仮想現実
じゃないVR
V-R-E-M
@hiraokusoyprivate only
…という話ではなく、こんなVRもあるよ、という話をしたいと
思います。
仮想現実 ≠ VR ?
VR = Virtual Reality = 本質的/実質的な現実
(自分にとっては現実とみなせるもの ※受動的な現実)
仮想現実 = 仮に想定した現実
(自分が現実とみなすもの ※能動的な現実)
by 日本バーチャルリアリティ学会
虚構
3
VRは圧倒的な没入感を実現する手段
虚構虚構 虚構
非XR ARVR
虚構が現実に
やってくる
現実から虚構に
入り込む
現実から虚構を
見る
虚構に入り込むことで、自分はなんにだってなれる。(©PS4)
VRでなくても入り込めるわけですが、
VRなら、圧倒的な没入感で入り込めます。
4
現実を相手にしないVRもある
現実っぽい世界
(物理法則を近似している世界)
現実っぽくない世界
(独自法則に支配された世界)
身体と一致する反応
→疑似的な身体感覚
実在感! ?感!
脳だけで感じる反応
→新しい感覚(感覚変容)
仮想現実なVR 仮想現実じゃないVR
「長電話をして二時間、三時間喋っていると、自分の所在が
わからなくなる様な不思議な錯覚に陥ることがある。
…そこで展開する話に没頭しているうちに、いわばその世界
にトリップしてしまい、ふと我に帰ってみて現実の自分の所
在に違和感を感じる」 (大学三年 女)
• メディア・情報・身体 ― メディア論の射程 第7回 メディアと身体 (1) 感覚変容
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/yamaguci/inet_lec/lec07/98med07.html
5
感覚変容とは何か?
自己を身体から分離し、別の世界に没入させると、
感覚変容が起きます。
VRなら、それが容易にできます。
▪ Virtual Recognition – 虚構感覚(勝手に命名)
• 新しい感覚、例えば、共感覚を引き起こすVR。
• Rez Infinite (PS VR)
▪ Virtual Remembering – 虚構記憶(勝手に命名)
• まるで自分の記憶かのように錯覚するVR。
6
VR ≠ Virtual Reality?
虚構の記憶があって、何かの入力をトリガーとして、関連する虚構の記
憶を取り出して、自分の記憶であるかのように錯覚させられないか?
というわけで、つくってみました
「V-R-E-M CONCEPT EDITION」
• 虚構の記憶 → Wikipedia
• 何かの入力 → 音声入力 or 視線入力
• 関連する記憶 → Wikipediaの記事のlink
7
Virtual Remembering
【現実では…】
ニューロンに閾値を超えた入力が入ると、次の
ニューロンに情報が伝わる連鎖で、思い出すことが
できます。
物事を思い出すには、0.3秒かかるといわれていま
す。
▪ 音声入力で得たキーワードを検
索して表示。(虚構の記憶)
▪ キーワードは空間に表示し、物理
で動くように。(シナプスを表
現)
▪ 検索したら、強制スクロールする
ように。
(インパルスを表現)
▪ 視線を合わせてから、0.3秒後に
検索するように。(感覚と一
致)
▪ キーワードは一定時間で消えるよ
うに。
(短期記憶を表現)
8
V-R-E-M CONCEPT EDITION
もっともらしいことをいろいろ並べましたが、
「 VR で STG したい 」
だけなのでした。
こんな構成で開発しています。
本当にいまは簡単にですよね。
Assetは神。
9
V-R-E-M 開発環境構成
▪ 音声入力をちゃんとする。 (検索ワードだけ抽出したい)
▪ 記憶DBをちゃんとする。 (虚構感がもっとほしい)
▪ 画像・映像を思い出す。 (虚構の歴史を思い出したい)
▪ サイバーな見た目をどうにかする。 (時代が追いつくのを待つ)
▪ もっとSTGする。
10
TODO
ご清聴ありがとうございました

VREM