1. 焼却灰の多くは目に見えない
鉱工業における各種ダストの粒径分布
⇐小 粒径 粒径 大⇒
⇐ 高
ふるい落としで変動する 10マイクロメートル
バグフィルター捕捉率
集
じん率
⇒ 低
集じん率
この部分のデータはないが
微粒子は存在する

2. バグフィルター99.9％のカラクリ
Ａ
30マイクロ
メートル
Ｂ
10マイ
クロメー
トル
Ｃ
単純化すると、ばいじん（飛灰）の粒
径はこのようになっています。
Ａは30マイクロメートル、Ｂは10マイ
クロメートル、Ｃ、Ｄはそれ以下です。
重量で見ると焼却灰の40％は10マイ
クロメートル以下の微粒子です。
重量ベースではバグフィルターでＢ
以上の粒子のみを捕捉すれば
99.9％捕捉したということも理屈とし
ては成り立ちます。しかし個数で見
ると補足できないものが圧倒的に多
いことが分かります。
環境省は0.1マイクロメートルのもの
まで補足できるとしていますが、実際
には5マイクロメートル以下は著しく
捕捉率が低下します。（0.1マイクロ
はひっかかればとれるということ）
またフィルターのふるい落としによっ
ても捕捉率は大きく変動します。
スギ花粉は30～40マイクロメートル
ですが、肉眼で見えるのは樹木から
離れる時だけで、一粒単位では見え
ません。
スギ花粉飛距離は、数十キロから
300キロ以上（wikipedia）。それより
小さなばいじんはさらに遠くへ飛散
すると考えられます。
（参考 たまあじさいの会ＨＰ）
Ｄ
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会