1. シンアツシン臨床報告
○ 膝痛軽減効果の検証
○ 血流の改善効果に関する検討
コノコ医療電機㈱ 「実施機関／㈱総合健康開発研究所」

2. 被験者（対象者）
シンアツシンの使用による
血流の改善効果に関する検討
総合健康開発研究所登録被験者から、下記の選択基準を満たし、除外
基準に抵触しない被験者7名を選抜し本試験対象者とした。
選択基準
・30歳以上、55歳以下の日本人男性および女性
・肩こりを自覚している者
・冷え性の者

3. 試験デザイン
オープン試験
観察回数
使用前、使用直後、使用20分後
被験品の使用方法
被験者本人が凝っている右肩、首筋を中心に
被験品を15分間連続使用。

4. 試験結果1：レーザードップラーによる平均血流量
シンアツシンの使用直後および使用20分後に、
使用前と比較して平均血流量の増加がみられた。
使用前
直後
20分後
360
男
41
0.47
0.74
0.69
43891
女
31
0.81
0.84
0.92
被験者番号
性別
年齢
レーザードップラーによる平均血流量
男性・女性被験者、各1名の結果
↑
↑
↑
↑
使用前に比べて使
用後に平均血流量
の増加がみられた。

5. 0.47
0.74
0.69
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
使用前
使用直後
使用20分後
平均値
V
使用前に比べて平均血流量の増加がみられた
平均血流量 症例画像およびグラフ（41歳 男性）

6. 平均血流量 症例画像およびグラフ（31歳 女性）
使用前に比べて平均血流量の増加がみられた
0.81
0.84
0.92
0.74
0.78
0.82
0.86
0.90
0.94
使用前
使用直後
使用20分後
平均値
V

7. 試験結果2：サーモグラフィーによる表面温度
シンアツシンの使用直後および使用20分後に、
使用前と比較して男性被験者に表面温度の増加
がみられた。
男性・女性被験者、各1名の結果
使用前
直後
20分後
右肩
360
男
41
35.4
36.6
35.9
左肩
360
男
41
35.4
35.0
34.5
右肩
43891
女
31
35.7
35.4
35.7
左肩
43891
女
31
35.5
35.2
35.5
測定箇所
被験者番号
最高温度
性別
年齢
↑ ↑
使用前に比べて使用
後に表面温度の増
加がみられた。

8. サーモグラフィー 症例画像およびグラフ（41歳 男性）
使用前
35.4
36.6
35.9
35.4
35.0
34.5
33.0
33.5
34.0
34.5
35.0
35.5
36.0
36.5
37.0
使用直後
使用20分後
右
左
平均値
℃
最
高
温
度
等
温
線
右側のほうが赤い部分が多く
、表面温度が高くなっている
のが分かる
使用前にはみられなかった左
右の差が、使用後にははっき
りわかる

9. サーモグラフィー 症例画像およびグラフ（ 31歳 女性）
35.7
35.4
35.7
35.5
35.2
35.5
34.9
35.0
35.1
35.2
35.3
35.4
35.5
35.6
35.7
使用前
使用直後
使用20分後
平均値
℃
右
左
最
高
温
度
等
温
線
使用前に比べて、全体的
に表面温度が高くなって
いるのがわかる

10. シンアツシン使用後、平均血流量およ
び体表面温度の増加がみられ、 血流
改善を示唆する変動。
血流の改善効果：まとめ
使用時間の延長や継続的な使用に
よって、効果増大の可能性。

11. 被験者（対象者）
シンアツシンの使用による
膝痛軽減効果に関する検討
総合健康開発研究所登録被験者から、下記の選択基準を満たし、除外
基準に抵触しない被験者13名を選抜し本試験対象者とした。
選択基準
・35歳以上、70歳以下の日本人男性および女性
・膝関節において日常的に安静時または運動時疼痛を自覚している者
・関節リウマチを患っていない者（自己申告）

12. 試験デザイン
オープン試験
観察回数
使用前、4週後、8週後
被験品の使用方法
膝の痛みのある箇所や気持ちのいい箇所を
探しながら、被験品を膝周辺に15分間、
また、股関節に5分間連続使用

13. 試験結果：JKOMアンケート
いずれの項目においても、シンアツシン使用4週後および
使用8週後に、使用前と比較して症状の改善がみられ、
多くの項目で統計学的有意差※が認められた。
※95%以上の確率で、偶然ではなく意味のある確かなものと判定された差。（使用ソフト：Dr.SPSSⅡ）
平均値
n=13
症状
Ⅰ膝の痛みの程度（VAS：単位mm）
53.3
25.8
P
<
0.001
***
25.4
P
<
0.001
***
Ⅱ膝の痛みやこわばり
20.2
14.6
P
=
0.003
**
14.1
P
=
0.002
**
Ⅲ日常生活の状態
16.8
14.7
P
=
0.060
12.9
P
=
0.005
**
Ⅳふだんの活動など
10.1
9.6
P
=
0.968
8.4
P
=
0.082
Ⅴふだんの活動など
5.1
4.5
P
=
0.054
4.0
P
=
0.006
*
Ⅱ～Ⅴ合計
52.1
43.4
P
=
0.006
*
39.4
P
=
0.002
**
表 JKOMアンケートの推移
使用前
使用4週後
使用8週後
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
※「Ⅰ膝の痛みの程度（VAS）」に関して、使用前と各使用後をDunnett の検定で統計解析を行った。*：P＜0.05 **：P＜0.01 ***：P＜0.001
※「Ⅱ膝の痛みやこわばり」～「Ⅱ～Ⅴ合計」に関して、Wilcoxon の符号付き順位検定（Bonferroniの不等式による修正を施しての多重比較）を
使用前と各使用後について行った。*：P＜0.05/2 **：P＜0.01/2 ***：P＜0.001/2

14. VAS (Visual analogue scale)について
100mmの直線の左端を「痛みなし」、右端を「これまでに経験
した最も激しい痛み」とした時に、現在の痛みがどの程度か
被験者に印をつけてもらい、評価するもの。
0mm
100mm
痛みなし
これまでに経験し
た最も激しい痛み
現在の痛みがどの程度か印をつける
痛みなし
長さを測定

15. Ⅰ膝の痛みの程度(VAS)の推移
53.3
25.8 25.4
0
10
20
30
40
50
60
70
80
使用前 使用4週後 使用8週後
平均値±標準誤差
*** ***
シンアツシン使用後
に膝の痛みが有意
に軽減ないし改善
痛みの程度が使用
前と使用後で半分
以下になっている
*：P＜0.05 **：P＜0.01 ***：P＜0.001

16. *：P＜0.05 **：P＜0.01 ***：P＜0.001
20.2
16.8
12.9
10.1 9.6
8.4
5.1 4.5 4.0
14.6
14.1
14.7
0
5
10
15
20
25
30
使用前 使用4週後 使用8週後
Ⅱ膝の痛みやこわばり Ⅲ日常生活の状態 Ⅳふだんの活動など Ⅴふだんの活動など
平均値±標準誤差
*
**
**
**
日常生活などの各項
目においても、使用後
に有意な改善
Ⅱ～Ⅴ各項目の推移

17. *
**
*：P＜0.05 **：P＜0.01 ***：P＜0.001
52.1
43.4
39.4
0
10
20
30
40
50
60
70
使用前 使用4週後 使用8週後
平均値±標準誤差
アンケート項目の合計に
おいても、使用4週後及び
8週後いずれも有意な改善
使用継続により、さ
らに症状の有意な
改善がみられる
Ⅱ～Ⅴ合計の推移

18. 膝の痛みの程度(VAS)の推移（各被験者） ※単位：mm
No.666
13 9
70
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0w 4w 8w
No.802
47
15
7
0
10
20
30
40
50
0w 4w 8w
No.902
23 21
76
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0w 4w 8w
No.1746
9
11
8
0
2
4
6
8
10
12
0w 4w 8w
No.6018
64
51
63
0
10
20
30
40
50
60
70
0w 4w 8w
No.12325
30
64
82
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
0w 4w 8w
No.33598
16
11
63
0
10
20
30
40
50
60
70
0w 4w 8w
No.149596
13
18
49
0
10
20
30
40
50
60
0w 4w 8w
No.151950
23
12
37
0
5
10
15
20
25
30
35
40
0w 4w 8w
No.154041
12
46
38
0
10
20
30
40
50
0w 4w 8w
No.2294
69
53
70
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0w 4w 8w
No.53969
68
8
15
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0w 4w 8w
No.155716
23
19
32
0
5
10
15
20
25
30
35
0w 4w 8w
過半
数の被
験者で、
4週後・8
週後と
もに、使
用前と
比べて
痛みが
緩和
使用前と比べ、4週後・8週後の両観察で痛みが弱かった被験者のグラフを緑色で示した。

19. Ⅰ 膝の痛みの程度度(VAS)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
0w 4w 8w
m m
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅰ 膝の痛みの程度(VAS)：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

20. Ⅱ 膝の痛みやこわばり
0
5
10
15
20
25
30
35
0w 4w 8w
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅱ 膝の痛みやこわばり：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

21. Ⅲ ⽇日常⽣生活の状態
0
5
10
15
20
25
30
35
0w 4w 8w
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅲ 日常生活の状態：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

22. Ⅳ ふだんの活動など
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
0w 4w 8w
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅳ ふだんの活動など：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

23. Ⅴ ふだんの活動など
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0w 4w 8w
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅴ ふだんの活動など：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

24. Ⅱ〜～Ⅴ 合計
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
0w 4w 8w
666
802
902
1746
2294
6018
12325
33598
53969
149596
151950
154041
155716
Ⅱ～Ⅴ 合計：被験者別
使用前 使用4週後 使用8週後

25. シンアツシン使用後、 JKOMアンケートにおいて
、複数の項目で有意に改善。
特に「Ⅰ膝の痛みの程度」の項目では、使用前
後で膝の痛みの程度が半減。
膝痛軽減効果：まとめ
シンアツシン使用による膝関節における運動
時疼痛の改善効果が認められた。