【年末だよ】Unity お・と・な のLT大会 2017【ポロりしてもいいのよ】で発表した資料です。

1. とある
プロジェクトで
トゥーン
シェーダーを
作った話

2. 自己紹介

3. クラスター株式会社について
VRの会社
毎週木曜日にポーカー
リモートワーク推進

4. 資料は公開します

5. 今回の
トゥーンシェーダーで
目指したもの

6. あらゆる環境下で破綻しない堅牢性

7. デザイナーによる豊富なカスタマイズ性

8. スマートフォン/VRでも軽快に動作する軽量さ

9. 実装した機能

10. 仕様/制約
一つのシェーダーで全てを表現
単一のDirectionalLightのみサポート
Ambient Lightも乗る

11. 主線の描画
背面法
線の太さはテクスチャで指定可能
主線も法線を無視してライティング

12. 影色の計算
テクスチャ/単色による色指定可能
ボケ幅、影の占める領域を指定可能
落ち影対応

13. 落ち影の対応
通常通りShaodwMap/Shadow Attenuationを計算
ライト色に乗算はしない（全方向からの光と見なす）
アルベドカラーとして影色を載せる

14. GlowHighlight / Highlight
天使の輪の表現
Matcapによるグラデーション、減衰表現に対応

15. Additional Matcap
リムライト的な表現をするために追加
Matcapで強制的に光らせる箇所を指定

16. 軽量化

17. Forward Rendering
アウトライン、サーフェースの2Passでレンダリング
Deffered RenderingはまだモバイルやVRではつらい

18. Multi-Compile
if文は結構なコスト
#ifdef で切り分け、条件分岐ごとに別のシェーダーを生成する

19. Multi-Compile
それぞれのモジュールがmulti_compileに対応

20. Vertex/Fragment Shader
Surface Shader
コード量が減る
思ったよりは色々出来るが、痒い所に手が届かない
Vertex/Fragment Shader
コード量が増える
カスタマイズできる
Unity標準のレンダリングを再現しようとすると結構大変

21. エディタ拡張

22. エディタ拡張が無いと…
使いにくい
どこが何に対応しているのかがわからない

23. エディタ拡張があると
わかりやすい
気軽にいじれる雰囲気

24. 各モジュールのヘッダの実装
PostProcessingStackのコードから拝借
ShurikenのヘッダのStyleにToggleを重ねる

25. マテリアルのパラメーターを表示するUtility
- マテリアルから値を取り出す/設定する方法
- フィールドの表示の仕方
を渡すと、自動で
- Undoの登録
- 複数マテリアル対応
まで実行してくれるメソッド

26. 例: スライダを表示する

27. 各モジュールの定義
かなりスッキリ

28. よかったこと
一つのシェーダーに集約したことで、メンテナンスコストが下がった
使いやすいと言ってもらえた

29. まとめ
表現に応じてシェーダーを作ろう
使いにくさを感じたらエディタ拡張を作ろう
ポーカーはいいぞ

30. おわり