自動車の自己診断機能 
OBD2
自己紹介 
カーリルエンジニア 
岐阜県在住
自動車の自己診断機能 
OBD2
OBD2の歴史 
・1960年代後半燃料噴射システムにマイコンが使われ始めた 
・1980年代各社がECUの検査用のデータ通信システムを開発 
・同年代後半自動車技術者協会(SAE)が標準化を開始 
・1990年代アメリカ合衆国内でOBD2の搭載を義務化 
・2006年日本国内でも生産される車にOBD2の搭載を義務化 
出典: 自動車の自己診断機能- Wikipedia 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%A8%
どうやって扱うか
ELM327 
OBD2 to RS232C 
ECU ELM327 スマートフォン 
OBD2 Bluetooth等 
参考: ELM327データシート 
http://elmelectronics.com/DSheets/ELM327DS.pdf
簡単に購入できます 
出典: Amazon.co.jp: obd2 
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss/378-5637066-6059256?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%
アプリも意外と充実! 
? 
出典: obd2 - Google Play 
https://play.google.com/store/search?q=obd2
スマートフォンと組み合わせて 
・スマートフォン 
位置情報(GPS)、加速度センサー、ジャイロセンサー 
通信機能(3G、LTE) 
・OBD2 
車速、エンジン回転数、エンジン負荷、燃料使用量 
故障コード
移動図書館車でも夢広がる! 
アプリを作って利用者さんに近づいた事を通知したり… 
例えば、ルート上で車速が不安定になる場所を見つけたり… 
故障を通知したり…
ご清聴ありがとうございました

移動図書館車での車両情報管理

Editor's Notes

  • #2 →次のページ
  • #3 はじめまして、株式会社カーリルでエンジニアをしている酒井です。 いつもは岐阜県の中津川市にあるカーリルの事務所で仕事をしています。 よろしくお願いします! →次のページ
  • #4 実は私自身、移動図書館車についてあまり知らないので、今日は、個人的に興味をもっている自動車の自己診断機能、OBD2を中心に発表します。 →次のページ
  • #5 [このページで2〜3分] まずは歴史から。 60年代後半頃からコンピュータが燃料の調整などのエンジンの制御に使われ始めました このコンピュータをエレクトリカル・コントロール・ユニット(ECU)と呼びます。 80年代には、このECUに検査用の通信システムが搭載され始めました。 そして、80年代後半には、標準化が始まり、ついにOBDという規格が生まれました。 後々、各国で搭載が義務化されました 今ではⅠ台の車に沢山のマイコンがネットワークを作りお互いに通信しながら、車の色々な機能を動かしています。 →次のページ
  • #6 これを、どうやって扱うのか、ELMエレクトロニクスという会社が販売しているELM327という半導体製品があります。 →次のページ
  • #7 ELM327は、OBD2や、たくさんあるコントローラー同士の通信に使われるコントローラ・エリア・ネットワークなどの知識がなくてもRS232Cから、OBD2へアクセス出来るようにしてくれます。
  • #8 ELM327を搭載した製品がアマゾンなどのネットから簡単に買えます。 こういった製品はスマートフォン等と組み合わせて使う事ができます。
  • #9 スマートフォンの普及や手軽な変換コネクタ、その他に自動車用品店等で売っているOBD2対応製品のおかげて、これまで、整備士などプロ向けの診断機器が一般に浸透して、低コストになってきているようです
  • #10 市販のOBD対応製品やアプリなどで、リアルタイムに色々な情報を表示するというGEEKな使い方に、一工夫して、スマートフォンと組み合わせると、ローカルのストレージや、サーバーへ送信して保存しておけば、夢が広がります! →次のページ
  • #11 この夢ですが、 例えば、ある程度の間隔で位置情報をアプリを使って、利用者さにその日移動している場所を通知したり、 他にも、収集した位置情報や車速から、ルート上で車の速度が不安定になるような場所を探して、次回の運行計画やに役立てたり、 他にも、故障コードを素早く発見したりと、夢が広がりそうです。 →次のページ
  • #12 これで私の発表をおわります。 ご清聴ありがとうございました!