この資料は,ある講義の一環として作成されたものです。感覚の受け取り方の多様性・個人差 (感覚特性) について学んだあとに,受講生が取り組んだ課題 (自分の感覚の受け取り方の特徴を挙げ,その特徴への自分なりの対処法=感覚ストラテジーを記述するというもの) の内容をまとめました。
この資料に記載されている感覚ストラテジーが,必ずしも適切なものとは限りません。また,それらの有効性が保証されているわけでもありません。にもかかわらずこの資料を作成・公開するのは,読者のみなさんが自分の感覚特性に気づいたり,自分にぴったり合う感覚ストラテジーを見つけたりするためのヒントとして,この資料が役に立つのでは? と思ったからです。
「え,こんなに簡単なことでいいの!?」「ちょっとしたことなのに,過ごしやすさが全然違う!」「こういう困り感をもっている人もいるんだ!」など,日々の生活の発見につながれば,大変嬉しく思います。