More Related Content
Similar to (汎用版)みんなで作るオープン地図OpenStreetMap (20)
More from Katsuyuki Sakanoshita (11)
(汎用版)みんなで作るオープン地図OpenStreetMap
- 9. OpenStreetMap(OSM)とは
みんなで自由な地図を作る活動
2004年から、英国のSteve Coast氏が初めた
国際プロジェクト(日本は2008年頃開始)
実際にあるものはどんどん地図に描くスタンス
正確さより、みんなで地図を作ることを優先
どんな方達が地図を描いている?
普通の方達。小学生からお年寄りまで様々
○ 職業も自営業、社長、教授、サラリーマンなど様々
○ 地図や測量関係の方達が描いている訳では無い
地図を描いている方達を「マッパー」と呼びます
○ 定義は無いので、自分でマッパーと名乗ればOK
P.9
- 12. Google Mapsだけで良いの?
なんでGoogle Mapsを使わないの?
現実的な観点では、とても理にかなった質問です。
Google Mapsは非常に便利で、みんな使います。
ただ突き詰めて考えると、これは現実的な観点の
問題ではなく、私たちがどんな社会で生きたいか、
という点に集約されます。 - Emacsen氏
ご注意!
マッパーもGoogle Maps は良く使います
人気のあるお店など、すぐに見つけられます
行動履歴をもとに色々と提案してくれます
P.12
- 15. 自由な地図が必要な理由
自由に使える地図が無いため
Google Mapsはネットでしか使えません
※印刷した地図は個人用途のみ。他者に渡せない
「防災マップ」「祭り会場の地図」「お店の地図」は
自分たちで描くか、デザイン会社に描いてもらう
P.15
夏祭りのご案内
日時:*** / 場所:***
会場地図
ここ
小学校
夏祭りのご案内
日時:*** / 場所:***
会場地図
Google Map
夏祭りのご案内
日時:*** / 場所:***
会場地図
© OpenStreetMap contributors
著作権違反!
- 19. Crisis mapping
災害が発生した場所の地図を作る活動
○ 東日本大震災、熊本地震、鳥取県中部地震
○ 米大統領選デモによる破壊、難民キャンプも
災害の影響を記録する
には、平時の地図が重要
Missing Maps Project
発展途上国の地図は不足
○ 商売にならない地域がある
○ NGOが現地活動するため
まず、地図から作り始める
災害救助・NGO活動での活用例
P.19