オンライン雑誌における
  LibreOfficeの
      使用




           2012/9/18
          がまぐ!編集長
            土本 強
土本は何者?
●
    フリーの専門学校講師
●
    フリーのプログラマ
●
    趣味で雑誌の編集をしている
     –   これが「がまぐ!」
「がまぐ!」って何?
●
    昔はあったけど今はなくなってしまった
    「ゲーム制作雑誌」の現代版
●
    フリー雑誌(クリエイティブコモンズ-表示)
     –   非商用をつけていないのはここから引用し
          たものが商用誌に載ることを意識して
第1号の布陣
●
    プログラマー・ゲームデザイナーを集める
●
    専用でもいいのでgmailアカウントを取っ
    てもらう
●
    Google Docsに記事のひな型を土本が作る
●
    各記者にアカウントを共用する
●
    「書きあがった」ことを土本が聞いたらodt
    でエクスポート
●
    雑誌のODTに反映
第1号の布陣
●
    プログラマー・ゲームデザイナーを集める
●
    専用でもいいのでgmailアカウントを取っ
    てもらう
●
    Google Docsに記事のひな型を土本が作る
●
    各記者にアカウントを共用する
●
    「書きあがった」ことを土本が聞いたらodt
    でエクスポート
●
    雑誌のODTに反映
第一号の反省
●
    Google DocsのODT反映がかなり適当
      –   結局割り付けなどは土本がやりなおすこと
           になった
●
    ガラケー、スマートフォン向けに作りこも
    うとすると気にすることが多すぎた。
      –   「ページ書式」だけでは対応しきれない
第2号の布陣
●
    まず、使ってもかまわない書式をあらかじ
    め決めておく。
●
    マスター文書をその書式で作っておく。
●
    各記事のひな型をその書式で作っておき、
    あらかじめマスター文書に割りつけておく
●
    マスター文書と各記事をGoogle Codesで
    Subversionで共有する。
      –   アカウントは以前使ったものを流用
第2号はかなり成功した
●
    文章の内容はさておき、組み版をマスター
    文書の側で行えるのは強い。
●
    ガラケー向け、スマートフォン向け、印刷
    向けのそれぞれを作ることができた。
     –   ページ書式の「用紙サイズ」でかなり融通で
          きる
     –   イラストを「文字として」アンカーにしてお
          くのが肝
結局のところ…
●
    LibreOfficeマスタードキュメントを通常の
    プロジェクトでいうところのMakefile(もし
    くはbuild.xml)代わりに使っている
●
    バイナリではあるがバージョン管理システ
    ムを使っているので最新の状態を共有でき
    る
「がまぐ!」第3号は?
●
    すみません、遅れてます(;_;)

フリー雑誌におけるLibreOffceの使用例

  • 1.
    オンライン雑誌における LibreOfficeの 使用 2012/9/18 がまぐ!編集長 土本 強
  • 2.
    土本は何者? ● フリーの専門学校講師 ● フリーのプログラマ ● 趣味で雑誌の編集をしている – これが「がまぐ!」
  • 3.
    「がまぐ!」って何? ● 昔はあったけど今はなくなってしまった 「ゲーム制作雑誌」の現代版 ● フリー雑誌(クリエイティブコモンズ-表示) – 非商用をつけていないのはここから引用し たものが商用誌に載ることを意識して
  • 4.
    第1号の布陣 ● プログラマー・ゲームデザイナーを集める ● 専用でもいいのでgmailアカウントを取っ てもらう ● Google Docsに記事のひな型を土本が作る ● 各記者にアカウントを共用する ● 「書きあがった」ことを土本が聞いたらodt でエクスポート ● 雑誌のODTに反映
  • 5.
    第1号の布陣 ● プログラマー・ゲームデザイナーを集める ● 専用でもいいのでgmailアカウントを取っ てもらう ● Google Docsに記事のひな型を土本が作る ● 各記者にアカウントを共用する ● 「書きあがった」ことを土本が聞いたらodt でエクスポート ● 雑誌のODTに反映
  • 6.
    第一号の反省 ● Google DocsのODT反映がかなり適当 – 結局割り付けなどは土本がやりなおすこと になった ● ガラケー、スマートフォン向けに作りこも うとすると気にすることが多すぎた。 – 「ページ書式」だけでは対応しきれない
  • 7.
    第2号の布陣 ● まず、使ってもかまわない書式をあらかじ め決めておく。 ● マスター文書をその書式で作っておく。 ● 各記事のひな型をその書式で作っておき、 あらかじめマスター文書に割りつけておく ● マスター文書と各記事をGoogle Codesで Subversionで共有する。 – アカウントは以前使ったものを流用
  • 8.
    第2号はかなり成功した ● 文章の内容はさておき、組み版をマスター 文書の側で行えるのは強い。 ● ガラケー向け、スマートフォン向け、印刷 向けのそれぞれを作ることができた。 – ページ書式の「用紙サイズ」でかなり融通で きる – イラストを「文字として」アンカーにしてお くのが肝
  • 9.
    結局のところ… ● LibreOfficeマスタードキュメントを通常の プロジェクトでいうところのMakefile(もし くはbuild.xml)代わりに使っている ● バイナリではあるがバージョン管理システ ムを使っているので最新の状態を共有でき る
  • 10.
    「がまぐ!」第3号は? ● すみません、遅れてます(;_;)