More Related Content More from Nico-Tech Shenzhen/ニコ技深圳コミュニティ (20) メイカーズのエコシステム DIYからイノベーション,深圳の発展史3. More Detail in the book 「メイカーズのエコシステム」
2016年発刊
世界で最初の深圳のイノベーション環境解説本
Andrew Bunnie Huang(MIT深圳担当, HAXメンター)
いのうち いくお(RICOH つくるーむ)
江渡浩一郎(ニコニコ学会β)
小笠原治(DMM.Make Akibaプロデューサ)
きゅんくん(ロボティクスファッションクリエイター)
藤岡淳一(JENESIS 代表 深圳でのEMS企業)
山形浩生(翻訳家・評論家)
16. ソフトウェア開発 ハードウェア開発 課題
開発環境 ・オープンソースのソフト
・パーソナルコンピュータ
・オープンソースのハード
ウェア
・デジタル工作機械
プロトタイピングに関するハードウェア
はオープンソース化されているが、量
産品の情報はオープン化されていない
スケーリング
(大規模化)
・クラウドコンピューティング ・EMS(製造請負企業) 発注できるようにはなったが、まだ「誰
でも手軽に」とは言えない
スタート時の
資金調達
・アクセラレータ ・アクセラレータ ハードウェアのほうがスケール時に資
金が必要
マーケティング ・SNS
・コミュニティ
・SNS
・コミュニティ
ハードウェアのほうは、大規模になる
ほど実店舗とのつきあいがある
ハードウェアスタートアップは大規模化に課題がある
ハードウェアのスタートアップは、ソフトウェア(Web)に比べて大規模化が難しい。
Dropboxは2017年にクラウドサービスから独自のサーバー群に移行したが、つまりそれぐらい
巨大化するまでクラウドコンピューティングの利用が可能だった。
比べてハードウェアは、数千個単位の量産から、手探りでEMS工場達とつきあわなければなら
ず、大規模になるとオンライン販売以外も必要になる。
その要素を埋めるために深圳が登場してきた。 深圳が必要とされている部分
24. 深圳独特のIP管理システム, 公開(Gongkai)
資料はMIT研究員のAndrew Bunnie Huang著「The Hardware Hacker」(2017)の、
Gongkai Innovation章から。同書籍は高須の翻訳にて2018年出版予定
知財は単一の所有者をもち、知財に対して金銭を
受け取るのが西洋・日本のIPモデル
知財が商品に付随し単体で流通しない
(モノを買うと知財がついてくる)のが深圳のIPモデ
ル
知財とセットで販売される公板(GongBan)
1枚から、量産可能な数千枚単位まで販売され、製品
化に必要な部品リスト、ソフトウェア、データシートも添
付される
チップセットメーカーの周辺にあるデザインハウスが製
造するほか、EMSが不正に流出させることもある。同様
の外装プラスチック 公模(GongMo)も存在する
38. 深圳の人口構成: (縦軸は合わせたけど、横軸は人口が違うので単位が違う、割合をみてください)
高齢者率2% 20代が大半、30代と合計して65%を占める
深圳2010:
(出所)日本総研大泉啓一郎氏提供
(原出所)『広東省2010年人口普査資料』
0500,0001,000,0001,500,000
0-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-74
75-79
80-84
85-89
90-94
95-99
100+
男性(千人) (歳)
0 500,000 1,000,000 1,500,000
女性 (千人)
深圳男 深圳女 東京男 東京女
60歳ライン
20歳ライン
東京2015:
統計メモ帳
https://ecitizen.jp/Population/PrefPyramid/13