旅の設計図会の旅行講座動画『美術館と旅』(講師:玉村敏雄 )の教科書のサンプルです。 YouTubeでの視聴は -> https://www.youtube.com/watch?v=aMs5Bt8adY8 ニコニコ動画での視聴は -> http://www.nicovideo.jp/watch/sm25158014

1. 旅の e-ラーニング講座
旅の設計図会
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２．美術館の名称や所在地を調べるサイト
訪問都市が決まっている場合は、その国や都市の観光案内サイトで“Museum”で検索
すれば、その都市の美術館や歴史博物館、戦争博物館などを調べることができます。
または、何でも百科の Wikipedia 辞典サイトで、都市別にほとんどの Museum を
リストアップしてくれるページがありますのでこれをお勧めします。
日本語の “Wikipedia 美術館の一覧” では、国別に美術館名（都市名）を掲載して
います。ただ、カナ表示なので、海外の美術館のホームページを開くには
不便です。その場合は、“Wikipedia List of Museums” で検索してください。
国名（英語表記）がアルファベット順に並んでいますので、国を選び、美術館を探し
ます。美術館の多い国は都市を選択して別リストを探すようになっています。
●把握しにくい教会にある名画
キリスト教会にしても、日本の寺にも、著名な画家が描いた有名な
絵が飾られています。ローマのサンピエトロ寺院のミケランジェロ
の“ピエタ”、ベルギーAntwerp のノートルダム大聖堂にあるルー
ベンスの“キリストの昇架“ や 同じくベルギーGhent の聖バーフ
大聖堂にあるファン・アイク兄弟による “神秘の子羊” など、
教会は美術館とは違いますので Museum の一覧リストには出て
こないので自分で探す以外の方法は無いようです。このリストが
あれば欲しいのですが、まだ作成されていないようです。

2. 旅の e-ラーニング講座
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【３】美術館の巡り方
以上、美術館を選ぶことについて考えてみましたが、目標とする美術館や絵、画家を
決めた上で、それを確実に鑑賞するノウハウをアドバイスしますので、旅行計画に
反映させていただきたいと思います。
１．美術館訪問のノウハウ
➤十分な時間の余裕を
ルーブルにしても、ニューヨークの MET、 大英博物館にしても 1 日歩き廻って
全部を見てしまえる程度の大きさではありません。歩き廻ったというだけで散漫
になってしまい、○○美術館に行ったという記憶だけしか残らない訪問になって
しまうおそれさえもあります。
ほとんどのパック旅行で訪問するのはせいぜい 2 時間位で、とても観賞したとは
云えない時間です。せめて個人旅行では目当てを決めて、それだけはキチンと
記憶をとどめることができるよう、たっぷりと鑑賞時間をとりたいものです。
➤美術館には開館と同時に入る
開館２時間前に並ぶくらいの努力が必要です。ヴァチカン、ウフィツィ、エルミ
タージュ、プラドなどもその熱意を要求されます。予約で時間指定ができるなら、
開館時に訪問する予約をとりましょう。最近はインターネットで入場券を販売
している美術館が多くなりました。日時を指定して購入することができます。
➤見たい絵画を真っ先に、時間をかけて鑑賞
入館したら、「目当ての作品」をまず鑑賞するのがコツです。そうすれば雑踏の
中で観ることは避けられます。そのあと午前中はゆったりと名美術館の雰囲気を
愉しみましょう。インターネットで美術館のレイアウト図をみて、目的とする
絵画が、どの棟（Wing）の何階にあるか調べておくか、入館時に入口の案内
コーナーで確認して真っ先に行きましょう。
➤順路通りに全部見るのは疲れるだけ
よく１階のフロアーから順路にそって見ていく方を見かけます。巨大な美術館
では時代や流派に分けて展示していることも多く、印象派や現代絵画が目的の
ときに、１階の古代や中世絵画のコーナーから丁寧に見て行ったら、それこそ
目的の印象派の部屋にたどりつくまでには足が棒のようになってしまいます。
➤説明 Audio セットはよしあし
最近日本語で絵の説明をするオーディオセット、ガイドフォンを提供する美術館