_link uuid="65e6fc27-8fb3-4b39-80d8-b60a7413b687">
   <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-12</UM:umcd>
   <UM:title>関連リンク</UM:title>
   <UM:title_short>関連リンク</UM:title_short>
   <UM:summary>関連リンク</UM:summary>
   <UM:body><![CDATA[・<a href=".">国民健康保険への加入</a>
・<a href=".">出産育児一時金</a>]]></UM:body>
   <UM:note>▲▲▲</UM:note>
   <UM:memo>▲▲▲</UM:memo>
   <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at>
   <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at>
  </UM:related_link>




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資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について




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資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について

会議実施の実績
 会     日時                   場所                           主な議題

 第1回   2011 年 1 月 14 日(金)   Loftwork Seminar Room (8階)   各社自己紹介
       18:00~21:00                                       UMに関する説明(アスコエ安井)
                                                         会の趣旨、会議の進め方に関する討議・決定

 第2回   2011年2月4日(金)         loftwork Ground (1階)         アドバイザー紹介(時事通信社、ぎょうせい、三菱総合研究所)
       17:00~19:00                                       サイトIAの考え方・基本アプローチ プレゼンテーション(ネットイヤーグループ坂
                                                         本)
                                                         行政制度に必要なあるべき情報構造の概要説明…UMに関する現状報告「エリ
                                                         アについて」(アスコエ矢原・齋藤)

 第3回   2011年2月18日(金)        Loftwork Seminar Room (8階)   法令XMLについてのご説明(ぎょうせい渡辺)
       18:00~20:00                                       行政制度管理に必要なあるべき情報構造の概要説明 第2回(アスコエ)
                                                         連絡事項 facebook等について

 第4回   2011年3月4日(金)         トランスコスモス本社 13階会議室            海外事例報告「英国 Local Government Service List について」(アスコエ海老
       18:00~20:00                                       沢)
                                                         行政XMLの基本設計方針(1)
                                                         OpenUMの領域設定(1)

 第5回   2011年3月25日(金)        ミツエーリンクス本社 セミナールーム           標準化XMLの考え方とメリットについて
       18:00~20:00                                       災害時の行政機関などの情報発信と標準化XMLが果たす役割について

 第6回   2011年4月8日(金)         メンバーズ本社 大会議室                 XML設計のラベル(文言)について
       18:10~20:30                                       第一次検討部会の成果公開について
                                                         クリエイティブコモンズ対応
                                                         第一次検討部会謝礼について
                                                         第二次検討部会について
                                                         OpenUMの公開・運用方法

                                                                                      ※議事録については別添資料を参照




                                                                                                                 104
資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について

OpenUMプロジェクト 発起人・参加社(五十音順、敬称略)
 社名               氏名      部署・役職

 株式会社IMJモバイル      戸田 隆慶   Direction本部 第1UNIT モバイルユーザビリティ研究所 ディレクター

 株式会社アークウェブ       中野 宗    代表取締役社長

 NPO団体アスコエ        安井 秀行   代表
 株式会社ウェブ・ワークス     井手 浩子   HR部 部長

                  矢野 善敏   R&D部

 株式会社オプト          八田 浩    メディア本部 本部長

 トランスコスモス株式会社     谷澤 知則   サービス統括 デジタルマーケティングサービス本部 Webインテグレーションサービス部 シニアビジネス
                          アーキテクト

 ネットイヤーグループ株式会社   坂本 貴史   SIPS事業部 プランニンググループ UXデザイナー

 株式会社フラッツ         久末 隆裕   代表取締役

 株式会社ミツエーリンクス     木達 一仁   R&D本部 取締役本部長

 株式会社メンバーズ        神保 直樹   アカウントサービス第5事業部 第1グループ ウェブプランナー
 株式会社ロフトワーク       滝澤 耕平   シニアディレクター

                  前田 雅子   シニアディレクター


アドバイザー(五十音順、敬称略)
 社名               氏名      部署・役職

 株式会社ぎょうせい        渡辺 裕庸   出版事業本部 出版企画部 出版企画課 副参事

 時事通信社            上﨑 正則   社長室総務 解説委員
 株式会社三菱総合研究所      村上 文洋   地域経営研究本部 情報・データ戦略コンサルティンググループ 主席研究員

                  前田 由美   公共ソリューション本部 兼 地域経営研究本部 主席研究員


                                                                               105
資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について

OpenUMプロジェクト 事務局
 役職                氏名           所属

 事務局長              安井 秀行        NPO団体アスコエ

 副事務局長             坂本 貴史        ネットイヤーグループ株式会社

                   滝澤 耕平        株式会社ロフトワーク

 事務局員              矢原 祥史朗       NPO団体アスコエ

                   海老沢 幸代       NPO団体アスコエ

                   齋藤 好美        NPO団体アスコエ

                   榎本 里絵子       NPO団体アスコエ




                        本プロジェクトに関するお問合せ先
                        OpenUMプロジェクト 事務局
                        担当 矢原、海老沢(NPO団体アスコエ内)
                        TEL)03-5148-8846
                        メール) openum@asukoe.org




                                                 106

OpenUMプロジェクト第一次検討部会報告書

  • 1.
    OpenUMプロジェクト 第一次検討部会 報告書 平成23年4月 OpenUMプロジェクト
  • 2.
    目 次 第1章 はじめに 1.1 プロジェクト開始にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 1.2 プロジェクト概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 第2章 行政制度に関する情報構造設計 2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要 (1) 設計の概観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (1) 調査方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 (2) 調査内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 (4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 ・・・・・・・・・・・ 21 (5) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関する調査 ・・・ 25 (6) 調査結果総括 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 2.3 情報構造設計の詳細 (1) 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 (2) カテゴリ設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 (3) コンテンツ設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 (4) コンテンツアイテム設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 (5) 行政制度情報 表現サンプル「出生届」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 2.4 今後のさらなる開発に向けて (1) 行政制度の情報構造のあるべき姿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 (2) 今後の検討課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 1
  • 3.
    目 次 第3章 XML化スキーマ設計 3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (1) 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 (2) データ構造検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 (3) UMコード採番方法設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 (4) リンク、外部ファイル表現方法設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 (5) 名前空間設計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 (6) 実装による検証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 3.2 今後のさらなる開発に向けて (1) XMLスキーマのあるべき姿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 (2) 今後の検討課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 第4章 まとめ 4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット ・・・・・・・・・・・・・・・ 67 4.2 中長期マイルストーン(案) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69 資料編 資料1 自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分 ・・・・・・・・ 71 資料2 海外事例調査報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73 資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87 資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 103 2
  • 4.
  • 5.
    1.1 OpenUMプロジェクト開始にあたって Web関連会社11社は、2011年1月14日、市区町村などの自治体による、子育てや介護など、身近な行政サービスのメニュー情報を、誰でも簡単 に検索・活用できる標準化・オープン化の仕組みを共同で開発するためのプロジェクト「OpenUMプロジェクト」を立ち上げました。 これを機に、様々な人が様々な場面で、それぞれの目的に応じて、それぞれに合った手段で行政サービス情報を獲得できる、オープンな情報環 境の実現を目指しました。 OpenUMプロジェクトは、当面、行政制度に関する情報構造の設計とXML化要件設計の2点を中心として活動する予定です。 行政制度に関する情報構造の設計に関しては、NPO団体アスコエにより開発された「ユニバーサルメニュー」(以下UM)を設計の際の基本コンセ プトとして利用しました。自治体Webサイトの標準的メニュー体系として開発を進めているUMを利用することで、ユーザーである市民にとってわかり やすさ・使い勝手を重視したサービスの実現を目指しています。 XML化要件設計では、Webサイト制作会社や自治体のサイトご担当者の方々が、昨今のクラウド化の流れを踏まえ、上記で設計した行政制度 に関する情報構造を、より効率的にサイト上に実装できるテンプレートの開発を目指しています。 OpenUMプロジェクトは、2011年1月から3月を第1次検討会として基本設計方針と詳細仕様の確認などを行ないました。OpenUMプロジェクトの会 議や議論の過程は定期的に、Webサイトに公開されています(公開サイト:http://www.opencu.com/group/openumproject)。また、この報告および関 連する成果についても特設Webサイトなどの形で公開する予定です(公開サイト:未定)。公開コンテンツへのコメントをもって、プロジェクト外の様々 な方が議論に参加できる場を実現したいと考えています。 本年4月以降は、第2次検討会として第1次検討会での成果を、より普及させていく取り組みを検討する見込みです。 なお、この報告書では、経済産業省の委託調査「平成22年度電子経済産業省推進費(利用者視点での公的情報提供技術)」の成果を一部活用 させて頂いています。 4
  • 6.
    1.2 プロジェクトの概要 ①名称 「OpenUMプロジェクト」(Open Universal Menuプロジェクト) ②期間 2011年1月~3月:第1次検討会、 2011年4月(予定)~:第2次検討会 ③活動趣旨  市民にとって身近な行政サービスを、インターネットを使ってより普及させること。  特に昨今のクラウド化の流れを踏まえ、行政サービスに関するWebサイトのコンテンツをより効率的に制作できるテンプレートを開発すること。  行政サービスの社会的意義を十分認識し、成果については誰もが広くアクセス可能な仕組みにすること。 ④第1次検討会メンバー(共同発起人)(※五十音順)  株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:廣田 武仁、証券コード4305)  株式会社アークウェブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中野 宗)  NPO団体アスコエ(本社:東京都中央区、代表:安井 秀行)  株式会社ウェブ・ワークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上 博文)  株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鉢嶺 登、証券コード2389)  トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:奥田 昌孝、証券コード:9715)  ネットイヤーグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:石黒不二代、証券コード3622)  株式会社フラッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:久末 隆裕)  株式会社ミツエーリンクス(本社:東京都新宿区、代表取締役:高橋 仁)  株式会社メンバーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:剣持 忠、証券コード:2130)  株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諏訪 光洋) 5
  • 7.
    1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について (1) ユニバーサルメニューとは ユニバーサルメニュー(以下UM)とは、NPO団体アスコエが開発した行政 自治体向け共通メニュー体系 特に自治体など行政機関サイトに関して、根拠法などをベースにした サービス向け標準メニュー体系である。 自治体間の行政制度の共通性に着目した共通メニュー体系 子育てや教育、就職、住まいなどに関する様々な行政サービスを、市民に とってわかりやすく提供し、また自治体にとってはサイト構築の効率化を実現 する。 使いやすいサイト設計手法 デザイン面・コーディング面での標準化の「ユニバーサルデザイン」に対し デザインだけではなく、利用者がより身近に感じるメニューの文言、 順番、分類等サイトの内容面に関する、誰もが利用できる て、内容面・メニュー面での標準化である「ユニバーサルメニュー」を主婦、シ 使いやすいサイト設計の手法 ニアなど市民の手で実現しようという取組みである。 参考: http://www.asukoe.org/ 市民参画の共同プラットフォーム 一部の専門家だけではなく、主婦、学生、シニア、障害者など そのサイトを実際に利用する様々な利用者の “ユニバーサルな参加” UMには3つの特徴がある。(右図参照) を可能とする協働プラットフォーム 1. 自治体向け共通メニュー体系 図 「ユニバーサルメニュー」の3つの特徴 2. 使いやすいサイト設計手法 3. 市民参画の共同プラットフォーム UMを導入することで、以下のメリットを期待できる。 利用者・市民にとって  探しやすい、理解しやすいサイトが利用可能  欲しい情報が必ず見つかる網羅性のあるサイトが利用可能  複数自治体サイトの比較が容易になる  “マシンリーダブル“:企業にとっての利用価値が高まる 自治体にとって  探しやすい、理解しやすいサイト構築の効率的な実現  サイト構築・運用の効率化(コスト削減)  自治体独自サービスの明確化  Webサイトだけではなく、市民向けサービスに関する市役所内の共有 DBとなる 6
  • 8.
    1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について (2) 既存自治体Webサイトの課題 メニューの設計にあたっては、主婦による既存自治体Webサイトの調 査を行った。調査では「出産手続き」「母子健康手帳交付」「乳幼児医療 表 主婦調査評価項目 費助成」「児童手当」「子育て主婦かゆとこ指数」について、評価を行っ た。 トップページに【出産】【妊娠】【赤ちゃん】【育児】な 1 出産手続き どのようにわかりやすいコピーもしくは【イラスト】 その結果、以下のような課題が判明した。 でわかりやすいメニューがあるか? 利用者のやりたいメニューを探せない 母子手帳交付及び妊娠届けは、いつ申請すれば 母子健康手 2 いいのか? 何を持っていけばいいの?どこに行  TOPにそもそもメニューがない 帳交付 けばいい?  言葉が分からない  画面位置がわかりにくい 乳幼児医療費助成Iについて、いつ申請すればい  アイコンの活用などの工夫がない 乳幼児医療 いのか?所得制限限度額がある?どこに行けば 3 費助成 いい?入院や通院の時、市からの補助は何歳ま メニューからたどり着いてもわからない で? どんな補助があるの?  そもそもその情報がない 児童手当は、いつ申請すればいいのか?所得制  情報の過不足が激しい 4 児童手当 限限度額がある? 何を持っていけばいいの?ど  読ませる努力のない「一次情報」のみ こに行けばいい?  ネットになっていない(リンクの活用など) 子育て主婦 かゆとこ指数(全体的に子育てして 子育て主婦 いる主婦の、かゆいところに手が届く、便利な内 この調査を踏まえ、以下の3つの視点から情報構造設計を行った。 5 かゆとこ指数 容、表現、工夫があるかどうかの、主婦(すなわち  メニューを探せる(利用者(市民)視線からの分類がなされている、 私)にとっての総合的な印象) 理解を促すインターフェースがある)  情報の網羅性(サービスがもれなく掲載されている)  情報の有用性(サービスの理解・利用に十分な情報が揃っている) ※次ページ表参照 7
  • 9.
    1.3 ユニバーサルメニュー(UM)について (3) ユニバーサルメニューの情報構造 調査の結果を踏まえて、下表のような分類・構造化を行った。OpenUMプロジェクトではこの構造について検討を行った。 表 ユニバーサルメニュー(UM)の情報構造 概要図 エリア カテゴリ サブカテゴリ コンテンツ 共 親 コンテンツアイテム 限 子 タイプ: 市民向け 01 妊娠・出産 01 届出・手続き 01 妊娠した方へ 01 母子健康手帳 G P 届出系 02 子育て 02 妊娠届 G P 01 概要 ☆ 03 教育 03 マタニティマーク G P 02 対象者 ☆ 04 結婚・離婚 02 出産した方へ 01 出生届 G P 03 届出できる人 ☆ 05 引越し・住まい 03 その他 01 認知届 G P 04 届出方法 06 就職・退職 02 検査 01 お母さんの健康診査 01 妊婦健康診査 G P 05 届出期日 ☆ 07 高齢・介護 02 赤ちゃんの健康診査 01 乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など) G P 06 持ち物 ☆ 08 ご不幸 02 先天性代謝異常検査 G P 07 手数料 ☆ 09 届出・証明 03 3か月児健診 G P 08 記入例 10 税金 04 10か月児健診 G P 09 届出窓口 ☆ 11 国保 05 1歳6か月児健診 G P 10 関連リンク 12 年金 06 3歳児健診 G P 11 お問合せ ☆ 13 水道・ガス・電気 03 乳幼児期の予防接種 01 予防接種 G P 14 交通 02 予防接種の種類 G P 15 駐輪・駐車 03 日本脳炎第1期予防接種特例措置制度のお知らせ G P タイプ: 16 都市計画 04 BCG・MR1期を受けそびれた場合(任意予防接種) G P 申請系①金銭的支援 17 ごみ・環境保全 03 金銭的支援 00 NULL 01 特定不妊治療費助成 G P 01 概要 ☆ 18 食品・衛生 02 助産制度 G P 02 内容 19 ペット 03 出産費貸付制度 G P 03 支給内容 20 障がい者支援 04 未熟児養育費助成 G P 04 対象者 ☆ 21 福祉 05 乳幼児医療費 G P 05 申請できる人 ☆ 22 消費生活 05 サポート・施設 01 各種教室・講習会 01 各種教室・講習会一覧 G P 06 申請方法 23 保健・医療 02 訪問支援 01 妊産婦訪問 G P 07 申請期日 ☆ 24 文化・スポーツ・生涯学習 02 新生児訪問 G P 08 持ち物 ☆ 25 市民活動・コミュニティ 03 乳幼児訪問 G P 09 申請窓口 ☆ 26 防災 03 施設 01 各種施設 G P 10 関連リンク 27 防犯 02 保健福祉センター G P 11 お問合せ ☆ 28 救急・消防 04 コミュニティ・団体 01 各種コミュニティ・団体 G P 事業者向け 03 ファミリー・サポート・センター G P 観光情報 04 地域子育て交流支援事業 G P 市政情報 07 相談・問合せ 01 窓口一覧 G P 08 その他 01 その他参考資料など G P ※2011年2月時点 8
  • 10.
  • 11.
  • 12.
    2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要 (1) 設計の概観 1)設計の趣意  「行政制度に関する情報構造設計」では、各行政機関が自組織の持つ「行政制度に関する情報」を住民に分りやすく伝える助けとなるよ うに情報構造の設計を行なった。ここで設計した情報構造がその情報提供フレームワークとなり、これにより情報提供のあり方が、国、 都道府県・市町村・企業といった提供者視点のものから、住民視点・マーケティング視点によるものへと変わり、国民に身近な情報がイ ンターネットなどを通じて広く普及する一助となることを期待する。 2)設計の方法  設計の際の基本コンセプトとして、NPO団体アスコエにより開発された「ユニバーサルメニュー」(以下UM)を利用した。自治体Webサイト の標準的メニュー体系として開発が進められているUMを情報構造設計の基礎とすることで、各自治体が提供する情報の詳細度や範囲 にまとまりを持たせ、引いては利用者である市民にとってのわかりやすさや、多様な情報連携による使い勝手を重視したサービスの実 現を目指せるものと考える。  設計にあたっては国内の既存の枠組みや国際的な枠組みについて文献調査を行ない、さらにUMを検証する形で自治体の既存Webサ イトの調査を行なった。その上で、住民の目的による多様な情報連携を実現すること、そのために各自治体が提供する情報の詳細度や 範囲を揃えることを念頭に置き、行政制度の分類体系、制度体系、制度表現項目・制度の類型、管理のための番号体系、経路定義、複 数の制度で利用される情報の本籍定義等の設計を行った。(設計プロセスについては、 次ページの図1を参照のこととする。)  また、電子行政等の有識者3名にヒアリングを行った。また、委員会を開催して設計について議論し、委員会の方針に従い、情報構造設 計を行った。 3)設計の範囲  今回は「市民向け行政制度」、特に「妊娠・出産に関する行政制度情報」を構造化し、「出生届」の情報構造のサンプルを設計した。  設計結果の全体像については、「2-4.情報構造設計の詳細」を参照。 【参考】 ユニバーサルメニュー(UM)について  UMとは、NPO団体アスコエが開発した行政制度向け標準メニュー体系である。子育てや教育、就職、住まいなどに関する様々な行政制 度を、市民にとってわかりやすく提供し、また自治体にとってはWebサイト構築の効率化を実現するものとされている。  UMの詳細はNPO団体アスコエのWebサイトを参照。 http://www.asukoe.org/ 11
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    2.1 行政制度に関する情報構造設計の概要 (1) 設計の概観 ステップ ステップの概要 補 足  自治体の既存サイトメニューをUMに基づいて収  既存サイトからの移行も考慮し、既存のメニューを STEP1 参考に設計を行った。 集・比較し、行政制度の情報構造を分析する 自治体既存Webサイト 調査  行政制度情報の検索性を高める情報分類体系の  カテゴリ1 分類の例: 「市民向け」 「事業者向け」 STEP2 定義 「観光客向け」… 『カテゴリ』設計 (行政制度のカテゴリ設計、各カテゴリの定義)  カテゴリ3 分類の例: 「妊娠・出産」 「子育て」 「教 育」…  上記カテゴリを構成する個々の行政制度構成の  例:「妊娠届」「母子健康手帳」「出産届」… STEP3 設計 『コンテンツ』設計 (記載すべき行政制度の選定)  コンテンツ内容を定義する詳細データ項目の設計  例:「届出系」: 「概要、対象者、届出できる人、届 STEP4 (制度の類型、制度表現項目) 出方法、届出期日、…」 『コンテンツアイテム』設計  情報管理に用いる番号体系、経路定義、複数の  制度体系の利用しやすさ、分かりやすさ実現のた STEP5 制度で利用される情報の本籍定義等、詳細情報 めに重要なメニューの並びや文言の最終調整を の設計 行った。 詳細設計 図 行政制度に関する情報構造の設計プロセス 12
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (1) 調査方法 1)調査手順  行政制度の情報構造設計を行うにあたり、既存の自治体における情報構造がどのようになっているか、調査を実施した。  調査の実施に当たっては、アスコエのUMを基礎とし、これを検証する形で分析を行った。  また、従来のアスコエのサイト調査基準に基づき今回の調査においては、3分間探して目的のコンテンツが発見できない場合は、そのコ ンテンツはないものと判断した。  調査期間については2011年2月7日から2月25日の間で行った。 2) 調査対象  調査対象とした自治体は基礎的地方公共団体(参照:資料編(1)自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分)の内、規 模による分類を行った上で、人口の多い順に選定した。  対象とした自治体の規模による分類を行い、下記の通り3つの対象グループに分けて調査を実施した。 表 自治体規模による対象グループの構成 【対象1】 【対象2】 【対象3】 政令指定都市 10都市 19都市 19都市 中核市 5都市 40都市 40都市 特例市 5都市 20都市 41都市 一般市 10都市 10都市 50都市 一般市 (五万人未満:「町」含む) 0都市 10都市 10都市 全 体 30都市 99都市 160都市 ※ 人口の少ない都市の事例も検証するため、五万人未満の都市についても人口の多い順に選定し、調査を実施した。 ※ 「特別区」については東京23区のみであり、「市」とは異なる特有の事務体制であるため、今回の調査対象から除外した。  対象1とは、提案書に記載されている30都市である。  対象2とは、対象1に加えて、政令指定都市・中核市の全てと、特例市(全41都市)の中から人口の多い順に20都市まで、一般市の内で 五万人未満の都市(「町」含む)を人口の多い順に10都市の、計99都市である。  対象3とは、対象2に加えて、特例市の全てと一般市を人口の多い順に50都市までの160都市である。 14
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (1) 調査方法 3)ユニバーサルメニューの基本構成  以下は2011年2月時点、調査を行う前の構成である。 『エリア』とは、行政制度を大分類し Ⅰ. エリア たものである。  情報構造設計の基本コンセプトとしたユニバーサルメニュー(以下 UM)は設計に当たり、政令指定都市を中心に自治体の現状サイト を調査したその成果を元に階層構造と階層の内容を策定されてい る。  具体的には以下のように設計されている。まず行政制度情報を 「コンテンツ」とする。次にこれを分類する層を「エリア」「カテゴリ」と 『カテゴリ』とは、エリアをコンテンツ する(右図参照)。「エリア」「カテゴリ」「コンテンツ」は組み合わさっ Ⅱ. カテゴリ に従い分類したものである。 て階層構造を形成する(次ページ表参照)。そして行政制度情報を 構成する項目を「コンテンツアイテム」とする。コンテンツは、コンテ ンツアイテムの集合で表現される。これにより、制度情報の発見性 と網羅性を高める配慮をしている。  行政制度情報は6つの「コンテンツタイプ」に類型化される。類型化 されたコンテンツは、それぞれ特定のコンテンツアイテムの集合で 『コンテンツ』とは、行政制度情報で 表現される。こうした類型化により、掲載されるべき情報の内容の Ⅲ. コンテンツ ある。 網羅性を高める配慮をしている。 『コンテンツアイテム』とは行政制度 Ⅳ. コンテンツ 情報を構成する個々の項目である。 アイテム コンテンツアイテムの構成には6種 類の類型がある(コンテンツタイプ)。 図 「ユニバーサルメニュー」の構成要素 15
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (1) 調査方法 4)ユニバーサルメニューの基本構成 表 ユニバーサルメニュー(UM)の情報構造 概要図 エリア カテゴリ サブカテゴリ コンテンツ 共 親 コンテンツアイテム 限 子 タイプ: 市民向け 01 妊娠・出産 01 届出・手続き 01 妊娠した方へ 01 母子健康手帳 G P 届出系 02 子育て 02 妊娠届 G P 01 概要 ☆ 03 教育 03 マタニティマーク G P 02 対象者 ☆ 04 結婚・離婚 02 出産した方へ 01 出生届 G P 03 届出できる人 ☆ 05 引越し・住まい 03 その他 01 認知届 G P 04 届出方法 06 就職・退職 02 検査 01 お母さんの健康診査 01 妊婦健康診査 G P 05 届出期日 ☆ 07 高齢・介護 02 赤ちゃんの健康診査 01 乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など) G P 06 持ち物 ☆ 08 ご不幸 02 先天性代謝異常検査 G P 07 手数料 ☆ 09 届出・証明 03 3か月児健診 G P 08 記入例 10 税金 04 10か月児健診 G P 09 届出窓口 ☆ 11 国保 05 1歳6か月児健診 G P 10 関連リンク 12 年金 06 3歳児健診 G P 11 お問合せ ☆ 13 水道・ガス・電気 03 乳幼児期の予防接種 01 予防接種 G P 14 交通 02 予防接種の種類 G P 15 駐輪・駐車 03 日本脳炎第1期予防接種特例措置制度のお知らせ G P タイプ: 16 都市計画 04 BCG・MR1期を受けそびれた場合(任意予防接種) G P 申請系①金銭的支援 17 ごみ・環境保全 03 金銭的支援 00 NULL 01 特定不妊治療費助成 G P 01 概要 ☆ 18 食品・衛生 02 助産制度 G P 02 内容 19 ペット 03 出産費貸付制度 G P 03 支給内容 20 障がい者支援 04 未熟児養育費助成 G P 04 対象者 ☆ 21 福祉 05 乳幼児医療費 G P 05 申請できる人 ☆ 22 消費生活 05 サポート・施設 01 各種教室・講習会 01 各種教室・講習会一覧 G P 06 申請方法 23 保健・医療 02 訪問支援 01 妊産婦訪問 G P 07 申請期日 ☆ 24 文化・スポーツ・生涯学習 02 新生児訪問 G P 08 持ち物 ☆ 25 市民活動・コミュニティ 03 乳幼児訪問 G P 09 申請窓口 ☆ 26 防災 03 施設 01 各種施設 G P 10 関連リンク 27 防犯 02 保健福祉センター G P 11 お問合せ ☆ 28 救急・消防 04 コミュニティ・団体 01 各種コミュニティ・団体 G P 事業者向け 03 ファミリー・サポート・センター G P 観光情報 04 地域子育て交流支援事業 G P 市政情報 07 相談・問合せ 01 窓口一覧 G P 08 その他 01 その他参考資料など G P ※2011年2月時点、調査を行う前の構成である。 16
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (2) 調査内容 1)自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 ① 対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか  「市民向け」「事業者向け」など、対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか、調査を実施。 ② 対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラべリングはどのようになっているか  「市民向け」「事業者向け」など、どのような入口の分け方があるか、またそのラべリングがどのようになっているか、調査を実施。 ※ラべリングとは、名称を付与することである。 ③ 「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか  「市民向け」エリアにおいて「ライフイベント」などの分類がなされているか、調査を実施。 ④ 「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか  「市民向け」エリアにおいて「税」「福祉」「ごみ・環境保全」など、どのような項目があるか、調査を実施。 2) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 ① どのようなラべリングがなされているか  「妊娠・出産」「出生」など、どのようなラべリングがなされているか、調査を実施。 ② 行政制度の網羅性はどのようになっているか  「妊娠・出産」エリアにおいて「母子健康手帳」「出生届」などの行政制度コンテンツがどこまで網羅されているか、調査を実施。 3) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」コンテンツに関する調査 ① 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか  届出系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されているか、調査を実施。 ② 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか  申請系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されているか、調査を実施。 17
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 1)対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか。 ③ 考察 ① 調査条件  人口規模の小さい特例市や一般市でも、トップページで何らかの  対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか、調査 分類を行う情報構造設計がなされていた。特筆すべきは、町を を実施した。 含む五万人未満の都市においても70%が入口を設定していたと いうことである。  対象者別の入口とは「市民向け」や「事業者向け」などの大分類 のことであり、特定のユーザー向けの情報ページへ直接入ること  このことから、既存の自治体Webサイトにおいて、サイト構築の際、 ができるという意味の入口である。 入口を分ける情報構造設計をすることが一般的であると思われ  調査対象は対象3の自治体である。 る。 ② 調査結果 (下図参照)  対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされていたのは、全 160都市中79%という結果となった。  都市規模別に見ても、政令指定都市が79%、中核市が80%、特例 市が76%、一般市が84%、一般市(五万人未満:「町」含む)が70% となり、平均しても高い数値となった。 対 象 都 市 に お け る 割 合 ( % ) 図 対象者別入口分けの有無における都市規模別の割合 18
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 2)対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラベリングは – 「総合・TOP」とは、Webサイトの総合ページ、TOPページへ どのようになっているか。 の入口である。 – 「その他」とは、上記5種類以外の自治体独自の情報ページ ① 調査条件 (「よくある質問」「緊急情報」「原爆・平和(広島市)」など)へ  「市民向け」「事業者向け」など、どのような入口の分け方があるか、ま の入口である。 たそのラべリングがどのようになっているか、調査を実施した。 ③ 考察  調査対象は対象3の自治体のうち、前述の「対象者別に入口を分ける  「市民向け」と「観光情報」の入口の割合がおよそ70%と高い一方 情報構造設計がなされているか」という調査において、「入口有り」と判 断した自治体である。 で、「事業者向け」「市政情報」「その他」が60%弱に留まった。また、 「総合・その他」については50%弱と低い数値になった。 ② 調査結果 (下図参照)  「観光情報」の入口が多いということから、今回調査した自治体の  対象者別の入口は大きく6種類に分類されるという結果となった。 多くで市外の人へのアピールに力を入れていると思われる。  対象者別の入口の種類は下記の通り。  また、「その他」も56%と半数の都市で設けられている入口である。 – 「市民向け」とは、市内の人向けの情報ページへの入口である。 その多くは、「よくある質問」や「緊急情報」だが、 「原爆・平和(広 – 「事業者向け」とは、企業や法人向けの情報ページへの入口であ 島市)」 「炭鉱・炭坑節(田川市)」「北陸新幹線(高岡市)」「富士 る。 山・かぐや姫(富士市)」というような、対象者を限定する入口では – 「観光情報」とは、市外の人向けの情報ページへの入口である。 なく、その都市の独自色ある入口も散見された。 – 「市政情報」とは、市の財政状況や事業、制度などを知りたい人  このことから、入口分けについても自治体の独自性が出るという 向けの情報ページへの入口である。 結果となった。 対 象 都 市 全 体 に お け る 割 合 ( % ) 図 対象者別入口の設置状況 19
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 3)「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか。 ② 調査結果 (下図参照) ① 調査条件  「ライフイベント系」の分類を行っているのは、全160都市中73%とい  「市民向け」エリアにおいて「ライフイベント」などの分類がなされて う結果となった。 いるか、調査を実施した。  都市規模別に見ると、政令指定都市においては「ライフイベント系」  「ライフイベント系」とは、「ライフイベント」あるいは「人生の出来事」 の分類を行っている都市が89%の割合となっており、広く普及してい などと称されており、多くの自治体で取り入れられているメニュー体 ることが分かる結果となった。 系である。市民の「産まれてから亡くなるまで(ライフサイクル)」を各  一方、一般市においては「ライフイベント系」の分類を行っている都 シーンに分類し、特定のシーンに関わる行政制度をまとめ、整理し 市が62%と若干低い数値となった。 たものの総称である。 ③ 考察  上記のメニュー体系を「ライフイベント系」として、今回の調査を行っ  「ライフイベント系」のラベリングとしては、「ライフメニュー」「人生の た。 出来事」「人生の節目」「暮らしの出来事」というような表記例があっ  調査対象は対象3の自治体である。 たが、法則性のようなものは見つけられなかった。 対 象 都 市 に お け る 割 合 ( % ) 図 「ライフイベント系」の分類の有無における都市規模別の割合 20
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (3) 自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 4)「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか。 ③ 考察 ① 調査条件  「子どもを産んだ後」を節目として、それ以降に必要な手続きや支援  「市民向け」エリアにおいて「税」「福祉」「ごみ・環境保全」など、どのよ の内容を公表している自治体は多い。一方で、「子どもを産む前」に うな項目があるか、調査を実施した。 注目している自治体が少ないように感じた。しかし、「妊娠」という項 目を設置していなくても、例えば「妊婦健康診査」のような「子どもを  調査対象は対象1の自治体である。 産む前」の情報を記載している自治体は散見された。この場合は ② 調査結果 (下図参照) 「出産」や「子育て」、「保健・医療」内でコンテンツを持っており、情  「市民向け」エリアについて、どのような項目があるか調査を実施した 報の整理がなされていない印象だった。 ところ、下記の図のように割合にバラつきがあるという結果となった。  また、「妊娠」エリアと「出産」エリアを一つの「妊娠・出産」エリアとし  「妊娠」という項目を設けている自治体は47%と低く、「出産」という項目 て扱っている都市も複数あった。 を設けている自治体は80%と高い数値であり、対照的な結果となった。  「水道」が77%であるのに対し、「ガス」「電気」は共に13%と非常に低  広く設置されている項目としては、「子育て」「教育」「引越し」「高齢者」 い数値となった。このことは「水道」が自治体の管轄であり、「ガス」 「届出・証明」「税」「国保」「年金」「ごみ」「福祉」「保健・医療」「生涯学 「電気」は民間企業が業務を行っているからであると考えられる。 習」「防災」があった。市民の生活に密接な関わりのある項目について、 多くの都市が扱っているという結果となった。 対 象 都 市 全 体 に お け る 割 合 ( % ) 注: アスコエUMによるメニュー項目。エリアに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。 ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。 図 「市民向け」エリアにおける設置項目状況 21
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 1)どのようなラベリングがなされているか。  上記には、「妊娠・出産・育児」や「妊娠・出産・子どもが生まれた ① 調査条件 ら」「妊娠・出産・子育て」「妊娠・出産から育児まで」なども含む。  「妊娠・出産」「出生」など、どのようなラベリングがなされているか、調  第2に多いのが「その他」の13%という結果となった。「その他」に含 査を実施した。 まれるものの例としては、「妊娠」「出生」「子どもが生まれたとき」  調査対象は対象2の自治体である。 「赤ちゃんが生まれたら」「出産しました!」など。 ③ 考察 ② 調査結果 (下図参照)  「妊娠・出産」エリアのラベリングから、「子育て」エリアとの混在が  調査対象とした99都市の内、83%が「妊娠・出産」エリアを設けており、 認められた。また、一部では「教育」まで含めている場合もあった。 14%が設けていない、という結果となった。また、残りの3%では「妊娠」 エリアと「出産」エリアを別個に設けているという結果となった(下左図)。  上記に加え、「妊娠・出産」エリアを設けていない自治体もあること から、 「妊娠」から「教育」までの区分けについて、各自治体が独  「妊娠・出産」エリアを設けている都市におけるラベリングの種類につ 自のルールによって行っていることがわかった。 いては、「妊娠・出産」が59%と最も多いという結果となった(下右図)。 対 「 妊 象 都 都娠 市 市・出 全 に産 体 お」 に けエ お るリ け 割ア る 合を設 割 (け % 合 )て ( い % る ) 図 「妊娠・出産」エリアの有無における割合 図 「妊娠・出産」エリアのラベリング 22
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査  一方、「認知届」や「出産費貸付制度」などのコンテンツは比較的少ない 2)行政制度の網羅性はどのようになっているか。 という結果となった。 ① 調査条件  「その他」とは、「子ども手当」や「児童扶養手当」などの「子育て」エリア に含まれるコンテンツや、各自治体独自の支援制度などの情報のことで、  「妊娠・出産」エリアにおいて「母子健康手帳」「出生届」などの行 89%と多くの自治体が情報を記載しているという結果となった。 政制度コンテンツがどこまで網羅されているか、調査を実施した。  調査対象は対象2の自治体である。 ③ 考察  「妊娠届」が21%と全体として見ても少ない結果となった一方で、「母子健 ② 調査結果 康手帳」内に「妊娠届」に関する手続き方法などを記載している自治体も  「妊娠・出産」エリアにおいて行政制度コンテンツがどこまで網羅 散見された。これは「母子健康手帳」の交付を受けるためには「妊娠の されているか調査を実施したところ、50%を超えているコンテンツ 届出」を行う必要があるため、同一コンテンツ内に記載しているものと類 は「母子健康手帳」「出生届」「妊婦健康診査」「乳幼児の健康診 推される。 査」「乳幼児医療費助成」「新生児訪問」のみで、コンテンツごとに  「乳幼児の健康診査(3か月児健康診査など)」「予防接種」など、妊産婦 網羅度にバラつきがあるという結果となった。 や乳幼児とって必要と思われる情報についての記載が多くない結果と  また、最も多くの自治体が記載している行政制度コンテンツは なったが、「子育て」エリアなど他エリアに記載されている場合もあると思 「母子健康手帳」であり、85%の自治体が情報を記載しているとい われる。 う結果となった。  このことから、「妊娠・出産」エリアにどのような行政制度を含めるかにつ いて、自治体によって認識が異なっているということがわかった。 対 象 都 市 全 体 に お け る 割 合 ( % ) 注: アスコエUMによる「妊娠・出産」エリアにおけるコンテンツ項目。 「妊娠・出産」エリアにおけるこのコンテンツ項目は、現時点での討議結果を 反映、整備したものである。ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。 図 行政制度コンテンツの網羅状況 23
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (4) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 1)「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はど ③ 考察 のようになっているか。  コンテンツアイテムの網羅度について、明らかに差があるという ① 調査条件 結果となった一因としては、「出生届」という手続きが比較的認知  届出系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されている 度が高いものであるからだと推測される。 か、調査を実施した。  そのため、敢えて記載しなくても問題ないと思われるアイテムに  調査対象は対象1の自治体である。 ついては記載されないと結果となったのではないかと思われる。 ② 調査結果 (例えば、 「対象者」の0%、「手数料」の7%など)  「出生届」のコンテンツ内において、コンテンツアイテムによって網羅  しかし、記載していない場合は、そのアイテムが「ある」のか「な 度に差があるという結果となった。 い」のかも利用者には判断できない点を留意すべきである。  最も多かったアイテムとしては「届出期日」の100%であり、「持ち物」 「届出できる人」の97%、「届出窓口」の93%が続くという結果となった。  一方、「対象者」については0%と、今回調査を行った自治体ではどこ も記載していないという結果となった。 対 象 都 市 全 体 に お け る 割 合 ( % ) 注:アスコエUMによるコンテンツアイテム項目。コンテンツアイテムに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。 ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。 図 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)におけるコンテンツタイプの網羅状況 24
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (5) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関する調査 1)「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)の ③ 考察 コンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。  金銭的支援の申請という行政制度コンテンツであるが、「金額」が ① 調査条件 63%と低い数値に留まった。  申請系の行政制度について、コンテンツアイテムが網羅されている  また、「申込方法」の64%、「申込期日」は46%と、申請のために必要 か、調査を実施した。 な情報が記載されていないという結果となった。  調査対象は対象2の自治体である。  上記について、一部の都市では「概要」や「内容」内において申請 に関わる情報について記載しているところもあった。ただし、「詳細 ② 調査結果 はお問合せください」となっている都市も散見された。  「乳幼児医療費助成」のコンテンツ内において、コンテンツアイテム の網羅度に大きな差はないという結果となった。  最も多かったアイテムとしては、「対象者」の92%であり、「内容」の 90%、「持ち物」の85%が続くという結果となった。  一方、「関連リンク」の20%を除き、「申込期日」が46%と比較的低い数 値となった。 対 象 都 市 全 体 に お け る 割 合 ( % ) 注: アスコエUMによるコンテンツアイテム項目。コンテンツアイテムに関するこの分類は、現時点での討議結果を反映、整備したものである。 ただし、各部類の統廃合、ラベリング、表示の順序などは可変的であり、今後も継続し議論を行うこととする。 図 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)におけるコンテンツアイテムの網羅状況 25
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (6) 調査結果総括 1)自治体既存Webサイトのトップページに関する調査 ① 対象者別に入口を分ける情報構造設計がなされているか。  都市規模に関わらず、多くの都市で対象者別など、何らかの分類を行った上で入口分けがなされている。  このことから、自治体既存Webサイトにおいて、対象者別などの大分類によって入口を分ける情報構造設計が一般的であると思わ れる。 ② 対象者別の入口にはどのような分類があるか。またそのラベリングはどのようになっているか。  対象者別の入口は「市民向け」「事業者向け」「観光情報」「市政情報」「総合・TOP」「その他」の6種類に分類される。  入口分けにおいても、自治体の独自性を見ることが可能である。 ③ 「市民向け」エリアについて、「ライフイベント」等分類がなされているか。  都市規模に関わらず、多くの都市で「ライフイベント系」の分類を行っている。  「ライフイベント系」のラベリングについては、規則性のようなものは見つけられなかった。 ④ 「市民向け」エリアについて、どのようなメニュー項目があるか。  項目の設置については、都市ごとにバラつきがある。  「妊娠」エリアについては設置している都市が少なく、必要と思われる情報については、他エリアに記載されている。(「出産」「子育て」 「保険・医療」など) 2) 自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 ① どのようなラベリングがなされているか。  多くの都市で「妊娠・出産」エリアが設置されている。  ラベリングについては、「妊娠・出産」が最も多い一方、「子育て」「教育」エリアとの混在が認められた。 ② 行政制度の網羅性はどのようになっているか。  行政制度の網羅度にバラつきがある。  「妊娠・出産」エリアにどのような行政制度を含めるかについて、自治体によって認識が異なっている。 26
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    2.2 自治体の既存Webサイト調査結果 (6) 調査結果総括 3)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調査 ① 「出生届」(コンテンツタイプ:届出系)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。  コンテンツアイテムによって網羅度に差があるという結果となった。 ② 「乳幼児医療費助成」(コンテンツタイプ:申請系①金銭的支援)のコンテンツアイテムの網羅性はどのようになっているか。  コンテンツアイテムの網羅度に大きな差はないという結果となった。 4) 調査結果を踏まえ、今後の情報構造設計のあるべき姿とは ①利用者視点に立つ必要性 • 自治体Webサイトの利用者としては、法令や行政に詳しくない一般市民がメインターゲットであると考えられる。自治体職員にとって「当たり 前」であることが、一般市民にとっては「当たり前」ではないという点について留意しながら情報構造設計を行うことが求められる。 • 例えば、法令用語は自治体職員に「当たり前」の言葉であっても、一般市民はなじみのない場合がある。 ②行政制度に関する情報の網羅性 • 一般市民を対象とした行政制度は数多あるが、制度を利用する旨を利用者側から申請しなければ利用出来ないものが多い。しかし、一般 市民が、どのような制度が利用可能であるかという情報を、自力で入手することは難しい。 • これは制度を利用するかどうかを決める以前の問題であり、制度の存在を知らないことによって、制度利用の機会を逃している事例も多く 存在すると考えられる。 • そこで、現在どのような行政制度が存在し、対象者は誰で、どのような方法で申請を行えば利用できるのか、といった情報を漏れなく提示 することが、自治体Webサイトを運営する上で求められる。 ③適切な分類の必要性 • 行政制度について詳しくない市民は、自分の探している情報がどこにあるか、また自分がどのような制度を利用できるかがわからない可能 性がある。 • そのため、膨大な情報の中から、一般市民が自身の求める情報を無理なく探し出せるようにするためには、提供する行政制度に関する情 報を適切に分類し、整理する必要がある。 27
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    2.3 情報構造設計の詳細 (1)概要 本会では、行政制度の構造を下表1のように設計した。なお、UMで「エリア」「カテゴリ」と呼んでいたものを再編成し、「カテゴリ1~5」とした。 また、UMで「コンテンツタイプ」と呼んでいたものは「コンテンツパターン」とした。 表 行政制度の情報構造 概要図 カテゴリ1 カテゴリ2 カテゴリ3 カテゴリ4 カテゴリ5 コンテンツ コンテンツアイテム 全国/ コンテンツ 親/子 独自 パターン 市民の方へ 人生の節目に 01 妊娠・出産 01 届出・手続き 01 妊娠時の届出 01 妊娠届・母子健康手帳 G P 1 届出系 02 子育て 02 マタニティマーク G P 6 『出生届』 必須 03 学校教育 02 出産時の届出 01 出生届 G P 1 01 制度名 ☆ 04 結婚・離婚 03 その他 01 認知届 G P 1 02 概要 ☆ 05 引越し・住まい 02 その他自治体独自サービス L P 1 03 対象者 ☆ 06 就職・退職 02 健診・予防接種 01 お母さんの健康診査 01 妊婦健康診査 G P 3 04 届出できる人 ☆ 07 高齢・介護 02 妊産婦歯科健診 G P 3 05 届出方法 08 ご不幸 02 赤ちゃんの健康診査 01 先天性代謝異常検査 G P 3 06 届出期日 ☆ 日々の暮らしに 09 ごみ・水道・生活インフラ 02 3か月児健康診査 G P 3 07 持ち物 ☆ 10 暮らしの衛生と食の安全 03 10か月児健康診査 G P 3 08 手数料 ☆ 11 健康・医療 04 1歳6か月児健康診査 G P 3 09 届出書類 12 交通機関と駐車・駐輪 05 3歳児健康診査 G P 3 10 記入例 13 文化・スポーツ 03 乳幼児期の予防接種 01 乳幼児期の予防接種 G P 3 11 届出窓口 ☆ 14 生涯学習・サークル活動 03 金銭的支援 01 妊娠・出産する方へ 01 特定不妊治療費助成 G P 2 12 関連リンク 15 まちづくり・市民参加 02 妊婦健康診査 G C 13 お問合せ ☆ 16 障がい者支援 03 妊娠中毒症に関する助成 G P 2 17 税金 04 出産費貸付制度 G P 2 18 国保・年金 05 出産育児一時金 G C 申請系①金銭的支援 19 届出・証明 06 出産祝い金 L P 2 『乳幼児医療費助成』 必須 もしものときに 20 救急消防 02 育児中の方へ 01 乳幼児医療費助成(子ども医療費) G P 2 01 制度名 21 防犯 02 子ども手当 G P 2 02 概要 ☆ 22 防災 03 ベビーシッターの助成 G P 2 03 内容 23 生活保護 04 幼稚園就園奨励費補助金 G C 04 支給内容 事業者の方へ 05 幼児2人同乗自転車購入費の一部助成 G C 05 対象者 ☆ 観光客の方へ 03 ひとり親の方へ 01 児童扶養手当 G P 2 06 申請できる人 ☆ 市政情報 02 ひとり親家庭医療費助成 G P 2 07 申請方法 03 母子福祉対策資金貸付 G C 08 申請期日 ☆ 04 母子及び寡婦福祉資金 G C 09 持ち物 ☆ 05 高等技能訓練促進費 G C 10 申請書類 06 自立支援教育給付金 G C 11 記入例 04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ 01 未熟児養育費助成 G P 2 12 申請窓口 ☆ 02 小児慢性特定疾患医療費の助成 G C 13 関連リンク 03 地域別特定疾患医療費 G C 14 お問合せ ☆ 04 特別児童扶養手当 G C 05 障害児福祉手当 G C 06 障がいのある方向けの医療サービス G C 05 遺児の方へ 01 遺児等福祉手当 G C 2 04 保育所・保育サービス 01 保育所 01 保育所 G C 5 02 保育サービス 01 ファミリー・サポート・センター G P 4 02 保育ママ G P 4 コンテンツのパラメータ凡例 05 サポート・施設・コミュニティ 01 各種教室・講習会 01 各種教室・講習会一覧 L P 4 02 両親学級・妊婦学級 G P 4  全国/独自 02 サポートサービス 01 妊産婦訪問 G P 3 G: 全国的に見られたメニュー 02 新生児訪問 G P 3 03 乳幼児訪問 G P 3 L: G以外の、自治体ごとに実施の 04 産後ケア事業 G P 3 ばらつきがあるメニュー 03 施設 01 各種施設 L P 5 02 保健福祉センター G P 5  ページ/リンク  UMに存在した下記メニューについては、関連部 03 母子生活支援施設 G P 5 P: ページの実体があるもの 04 病院一覧 L C 分を除いて大分類「市政情報」にて取り扱うことと 04 コミュニティ 01 各種コミュニティ・団体 L P 5 C: 他ページへのリンクとするもの 05 その他 01 里親制度 G P 3 する。 02 児童福祉施設 G P 5 • コンテンツパターン(p.38参照) 03 児童相談所 G P 5 1:届出系 ※「都市計画」、「ごみ・環境保全」の「環境保全」 06 病院・救急の時の連絡先 00 01 病院一覧 L P 6 2:申請系①金銭手支援 02 産婦人科救急 G P 6 部分 03 小児救急(#8000) G P 6 3:申請系②その他申込み 04 夜間・休日急病診療所 L P 5 4:申請系③イベント  UMに存在した下記メニューについては、それぞ 07 相談・問合せ 08 その他 00 00 01 01 窓口一覧 その他自治体独自サービス L L P P 5:施設系 れ他カテゴリとの統合を行なった。 6:情報啓発系 ※「ペット」「消費生活」→「暮らしの衛生と食の安 全」、「福祉」(生活保護部分)→「生活保護」 29
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2) カテゴリ設計 表 カテゴリ1~3の設計 一覧表 1)カテゴリ1~3の設計 カテゴリ1 カテゴリ2 カテゴリ3  「2-2.(3)自治体既存Webサイトのトップページに関する調査」に基 づき設計を行った(右表参照)。 トップページ 市民の方へ 人生の節目に 1 妊娠・出産 2 子育て  『カテゴリ』とは、行政制度を大分類したものとする。分類により、検索 3 学校教育 性を高める役割を担うものとする。 4 結婚・離婚 5 引越し・住まい  カテゴリの最上位階層(カテゴリ1)では、まず行政制度を利用者に合 6 7 就職・退職 高齢・介護 わせて「市民の方へ」「事業者の方へ」「観光客の方へ」「行政情報」の 8 ご不幸 4つに分類・定義した(次ページ表参照)。 日々の暮らしに 9 10 ごみ・水道・生活インフラ 暮らしの衛生と食の安全 11 健康・医療 12 交通機関と駐車・駐輪 13 文化・スポーツ 14 生涯学習・サークル活動 15 まちづくり・市民参加 16 障がい者支援 17 税金 18 国保・年金 19 届出・証明 もしものときに 20 救急消防 21 防犯 22 防災 23 生活保護 事業者の方へ 観光客の方へ 市政情報  UMに存在した下記メニューについては、関連部分を除いて大分類「市政情報」にて取 り扱うこととする。 ※「都市計画」、「ごみ・環境保全」の「環境保全」部分  UMに存在した下記メニューについては、それぞれ他カテゴリとの統合を行なった。 ※「ペット」→「暮らしの衛生と食の安全」、「福祉」(生活保護部分)→「生活保護」 30
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2) カテゴリ設計 表 カテゴリ1の定義表 1)カテゴリ1~3の設計  カテゴリ3では、「市民向け」をさらに細分化し、「妊娠・出産」「子育て」 項目名 定義 など23の項目に分けたカテゴリから構成することとした。ただし23個が 市民の方へ 自治体に住む市民に向けた情報。生活に利用で 並列すると発見性が下がるため、便宜的にこれらを分類し「カテゴリ (暮らしの情報) きる制度情報 2」を設けることとした。 自治体で事業を行なう事業者に向けた情報。事  カテゴリ2ではまず、住民が人生を通してほぼ必ず経験すると思われ 事業者の方へ 業に活用できる制度情報 る8カテゴリ「妊娠・出産」「子育て」「教育」「結婚・離婚」「引越し・住ま い」「就職・退職」「高齢者・介護」「ご不幸」を<人生の節目に>とまと 観光客の方へ 自治体に観光で来訪した方に向けた情報 めた。そして緊急時のカテゴリを救急消防、防犯、防災については< 自治体の運営に関わる情報全般。基礎情報・市 もしものときに>とまとめた。そしてその他の項目を<日々の暮らしに 市政情報 役所・議会など >とした (右下表参照)。  <人生の節目に>という区分は一般に『ライフイベント』と称されてい る。ライフイベントとは、住民が生まれてから亡くなるまでに経験すると 表 カテゴリ2「市民の方へ」分類の定義表 思われる出来事による分類である。 「2-2-2.(3)自治体既存Web サイトのトップページに関する調査」によると、多くの自治体サイトでナ 項目名 定義 ビゲーションとして取り入れられており、自治体サイトの利用者が慣れ ているものと仮定して区分を取り入れた。 住民が生まれてから亡くなるまでに経験すると思 人生の節目に われる出来事による分類。ライフイベントなど 日々の暮らしに 住民の日常生活に関わる事柄 もしものときに 住民が緊急時に必要とする情報、防犯や防災 31
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2) カテゴリ設計 表カテゴリ3定義表 カテゴリ1 カテゴリ2 カテゴリ3 定義 市民の方へ 人生の節目に 1 妊娠・出産 妊産婦および乳児に関わる手続き・情報・制度説明 2 子育て 幼児およびその保護者に関わる手続き・情報・制度説明 3 学校教育 小・中・高・専門学校・大学での教育に関わる手続き・情報・制度説明 4 結婚・離婚 結婚・離婚時に必要な手続き・情報 5 引越し・住まい 引越し時に必要な手続き・住まい探しに関わる情報・制度 6 就職・退職 就職・転職・退職時に関わる手続き・情報 7 高齢・介護 高齢者の健康維持・介護に関わる情報・制度説明 8 ご不幸 死亡時に必要な手続き・制度説明 日々の暮らしに 9 ごみ・水道・生活インフラ 水道・ガス・電気・ごみの出し方など生活インフラに関わる情報 10 暮らしの衛生と食の安全 衣食住の衛生や食の安全に関わる情報 11 健康・医療 成人の保健・医療に関わる情報・制度説明 12 交通機関と駐車・駐輪 交通制度・駐車・駐輪に関わる情報 13 文化・スポーツ 文化・スポーツ施設に関する情報・制度説明 14 生涯学習・サークル活動 生涯学習・市民のサークル活動に関する情報・制度説明 15 まちづくり・市民参加 まちづくり、市政への市民参加・協働に関する情報・制度説明 16 障がい者支援 障がい者支援に関わる手続き・情報・制度説明 17 税金 市税の情報・制度説明 18 国保・年金 国民健康保険・国民年金関連福祉制度の情報・制度説明 19 届出・証明 各種届出・証明物の発行に関わる手続き・情報 もしものときに 20 救急消防 救急・消防に関する情報・制度説明 21 防犯 防犯に関する情報・制度説明 22 防災 防災に関する情報・制度説明 23 生活保護 生活保護に関する情報・制度説明 事業者の方へ 観光客の方へ 市政情報 32
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2)カテゴリ設計 1) カテゴリ1~3の設計 表 【参考】目的別ナビゲーション分類の定義表 【参考】ナビゲーションについて ナビゲーションが 項目の定義 持つメニュー名  ナビゲーションとは、目的別、対象者別など利用者のニーズに合わせた 導線を用意することである。標準の情報体系は今回設計した情報構造と カテゴリを横断して届出・証明を一覧できるペー 届出・証明を探す するが、自治体の利用の実情に合わせ、本設計とは別に多様なナビゲー ジ ションを構成できる余地を残すものとする。 相談窓口を探す カテゴリを横断して相談窓口を一覧できるページ  ナビゲーションについては、例として「目的別」「対象者別」というナビゲー ションが挙げられる(下図参照)。「目的別ナビゲーション」については、カ 施設一覧を探す カテゴリを横断して施設を一覧できるページ テゴリを横断して目的に応じた行政サービスを一覧できるナビゲーション とする(右上表参照) 。「対象者別ナビゲーション」については、カテゴリを カテゴリを横断して手当・助成を一覧できるペー 横断して対象者に応じた行政サービスを一覧できるナビゲーションとする 手当・助成を探す ジ (右下表参照) 。  他にも、CMSの管理インターフェース用に担当課別や法令別のナビゲー イベントを探す カテゴリを横断してイベントを一覧できるページ ションを持つことが想定される。また、緊急時には災害対策のナビゲー 申請書ダウン カテゴリを横断して申請書のダウンロードを一覧 ションを前面に押し出すことも想定される。状況に応じた多様な利用方法 ロード できるページ を実現するため、ナビゲーションの概念は重要である。    表 【参考】対象者別ナビゲーション分類の定義表 ○○市 ナビゲーションが 項目の定義 市民の方へ 事業者の方へ 観光の方へ 市政情報 持つメニュー名 届出証明を探す 妊娠中の方へ カテゴリを横断して妊娠中の方に必要な行政制度 妊娠中の方へ 相談窓口を探す 子育て中の方へ 情報を一覧できるページ 施設を探す 人生の節目に 高齢者の方へ カテゴリを横断して子育て中の方に必要な行政制 子育て中の方へ 手当・助成を探す 障がい者の方へ 度情報を一覧できるページ イベントを探す 出産 引越 XX XX 求職中の方へ 高齢者の方・ カテゴリを横断して高齢者の方、介護をしている 介護する方へ 方に必要な行政制度情報を一覧できるページ XX XX XX XX カテゴリを横断して障がい者の方に必要な行政制 障がい者の方へ 暮らしの情報 度情報を一覧できるページ 目的別 対象者別 カテゴリを横断して求職中の方に必要な行政制度 求職中の方へ ナビゲーション ナビゲーション 情報を一覧できるページ XX XX XX XX ペットを飼ってい カテゴリを横断してペットを飼っている方・飼いた る・飼いたい方へ い方に必要な行政制度情報を一覧できるページ 図 ナビゲーションのトップページでの配置のイメージ 33
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2)カテゴリ設計 表 カテゴリ4~5の設計 一覧表 2) カテゴリ4~5の設計  「2-2.(4)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」エリアに関する調 査」に基づき設計を行った(右表参照)。 カテゴリ3 カテゴリ4 カテゴリ5 コンテンツ  『下部カテゴリの設計』では、カテゴリ3についてさらに細かい分類を行 妊娠・出産 01 届出・手続き 01 妊娠時の届出 01 妊娠届・母子健康手帳 02 マタニティマーク う。具体的には妊娠・出産カテゴリの場合、カテゴリ4では 「届出・手続 02 出産時の届出 03 その他 01 出生届 01 認知届 き」「検査」「金銭的支援」「サポート・施設」「相談」「その他」に分ける 02 健診・予防接種 01 お母さんの健康診査 02 その他自治体独自サービス 01 妊婦健康診査 (下表参照)。 02 赤ちゃんの健康診査 02 妊産婦歯科健診 01 先天性代謝異常検査 02 3か月児健康診査  「届出・手続き」には、妊娠届、母子健康手帳、出生届…といった行政 03 10か月児健康診査 04 1歳6か月児健康診査 制度が並ぶ。利便性を考えて、カテゴリ4の前にカテゴリ5を設置する 03 乳幼児期の予防接種 05 3歳児健康診査 01 乳幼児期の予防接種 ことがある。 03 金銭的支援 01 妊娠・出産する方へ 01 特定不妊治療費助成 02 妊婦健康診査 例)妊娠・出産カテゴリ4「金銭的支援」の場合、「妊娠・出産する方へ」 03 妊娠中毒症に関する助成 04 出産費貸付制度 「育児中の方へ」…などのカテゴリ5を設定する (次ページ表参照)。 05 出産育児一時金 06 出産祝い金 02 育児中の方へ 01 乳幼児医療費助成(子ども医療費) <設計の際のポイント> 02 子ども手当 03 ベビーシッターの助成 • 「ターゲットを明確にしたカテゴリ内の分類」 04 幼稚園就園奨励費補助金 05 幼児2人同乗自転車購入費の一部助成 例えば、カテゴリ4「金銭的支援」では、カテゴリ5を「妊娠・出産する方 03 ひとり親の方へ 01 児童扶養手当 02 ひとり親家庭医療費助成 へ」「育児中の方へ」など含まれている内容が明確にわかる分類とした。 03 母子福祉対策資金貸付 04 母子及び寡婦福祉資金 利用者の状況によってコンテンツまで誘導できるよう、また探している 05 高等技能訓練促進費 06 自立支援教育給付金 04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ 01 未熟児養育費助成 制度が見つけやすいよう考慮した。 02 小児慢性特定疾患医療費の助成 03 地域別特定疾患医療費 04 特別児童扶養手当 表 カテゴリ4 「妊娠・出産」の定義表 05 障害児福祉手当 06 障がいのある方向けの医療サービス 05 遺児の方へ 01 遺児等福祉手当 04 保育所・保育サービス 01 保育所 01 保育所 項目名 定義 02 保育サービス 01 ファミリー・サポート・センター 02 保育ママ 届出・手続き 妊娠した時から出産した時までに行う届出や手続き 05 サポート・施設・コミュニティ 01 各種教室・講習会 01 各種教室・講習会一覧 02 両親学級・妊婦学級 健診・予防接種 妊婦さんとお子さんの健康に関わる診断・診察サービス 02 サポートサービス 01 妊産婦訪問 02 新生児訪問 03 乳幼児訪問 妊娠から出産まで、または出産してから受けられる補助金 04 産後ケア事業 金銭的支援 03 施設 01 各種施設 や手当などの制度 02 保健福祉センター 03 母子生活支援施設 保育所・保育 04 病院一覧 お子さんを預けられる施設やサービス・コミュニティの情報 04 コミュニティ 01 各種コミュニティ・団体 サービス 05 その他 01 里親制度 02 児童福祉施設 03 児童相談所 妊婦さんやご両親に向けた、講習会などのサポートサービ 06 病院・救急の時の連絡先 01 病院一覧 サポート・施設 02 産婦人科救急 ス、利用可能な施設、サークルなどのコミュニティの情報 03 小児救急(#8000) 04 夜間・休日急病診療所 07 相談・問合せ 01 窓口一覧 病院・救急時の 08 その他 01 その他自治体独自サービス 病院・救急の時の連絡先の一覧 連絡先 相談 相談や問合せを行える窓口の一覧 その他、紹介したい事項や参照すべき事項がある場合に その他 使う 34
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    2.3 情報構造設計の詳細 (2)カテゴリ設計 表カテゴリ5定義表 カテゴリ4項目名 カテゴリ5項目名 定義 含まれるサービスの例 1 届出・手続き 1 妊娠時の届出 妊娠がわかったら行う届出と関連情報 妊娠届・母子健康手帳,マタニティーマーク 2 出産時の届出 出産したら行う届出と関連情報 出生届 妊娠・出産に付随して必要になるが、必要な時期を特定できない届出と関連情 3 その他 認知届,その他自治体独自サービス 報 2 健診・予防接種 1 お母さんの健康診査 妊娠がわかったら受けられる健診 妊婦健康診査,妊産婦歯科健診 2 赤ちゃんの健康診査 赤ちゃんが生まれたら受ける健診 先天性代謝異常検査,3か月児健康診査 0歳〜小学校入学前に受ける予防接種の情報で、予防接種の種類、接種カレン 3 乳幼児期の予防接種 乳幼児期の予防接種 ダー、接種時の注意事項が含まれる 3 金銭的支援 1 妊娠・出産する方へ 妊娠したい方、妊娠している方、出産した方が受けられるお金の支援制度 特定不妊治療費助成,妊婦健康診査,出産祝い金 2 育児中の方へ 0歳〜小学校入学前の子ども及びその保護者が受けられるお金の支援制度 乳幼児医療費助成,子ども手当,ベビーシッターの助成, 3 ひとり親の方へ 子どもを一人で育てている方が受けられるお金の支援制度 児童扶養手当, 母子福祉対策資金貸付, 未熟児、障がい・難病のあ 未熟児の子ども、障がいや難病を抱えた子ども、その保護者が受けられるお金 未熟児養育費助成,小児慢性特定疾患医療費の助成,障 4 るお子さんへ の支援制度 害児福祉手当 5 遺児の方へ 両親を亡くした子ども、その保護者が受けられるお金の支援制度 遺児等福祉手当 保育所・保育サービ 保育園・保育所・保育室など、日常的に子どもを預けられる保育施設に関する情 4 1 保育所 保育所 ス 報 ふだんは預けないが、一時的に子どもを預けられる施設やサービスに関する情 2 保育サービス ファミリー・サポート・センター,保育ママ 報 サポート・施設・コ 妊娠・出産・育児を控えた両親や、生まれた子どもが受けられる教室や講習会に 5 1 各種教室・講習会 各種教室・講習会一覧,両親学級・妊婦学級 ミュニティ 関する情報 2 サポートサービス 妊娠・出産・育児に関するサポートサービス 妊産婦訪問,新生児訪問,乳幼児訪問,産後ケア事業 3 施設 妊娠・出産・育児に関するサービスを行っている施設の情報 保健センター,母子生活支援施設,病院一覧 4 コミュニティ 妊娠・出産・育児に関する交流を行っているコミュニティや団体の情報 各種コミュニティ・団体 5 その他 上記にあてはまらないサポートサービス・施設・コミュニティに関する情報 里親制度,児童福祉施設,児童相談所 病院・救急の時の連 病院一覧,産婦人科救急,小児救急(#8000),夜間・休日急 6 0 (カテゴリ5は設けない) 絡先 病診療所 7 相談・問合せ 0 (カテゴリ5は設けない) 窓口一覧 8 その他 0 (カテゴリ5は設けない) その他自治体独自サービス 35
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    2.3 情報構造設計の詳細 (3) コンテンツ設計 表 コンテンツ設計 概要  「2-2.(5)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関 する調査」に基づき設計を行った(右表参照)。 カテゴリ3 カテゴリ4 カテゴリ5 コンテンツ  『コンテンツ』とは、ここでは、「妊娠・出産」における「妊娠届」「母子健 妊娠・出産 01 届出・手続き 01 妊娠時の届出 01 妊娠届・母子健康手帳 02 マタニティマーク 康手帳」「出生届」といった行政制度の詳細情報を指す。 02 出産時の届出 03 その他 01 出生届 01 認知届 02 その他自治体独自サービス  それぞれの行政制度の根拠となる法令を調べ、その法令の種類に 02 健診・予防接種 01 お母さんの健康診査 01 妊婦健康診査 02 妊産婦歯科健診 02 赤ちゃんの健康診査 01 先天性代謝異常検査 よって全国的に実施すべき制度なのか、それとも一部地域もしくは自 02 3か月児健康診査 03 10か月児健康診査 治体独自に実施している制度なのかの区別をした。 04 1歳6か月児健康診査 05 3歳児健康診査 03 乳幼児期の予防接種 01 乳幼児期の予防接種  各制度の根拠法を明らかにしておくことで、制度に変更があった際に 03 金銭的支援 01 妊娠・出産する方へ 01 特定不妊治療費助成 02 妊婦健康診査 も速やかに反映できるようにした。 03 妊娠中毒症に関する助成 04 出産費貸付制度 05 出産育児一時金 06 出産祝い金 <設計の際のポイント> 02 育児中の方へ 01 乳幼児医療費助成(子ども医療費) 02 子ども手当 03 ベビーシッターの助成  ポイント①「コンテンツの選定に関して」 04 幼稚園就園奨励費補助金 05 幼児2人同乗自転車購入費の一部助成 これまで「妊娠・出産」時に必要な行政制度に着眼してコンテンツを選 03 ひとり親の方へ 01 児童扶養手当 02 ひとり親家庭医療費助成 03 母子福祉対策資金貸付 定していたが、将来的に必要となる子育て情報についても妊娠時・出 04 母子及び寡婦福祉資金 05 高等技能訓練促進費 産時から知っておきたい、という子育て主婦の声を反映した。例えば、 06 自立支援教育給付金 04 未熟児、障がい・難病のあるお子さんへ 01 未熟児養育費助成 出産後の保育園や助成金などは妊娠時、出産時においても将来的な 02 小児慢性特定疾患医療費の助成 03 地域別特定疾患医療費 計画をたてるのに役立つと考え、新たに追加した。 04 特別児童扶養手当 05 障害児福祉手当 06 障がいのある方向けの医療サービス 01 遺児等福祉手当  ポイント②「カテゴリおよびコンテンツの順序に関して」 04 保育所・保育サービス 05 遺児の方へ 01 保育所 01 保育所 02 保育サービス 01 ファミリー・サポート・センター 順序に関しては、利用者が手続きの流れを理解しやすいよう、時系列 02 保育ママ 05 サポート・施設・コミュニティ 01 各種教室・講習会 01 各種教室・講習会一覧 で並べることとした。コンテンツだけでなく、カテゴリ5も時系列で並べ、 02 サポートサービス 02 両親学級・妊婦学級 01 妊産婦訪問 利用者が制度の内容を知らなくても順を追っていけるような作りとした。 02 新生児訪問 03 乳幼児訪問 04 産後ケア事業  ポイント③「コンテンツ同士の相互リンク」 03 施設 01 各種施設 02 保健福祉センター 03 母子生活支援施設 関連情報の提供を目的としてコンテンツ同士の相互リンクを設定した。 04 病院一覧 01 各種コミュニティ・団体 04 コミュニティ 例えば「妊娠・出産」メニュー内でも「妊婦健康診査」のように重複して 05 その他 01 里親制度 02 児童福祉施設 登場するコンテンツがあるが、一方を本籍と定め、もう一方を内部リン 06 病院・救急の時の連絡先 03 児童相談所 01 病院一覧 クとしている。ただし、相互リンクを増やしすぎると、本来必要な情報が 02 産婦人科救急 03 小児救急(#8000) 埋もれてしまう可能性があるため、優先度が低いものは各コンテンツ 07 相談・問合せ 04 夜間・休日急病診療所 01 窓口一覧 08 その他 01 その他自治体独自サービス の原稿内に「関連リンク」の項目を設け、そちらに記載することも今後 検討していく。 36
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    2.3 情報構造設計の詳細 (3) コンテンツ設計 参考として、既存の「妊娠・出産」メニューのひとつひとつに対し、根拠法と事務担当の区分を追記した。今回は、各自治体ごとに実施している 制度ではなく、全国的に実施されていると思われる制度について区分を追記した。(2011年2月のリサーチ開始以前のメニュー。) 【参考】「妊娠・出産」カテゴリ各コンテンツの根拠法および事務担当区分について 事務 メニュー 根拠法 担当 備考 区分 母子健康手帳 母子保健法 5 母子保健法第16条 マタニティマークをとおした「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について の中で、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の4第1項の マタニティマーク 法令の根拠なし 7 規定に基づく技術的助言として協力を仰ぐ形。マタニティマークの利用は広く認められており、マタニティマークを用いたグッズの配布等を 行っているのは自治体に限らない。例えば、関東近郊の鉄道事業者16社でも妊婦に対しマタニティマークの無料配布を行っている。 出生届 戸籍法 5 戸籍法第49条,第52条 国民健康保険の加入 国民健康保険法 5 国民健康保険法第9条 国民健康保険法 国民健康保険法第58条。ただし、直接の根拠は、各団体の条例(国民健康保険条例)となる。 出産育児一時金 (市区町村の条例) 5 また、国保の被保険者とその家族以外は、その者が加入している健康保険の保険者から一時金が支払われる。 手続きは戸籍法に則る ※内容の詳細は 任意認知:民法第778条(法令区分:3) 認知届 戸籍法 5 胎児認知:民法第783条(法令区分:3) 裁判認知(強制認知):民法第787条(法令区分:3) 届出自体の根拠は、戸籍法第60条、第63条、第64条、第65条 妊婦健康診査 母子保健法 5 第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」 母子保健法 先天性代謝異常検査 (具体的な規定なし) 1 政令市以外の市町村においては、都道府県の経由事務として、窓口事務を行う場合があります。 第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」 実施の年齢、月齢は団体規模で異なるものではない。関係通知に「生後三か月な <凡例> 3か月児健診 母子保健法 5 いし四か月の者が、そのいずれかの健康診査に含まれることとなるよう対象月齢を設定することが望ましい。」とあるため、団体によっては4 か月としている。 根拠法 10か月児健診 母子保健法 5 第13条「健康診査を行い、又は勧奨しなければならない」 各メニューの根拠となる法令 1歳6か月児健診 母子保健法 5 母子保健法第12条 3歳児健診 母子保健法 5 母子保健法第12条 乳幼児期の予防接種 予防接種法 5 予防接種法第3条 予防接種の種類など 事務担当区分 少子化社会対策基本法第13条第2項 国庫補助の対象となる実施主体は、都道府県、政令指定都市、中核市だが、その他の市区町村でも 特定不妊治療費助成 少子化社会対策基本法 2 独自の助成を行っている場合がある。 都道府県か市区町村か、 助産施設(助産の実施) 児童福祉法 4 児童福祉法第22条 福祉事務所を設置している町村も実施主体となる。 その業務を担当できる 出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度の開始により貸付制度は廃止の方向にある。平成22年度中は、医療機関等の資金 自治体の規模 出産費貸付制度 法令の根拠なし 5 ショートに配慮し、直接支払制度の適用が猶予されているため、多くの保険者(市区町村)では貸付制度を継続している、既に廃止している保 0:都道府県以上 険者もある。 平成23年度については取扱い未定。 母子保健法第20条 中核市未満の市(区)でも、保健所を設置する市又は特別区は、実施主体となる。現物給付(公費で医療を受け、別途 未熟児養育医療の給付 母子保健法 2 一部負担金を支払う方式)が原則とされている。 1:政令指定都市以上 乳幼児医療費助成(子ども医療費助成) 市区町村の条例 5 各自治体の条例による様子 2:中核市以上 出産祝い金 法令の根拠なし 5 自治体独自の事業。実施していない自治体も相当数あると思われる。 3:特例市以上 妊産婦訪問 母子保健法 5 母子保健法第17条 新生児訪問 母子保健法 5 母子保健法第11条 4:一般市以上(特別区含む) 乳幼児訪問 母子保健法 5 母子保健法第11条 児童福祉法第6条の2第4項及び第5項の「乳児家庭全戸訪問事業」、「養育支援訪問事業」が該当する可能性もある。 5:町村以上(特別区含む) 共通点は保健福祉に関する施設ということくらいで、対象や事業内容は自治体によって異なる様子。特定の法律に基づき設置されたもので 保健福祉センター 法令の根拠なし 5 はないと考えられる。 6:特別区 通知(「仕事と育児両立支援特別援助事業の実施について」)による基準があるので、純粋な自治体独自の事業とはいえない。厚労省のHP ファミリー・サポート・センター 法令の根拠なし 5 によると、実施団体数は602市区町村(平成21年度末現在)とのこと。 7:その他(行政区など) 37
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    2.3 情報構造設計の詳細 (4) コンテンツアイテム設計 表 コンテンツパターンの概要  「2-2.(5)自治体既存Webサイトの「妊娠・出産」関連コンテンツに関 する調査」に基づき設計を行った(右表参照)。 コンテンツパターン  行政制度情報に関する制度の類型化、制度表現項目を行うにあたり、 定義 名 ここではこの類型を「コンテンツパターン」と呼び、表現項目を「コンテン ツアイテム」と呼ぶこととする。 届書や手続きなど、手続き後に付帯 届出系  既存のコンテンツについて、右表のようにテンプレートを6種類に類型 業務の発生しない情報 化した。この類型にはそれぞれ表現すべき項目(コンテンツアイテム) 申請系(1) 手当や助成金など、手続き後に金銭 を設計した(次ページ表参照)。 金銭的支援 の授受が発生する情報  コンテンツアイテムの順番や内容は、利用者の利便を考慮して設定し 申請系(2) 支援サービスなど、手続き後に何ら た。 その他申込み かの授受が発生する情報 申請系(3) 講習会やイベントなど、手続き後に イベント 参加が発生する情報 子育て支援センターや図書館など、 施設系 何らかの施設の概略を示す情報 上記に当てはまらないもので、特に 情報啓発系 情報提供自体を目的とした情報 38
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    2.3 情報構造設計の詳細 (4) コンテンツアイテム設計 表コンテンツパターン毎のコンテンツアイテム一覧 申請系① 申請系② 申請系③ 1 届出系 2 3 4 5 施設系 6 情報啓発系 金銭的支援 その他申し込み イベント コ 届書や手続きなど、 手当や助成金など、 支援サービスなど、 講習会やイベントな 子育て支援センター 上記に当てはまらな ン テ 定 手続き後に付帯業務 定 手続き後に金銭の授 定 手続き後に何らかの 定 ど、手続き後に参加 定 や図書館など、何ら 定 いもので、特に情報 ン 義 の発生しない情報 義 受が発生する情報 義 授受が発生する情報 義 が発生する情報 義 かの施設の概略を示 義 提供自体を目的とし ツ す情報 た情報 パ タ ー ・出生届 ・こども手当 ・住民票交付申請 ・両親学級 ・子育て支援セン ・マタニティマーク ン ・婚姻届 ・乳幼児医療費助成 ・個別予防接種 ・就職セミナー ター ・予防接種スケ 例 ・転入届 例 ・高等技能訓練促進 例 ・ファミリーサポート 例 ・集団予防接種 例 ・老人ホーム 例 ジュール 費 センター ・図書館 ・学区マップ ・公園 1 制度名 ☆ 1 制度名 ☆ 1 制度名 ☆ 1 制度名 ☆ 1 制度名 ☆ 1 制度名 ☆ 2 概要 ☆ 2 概要 ☆ 2 概要 ☆ 2 概要 ☆ 2 概要 ☆ 2 (内容①) ☆ 3 対象者 ☆ 3 内容 3 内容 3 内容 3 アクセス ☆ 3 (内容②) … 4 届出できる人 ☆ 4 支給内容 4 実施場所 4 実施場所 ☆ 4 対象者 5 届出方法 5 対象者 ☆ 5 定員 5 実施期間 ☆ 5 利用料金 ☆ n 関連リンク 6 届出期日 ☆ 6 申請できる人 ☆ 6 対象者 ☆ 6 定員 6 利用時間 ☆ n お問合せ ☆ コ ン 7 持ち物 ☆ 7 申請方法 7 申請できる人 7 対象者 ☆ 7 休日 ☆ ※ ☆印は必須項目とす テ 8 手数料 ☆ 8 申請期日 ☆ 8 利用料(費用) ☆ 8 申請できる人 8 利用方法 ☆ る。 ン ※ 項目名は任意に変 ツ 9 届出書類 9 持ち物 ☆ 9 申請方法 ☆ 9 利用料(費用) ☆ 9 申請方法 更可能とする。 ア 10 記入例 10 申請書類 10 申請期日 ☆ 10 申請方法 ☆ 10 申請期日 ※ 項目の順番は推奨さ イ れる順番とする。 テ 11 届出窓口 ☆ 11 記入例 11 持ち物 ☆ 11 申請期日 ☆ 11 持ち物 ※ 項目にある「対象者」 ム 12 関連リンク 12 申請窓口 ☆ 12 申請書類 12 持ち物 ☆ 12 申請書類 はサービス対象者、 「届出できる人」「申 13 お問合せ ☆ 13 関連リンク 13 記入例 13 申請書類 13 記入例 請できる人」は届出・ 申請が可能な人(代 14 お問合せ ☆ 14 申請窓口 ☆ 14 記入例 14 申請窓口 理人を含む)を意味 15 関連リンク 15 申請窓口 ☆ 15 関連リンク する。 16 お問合せ ☆ 16 関連リンク 16 お問合せ ☆ 17 お問合せ ☆ 39
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    2.3 情報構造設計の詳細 (5)行政制度情報 表現サンプル「出生届」 ここまでの設計を基に「出生届」を定義すると、下の表および次ページの表のように表現される。 表 「出生届」の表現サンプル(1/2) 項目名 コンテンツサンプル 提供レベル 制度名 出生届 必須 出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載するための手続きです。戸籍に記載されることで、 概要 必須 生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明されます。 対象者 生まれてきたお子さんの父または母 必須 父または母 <父母が離婚または子どもが非嫡出子の場合> ・子の出生前に父母が離婚をした場合には、母が届出をしてください。 ・非嫡出子の場合、認知している場合であっても父が届出することはできません。 <父母が届出をすることができない場合> 以下の順で届出できる者が届出をしてください。 届出できる人 必須 1.同居者 2.出産に立ち会った医師、助産師またはその他の者 3.上記の者が届出をすることができない場合には、その者以外の法定代理人 ※病院、刑事施設、その他の公設所で出生があった場合で父母が共に届出をすることができないときは、公設所の長または管 理人が届出をすることができます。 <代理の方が届出書を持参する場合> 代理の方が届出書を持参する場合でも、届出人欄は原則として父母の方が記入してください。 届出方法 お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のうえ、▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。 出生の日から起算して14日以内 (国外で出生した場合は出生の日から起算して3か月以内) 届出期日 ※役所/役場の休日(土日、祝日、年末年始)が14日目に当たる場合は、その日以後の最初の開庁日が届出の期限となります。 必須 ※提出期限の14日を過ぎてしまったときは、速やかに出生届を提出してください。この際、「戸籍届出期間経過報告書」(用紙は 窓口にあります。)を併せて提出してください。 1.出生届 2.出生証明書 3.届出人の印鑑 4.母子健康手帳 ※出生証明書は医師に記載してもらうものです 持ち物 必須 ※出生届と出生証明書は一葉の書面に合わせて印刷されています ※届出書/証明書は病院にも置いてあります (下記は自治体による) 5.国民健康保険証(加入者のみ) 6.届出人の本人確認書類 40
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    2.3 情報構造設計の詳細 (5) 行政制度情報表現サンプル「出生届」 表 「出生届」の表現サンプル(2/2) ~前ページからの続き 手数料 無料 必須 ご入用のフォーマットを下記からダウンロードしてください。 1.出生届/出生証明書(Word) (PDF) (電子申請) 2.戸籍届出期間経過報告書(Word) (PDF) (電子申請) 申請書類 <名前に使える文字に決まりはあるの?> 命名に使える文字は、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナ、命名に使えるとされている符号「ー(長音)」「ヽ」「ゞ」(同音繰 り返し)「々」(同字繰り返し)などです。使用できるかどうか分からない漢字があるときは、あらかじめお問合わせください。 (名前に使える漢字【URL:http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html】) ご都合に合わせ、下記から出生届/出生証明書をダウンロードしてください(1枚に印刷されています)。 1.出生届/出生証明書(Word) 2.出生届/出生証明書(PDF) 【記入例の画像】 記入例 出生地、本籍地または届出人の所在地の市区町村 ※▲▲市の場合は▲▲課で受け付けています。 ※届出人の所在地は一時滞在地を含みます。 <▲▲市以外で届出をした場合> 届出窓口 必須 出生届を受理した市町村は出生した子どもの住所地の市町村に通知します。そのため▲▲市以外の市町村に出生届を提出し た場合、その後新たに▲▲市での住民登録手続きをする必要はありません。 <記載内容に不備があった場合> 届出の記載内容に不備があって受理できない場合には、届出書を返却しますので修正して再度提出してください。 ・国民健康保険への加入 関連リンク ・出産育児一時金 【担当部署名】【メール受付リンク】 【住所】【地図へのリンク】 お問合せ 必須 【電話番号】【FAX】 【受付日時 月曜日~金曜日 ●●:●●~●●:●●】 41
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    2.4 今後のさらなる開発に向けて (1)行政制度の情報構造のあるべき姿 (まとめ) 本章で説明した、行政制度の情報構造のあるべき姿については、下記にまとめる3点が達成すべき与件である。 1. 行政制度の分類や内容の情報構造をシンプルに表現できること 2. 様々なサイト利用者のサイト利用導線を意識したサイト設計を可能とすること 3. 各行政制度の根拠法や情報タイプ、更新履歴など、付加情報も扱えること 43
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    2.4 今後のさらなる開発に向けて (2)今後の検討課題 1) 情報構造の設計について ①カテゴリ設計 • 今回は市民向け情報のみを扱ったが、「事業者向け」「観光」「市政情報」についても、今後の検討が必要である。(※特に、従来のUMで扱って いた「都市計画」や、「ごみ・環境保全」の「環境保全」については、市政情報内に移動することとし、さらなる検討が必要。) • 市民向けメニューの中でも、例えば従来のUMに存在した「ペット」、「消費生活」、「福祉」はそのまま残すべきか、また、「生活保護」という個別メ ニューを新たに作成したほうがよいか、さらなる検討が必要である。 • 「ライフイベント」という分類については、都市規模に関わらず、多くの都市で「ライフイベント系」の分類が行われていた。今後の行政制度の情 報構造分類においても、「ライフイベント系」のラベル表記については、規則性のようなものは見つけられなかった。ライフイベントという用語は、 自治体内では一般化しつつあるが、利用者視点では、今後さらなる検討が必要な要素である。 • 「妊娠・出産」のカテゴリについて今回提示したが、「その他」というカテゴリについては、各自治体独自サービスなどの存在も考慮して、最終的 には、「その他」というカテゴリに入るコンテンツから、最適な具体的な名前を付与して、「その他」という抽象的な名称をそのまま残さないように することが、実際の設計上は重要である。 ②ナビゲーション設計 • ナビゲーション(今回は目的別と対象別を設定した)については、今後どういった種類を用意するか、さらに、どこまでを標準とし、どこまでを可 変とするかについて、今後さらなる詳細設計をしていくべきである。 • CMSの管理インターフェース用に担当課別や法令別のナビゲーションを持つことが想定される。また、緊急時には災害対策のナビゲーションを 前面に押し出すことも想定される。状況に応じた多様な利用方法を実現するため、ナビゲーションについては、今後さらなる設計が必要である。 ③コンテンツ設計 • 全国的に見られたメニュー(報告書内では「G」と表記)、一部地域にのみ見られたメニュー(報告書内では「L」と表記)については、今後さらなる 精査が必要。ちなみに、根拠法が無い場合でも、全国的に実施されている行政制度が存在するため、そういった制度に関するさらなる調査が 必要である。 • コンテンツにおいては「コンテンツ同士の相互リンク」を提示した。そのため、一方を本籍と定め、もう一方を内部リンクとしている。ただし、関連 情報の提供を目的として相互リンクを増やしすぎると、本来必要な情報が埋もれてしまう可能性がある。優先度をつけ、コンテンツアイテムの関 連リンク内で、記載することも実際の設計の際には検討していく必要がある。 • コンテンツパターンに関しては、今回は「届出系」など6種類を設計したが、さらなるテンプレートも今後設計する必要が生じる可能性がある。 44
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    2.4 今後のさらなる開発に向けて (2)今後の検討課題 2) 情報構造の管理運用について • 行政制度をどこまで標準化するべきか。標準化できるところ・できないところを区別する精度を高めるため、今後の検証が必要となると考える。 • 行政制度は日々変化・増減する。その変化を包含できる情報構造であるかどうか、ケースに応じた検証が必要となると考える。 • 実際に様々なデバイスに応用した際の利用について実証が必要であると考える。 • 引越した先の自治体で同じサービスを受けられるようにするためには、制度の情報構造の標準化だけではなく、制度を利用するための申請情 報や利用者の個人情報に関する標準化も必要となる。こちらは電子カルテ「HL7」などの事例を参照しながら検証する必要があると考える。 • 「カテゴリ」「コンテンツ」「コンテンツアイテム」「コンテンツパターン」などの名称は便宜的なものである。既存のプログラミング用語などと混同の ないように名称も検討が必要と思われる。 3) システムの構築・運用面について • 現在CMSによるコンテンツ管理方式はディレクトリに依存しているが、更新に手間がかかり、自在な編集を行いにくいという難点がある。そのた め多様な情報提供を実現する管理方式としては、XMLスキーマで設計しているようなパスによる管理が望ましい。今後CMSが自由度と管理度 を高めていくためにも、管理方式の複線化・進化が為されることを期待している。 45
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (1) 設計の概観 1)設計の趣意  「XMLスキーマ設計」では仕様書に基づき、行政制度に関する情報構造設計を、各自治体、ベンダー、Webサイト制作者がUMを用いて行 政制度に関する情報構造を統一的な枠組みで扱えるよう、XMLスキーマの設計を行った。ここで設計したXMLスキーマがその情報提供 フレームワークを提供する上での技術的な基礎となり、より多くの自治体、ベンダー、Webサイト作成者がより付加価値の高い行政制度 の情報提供を行う一助となることを期待する。 2)設計の方法  設計の際の基本コンセプトとして、情報構造設計を元に、できる限り自然にXMLでUMのデータを表現できるようXMLスキーマを設計し、 XMLスキーマを利用するベンダーやWebサイト制作者が理解しやすい形式を心がけた。また、UMをXML文書として検証可能にすることで、 UMとしての形式をチェックできるようにし、ベンダーやWebサイト制作者がデータの妥当性を維持しつつコンテンツを作成できること、そし て、提供するXMLスキーマ定義を個々の自治体に応じてカスタマイズできるよう拡張性についても留意した。これにより、今回設計した情 報構造がより広く社会に受け入れられる基礎を提供できるものと考える。  また、今回設計したXMLスキーマでは、各自治体同士でのUMの比較や、標準のUMと自治体独自のUMの比較を補助するための情報を 標準で定義した。 3)設計の範囲  今回の設計はXMLスキーマ設計においては、カテゴリ1〜5、コンテンツとしては届出系コンテンツについて設計した。  また、XMLインスタンスのサンプルでは、情報構造設計で設計した「市民向け行政制度」、特に「妊娠・出産に関する行政制度情報」を構 造化した「出生届」の情報構造を元にしたサンプルを作成した。※  設計結果の詳細は、次ページ以降を参照のこと。 ※XMLスキーマとXMLインスタンス… XMLの雛形をXMLスキーマとよび、XMLスキーマの定義にしたがって作成されたXMLデータをXMLイ ンスタンスと呼ぶ。 48
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2) データ構造検討 1)情報構造設計のXMLスキーマ化 UM文書  データ構造検討では、情報構造設計で得られた知見を元に、XMLス キーマで定義するデータ構造を検討した。 カテゴリ系コンテンツ  XMLスキーマの構造を検討するにあたり、概念の抽象度を整理して メタ情報 右図のようなUM文書の構造とした。  エリア、カテゴリ、サブカテゴリをカテゴリ系コンテンツ型として コンテンツアイテム 統一した。  コンテンツを届出系コンテンツ、申請系コンテンツなどのように 届出系コンテンツ ○○系コンテンツの種類によりコンテンツの型を分けた。※ メタ情報  エリア、カテゴリ、サブカテゴリ、コンテンツの階層→階層をも たず、コンテンツへのパス(経路)を定義する形とした。 コンテンツアイテム  ナビゲーションン→パス(経路)を複数セットにしたパスセットと して定義した。 パスセット ※1 本XMLスキーマでは情報構造設計のスコープで定義された パス 届出系コンテンツとカテゴリ系コンテンツのみ型を定義した。 コンテンツ参照 凡例 親要素 参照元要素 子要素 子要素 参照先要素 図 データ構造 49
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 参考:図パスとパスセットのイメージ 妊娠・出産 届出・手続き 妊娠時の届出 「出生届」 概 要 届出・証明を探す 妊娠関連 対象者 届出期日 UM市 ・ ・ パスセット 妊娠中の方へ 必要な届出 ・ 市民課 妊娠・出産関連 ・ ・ ・ ・ ・ ・ パスセットは、「UM標準パ スセット」と各「個別自治体 パスセット」を設計。 各自治体のパスセット内に ABC市 は、「利用者向け」と「管理 パスセット 者向け」のパスセットを構 築予定 50
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 参考:図「エリア」関連メニューのトップページでの配置のイメージ    ○○市 「出生届」 「出生届」 市民の方へ 事業者の方へ 観光の方へ 市政情報 届出証明を探す 妊娠中の方へ 相談窓口を探す 子育て中の方へ 目的別ナビゲーション 対象者別ナビゲーション 施設を探す ライフイベント 高齢者の方へ 手当・助成を探す 障がい者の方へ イベントを探す 出産 引越 XX XX 求職中の方へ 「出生届」 XX XX XX XX 暮らしの情報 エリア別ナビゲーション XX XX XX XX 51
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 参考:図行政制度の情報構造の標準化・XML化の設計基本方針 「カテゴリ」 ① 行政サービスの分類や内容の情報構造 「コンテンツ」 をシンプルに表現できること 「コンテンツアイテム」 ② 様々なサイト利用者のサイト利用導線 「パス」 (“パス”)を意識したサイト設計を可能と すること 「パスセット」 ③ 各行政サービスの根拠法や情報タイプ、 「メタ情報」 更新履歴など、付加情報も扱えること 52
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2) データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 XMLスキーマ定義情報の項目の説明  XMLスキーマ定義情報を次ページ以降の表で示す。 項目名 概要  各表はXMLスキーマで定義したデータ型を示している。※1 タグ名 XMLのタグ名、または属性名を定義する。  各表の項目の意味を右表に示す。 xxx(要素)の場合の例:<xxx></xxx>  XMLインスタンス上ではUM文書型がルートノードとして定義され aaa(属性)の場合の例:<xxx aaa=“”></xxx> ている。 日本語名 要素または属性の日本語名を定義する。 ※厳密なXMLスキーマ定義はUM.xsdを参照のこと。 XMLスキーマ上ではコメントとして表現される。 種類 要素または属性。 要素の場合は、最小回数、最大回数を指定可能。 属性の場合は、Usageを指定可能。 データ型 タグのデータ型を定義する。 データ型には整数、文字列、日時のような単純型と Contentなどの複雑型を指定できる。 Usage 必須または任意。 種類:属性の場合にのみ定義できる。 最小回数 要素の最小繰り返し回数を定義できる。 0,1,任意のいずれかを指摘できる。 最大回数 要素の最大繰り返し回数を定義できる。 1,任意のいずれかを指摘できる。 53
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2) データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 UM文書型(UmDocument型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 pathset パスセット 要素 PathSet - 0 任意 2 category_content カテゴリ系コンテンツ 要素 CategoryContent - 0 任意 3 notification_content 届出系コンテンツ 要素 NotificationContent - 0 任意 表 パスセット型(PathSet型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 必須 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 2 name パスセット名 要素 文字列 - 1 1 標準 3 org_uuid コピー元UUID 要素 文字列 - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000 4 path パス 要素 Path - 1 任意 表 パス型(Path型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 任意 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 2 org_uuid コピー元UUID 要素 UUID - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000 3 content_ref コンテンツ参照 要素 ContentRef 1 任意 - 54
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2) データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 コンテンツ参照型(ContentRef型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid コンテンツUUID 要素 UUID - 1 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 表 コンテンツ型(Content型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 必須 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 2 umcd UMコード 要素 文字列 - 0 1 01-01-01-01-02-01-00 3 author 作成者 要素 文字列 - 1 1 株式会社アスコエパートナーズ 4 local_gov_id 地方公共団体コード 要素 整数 - 1 1 000000 5 local_gov_name 地方公共団体名 要素 文字列 - 1 1 ▲▲市 6 created_at 作成日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 7 updated_at 更新日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 8 org_uuid コピー元UUID 要素 UUID - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 9 governing_law 根拠法 要素 文字列 - 0 1 戸籍法 10 governing_law_id 根拠法ID 要素 整数 - 0 1 2 11 division 管轄部署 要素 文字列 - 0 1 市民課 12 gic 実施区分 要素 文字列 - 0 1 5 13 service_name 行政サービス名 要素 文字列 - 0 1 出生届 14 meta メタ情報 要素 Meta - 0 任意 55
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2)データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 カテゴリコンテンツ型(CategoryContent型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 必須 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 ※1 2 umcd UMコード 要素 文字列 - 0 1 01-01-01-01-02-01-00 ※1 3 author 作成者 要素 文字列 - 1 1 株式会社アスコエパートナーズ ※1 4 local_gov_id 地方公共団体コード 要素 整数 - 1 1 000000 ※1 5 local_gov_name 地方公共団体名 要素 文字列 - 1 1 ▲▲市 ※1 6 created_at 作成日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 ※1 7 updated_at 更新日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 ※1 8 org_uuid コピー元UUID 要素 UUID - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 ※1 9 governing_law 根拠法 要素 文字列 - 0 1 戸籍法 ※1 10 governing_law_id 根拠法ID 要素 整数 - 0 1 2 ※1 11 division 管轄部署 要素 文字列 - 0 1 市民課 ※1 12 gic 実施区分 要素 文字列 - 0 1 5 ※1 13 service_name 行政サービス名 要素 文字列 - 0 1 出生届 ※1 14 meta メタ情報 要素 Meta - 0 任意 ※1 15 title 名前 要素 ContentItem - 1 1 ※1 カテゴリコンテンツは、カテゴリの項目を継承している。 56
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2)データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 届出系コンテンツ型(NotificationContent型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 必須 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 ※1 2 umcd UMコード 要素 文字列 - 0 1 01-01-01-01-02-01-00 ※1 3 author 作成者 要素 文字列 - 1 1 株式会社アスコエパートナーズ ※1 4 local_gov_id 地方公共団体コード 要素 整数 - 1 1 000000 ※1 5 local_gov_name 地方公共団体名 要素 文字列 - 1 1 ▲▲市 ※1 6 created_at 作成日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 ※1 7 updated_at 更新日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 ※1 8 org_uuid コピー元UUID 要素 UUID - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 ※1 9 governing_law 根拠法 要素 文字列 - 0 1 戸籍法 ※1 10 governing_law_id 根拠法ID 要素 整数 - 0 1 2 ※1 11 division 管轄部署 要素 文字列 - 0 1 市民課 ※1 12 gic 実施区分 要素 文字列 - 0 1 5 ※1 13 service name 行政サービス名 要素 文字列 - 0 1 出生届 ※1 14 meta メタ情報 要素 Meta - 0 任意 ※1 15 title 制度名 要素 ContentItem - 1 1 16 general_info 概要 要素 ContentItem - 1 1 17 intended_person 対象者 要素 ContentItem - 1 1 18 applicant 届出できる人 要素 ContentItem - 1 1 19 application_procedure 届出方法 要素 ContentItem - 0 1 20 applicatipon_deadline 届出期日 要素 ContentItem - 1 1 21 necessary_items 持ち物 要素 ContentItem - 1 1 22 fee 手数料 要素 ContentItem - 1 1 23 application_form 届出書類 要素 ContentItem - 1 1 24 example 記入例 要素 ContentItem - 0 1 25 contact 届出窓口 要素 ContentItem - 1 1 26 related_link 関連リンク 要素 ContentItem - 0 1 27 consultation_service お問合せ 要素 ContentItem - 1 1 28 other_info その他項目 要素 ContentItem - 0 任意 ※1 届出系コンテンツは、カテゴリの項目を継承している。 57
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (2)データ構造検討 2) XMLスキーマ定義詳細 表 コンテンツアイテム型(ContentItem型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 uuid UUID 属性 UUID 必須 - - 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440001 2 umcd UMコード 要素 文字列 - 0 1 01-01-01-01-02-01-00-01 3 title タイトル 要素 文字列 - 1 1 概要 4 title_short タイトル(略称) 要素 文字列 - 1 1 概要 5 summary 概要 要素 文字列 - 1 1 妊娠時に行う手続き、サービスについて 6 body 本文 要素 文字列 - 1 1 妊娠していることがわかったら 7 note 注釈 要素 文字列 - 0 1 8 memo 備考 要素 文字列 - 0 1 このコンテンツは今後削除する 9 created_at 作成日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 10 updated_at 更新日時 要素 日時 - 0 1 2001-12-31T12:00:00+09:00 11 org_uuid コピー元UUID 要素 UUID - 0 1 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000 表 メタ情報型(Meta型) No. タグ名 日本語名 種類 データ型 Usage 最小回数 最大回数 内容の例 備考 1 name 名前 属性 文字列 必須 - - 名前 2 value 値 属性 文字列 必須 - - 1 58
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (3) UMコード採番方法設計 表 コード採番方法の検討結果 1) 設計方針 UMコード採番方法設計方針としては、以下の二つの機 形式 概要 番 ユ 人 シ 能が実現できる採番方法を検討した。 号 ニ 間 ス 生 ー に テ 成 ク よ ム ①異なる自治体同士の同一種別のコンテンツを比較できる の 性 る 構 方法 容 保 可 築 ②各自治体で独自に定義されているコンテンツを一意に特 易 証 読 の 定できる方法 性 性 容 易 2) 検討結果 性 検討に先立ち、一般的に使われているコード採番方法 URL 統一資源位置指定子(Uniform Resource Locator)。 △ ○ ○ ○ を調査し評価した。結果を右表に示す。 インターネット上のリソースを特定するための形式的な記 号の並び。HTTPやFTPなど多用な用途で利用されている。 ①は、分類を作成し運用するのが人間であること、番号 例) http://www.meti.go.jp/index.html を採番するのは主に標準策定者であることから、人間に UUID 汎用一意識別子(Universally Unique Identifier)。 ○ ○ × ○ よる可読性があり、標準策定者の番号生成が容易な独 分散コンピューティング環境で衝突しない識別を作成する 自1を採用した。 ために利用されている。 例) 6bffaf56-7af9-4d1a-a268-6195ca3c1de9 ②は、各自治体のコンテンツ作成者が採番するため、 ユニーク保障性があり、かつ番号生成が容易なUUIDを OID オブジェクト識別子(Object Identifier)。 △ ○ × ○ 採用した。※ LDAP、SNMP、SSL証明書などで利用されている。 例)1.3.6.1.2.1 URN 統一資源名前指定子(Uniform Resource Name)。 △ ○ ○ ○ ※②を検討するにあたり、XMLインスタンス内でのみ利用 書籍、雑誌、XML Schemaなどで利用されている。 が可能な、独自2形式の連番方式も併用することを検討 例) urn:publicid:-:W3C:DTD+HTML+4.01:EN したが、情報として冗長であるため見送ることにした。 urn:ISBN:4-8399-0454-5 urn:ietf:rfc:2141 独自1 自治体コードや、階層別のコード値を組み合わせて独自 ○ △ ○ △ に定義する形式。 例)00-00-00-00-00 独自2 独自の連番を利用する形式。システムの実現が容易。 ○ △ △ ○ ○:良 △:可 ×:不可 59
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (4) リンク、外部ファイル表現方法設計 1)リンク、外部ファイルの検討 • リンク、外部ファイル表現方法設計では、外部ファイル、外部リンク、内部リンク、エイリアスをどのように扱うか検討を行った。それぞれの概 念を下図に示す。 UM UM UM UM コンテンツA コンテンツA コンテンツA コンテンツA 画像リンク 外部リンク 内部リンク エイリアス PDFリンク コンテンツB コンテンツB コンテンツB (実体) PDF 画像 外部サイト ファイル ファイル http://example.com/ 図 外部ファイルの例 図 外部リンクの例 図 内部リンクの例 図 エイリアスの例 2) 検討結果 • 外部ファイルと外部リンクは、コンテンツアイテムの本文でHTMLを扱うことで対応することとした。画像ファイルであればimgタグ、PDFファイ ルや外部サイトへのリンクであればaタグを利用して表現することで実現した。 • 内部リンクは、UMがWebに公開されている場合は、外部リンクと同様にaタグで表現することで実現した。 XMLのみでの内部リンクを表現する方法については今後の課題とした。 • エイリアスは、データ構造で簡単に解説したパスで表現することで代替した。 パスでは、コンテンツの実体を持たずコンテンツ参照を利用してコンテンツを指示するため、複数のパスで同一のコンテンツを指示すること が可能である。したがって、XMLスキーマ上では、図のような実体とエイリアスの区別はない。 60
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (5) 名前空間設計 1)名前空間の検討  名前空間設計ではUMのXMLスキーマの名前空間について検討した。 表 XMLスキーマの名前空間の形式  名前空間の形式としてURL形式とURN形式がある。右表上 にXMLスキーマ 形式 概要 一意性 の名前空間の形式を示す。 URL 統一資源位置指定子(Uniform △(ただし、取  名前空間は、XMLスキーマを利用する際に、スキーマを指定するために利 Resource Locator)。 得したドメイン 用するため、一意であることが望ましい。 XMLSchemaの標準などで利用 が必要)  URL形式の場合は、ドメインを取得することにより一意性を確保できるが、ド されている。 メインの運用が必要となる。また、URN形式の場合にはIANAなどの登録機 例) 関を利用しない限り一意性は保証できない。 http://www.w3.org/2001/XML Schema 2) 検討結果 URN 統一資源名前指定子(Uniform △(一意性を得  今回は、XMLスキーマのドメインの運用方法が定まっておらず、検討期間も Resource Name)。 るにはIANAへ 短期であることから、IANAへの登録を行わないURN形式の名前空間を利用 米国のXML.govの勧告でもURN の登録が必 する。 の形式が推奨されている。 要)  名前空間はUniversalMenuの頭文字とDocumentとつなげたUMDocumentと 例) する。URN形式としては、urn:を付加し右表下 UMのXMLスキーマの名前空 urn:SecondGenEDI:order:Japan: 間のように表記する。 1 表 UMのXMLスキーマの名前空間 urn:UMDocument 61
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    3.1 XML化スキーマ設計の検討方法及び内容 (6) 実装による検証 1)インスタンス 表 XMLインスタンスの作成、検証に利用したツール  今回設計したXMLスキーマをスキーマファイルUM.xsdとして作成し た。 ツール名 バージョン 概要  情報構造設計で作成したデータを下に、XMLスキーマの定義を基 Eclipse 3.4.0 主にJavaを主体とした統合開発環 に、サンプルのXMLインスタンスを作成した。 境。後述のプラグインを導入するこ とで、XMLの開発環境としても利用  サンプルのXMLインスタンスでは、パスセット1件、パス1件、カテ できる。 ゴリ系コンテンツ37件、届出系コンテンツ1件をXML化した。  作成したXMLインスタンスをXMLスキーマで検証し、データ定義が Eclipse EMF 2.4.2 EMFはEclipse Modeling Framework 正常であることを検証した。 の略。 JavaやXMLのモデリングのフレーム ワークを提供するEclipseプラグイン。 2)ツール Eclipse上でXMLエディタの機能を提 供する。  XMLスキーマファイル、XMLインスタンスファイルの作成には右表 のツール(Eclipse)を利用した。 Eclipse XSD 2.4.2 XSDはXML schema infoset modelの 略。  XMLファイルで利用されるUUIDは、別途無償で公開されている XMLスキーマ定義のバリデーション ツール(uuidgen)を使い生成し、手動でXMLインスタンスに設定した。 などの機能を提供する。  実装による検証では、XMLスキーマの作成、XMLインスタンスの作 内部的には、Apaacheプロジェクトの 成、XMLインスタンスの検証について、障害となるような事象なく実 Xerces-Jライブラリを利用するため、 施することができた。 XMLスキーマへの準拠度は高い。 uuidgen - 今回はUUIDを生成する際にはLinux OSで提供されるuuidgenコマンドを利 用した。 このほかMicrosoftの提供する GUIDGENや、各種言語で提供され ているライブラリを利用して生成する ことも可能である。 62
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    3.2 今後のさらなる開発に向けて (1) XMLスキーマのあるべき姿 本XMLスキーマのあり方をまとめた。 1)情報構造設計の写像として  情報構造設計された正確かつ柔軟に記述できること。  XMLスキーマ利用者が本情報構造設計のXML文書として検証できること。  情報構造や情報の変化に対応した柔軟な拡張ができること。 2)利用方法のあり方として  容易に配布・更新・統合が可能であることが望ましい。  一般的なWebサイト・Webシステムや情報端末での利用が容易であることが望ましい。  本情報構造設計のXML文書同士を比較できる標準化されたコード体系を持つことが望ましい。 3)本XMLスキーマの与件 上記を受けて、本XMLスキーマでは以下の4点を達成すべき条件とする。 ①より精度の高い検証が可能であること。 ②情報構造の変化に対応できる柔軟性を持つこと。 ③広く利用可能な構造であること。 ④比較可能な標準化されたコード体系を持つこと。 64
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    3.2 今後のさらなる開発に向けて (2)今後の検討課題 1) XMLスキーマとして  情報構造設計との整合性を備えながらXML文書としてどこまで標準化するべきかの検討。  行政制度の変化に対応するXML文書の配布方法の検討。  XML文書の更新方法の開発。  コード体系の標準化によるXML文書間の比較などの応用を想定したスキーマ定義の推進。 2)システムの構築・運用面  一般的なWebサイトではデータをRDBMSやKVSを利用して構築されるため、XMLをそのまま利用することが想定されていない。その ため、XMLから一般的なリレーショナルデータベースに変換システムや一般的なデータから本XMLスキーマに沿ったデータに変換す るためのシステムを提供することが望まれる。  また、それらを利用することで、本情報構造設計によって利用者視点で構造化されてた情報がインターネット等を通じて広く普及し、 利用者に提供されるために本情報構造化およびXMLスキーマを利用するCMSの提供が望まれる。 65
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    4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット (1)行政サービス利用者にとってのメリット 行政サービスを利用する市民・企業・自治体担当者にとっては、以下のようなメリットが想定される。 市民にとって 企業にとって 自治体にとって  自分たちが利用できる行政サービス  自治体サイトがマシンリーダブルにな  行政サービスの分類整理、情報項目 を「漏れなく」知ることができる ることで、企業としての行政サービス の抜け漏れチェックが楽になる(役所 (※“探しているメニューがない”、“届 利用機会が生まれる。 側の業務の効率化) 出期日が分からない”等、利用者の 従来のG(行政)toC(市民)から、 G 不便の解消) (行政)toB(企業)toC(市民)の実現  異動等に伴う各担当課の行政サービ スに関する知識の補充となる  様々な導線が整理され探しやすくな る  自治体独自の行政サービスの明確 (例:「妊娠・出産」、 化が容易となる 「届出関連」、 「子育て中の方へ」)  複数の自治体間の比較が 容易になる 67
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    4.1 行政制度の情報構造の標準化・XML化によるメリット (2)行政サイト構築・運用者にとってのメリット 行政サイトの構築・運用の際にも、以下のようなメリットが想定される。  XMLで定義した基本情報を導入することで、どのような 情報を掲載するかといった事前の調査費用および検 導入 討にかかる内部工数が省ける。 導入がスムーズに実行でき、内部 コスト面 工数が削減できる。  CMSの機能拡張として用意する場合、別途CMSのよう なツールの導入が不要となる。  XMLで定義した基本情報が自動的に更新されることで、 コンテンツ(掲載情報)を更新する際の承認や制作と いった内部工数が省ける。 コンテンツ企画・運用面で コンテンツ コスト削減ができる。 運用面  コンテンツ企画に際して、基本情報以外の独自施策の みに注力することができる。  XMLで定義した基本情報体系を利用することで、ど の情報が法令に沿っていて、どの情報が地域独自 のものなのかなど調査にかかる内部工数が省ける。 情報統制がしやすく、結果として内 情報制御面 部工数を削減できる。  管理者視点での情報統制がしやすいため部署異動 や担当者の変更などの影響が抑えられる。 68
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    4.2 中長期マイルストーン(案) OpenUMプロジェクトの中長期マイルストーンとして、下図のような形を想定している。 2011年 3月 6月 9月 フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 タスク例 タスク例 タスク例 • XML定義(基本) • XML定義(詳細) • CMS実装のための設計 • 実装サンプル(1カテゴリ) • 本文データの編集 • 実装サンプル(例:市民向け展開) • 実装サンプル(例:ライフイベント展開) • クリエイティブ・コモンズの適用 • クリエイティブ・コモンズの検討 • 配布の実施 • 配布方法の検討 • 特設サイトの運用 • 特設サイト(ダウンロード・紹介Wiki) • サービスのサポート運用 • CMSの検討 • CMS組込・実装の実例 • 翻訳対応の検討 • 翻訳実施 • サンプル評価やアンケート • イベントPRの活動 概要 概要 概要 従来のユニバーサルメニューを検討する XMLおよびDB設計の詳細化を進める CMS実装のための設計に着手し、実例 コミュニティを構築。同時に経産省と共 必要がある。配布方法としてのクリエイ づくりを進める。また、特設サイトの運 同で委員会を立ち上げ、XML定義をふ ティブ・コモンズを検討。特設サイトとし 用がはじまり、サポート業務を開設。 まえた基本設計を実施。 て紹介・ダウンロードサイトを公開する。 イベントPRなどの外部向けへの活動を CMSを検討し、組み込み実装について 活発化し、外国展開としての翻訳業務 の具体策に着手。 を進める。 69
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    資料1 自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分 (1)自治体による行政制度区分および法令による行政制度区分 自治体既存Webサイトの調査に際しては以下の2点を踏まえ、自治体や 特別区 法令区分の違いによる行政制度の違いに着目して調査を行った。 政令指定都市 行政区 ■自治体による行政制度区分の例 (右上図参照) 中核市  『自治体による行政制度区分』とは、地方公共団体(自治体)を規模に 市 よって区分したものである。規模による区分を具体的に示すと、「広域 都道府県 特例市 的(包括的)地方公共団体」と「基礎的地方公共団体」となる。 一般市 更に、「基礎的地方公共団体」を分類すると、「特別区」「市」「町」「村」 町 の4つとなる。  上記の内、「市」については権限の大きい順に「政令指定都市」「中核 村 市(政令指定都市の7割)」「特例市(中核市の2割)」「一般市」となる。  今回は上記の4つの「市」…政令指定都市、中核市、特例市、一般市 広域的(包括的) 基礎的 地方公共団体 地方公共団体 を主なリサーチ対象とし、都市規模ごとに分類を行った。 ■法令による行政制度区分の例 (右下図参照) 図 地方公共団体(自治体)の区分  『法令による区分』とは、行政制度を根拠となる法令によって区分した ものである。 上位法 下位法  地方公共団体は団体ごとに行政制度などについて地方自治法規を定 めている。そのため、同じ名称の制度でも、地方公共団体ごとに異な 命令 法令 内閣府令 る場合がある。 (狭義) 省令 機地 政 の地 関方 令 規方 が公 規則 則公 憲 条 法 条 定共 法 約 律 例 共 め団 庁令 団 る体 体 規の 則 議院規則 最高裁判所規則 通達 法令(広義) ※「法」とも 告示 法令に 含まれない その他 図 法令による区分 72
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 海外における行政制度に関する情報構造の標準化の事例として、「Local Government Service List」の調査を行った。 LGSL内カテゴリ項目のリサーチ 1) 調査の目的と手順 ①調査の目的 「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ ・自治体情報提供の効率化と利便性の向上を目指すにあたり、同じよう な目的で取り組まれている海外の事例を調査し、行政制度の分類方法 および構造について報告する。 「出生届」相当コンテンツの選定 ②調査対象 「出生届」コンテンツ内の調査 ・英国におけるUniversal Menuと思われるLocal Government Service List (LGSL)とする。 図 全体調査フロー ③調査内容 ア.LGSL内カテゴリ項目のリサーチ イ.「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ ウ.「出生届」相当コンテンツの選定 エ.同コンテンツ内の調査 図 「Local Government Service List」スクリーンショット 出典:esd standard (LG Group) URL: http://doc.esd.org.uk/LocalGovernmentServiceList/3.12.html 74
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 2) Local Government Service List (LGSL)とは Local Government Improvement and Development(LGID:地方自治体整備開発機構)という組織がLocal Government Business Model に沿って提供している行政制度の一覧リスト。 ●特長 英国およびウェールズにおける、地方自治体が市民向けに提供している行政制度の一覧。Wikipediaなどのように、ユーザーが編集で きる(要ログイン)。自治体職員を対象としており、他自治体との制度実施状況の比較がしやすくなっている。地方自治体や民間部門のコ ンピュータ部門への導入実績がある。e-Government Interoperability Framework (e-GIF)の一部の基準ともなっている。 ※LGID・・・Local Government Groupの一部。同Groupは1997年に行政関連従事者によって設立された有志団体。インターネットを使用し、 地方自治体職員のサポートおよび職員同士のコミュニケーションの支援を行っている。現在の加盟メンバーは400人を超える自治体職員 からなる。 図 「Local Government Business Model」 出典:esd standard (LG Group) URL: http://standards.esd.org.uk/LGBM.aspx 75
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 3) Local Government Service Listの構成 ①インデックス部分…a) ②コンテンツ部分…b) • コンテンツリストはText(アルファベット)順、ID番号順に並べ替え可能 • インデックス部分で選択したコンテンツの内容が示される。 (ID番号で見ると、全部で1577の行政制度を網羅)。 • Details、Scope、Mappings、References、Formats、Commentsの6つ • 各コンテンツ名は「カテゴリ」-「サブカテゴリ」 - 「コンテンツ(ID番号)」 のページから構成される。 という構成。 • コンテンツのID番号、コンテンツ名、内容の説明に始まり、XMLの 例) Schools - places - primary (13) フォーマット、コメントの投稿欄などを備える。 (学校) - (場所)-(小学校)(ID番号) • コンテンツの中身はログインすることによってユーザーが編集するこ とが可能。ただし、登録できるユーザーは「▲▲@gov.uk」など、自治 体関連のアドレスを所持する者だけに限られる。 <考察> • インデックスに表示されている行政制度の量が多く、リストが充実している印象がある。しかし、テキスト順(アルファベット順)もID番号順でも LGDL内では一覧の形でしか表示されないため、スクロールして見ていくには時間がかかる。 • すべてのコンテンツが同じ形で表示されるため、比較がしやすい。 a)インデックス部分 b)コンテンツ部分 図 「Local Government Service List」 出典:esd standard (LG Group) URL: http://doc.esd.org.uk/LocalGovernmentServiceList/3.12.html 76
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 4) Local Government Service List 調査内容 ①「妊娠・出産」相当コンテンツのリストアップ LGSLをアルファベット順に並べ替え LGSL内の1577コンテンツをアルファベット順に並べ替えた。 「カテゴリ」-「サブカテゴリ」 - 「コンテンツ(ID番号)」 という構成のうち、カテゴリごとに まとめたところ、134カテゴリにまとめることができた。 カテゴリごとに対訳の付与 ②「妊娠・出産」相当メニューの選定 各カテゴリに対訳を付与していき、その作業の中で「妊娠・出産」に関わると思われるコ ンテンツをリストアップしていった。結果として、7カテゴリ、14コンテンツが「妊娠・出産」 「妊娠・出産」に関連するコンテンツの選定 メニューとしてリストアップすることができた。 ③「出生届」相当コンテンツの選定 「妊娠・出産」メニューをリストアップしていく中て「出生届」に相当するコンテンツとし 「出生届」相当コンテンツの選定 て”Birth registering”を選定した。 表 LGSL内の「妊娠・出産」相当コンテンツ一覧 および「出生届」相当コンテンツ 図 調査フロー カテゴリ サブカテゴリ コンテンツ名 対訳(参考) Birth(出生) certificates corrections and re-registrations 出生証明書の訂正と再登録について historical searches - 出生記録(証明書)の検索(問い合わせ)について registering - 出生の登録について stillbirths registering 死産の登録(報告)について Ceremonies(式典) naming - 命名式について Community centres - - コミュニティセンタ-について (コミュニティセンター) Education(教育) early years grant 低年齢児童への資金的援助 nurseries grants 保育園利用者への資金的援助 ベビーシッターサービスに関する情報について Families(家族or子育て) babysitting service information (公認児童預かりサービス提供者の一覧) family centres - ファミリーセンターについて Health(健康) - - ワクチンに関する情報と助言について vaccinations information and advice (予防接種に関する情報について) Social services(社会事業) - - adoptive homes - 里親について counseling - 相談について fostering - 児童の一時養育について 77
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 5) Local Government Service List コンテンツ内調査 ① “Details”タブ 本コンテンツの基本的な情報を掲載するためのページ。 <調査結果> <構成> • 本コンテンツの基本的な情報を掲載するページ • Id:本コンテンツ固有の番号 • 行政制度の内容から、使用されているXMLのフォーマットまでが一覧 • Name:本コンテンツ名 できるようになっている。 • Definition:本コンテンツの定義、概要 • In Scheme:本コンテンツが含まれるLGSL以外のリスト名 <考察> • History notes:編集履歴 • この行政制度がどういった組織や分類の中に位置しているかという記 • Same as:EU版のesd-toolkit.内の同等メニューへのリンク 述があり、制度を体系的に理解するには適していると思われる。 ※「est-toolkit」・・・LGIDの提供する自治体職員向けの有償サービス。 • しかし、制度の内容についての説明ではなく、技術的な用語が多く見 フォーラムやコミュニティなどがあり、LGSL同等のリストがある。 受けられ、一般のユーザーにはわかりにくいであろうという印象を受け • Type:使用されているXMLフォーマットの種類 る。 • Resource uri:本コンテンツの所在の情報 図 LGSL内“Birth registering” – “Details”タブ 出典:esd standard (LG Group) 78
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ②“Scope”タブ <構成> <考察> 本コンテンツと一意に定義するための補足的なスペース。 • ”Detail”タブの”Definition”と同じ内容しか掲載されていないため、 Scopeで新たな情報を得ることはできなかった。 <調査結果> • 他に類似の行政制度がない場合は、”Definition”タブと機能は兼ね • 「Edit」ボタンからログインすることにより、ユーザーが編集可能。ロ られる印象を受けた。 グインできるのは自治体関連の登録ユーザーのみ。 • ”Detail”タブ内の”Definition”の説明のみだとコンテンツの内容が特 定されにくい場合、もしくは似たようなコンテンツが他に存在する場 合に、それらと区別するための補足的な情報を掲載するためのス ペース。 • 本コンテンツに限らず、ほとんどのコンテンツにおいて”Detail”タブ の”definition”と同じ文章をそのままコピー&ペーストしているのが 見受けられた。 図 LGSL内“Birth registering” – “Scope”タブ 出典:esd standard (LG Group) 79
  • 81.
    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ③“Mapping”タブ <構成> <調査結果> 本コンテンツと、LGSL以外の同等コンテンツとの相互参照。 • 本コンテンツがどのリストのどこに属するかを一覧できる。 「管轄組織ごとのリスト」「ライフイベントごとのリスト」・・・など、本コン テンツが様々な分類の中でどこに位置しているかを示してある。 <考察> • 対象となる行政制度を体系的に理解するのに適している様子。 • 自治体職員が見た場合、その行政制度が他のどんな自治体で実施さ れているか、どのような組織が運営しているのかを知るのに役立つと 思われる。 • 一般ユーザーにとっては必要性の低い情報と思われる。しかし、他自 治体との比較という形で示した場合は参考資料にはなるだろう。 図 LGSL内“Birth registering” - “Mappings”タブ 出典:esd standard (LG Group) 80
  • 82.
    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ④“Reference”タブ <調査結果> 本コンテンツを参照しているウェブページ、文書など外部リソース • 上記の構成に従って、外部へのリンクが一覧形式で掲載されている。 へのリンク。 • 一覧は並べ替え可能。 • 1コンテンツにつき、平均して20~30のリンク先が掲載されている。 <構成> • Web site owner:ウェブサイトの所有者へのリンク <考察> • Web page:ウェブページへのリンク • “Details”、”Scope”など他のページに比べて、掲載されている情報は • Type:『Esd public link』か否かの情報 多い。 ※ 「est-toolkit」へのリンクか否か • しかし、一覧で羅列されているだけなので、検索機能がついているか、 何らかのルールでグルーピングされていれば使いやすくなると思われ る。 図 LGSL内“Birth registering” – “Reference”タブ 出典:esd standard (LG Group) 81
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ⑤“Formats”タブ <調査結果> 本コンテンツに利用されている、”Details”に掲載されている • 本コンテンツの構成を示すXMLフォーマットが示されている。 以外のXMLフォーマット。 • リンク先はW3Cのウェブサイトであり、LSGLがW3Cの推奨フォーマットに 準拠していることがわかる。 <構成> ・XMLの形式(Birth registering内ではRDF)が掲載され、リンク <考察> をクリックするとXML文書が開けるようになっている。 • このページでXMLフォーマットが示されている通り、LGSLそのものがW3C に準拠して作られていることがわかる。 図 LGSL内“Birth registering” – “Formats”タブ 図 LGSL内“Birth registering” – “Formats”からリンクのXML文書 出典:esd standard (LG Group) 出典:esd standard (LG Group) 82
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ⑥“Comments”タブ <調査結果> Wiki形式で、本コンテンツについての質問や回答をするため • LGSL内1577コンテンツのうち、コメントが書き込まれているコンテンツは に設けられたページ。 1つのみであった(下右図参照)。 ※この制度は廃止されました。という管理者への通知。 <構成> • テキスト形式でコメントが記入できる。 • 記入されたコメントは日付、記入者のアカウントとともに公開さ <考察> れる。 • 調査結果からわかるように、このページはほとんど使用されていなかった。 • コメントに対する回答などは下に追加されていく。 • LGIDが他に提供しているサービスにフォーラムやコミュニティといった場所 があるので、コンテンツに関するやり取りはそちらで行われていると思われ る。 図 LGSL内“Birth registering” - “Comments”タブ 図 コメントの記入があった“Comments”タブ LGSL内“Business - notification to council - employees” 出典:esd standard (LG Group) 出典:esd standard (LG Group) 83
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 6) 調査総括 ■LGSL内カテゴリ、コンテンツ内容およびその構造について ①LGSL内カテゴリ項目について • 掲載されている1,577コンテンツが一覧になっているので、カテゴリで探すことができない。 • 網羅しているコンテンツの量は多い(1,577コンテンツ)が、それに対してカテゴリの数は少ない(134カテゴリ)。 • 市民向け、企業向けなど対象者が混在している。 ②「妊娠・出産」相当コンテンツ • 「妊娠・出産」関連のコンテンツが少ない(14コンテンツ)。実際にはもっとたくさんの行政制度があるのではないか。 • 「里親について」「児童の一時養育について」など、対象者や状況が限られるピンポイントのコンテンツが多く見受けられた。 • 「予防接種」や「健診」などの基本的な「妊娠・出産」のコンテンツが少ない。 ③「出生届」相当コンテンツ • 掲載されている情報は要約とも言うべく項目別に端的に書かれている。制度を知っている人にとっては無駄のない必要最小限の情報のみ が掲載されていると言える。 • 逆にその制度を知らない人にとってはこのページを見るだけでは理解は難しいと思われる。 • 前ページの参考サイトにあった情報のほとんどがLGSL内のBirth-registeringには入っていなかった。 • 技術的な用語、内容が多いので、制度を理解するためのページではないという印象を受けた。 ④「出生届」コンテンツ内の構造 • タブをわけて情報を整理しているのは今後記載量が増えても対応がしやすいと思われる。 • しかし現在は掲載されている情報がどのコンテンツも少なく、LGSLが何に役立つかということが見えにくかった。 • LGSL内、およびLGSL以外のリストとの相互参照や、外部ソースへのリンクが豊富で、情報をどんどん追っていくことができる。しかし、調 べていくうちに外部サイトから戻れなくなったことが多々あった。 ■LGSL全体を通して • もともと自治体職員の情報交換の場として設けられたためか、情報が少なく、制度自体の理解をするのは難しい。 • 掲載されているコンテンツが一般的なものというよりも特別な場合にのみ使われる制度のほうが多い印象を受けた。 • すべてのコンテンツが同じ形で表示されるため、比較がしやすい。 • 自治体職員が編集するというクレジットがあるので、一般的な情報を増やし、市民向けに公開すれば、より有益であると思われる。 • LGSL内、およびLGSL以外のリストとの相互参照や、外部ソースへのリンクが豊富である点は、大変役に立った。 例えば、英国、ウェールズ内の自治体の中で、どの自治体がこの制度を実施しているかということが一覧できる点は、自治体ごとの比較 がしやすく有益であるとの印象を受けた。 84
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 ■参考 英国、ウェールズの”Birth registering”制度 LGSL以外のウェブサイトをリサーチし、”Birth registering”の概要について調査した。結果として、LGSL内の“Birth registering” には下記の情 報はほとんど含まれておらず、登録期日と概要が掲載されているのみであった。 <登録の期日> • 出産後42日以内:イングランド、ウェールズ、北アイルランド • 出産後21日以内:スコットランド 出産 <登録できる場所> • その子どもが生まれた地域の出生登録所。 出生登録所(register office)にて出生登録を行う ※行くことが出来ない場合は他の地域の出生登録所でも登録可能。 • 子どもが生まれた段階で病院が登録を済ませてくれる場合もあり。 ※病院で登録する方が一般的である様子。 「出生届」相当コンテンツの選定 ※その場合でも出生登録所に行って出生証明書を受け取る必要がある。 図 出産から登録までの基本的な流れ <登録できる人> • 子どもが生まれた段階で両親が結婚している場合 → 母親、父親のどちらでも(片方だけでも)登録可能。 • 子どもが生まれた段階で両親が結婚していない場合 → 両親そろって出生登録所に登録に行かなくてはならない。 ※代理人として登録可能な者:世帯主、子どもが生まれた病院、子どもの出産に立ち会った人、親権者。 85
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    資料2 海外事例調査「Local GovernmentService List」 <出生登録> • 出生登録は義務であり、必ず登録しなければならない。 ※登録だけならばどこの出生登録所でも可能。 ※生まれた地域とは異なる地域の出生登録所で登録した場合、出生証明書はその場ではなく、数日後に発行される。 • 出生登録所の開所時間は地域によって違うため調べる必要がある。 • 登録の所要時間は30分程度。 • 登録を行うには事前に出生登録所に予約を入れる必要がある。 <登録完了後> • 登録完了後に出生証明書の簡易版が発行される。 <出生証明書の種類> • 出生証明書には簡略版(short/abbreviated)と正式版(full)の二種類がある。 簡略版 • 出生登録後に受け取るもの。 • ほとんどの届出や補助金等の申請に使用できる証明書。 • 名字、名前、生年月日、性別、登録した地域、出生した地域のみ記載。 正式版 • 発行されずに出生登録所が保管しているもの。 • 正式版の写しを申請できる。 • 名字、名前、生年月日、性別、出生場所、両親の姓名、登録時の両親の住所と職業が記載されている。 <参考サイト> • Directgov (http://www.direct.gov.uk/en/index.htm) ※UKのGeneral Register Officeが運営している登録や申請関連の情報が集まっているサイト、但し情報はイングランドとウェールズのもの が中心。 • General Register Office for SCOTLAND ( http://www.gro-scotland.gov.uk/contacts/opentime/index.html) ※Diretgovのスコットランド版。 • General Register Office information indirect ( http://www.nidirect.gov.uk/gro) ※Directgovの北アイルランド版。 • Birth Certificate (Wikipedia内)( http://en.wikipedia.org/wiki/Birth_certificate) 86
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 (1)XMLスキーマ全文 <element name="org_uuid" type="UM:UUIDType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <documentation>コピー元UUID</documentation> <schema targetNamespace="urn:UMDocument" elementFormDefault="qualified" </annotation></element> xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:UM="urn:UMDocument"> <element name="path" type="UM:PathType" maxOccurs="unbounded" minOccurs="1"> <simpleType name="UUIDType"> <annotation> <annotation> <documentation>パス</documentation> <documentation>UUIDフォーマット</documentation> </annotation></element> </annotation> </sequence> <restriction base="string"> <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="required"> <pattern <annotation> value="[a-f0-9]{8}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{4}-[a-f0-9]{12}"> <documentation>パスセットUUID</documentation> </pattern> </annotation></attribute> </restriction> </complexType> </simpleType> <complexType name="PathType"> <complexType name="UMDocumentType"> <annotation> <annotation> <documentation>パス</documentation> <documentation>UMドキュメント</documentation> </annotation> </annotation> <sequence> <sequence> <element name="org_uuid" type="UM:UUIDType" <element name="pathset" type="UM:PathSetType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> maxOccurs="unbounded" minOccurs="0"> <annotation> </element> <documentation>コピー元UUID</documentation> <element name="category_content" type="UM:CategoryContentType" </annotation> maxOccurs="unbounded" minOccurs="0"> </element> </element> <element name="content_ref" type="UM:ContentRefType" maxOccurs="unbounded" <element name="notification_content" minOccurs="1"> type="UM:NotificationContentType" maxOccurs="unbounded" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>コンテンツ参照</documentation> </element> </annotation> </sequence> </element> </complexType> </sequence> <complexType name="PathSetType"> <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="optional"> <annotation> <annotation> <documentation>パスセット</documentation> <documentation>パスUUID</documentation> </annotation> </annotation></attribute> <sequence> </complexType> <element name="name" type="string" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <complexType name="ContentType" abstract="true"> <annotation> <annotation> <documentation>パスセット名</documentation> <documentation>コンテンツ</documentation> </annotation> </annotation> </element> <sequence> <element name="umcd" type="string" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <documentation>UMコード</documentation> </annotation> </element> 88
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 (1)XMLスキーマ全文 <element name="division" type="string" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <element name="author" type="string" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="1"> <documentation>管轄部署</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>コンテンツ作成者</documentation> </element> </annotation> <element name="gic" type="string" </element> maxOccurs="1" minOccurs="0"> <element name="local_gov_id" type="int" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="1"> <documentation>事務担当区分(Government in charge)</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>地方公共団体コード</documentation> </element> </annotation> <element name="service_name" type="string" maxOccurs="1" </element> minOccurs="0"> <element name="local_gov_name" type="string" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="1"> <documentation>行政サービス名</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>地方公共団体名</documentation> </element> </annotation> <element name="meta" type="UM:MetaType" </element> maxOccurs="unbounded" minOccurs="0"> <element name="created_at" type="dateTime" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>メタ情報</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>作成日時</documentation> </element> </annotation> </sequence> </element> <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="required"> <element name="updated_at" type="dateTime" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>コンテンツUUID</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>更新日時</documentation> </attribute> </annotation> </complexType> </element> <complexType name="ContentItemType"> <element name="org_uuid" type="UM:UUIDType" <annotation> maxOccurs="1" minOccurs="0"> <documentation>コンテンツアイテム</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>コピー元コンテンツUUID</documentation> <sequence> </annotation> <element name="umcd" type="string" maxOccurs="1" </element> minOccurs="1"> <element name="governing_law" type="string" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>UMコード</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>根拠法</documentation> </element> </annotation> <element name="title" type="string" maxOccurs="1" </element> minOccurs="1"> <element name="governing_law_id" type="int" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <annotation> <documentation>コンテンツアイテムタイトル</documentation> <documentation>根拠法ID</documentation> </annotation> </annotation> </element> </element> 89
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 (1)XMLスキーマ全文 <element name="UmDocument" type="UM:UMDocumentType"> <unique name="id"> <element name="title_short" type="string" maxOccurs="1" <selector xpath="content" /> minOccurs="1"> <field xpath="@id" /> <annotation> </unique> <documentation>コンテンツアイテムタイトル(短)</documentation> </element> </annotation> <complexType name="ContentRefType"> </element> <annotation> <element name="summary" type="string" maxOccurs="1" <documentation>コンテンツ参照</documentation> minOccurs="1"> </annotation> <annotation> <sequence> <documentation>コンテンツアイテム概要</documentation> <element name="uuid" type="UM:UUIDType" maxOccurs="1" minOccurs="1"></element> </annotation> </sequence> </element> </complexType> <element name="body" type="string" maxOccurs="1" <complexType name="MetaType"> minOccurs="1"> <annotation> <annotation> <documentation>メタ情報</documentation> <documentation>コンテンツアイテム本文</documentation> </annotation> </annotation> <sequence> </element> <element name="name" type="string" maxOccurs="1" minOccurs="1"></element> <element name="note" type="string" maxOccurs="1" <element name="value" type="string" minOccurs="1" maxOccurs="1"></element> minOccurs="0"> </sequence> <annotation> </complexType> <documentation>コンテンツアイテム注釈</documentation> <complexType name="NotificationContentType"> </annotation> <annotation> </element> <documentation>届出系コンテンツ</documentation> <element name="memo" type="string" maxOccurs="1" </annotation> minOccurs="0"> <complexContent> <annotation> <extension base="UM:ContentType"> <documentation>コンテンツアイテム備考</documentation> <sequence> </annotation> <element name="title" type="UM:ContentItemType" </element> maxOccurs="1" minOccurs="1"> <element name="created_at" type="dateTime" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>制度名</documentation> </element> </annotation> <element name="updated_at" type="dateTime" maxOccurs="1" </element> minOccurs="0"> <element name="general_info" </element> type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <element name="org_uuid" type="UM:UUIDType" maxOccurs="1" <annotation> minOccurs="0"> <documentation>概要</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>コピー元コンテンツアイテムUUID</documentation> </element> </annotation> <element name="intended_persons" type="UM:ContentItemType" </element> maxOccurs="1" minOccurs="1"> </sequence> <annotation> <attribute name="uuid" type="UM:UUIDType" use="optional"> <documentation>対象者</documentation> <annotation> </annotation> <documentation>コンテンツアイテムUUID</documentation> </element> </annotation></attribute> </complexType> 90
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 (1)XMLスキーマ全文 </sequence> </extension> <element name="applicant" type="UM:ContentItemType" </complexContent> maxOccurs="1" minOccurs="1"> </complexType> <annotation> <complexType name="CategoryContentType"> <documentation>届出できる人</documentation> <complexContent> </annotation> <extension base="UM:ContentType"> </element> <sequence> <element name="application_procedure" <element name="title" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"></element> type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> </sequence> <annotation> </extension> <documentation>届出方法</documentation> </complexContent> </annotation> </complexType> </element> </schema> <element name="application_deadline" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <annotation> <documentation>届出期日</documentation></annotation></element> <element name="necessary_items" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <annotation> <documentation>持ち物</documentation> </annotation> </element> <element name="fee" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <annotation> <documentation>手数料</documentation></annotation></element> <element name="application_form" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <documentation>届出書類</documentation></annotation></element> <element name="example" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <documentation>記入例</documentation></annotation></element> <element name="contact" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <annotation> <documentation>届出窓口</documentation></annotation></element> <element name="related_link" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="0"> <annotation> <documentation>関連リンク</documentation></annotation></element> <element name="consultation_service" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="1" minOccurs="1"> <annotation> <documentation>お問合せ</documentation></annotation></element> <element name="other_info" type="UM:ContentItemType" maxOccurs="unbounded" minOccurs="0"> <annotation> <documentation>その他のアイテム</documentation> </annotation> </element> 91
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 <UM:category_content uuid="41dd58ab-781a-4dd6-aa67-57b477273bb4"> (2) XMLインスタンスのサンプル(全文) <UM:umcd>02-00-00-00-00-00-00</UM:umcd> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:UmDocument xmlns:UM="urn:UMDocument" <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> xsi:schemaLocation="urn:UMDocument UM.xsd "> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:pathset uuid="d3e298a3-a32d-49ba-9826-8b9f3ef809a3"> <UM:title uuid="f1ce4c49-7f5d-4940-af99-17b59c21ac47"> <UM:name>標準(UM)</UM:name> <UM:umcd>02-00-00-00-00-00-01</UM:umcd> <UM:path uuid="989f6973-b944-4102-b645-51fb26a34d70"> <UM:title>事業者の方へ</UM:title> <UM:content_ref> <UM:title_short>事業者の方へ</UM:title_short> <UM:uuid>31b6b9f3-5a70-421d-a6bd-2681099d249d</UM:uuid> <UM:summary>市内で事業を行なう事業者向けの制度・情報</UM:summary> </UM:content_ref> <UM:body></UM:body> <UM:content_ref> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:uuid>2254fa36-c7ce-41f3-a1a7-ec8a7e1178d8</UM:uuid> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:content_ref> </UM:title> <UM:content_ref> </UM:category_content> <UM:uuid>2833c065-e33f-45dc-a948-c6f17b9ed9a5</UM:uuid> <UM:category_content uuid="80992c70-2f05-4104-9f3a-6262be37ffd2"> </UM:content_ref> <UM:umcd>03-00-00-00-00-00-00</UM:umcd> <UM:content_ref> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:uuid>64f6f608-0598-49e9-b35f-da704dee5785</UM:uuid> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> </UM:content_ref> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:content_ref> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:uuid>25ec2d78-502e-470e-8ab7-1e91c092159d</UM:uuid> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:content_ref> <UM:title uuid="2cf092f5-ac09-4a46-8c17-809436ba261e"> <UM:content_ref> <UM:umcd>03-00-00-00-00-00-01</UM:umcd> <UM:uuid>2ec4b295-fcea-4d0e-86b4-3b81bd4e5be1</UM:uuid> <UM:title>観光客の方へ</UM:title> </UM:content_ref> <UM:title_short>観光客の方へ</UM:title_short> </UM:path> <UM:summary>観光客向けの制度・情報</UM:summary> </UM:pathset> <UM:body></UM:body> <!--カテゴリ1--> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:category_content uuid="31b6b9f3-5a70-421d-a6bd-2681099d249d"> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:umcd>01-00-00-00-00-00-00</UM:umcd> </UM:title> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> </UM:category_content> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:category_content uuid="c1662835-71bf-41b8-afa8-8b42397447b3"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>04-00-00-00-00-00-00</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:title uuid="53183ff2-7374-4b34-9687-5ad4bc93ff98"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>01-00-00-00-00-00-01</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title>市民の方へ</UM:title> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:title_short>市民の方へ</UM:title_short> <UM:title uuid="03bee497-abaf-4136-8636-94019b5c39e2"> <UM:summary>市民向けの制度・情報</UM:summary> <UM:umcd>04-00-00-00-00-00-01</UM:umcd> <UM:body></UM:body> <UM:title>市政情報</UM:title> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title_short>市政情報</UM:title_short> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:summary>市役所・議会などの情報</UM:summary> </UM:title> <UM:body></UM:body> </UM:category_content> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:title> </UM:category_content> 92
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 <UM:umcd>01-01-01-02-01-00-00</UM:umcd> (2) XMLインスタンスのサンプル(全文) <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:category_content uuid="25ec2d78-502e-470e-8ab7-1e91c092159d"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>01-01-01-01-02-00-00</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:title uuid="1ee32e93-956f-46e3-8c9b-ac1727cf4ecf"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>01-01-01-02-01-00-01</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title>お母さんの健康診査</UM:title> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:title_short>お母さんの健康診査</UM:title_short> <UM:title uuid="39955e79-979f-4d40-85c9-0764992fe6e7"> <UM:summary>妊娠がわかったら受けられる健診</UM:summary> <UM:umcd>01-01-01-01-02-00-01</UM:umcd> <UM:body></UM:body> <UM:title>出産時の届出</UM:title> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title_short>出産時の届出</UM:title_short> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:summary>出産したら行う届出と関連情報</UM:summary> </UM:title> <UM:body></UM:body> </UM:category_content> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:category_content uuid="80fde568-8839-44dc-bc10-d4231bf9185f"> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:umcd>01-01-01-02-02-00-00</UM:umcd> </UM:title> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> </UM:category_content> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:category_content uuid="eee10344-5b95-48a2-bf01-bc1e2ab53c59"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>01-01-01-01-03-00-00</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:title uuid="37f9915e-cbbd-4620-af1e-ab7ac9bd9d53"> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:umcd>01-01-01-02-02-00-01</UM:umcd> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title>赤ちゃんの健康診査</UM:title> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:title_short>赤ちゃんの健康診査</UM:title_short> <UM:title uuid="d90b15f2-c681-4f51-a94d-31cf0a9e571c"> <UM:summary>赤ちゃんが生まれたら受ける健診</UM:summary> <UM:umcd>01-01-01-01-03-00-01</UM:umcd> <UM:body></UM:body> <UM:title>その他</UM:title> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title_short>その他</UM:title_short> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:summary>妊娠・出産に付随して必要になるが、必要な時期を特定できない届出と関連情報 </UM:title> </UM:summary> </UM:category_content> <UM:body></UM:body> <UM:category_content uuid="2b611af5-9566-4554-abb3-82830ee2bf5c"> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:umcd>01-01-01-02-03-00-00</UM:umcd> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> </UM:title> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> </UM:category_content> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:category_content uuid="d4d91a30-08c1-4028-92e2-1553cbd1b855"> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:title uuid="17a2ccf7-6718-4d3f-baa9-4711de937030"> <UM:umcd>01-01-01-02-03-00-01</UM:umcd> <UM:title>乳幼児期の予防接種</UM:title> <UM:title_short>乳幼児期の予防接種</UM:title_short> <UM:summary>0歳〜小学校入学前に受ける予防接種の情報で、予防接種の種類、接種カレン ダー、接種時の注意事項が含まれる</UM:summary> <UM:body></UM:body> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:title> </UM:category_content> 99
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 <UM:intended_persons uuid="1c85de82-0ea4-425e-b725-3d140837021a"> (2) XMLインスタンスのサンプル(全文) <UM:umcd>'01-01-01-01-02-01-03</UM:umcd> <UM:title>対象者</UM:title> <UM:notification_content uuid="2ec4b295-fcea-4d0e-86b4-3b81bd4e5be1"> <UM:title_short>対象者</UM:title_short> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-00</UM:umcd> <UM:summary>妊娠時に行う手続き、サービスについて</UM:summary> <UM:author>株式会社アスコエパートナーズ</UM:author> <UM:body>生まれてきたお子さんの父または母</UM:body> <UM:local_gov_id>000000</UM:local_gov_id> <UM:note>届け出る必要のある事柄がある方</UM:note> <UM:local_gov_name>▲▲市</UM:local_gov_name> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:governing_law>戸籍法</UM:governing_law> </UM:intended_persons> <UM:governing_law_id>2</UM:governing_law_id> <UM:applicant uuid="c0fbf6d1-0740-4bbe-81b5-5b84250b7ab9"> <UM:division>市民課</UM:division> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-04</UM:umcd> <UM:gic>5</UM:gic> <UM:title>届出できる人</UM:title> <UM:service_name>出生届</UM:service_name> <UM:title_short>届出できる人</UM:title_short> <UM:title uuid="402c2b52-3465-49f5-a77e-035272368142"> <UM:summary>妊娠時に行う手続き、サービスについて</UM:summary> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-01</UM:umcd> <UM:body><![CDATA[父または母 <UM:title>制度名</UM:title> <UM:title_short>制度名</UM:title_short> <父母が離婚または子どもが非嫡出子の場合> <UM:summary>出生届</UM:summary> ・子の出生前に父母が離婚をした場合には、母が届出をしてください。 <UM:body></UM:body> ・非嫡出子の場合、認知している場合であっても父が届出することはできません。 <UM:note>しゅっしょうとどけ</UM:note> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <父母が届出をすることができない場合> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> 以下の順で届出できる者が届出をしてください。 <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> 1.同居者 </UM:title> 2.出産に立ち会った医師、助産師またはその他の者 <UM:general_info uuid="d2920605-2a5c-4a9f-b851-aeba0d968980"> 3.上記の者が届出をすることができない場合には、その者以外の法定代理人 <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-02</UM:umcd> ※病院、刑事施設、その他の公設所で出生があった場合で父母が共に届出をすることができないとき <UM:title>概要</UM:title> は、公設所の長または管理人が届出をすることができます。 <UM:title_short>概要</UM:title_short> <UM:summary>出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載す <代理の方が届出書を持参する場合> るための手続きです。戸籍に記載されることで、生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明され 代理の方が届出書を持参する場合でも、届出人欄は原則として父母の方が記入してくださ ます。</UM:summary> い。]]></UM:body> <UM:body>出生届(しゅっしょうとどけ)とは、生まれてきたお子さんの氏名等を戸籍に記載するた <UM:note>役所に届出にいける人(代理人も含む場合はその旨を記載)</UM:note> めの手続きです。戸籍に記載されることで、生まれてきたお子さんの親族関係が公的に証明されます。 <UM:memo>UM:memo</UM:memo> </UM:body> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:note>▲▲▲</UM:note> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> </UM:applicant> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:application_procedure uuid="051cf042-5c99-406e-9c8b-4d8dd022c8fc"> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-05</UM:umcd> </UM:general_info> <UM:title>届出方法</UM:title> <UM:title_short>届出方法</UM:title_short> <UM:summary>お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のうえ、 ▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。</UM:summary> <UM:body><![CDATA[お子さんが生まれた日から起算して14日以内に必要な持ち物を持参のう え、▲▲市▲▲課へ届出を行ってください。]]></UM:body> <UM:note>▲▲▲</UM:note> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:application_procedure> 100
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 <UM:fee uuid="5dc29cae-67a4-4a8e-8c8e-f45ab4f93707"> (2) XMLインスタンスのサンプル(全文) <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-08</UM:umcd> <UM:title>手数料</UM:title> <UM:application_deadline uuid="36d79c7e-e56b-447b-ae72-b294a4f3be18"> <UM:title_short>手数料</UM:title_short> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-06</UM:umcd> <UM:summary>手数料</UM:summary> <UM:title>届出期日</UM:title> <UM:body>無料</UM:body> <UM:title_short>届出期日</UM:title_short> <UM:note>▲▲▲</UM:note> <UM:summary>UM:summary</UM:summary> <UM:memo>無料の場合も無料と書く</UM:memo> <UM:body><![CDATA[出生の日から起算して14日以内 <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> (国外で出生した場合は出生の日から起算して3か月以内) <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> ※役所/役場の休日(土日、祝日、年末年始)が14日目に当たる場合は、その日以後の最初の開庁日 </UM:fee> が届出の期限となります。 <UM:application_form uuid="481ad31b-fb2e-4f15-a349-d172044bbc7e"> ※提出期限の14日を過ぎてしまったときは、速やかに出生届を提出してください。この際、「戸籍届出 <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-09</UM:umcd> 期間経過報告書」(用紙は窓口にあります。)を併せて提出してください。]]></UM:body> <UM:title>届出書類</UM:title> <UM:note>届出るタイミングが複数パターンある場合はその旨もここに記載:例)転入した場合 <UM:title_short>届出書類</UM:title_short> </UM:note> <UM:summary>届出書類</UM:summary> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:body><![CDATA[ご入用のフォーマットを下記からダウンロードしてください。 <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> 1.出生届/出生証明書(<a href=".">Word</a>) (<a href=".">PDF</a>) (電子申請) <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> 2.戸籍届出期間経過報告書(<a href=".">Word</a>) (<a href=".">PDF</a>) (電子申請) </UM:application_deadline> <UM:necessary_items uuid="9a4929cf-589b-4e6f-a2f7-7028ce8b8272"> <名前に使える文字に決まりはあるの?> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-07</UM:umcd> 命名に使える文字は、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナ、命名に使えるとされている符号「ー <UM:title>持ち物</UM:title> (長音)」「ヽ」「ゞ」(同音繰り返し)「々」(同字繰り返し)などです。使用できるかどうか分からない漢字が <UM:title_short>持ち物</UM:title_short> あるときは、あらかじめお問合わせください。 <UM:summary>妊娠時に行う手続き、サービスについて</UM:summary> (名前に使える漢字【URL:<a <UM:body><![CDATA[1.出生届 href="http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html">http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html</a>】)]] 2.出生証明書 ></UM:body> 3.届出人の印鑑 <UM:note>届出書類様式へのリンクを推奨する。特に以下の三種類へのリンクを推奨する。(1)パ 4.母子健康手帳 ソコンなどから入力して届出できるもの(Wordなど)、(2)印刷して直接記入して届出できるもの(pdfな ※出生証明書は医師に記載してもらうものです ど)、(3)フォーム上で入力することで届出できるもの(電子申請など)</UM:note> ※出生届と出生証明書は一葉の書面に合わせて印刷されています <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> ※届出書/証明書は病院にも置いてあります <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> (下記は自治体による) <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> 5.国民健康保険証(加入者のみ) </UM:application_form> 6.届出人の本人確認書類]]></UM:body> <UM:example uuid="5bcc8a74-6789-472c-b990-69a1828c9555"> <UM:note>▲▲▲</UM:note> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-10</UM:umcd> <UM:memo>このコンテンツは今後削除する</UM:memo> <UM:title>記入例</UM:title> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:title_short>記入例</UM:title_short> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> <UM:summary>UM:summary</UM:summary> </UM:necessary_items> <UM:body><![CDATA[ご都合に合わせ、下記から出生届/出生証明書をダウンロードしてください (1枚に印刷されています)。 1.出生届/出生証明書(<a href=".">Word</a>) 2.出生届/出生証明書(<a href=".">PDF</a>) 【<img src="." alt="記入例">】]]></UM:body> <UM:note>記入例と申請書類が同じ場合は画像へのリンクを張っておくことを推奨する </UM:note> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:example> 101
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    資料3 XMLスキーマ全文・インスタンス全文 <UM:consultation_service uuid="f34bca8a-6f01-4fdf-ab8c-59dd748ab63d"> (2) XMLインスタンスのサンプル(全文) <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-13</UM:umcd> <UM:title>お問合せ</UM:title> <UM:contact uuid="dee50569-5a27-43ce-adf9-38df7c11ac4b"> <UM:title_short>お問合せ</UM:title_short> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-11</UM:umcd> <UM:summary>お問合せ</UM:summary> <UM:title>届出窓口</UM:title> <UM:body><![CDATA[【担当部署名】【<a mailto=".">メール受付リンク</a>】 <UM:title_short>届出窓口</UM:title_short> 【住所】【<a href=".">地図へのリンク</a>】 <UM:summary>届出窓口</UM:summary> 【電話番号】【FAX】 <UM:body><![CDATA[出生地、本籍地または届出人の所在地の市区町村 【受付日時 月曜日~金曜日 ●●:●●~●●:●●】]]></UM:body> ※▲▲市の場合は▲▲課で受け付けています。 <UM:note>▲▲▲</UM:note> ※届出人の所在地は一時滞在地を含みます。 <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <▲▲市以外で届出をした場合> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> 出生届を受理した市町村は出生した子どもの住所地の市町村に通知します。そのため▲▲市以外の </UM:consultation_service> 市町村に出生届を提出した場合、その後新たに▲▲市での住民登録手続きをする必要はありません。 </UM:notification_content> </UM:UmDocument> <記載内容に不備があった場合> 届出の記載内容に不備があって受理できない場合には、届出書を返却しますので修正して再度提出 してください。]]></UM:body> <UM:note>お問合せ先と同じ場合は記入内容を最小限に。ケースにより届出が必要な場合は </UM:note> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:contact> <UM:related_link uuid="65e6fc27-8fb3-4b39-80d8-b60a7413b687"> <UM:umcd>01-01-01-01-02-01-12</UM:umcd> <UM:title>関連リンク</UM:title> <UM:title_short>関連リンク</UM:title_short> <UM:summary>関連リンク</UM:summary> <UM:body><![CDATA[・<a href=".">国民健康保険への加入</a> ・<a href=".">出産育児一時金</a>]]></UM:body> <UM:note>▲▲▲</UM:note> <UM:memo>▲▲▲</UM:memo> <UM:created_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:created_at> <UM:updated_at>2011-04-01T12:00:00+09:00</UM:updated_at> </UM:related_link> 102
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    資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について 会議実施の実績 会 日時 場所 主な議題 第1回 2011 年 1 月 14 日(金) Loftwork Seminar Room (8階) 各社自己紹介 18:00~21:00 UMに関する説明(アスコエ安井) 会の趣旨、会議の進め方に関する討議・決定 第2回 2011年2月4日(金) loftwork Ground (1階) アドバイザー紹介(時事通信社、ぎょうせい、三菱総合研究所) 17:00~19:00 サイトIAの考え方・基本アプローチ プレゼンテーション(ネットイヤーグループ坂 本) 行政制度に必要なあるべき情報構造の概要説明…UMに関する現状報告「エリ アについて」(アスコエ矢原・齋藤) 第3回 2011年2月18日(金) Loftwork Seminar Room (8階) 法令XMLについてのご説明(ぎょうせい渡辺) 18:00~20:00 行政制度管理に必要なあるべき情報構造の概要説明 第2回(アスコエ) 連絡事項 facebook等について 第4回 2011年3月4日(金) トランスコスモス本社 13階会議室 海外事例報告「英国 Local Government Service List について」(アスコエ海老 18:00~20:00 沢) 行政XMLの基本設計方針(1) OpenUMの領域設定(1) 第5回 2011年3月25日(金) ミツエーリンクス本社 セミナールーム 標準化XMLの考え方とメリットについて 18:00~20:00 災害時の行政機関などの情報発信と標準化XMLが果たす役割について 第6回 2011年4月8日(金) メンバーズ本社 大会議室 XML設計のラベル(文言)について 18:10~20:30 第一次検討部会の成果公開について クリエイティブコモンズ対応 第一次検討部会謝礼について 第二次検討部会について OpenUMの公開・運用方法 ※議事録については別添資料を参照 104
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    資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について OpenUMプロジェクト発起人・参加社(五十音順、敬称略) 社名 氏名 部署・役職 株式会社IMJモバイル 戸田 隆慶 Direction本部 第1UNIT モバイルユーザビリティ研究所 ディレクター 株式会社アークウェブ 中野 宗 代表取締役社長 NPO団体アスコエ 安井 秀行 代表 株式会社ウェブ・ワークス 井手 浩子 HR部 部長 矢野 善敏 R&D部 株式会社オプト 八田 浩 メディア本部 本部長 トランスコスモス株式会社 谷澤 知則 サービス統括 デジタルマーケティングサービス本部 Webインテグレーションサービス部 シニアビジネス アーキテクト ネットイヤーグループ株式会社 坂本 貴史 SIPS事業部 プランニンググループ UXデザイナー 株式会社フラッツ 久末 隆裕 代表取締役 株式会社ミツエーリンクス 木達 一仁 R&D本部 取締役本部長 株式会社メンバーズ 神保 直樹 アカウントサービス第5事業部 第1グループ ウェブプランナー 株式会社ロフトワーク 滝澤 耕平 シニアディレクター 前田 雅子 シニアディレクター アドバイザー(五十音順、敬称略) 社名 氏名 部署・役職 株式会社ぎょうせい 渡辺 裕庸 出版事業本部 出版企画部 出版企画課 副参事 時事通信社 上﨑 正則 社長室総務 解説委員 株式会社三菱総合研究所 村上 文洋 地域経営研究本部 情報・データ戦略コンサルティンググループ 主席研究員 前田 由美 公共ソリューション本部 兼 地域経営研究本部 主席研究員 105
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    資料4 OpenUMプロジェクト 第1次検討部会について OpenUMプロジェクト事務局 役職 氏名 所属 事務局長 安井 秀行 NPO団体アスコエ 副事務局長 坂本 貴史 ネットイヤーグループ株式会社 滝澤 耕平 株式会社ロフトワーク 事務局員 矢原 祥史朗 NPO団体アスコエ 海老沢 幸代 NPO団体アスコエ 齋藤 好美 NPO団体アスコエ 榎本 里絵子 NPO団体アスコエ 本プロジェクトに関するお問合せ先 OpenUMプロジェクト 事務局 担当 矢原、海老沢(NPO団体アスコエ内) TEL)03-5148-8846 メール) openum@asukoe.org 106