水ビジネスに特化したインドの出版・コンサルティング・展示会運営会社EA Water Pvt Ltd. が主催する、第11回目のインド最大の水に関する展示会11th EverythingAboutWater Expo 2014(第11回エブリシングアバウトウォーター・エキスポ2014)が、2014年1月9日(木)~11日(土)、Delhi(デリー)の展示会場NSIC Ground Okhla(NSIC・グランド・オクラ)で開催されます。また、テーマ別の会議とワークショップが2日間、同時開催されます。
2013年2月28日(金)~3月2日(日)、インド第5番目の人口(6百万人強)を抱える都市Chennai(チェンナイ)のChennai Trade Centre(チェンナイ・トレード・センター)で開催されたEverythingAboutWater Expo 2013には、291社・団体が出展し、来場者数は18,015人、会議及びワークショップ参加者782人でした。
EA Water Pvt Ltd. の調査レポートIndia Water Market Reportによると、インドは、世界の水ビジネス(上下水処理、かんがい開発、エンジニアリング、装置製造)の市場規模5,000億米ドルの5%を占める巨大市場です。上水の普及率70%、下水の普及率30%弱のインド上下水処理市場は、Residential(住宅用途)200百万米ドル、Municipal(地方自治体用途)300百万米ドル、Industrial(工業用途)250百万米ドル、Commercial(商業用途)200百万米ドルから成ります。この地方自治体用途の中には、日本政府及びJICAが支援する多くの上下水道整備プロジェクトもあり、日本企業がインド市場に参入出来る機会として注目が集まっています。しかし他国の企業は、むしろ工場施設の産業用途や、都心部での大規模造成が進む住宅用途など、短中期的に高い成長が期待される分野に参入するため、地元エンジニアリング会社との販売における協業だけでなく、地元エンジニアリング会社との資本連携を進めています。
このような状況下、エブリシングアバウトウォーター・エキスポ2014へのご出展は、インドでの水処理技術・設備の事業展開にご興味のある企業様にとって、調査資料だけでは入手出来ない生の情報を収集しつつ、現地で上下水処理事業を手掛けているエンジニアリング会社経営者や、上下水処理管理の行政担当者とネットワークを拡げる良い機会となります。