Editor's Notes
- 2007年第1次安倍内閣 / iPhone が発売された年 (米国)
なので、今はもう少し良いプレゼンも生まれているのでは?
より良いプレゼンを産むためには、良いプレゼンとは何かを知る必要がある
- 冒頭で、今の時代に求められているプレゼンとは何かを語っている。
ダニエル・ピンク の ハイコンセプト を引き合いに
* 「情報の時代」から「コンセプトの時代」へ
* 論理的思考力だけでなく、感性も必要である
- デザイン: 表面を飾るものではなく、初めから考慮すべきもの。例えば標識
物語: フィクションのことではない。語ること。それにより教えたり・説得したりしやすくなる
調和: マッシュアップ。いろんなものを繋ぐ
共感: 利用者がどんな気持ちでサービスを使っているかを感じられること
遊び心: ユーモア (今のプレゼンに最も欠けているもの)
生きがい:
これらが重要とされる時代において、求められるプレゼンテーションとは
やはりこれらを生かしたものであること。
- これだとあまりに抽象的すぎて分からないので、
本書の中で取り上げられる良いプレゼンテーションが持つ特性を3つ纏めてみた。
- メッセージが明確でなければ何も伝わらない
当たり前だけど大事。
終わった後に、「何が言いたかったんだろう」となるプレゼンは意味がない
スライド作っている間に見失いがちなので、先に決めるとよい
本書の中では
「もし、たった一つのことしか聴衆の記憶に残らないのだとしたら、それは何であって欲しいか。」
- 熱意を持って語られること。「本物の言葉」。
今自分がプレゼンテーションzenを良いものであると心から思っていなければ、本物の言葉とはならない。
語ることは単に伝令するということではない。
聞く人の心に伝わるように話すことが必要
そのために場をつかむ・その場その場に柔軟に対応する。
演劇や演奏会に似ている。
綿密な準備は大事 -> 本番の不測の事態に対応できる柔軟性も大事
ホンモノの言葉で語るために、準備が必要である
- この本の本質。
シンプル とは単なる単純化ではない
本質を捕らえて、明快であること
本質を残す。無駄なものは削る。
- 禅:大乗仏教の一派
達磨大使が伝えた
##禅
* 侘び・寂び
* ジョブズのプレゼン
* 簡素 : 美しさや見た目の優雅さは、何かを削除したり、省略することで実現される
* 自然 : 凝ったデザインや過度の技巧を禁じるもの
* 渋み : 手を加えすぎないことで表現される洗練された美しさ
* シンプル・繊細・優雅・暗示的(非説明的)・自然・余白・静寂、平穏・不必要なものの排除
美の儚さ
簡素であれば全て良いというわけではない。
プレゼンで”何かを伝える”事を達成するために必要なことのみに絞ると言うこと。
実は、明確なメッセージを持つ や 本物の言葉で語る というのは
このシンプルであること に包含される。
- メソッドではなくアプローチ
ケースバイケース
- #3章
アナログ式で
アイディアをとにかく出す -> チャンク化する
メッセージを作る
ストーリーボードを作る
配付資料はスライドとは別に作る(スライドに情報を詰め込みすぎない)
- #6章
無意味な情報を減らし、意味のある情報の比率を増やす
* 会社のロゴを入れない
* 3D グラフを使わない
高品質な画像を使う
* 画像優位性効果を利用する
余白を賢く利用する
* 三分割法
コントラスト
対称非対称
## ビッグ4
* コントラスト
* 反復
* 整列
* 近接
- # 9章
* 書見台を使わない
* 照明は落とさない
* プレゼンを操作する見苦しい所作を減らす