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偽情報の流出と対策事例~米国事例とニューズ・ツー・ユーの取り組み~
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偽情報の危険性について
悪意のある偽情報を意図的に発信される危険性について
ネットの普及が進み、Webメディアやホームページ、ソーシャルメディアなどを通じて莫
大な情報が氾濫する時代となっています。そのようななかで、第三者による”なりすまし”
による偽情報発信にて被害を被るケースも発生しています。
直接相手が見えないネット社会における”なりすまし”行為
偽情報の流出はステークホルダーの信頼失墜に繋がる危険が!
企業になりすまして
偽情報を発信
■偽情報配信例
偽プレスリリース配信
記者が偽情報を
記事化
偽情報を真実と
受け止める閲覧者
個人が意図的にソーシャル
メディアなどに偽情報を投稿
偽情報投稿
偽情報の流出!
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偽プレスリリース配信事例
“なりすまし”による偽プレスリリース流出
化粧品会社エイボンの買収を発表した偽プレスリリース
2015年5月14日、PTG Capital Partners Ltd. と名乗る
架空の投資会社が、「米化粧品大手エイボンの全株式を
一株18.75ドルで買い付ける提案を同社役員会に提示し
た」という偽プレスリリースを米国証券取引委員会
(SEC)に提出し、公開された。
偽情報で株価が20%急騰!
偽プレスリリースが公開された10分後には、金融関連
ニュースサービスがその情報をもとにニュースを配信し
たことで、株価がすぐに20%急騰した。
出典:StreetInsider.com(最終閲覧日:2015年7月8日)
http://www.streetinsider.com/Mergers+and+Acquisitions/PTG+Capital+
Offers+$18.75Share+for+Avon+Products+%28AVP%29/10561580.html
出典:Bloomberg.co.jp(最終閲覧日:2015年7月8日)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NOD8DA6JIJV401.html
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偽情報流出後の対策事例
Facebookでは2015年1月から公開後の記事が偽情報であ
ることを報告できる機能を導入。
偽情報の報告が多い投稿については、ニュースフィードで
の表示が減ることになるという。
偽情報を報告できる機能を導入
Facebookにおける偽情報対策について
多くのユーザーによって偽情報だと報告のあった投稿には、
偽情報と疑われる投稿への警告文表示
という警告文が表示されることになった。
「このコンテンツには偽情報が含まれると多くのユーザが報告しています」
(Many people on Facebook have reported that this story contains
false information)
出典:Facebook(最終閲覧日:2015年7月7日)
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0O30BI.html
Facebook の偽情報報告機能
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記事が偽情報扱いされた?事例
Twitter のスパム通報機能が裏目に?
Twitterではツイートに対してスパム情報であると報告できる機能
を導入しているが、この機能が裏目に出てしまった事例がある。
2014年11月フロリダ州立大学のフットボール選手が、車の事
故に関連して警察から特別な待遇を受けたというニューヨー
ク・タイムズ紙の記事のリンクが、Twitterでスパム扱いになっ
て消えてしまった。
スパム報告機能を逆手にとった情報操作
米国の複数のメディアによると、同大学チームのファンらが、
ツイッターのリンクに大量にスパムのフラグを立てた可能性も
あると伝えられた。
何故スパム扱いされたのか?
出典:The NewYork Times(最終閲覧日:2015年7月7日)
http://www.nytimes.com/2014/11/15/sports/ncaafootball/for-an-
fsu-football-player-a-hit-and-run-becomes-two-traffic-tickets.html
Twitter の偽情報報告機能
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偽情報流出対策について
偽情報流出を防ぐ取り組みは、すでに始まっています
偽情報流出後の対策も必要ですが、そもそも偽情報の流出自体を
防ぐことが重要ではないでしょうか?
最近では、すでに偽情報流出対策が拡まりつつあり、例えばネッ
トバンキングやGoogleサービス、Facebookなどでログイン時
に ”なりすまし” を防ぐワンタイムパスワード(2段階認証プロセ
ス)を導入しています。
偽情報流出を未然に防ぐワンタイムパスワード
Googleの2段階認証プロセス
さまざまなネットサービスで導入が進む2段階認証プロセス
Evernote MUFGMicrosoft Dropbox Apple Twiiter Facebook Yahoo!
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News2uの偽情報流出対策について
10年以上前からつづくNews2uの偽情報流出対策
(k)
News2uでは、細心の注意が必要とされるリリース
配信サービスを提供しているため、お客様にワンタ
イムパスワード(2段階認証プロセス)を導入いただ
いており、偽情報の流出を未然に防いでいます。
「お客様の情報を取り扱うからこそ」
信頼できる情報だからこそ、メディアからの厚い信頼を得ています
<WEB担当者フォーラム編集長 安田 英久様コメント>
ニュースリリースポータル
News2u.net
http://www.news2u.net/
News2uリリースサービスの
2段階認証プロセス
News2uリリースは不正アクセスを困難にするワンタイムパス
ワード認証を導入しているため、配信されたニュースリリース
に対する信頼性が高いです。読者に正しい情報を伝える記者に
とって、それはとても重要です。