Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.
競技プログラミングのすゝめ
spin13
競技プログラミングとは?
・問題が複数問出題される
・一定時間にどれだけ多く解けるかを競う
・早いだけではダメ! 正確さも必要
問題A
問題B
問題C
問題D
競技プログラミングとは?
a, b という入力が与えられ
るので, aをbで割った余り
を出力しなさい.
問題
自分の書いたソースコード
Judge Server
Submit
Judge Serverに
用意された入力
に正しく出力を
返せれ...
どんなことが養われるのか
・与えられた問題に対する考察力
・アルゴリズムを考える力
・その問題を解決する実装力
例1
0と1で構成された入力が与えられるので,いくつかを0 または 1 に変換して交互
に並んでいるようにしたい.つまり0の隣は常に1で,1の隣は常に0.
いくつ変換すれば交互に並んでいるようにできるか,その最小値を返してくださ
い.
0100...
例1
特に考えずに,最初の位置を基点として1つ前の数字と次の数字が違うように並
び替えてやればいい?
001011101
010101010
答えは
7!
交互に並んでいる状態での最小
001011101
010101010
101010101
7
2
問題の考察
・0から始まって交互になるように変換
・1から始まって交互になるように変換
2パターンあるので注意が必
要
いやいや.....
2パターンしかな
い!
答え1
与えられた文字列長で0と1が交互に並んだ2パターンを用意しておい
て,2つと比べて違う部分の数を数えればいいんじゃね?
入力
000110101001
010101010101
101010101010
用意!
答え2
000110101001
010101010101
101010101010
7
5
片方と比較して出た答えともう片方と比較して出た答えを足すと文字列長Nに等し
くなる
ans = min(ans, strLeng - ans);
いろいろな解き方がある
解法は1つじゃない!
例2
整数Nが与えられるので,1~Nに含まれる素数の数を答えよ.
制約
1 ≦ N ≦ 1000000
2s以内(多くの問題はこのようにプログラムが答えを返すまでの時間に制限があ
る)
例2
普通に素数求めればええんじゃろ?
2からループ回していってその数が素数がどうか調べればい
いんじゃないの?
例2
制約
1 ≦ N ≦ 1000000
2s以内(多くの問題はこのようにプログラムが答えを返すまでの時間に制限があ
る)
→このやり方では1000000が与えられたら2s以
内に答えがでない
例2
愚直にがんばると計算量はO(N^2)くらい
100万*100万の計算量だと到底間に合わない><
→もっと高速なアルゴリズムでやる必要がある
エラトステネスの篩
・見つけた素数の倍数を撃ち落とす
エラトステネスの篩
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
エラトステネスの篩
まずは最初の素数である2より大きい2の倍数を消してい
く
この時...
エラトステネスの篩
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
次の素数である3より大きい3の倍数を消していく
3が素数に確定
エラトステネスの篩
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
5より大きい5の倍数を消していく
5が素数に確定
エラトステネスの篩
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
29以下の全ての素数が求まった!
素数アルゴリズム
他にも
・Atkinの篩
・ミラーラビン素数判定法
など色々....
アルゴリズムを
学び
実装する
楽しさ!
競技プログラミング(コンテスト)ができるサイト
・Topcoder(英語)
・Codeforces(英語)
・AtCoder(日本語)
・yukicoder(日本語)
等
練習
まずはとにかく過去問を解く!
前ページのサイトに加え
・Aizu Online Judge
・PKU Judge Online
等
時間の長いコンテスト
一般的にはマラソンマッチと呼ばれる
競技時間は数週間なのでのんびりできる
(基本的には)
最適解が定まらない問題をテーマになるべくスコアの高い回
答を出すプログラムを書く
20160620 競技プログラミングのすゝめ
20160620 競技プログラミングのすゝめ
Upcoming SlideShare
Loading in …5
×

20160620 競技プログラミングのすゝめ

2,488 views

Published on

社内勉強会で使用したスライド

Published in: Engineering
  • Be the first to comment

20160620 競技プログラミングのすゝめ

  1. 1. 競技プログラミングのすゝめ spin13
  2. 2. 競技プログラミングとは? ・問題が複数問出題される ・一定時間にどれだけ多く解けるかを競う ・早いだけではダメ! 正確さも必要 問題A 問題B 問題C 問題D
  3. 3. 競技プログラミングとは? a, b という入力が与えられ るので, aをbで割った余り を出力しなさい. 問題 自分の書いたソースコード Judge Server Submit Judge Serverに 用意された入力 に正しく出力を 返せれば点数に
  4. 4. どんなことが養われるのか ・与えられた問題に対する考察力 ・アルゴリズムを考える力 ・その問題を解決する実装力
  5. 5. 例1 0と1で構成された入力が与えられるので,いくつかを0 または 1 に変換して交互 に並んでいるようにしたい.つまり0の隣は常に1で,1の隣は常に0. いくつ変換すれば交互に並んでいるようにできるか,その最小値を返してくださ い. 010001010 010101010
  6. 6. 例1 特に考えずに,最初の位置を基点として1つ前の数字と次の数字が違うように並 び替えてやればいい? 001011101 010101010 答えは 7!
  7. 7. 交互に並んでいる状態での最小 001011101 010101010 101010101 7 2
  8. 8. 問題の考察 ・0から始まって交互になるように変換 ・1から始まって交互になるように変換 2パターンあるので注意が必 要
  9. 9. いやいや..... 2パターンしかな い!
  10. 10. 答え1 与えられた文字列長で0と1が交互に並んだ2パターンを用意しておい て,2つと比べて違う部分の数を数えればいいんじゃね? 入力 000110101001 010101010101 101010101010 用意!
  11. 11. 答え2 000110101001 010101010101 101010101010 7 5 片方と比較して出た答えともう片方と比較して出た答えを足すと文字列長Nに等し くなる ans = min(ans, strLeng - ans);
  12. 12. いろいろな解き方がある 解法は1つじゃない!
  13. 13. 例2 整数Nが与えられるので,1~Nに含まれる素数の数を答えよ. 制約 1 ≦ N ≦ 1000000 2s以内(多くの問題はこのようにプログラムが答えを返すまでの時間に制限があ る)
  14. 14. 例2 普通に素数求めればええんじゃろ? 2からループ回していってその数が素数がどうか調べればい いんじゃないの?
  15. 15. 例2 制約 1 ≦ N ≦ 1000000 2s以内(多くの問題はこのようにプログラムが答えを返すまでの時間に制限があ る) →このやり方では1000000が与えられたら2s以 内に答えがでない
  16. 16. 例2 愚直にがんばると計算量はO(N^2)くらい 100万*100万の計算量だと到底間に合わない>< →もっと高速なアルゴリズムでやる必要がある
  17. 17. エラトステネスの篩 ・見つけた素数の倍数を撃ち落とす
  18. 18. エラトステネスの篩 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
  19. 19. 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 エラトステネスの篩 まずは最初の素数である2より大きい2の倍数を消してい く この時点で2が素数であることが確定
  20. 20. エラトステネスの篩 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 次の素数である3より大きい3の倍数を消していく 3が素数に確定
  21. 21. エラトステネスの篩 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 5より大きい5の倍数を消していく 5が素数に確定
  22. 22. エラトステネスの篩 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 29以下の全ての素数が求まった!
  23. 23. 素数アルゴリズム 他にも ・Atkinの篩 ・ミラーラビン素数判定法 など色々....
  24. 24. アルゴリズムを 学び 実装する 楽しさ!
  25. 25. 競技プログラミング(コンテスト)ができるサイト ・Topcoder(英語) ・Codeforces(英語) ・AtCoder(日本語) ・yukicoder(日本語) 等
  26. 26. 練習 まずはとにかく過去問を解く! 前ページのサイトに加え ・Aizu Online Judge ・PKU Judge Online 等
  27. 27. 時間の長いコンテスト 一般的にはマラソンマッチと呼ばれる 競技時間は数週間なのでのんびりできる (基本的には) 最適解が定まらない問題をテーマになるべくスコアの高い回 答を出すプログラムを書く

×