More Related Content Similar to Web study (20) Web study2. 目次 【 Web システム 】 ■ Web システム概要 □ CGI の出現 □ CGI とは □ CGI の問題点 □ アプリケーションサーバとの連動 ■ 現在主流の Web システム構成 □ ASP を利用した構成 □ サーブレットを利用した構成 □ 参考資料(サーブレットと ASP の比較) 3. 目次 【 Web システム 】 ■ 各 Web 技術について □ Web技術分類 □ クライアント側技術 ◇ HTML ◇ Plug-In ◇ Applet □ サーバ側技術 ◇ CGI ◇ ASP ◇ Servlet ◇ JSP 4. Web システム概要 Web システムは、基本的に ブラウザ と Web サーバ から構成される。 ブラウザは Web サーバに コンテンツ を要求し、 Web サーバは要求されたコンテンツを ブラウザへ返す。 コンテンツとは、 HTML ・画像・動画・音声 などのことである。 ブラウザは、Webサーバから返されたコンテンツを処理し、コンテンツごとにアクションを起こす。 ブラウザ Webサーバ HTML・画像 動画・音声 など コンテンツ コンテンツを要求 コンテンツを返す 5. CGIの出現 当初Webサーバは、 静的なコンテンツ だけを返すものでした。 しかし、Webシステムの普及につれ、次の要望が高くなりました。 ◇ 動的なコンテンツ そこで、Webサーバ側で動的なコンテンツを生成する仕組みができました。この仕組みが CGI です。 ブラウザ Webサーバ コンテンツ生成 CGI プログラム CGI プログラムを要求 コンテンツを返す 6. CGIとは CGI ( CommonGatewayInterface )とは、 Web サーバ とコンテンツを生成する プログラム との インターフェース のことである。 ■ CGI インターフェース ◇ 標準入力 ◇ 標準出力 ◇ 環境変数 Webサーバ コンテンツ生成 CGI プログラム ◆ 標準入力 ◆ 環境変数 ◆ 標準出力 このインターフェイスが利用できる 言語 であれば、 CGI プログラム を作成することができる。 ■ CGI 対応言語 : C 、 Perl など 7. CGIの問題点 ■ CGI の問題点 ◇ CGI プログラムは、 Web サーバと 同一の端末上 でしか動作させることができないため、 処理分散 ができない。 ◇ CGI プログラムへのアクセスが集中すると、非効率に リソースを消費 し、 Web サーバが 不安定な状態 に陥る。 よって、 CGI は 大規模 や 高負荷 なシステムには 不向き である。 ブラウザ Webサーバ メモリ領域 CGI プログラムへの 集中要求 ブラウザ CGI プログラム CGI プログラム CGI プログラム CGI プログラム CGI プログラム CGI プログラム CGI プログラム 9. 現在主流のWebシステム構成 ■ 現在主流のWeb構成 ◇ ASP (Microsoft Active Server Page)を利用した構成 ◇ サーブレット(Java Servlet)を構成 これら構成で作成されたシステムは、利用者側からすると違いは現れません。 違いは、 開発・運用面 で現れます。 次にこれらの構成について説明します。 10. ASPを利用した構成 ■ 構成 ■ 長所 □ VBプログラマを有効に活用できる □ 導入コストを軽減できる □ 実行環境の構築が容易 □ 事例が多い ■ 短所 □ プラットホームとして、NTサーバしか選択できない(ノンマルチプラットホーム) □ IISと同一の端末上でしか動作できない(分散処理不可) □ 複雑な処理には、別途他言語(C、VBなど)での開発が必要 □ Webサーバを選択できない □ スクリプト言語のため、リクエスト毎にコンパイル処理があり、サーバの負荷・レスポンスに影響 ブラウザ IIS コンテンツ生成 ASP プログラム ASP プログラムを要求 コンテンツを返す 11. サーブレットを利用した構成 ■ 構成 ■ 長所 □ プラットホームをいろいろ選択できる □ ほとんどの処理をJavaだけで作成できる □ Webサーバと実行環境を分けれる □ Webサーバを選択できる ■ 短所 □ 開発要員不足 □ 別途、サーブレットエンジン製品の購入が必要 □ ASPより環境面が複雑 □ 事例が少ない ブラウザ Webサーバ サーブレット サーブレットエンジン コンテンツ生成 サーブレットを要求 コンテンツを返す 連動 連動 12. 参考資料(サーブレットと ASP の比較) プラットホーム 実行環境 備考 複雑な処理 サーブレット PC からメインフレームまで Web サーバと分散可能 Java のみで処理可能 開発要員 Java プログラマが必要だが人口が少ない ASP Windows NT/95/98 のみ Web サーバと分散不可 別途、 VB や C などの他の言語が必要 VB プログラマ資源を有効に活用できる 実行環境構築 Web サーバ ASP に比べ若干複雑 選択可能 容易 IIS のみ(選択不可) 開発費用 高価(製品購入が必要) 低価( NT Server に標準バンドル) 事例 少ない 多い 13. Web 技術について Web 技術は、 ブラウザ側 ・ サーバ側技術 に分けられる。 ■ ブラウザ側技術 □ HTML □ Plug-In □ Applet ■ サーバ側技術 □ CGI □ ASP □ サーブレット □ JSP Webシステムは、これらの技術を組み合わせて構成される。 14. Web 技術分類 静的 動的 実行型 スクリプト型 クライアント側 Web技術 サーバ側 ◇ HTML ◇ Applet ◇ ASP ◇ JSP ◇ CGI ◇ Servlet 17. Plug-In ブラウザ Plug-Inコンテンツを要求 Plug-In インストール ■ Plug-Inインストール ブラウザ Webサーバ Plug-Inコンテンツ コンテンツ Plug-In コンテンツ返す Plug-In モジュール Plug-In 処理 例: AcrobatReader 例: PDF ファイル 18. ■ Applet Appletは、ブラウザ上で動作するJavaプログラムです。 ( Java と JavaScript とは、 別物 です。当然、 Applet と JavaScript も 別物 です。) Applet対応ブラウザがあれば、プラットフォームに関係なくブラウザ上で動作する。 ◇ 長所 HTMLでできない細かな処理を実現できる。プログラムの配布が不要。 ◇ 短所 処理が遅い、インターネットに不向き、いろいろと問題が多い。 Applet