Experience Design Out of Screen:これからのエクスペリエンスデザイナーの生きる道@UX TOKYO JamAkihiko Kodama
7月26日にUX TOKYOが主催するUXについての一大イベントUX TOKYO Jam 2014で、「Experience Design Out of Screen:これからのエクスペリンスデザイナーの生きる道」と題したセッションを行います。本エントリーは、このイベントに参加予定の方に向けた内容です。
このセッションで私はあるシンプルな問いをみなさんに投げかけたいと思います。
UX / UIデザイナーは、3年後も「画面のデザイン」を主な仕事としているでしょうか。
私の答えは、明確にノーです。
スマートフォンの普及によって、私たちの仕事はすでにジェスチャーやセンサーや音声対話などを組み合わせ、現実の世界およびその中の人間の身体とより自然な方法でインタラクションを行うようになってきています。
一方で、スマートフォンやタブレットの普及も日欧米などでは一段落しつつあり、今後ウェアラブルやスマート家電などのより多様なデバイスの市場が伸びつつあります。これらのデバイスは必ずしも大きな画面などを備えておらず、UIもより多様化するものと思われます。
発表者は、2000年代の前半からこのような「画面の外」のUIデザインを研究し、2010年からは実務での実践に携わってきました。その中で得たデザインの事例や手法などの知見を共有します。ポイントとなるのは、デバイスやその画面の中で起こることではなく、利用する人間の身体や認知、そしてそれを取り巻く環境のコンテクストを読み解くことです。
このプレゼントレーションでは、IAダークパターンと、個人に生じるIA的課題について問題提起を行います。
This presentation will raise the issue of IA dark patterns and the IA challenges that arise for individuals.
Experience Design Out of Screen:これからのエクスペリエンスデザイナーの生きる道@UX TOKYO JamAkihiko Kodama
7月26日にUX TOKYOが主催するUXについての一大イベントUX TOKYO Jam 2014で、「Experience Design Out of Screen:これからのエクスペリンスデザイナーの生きる道」と題したセッションを行います。本エントリーは、このイベントに参加予定の方に向けた内容です。
このセッションで私はあるシンプルな問いをみなさんに投げかけたいと思います。
UX / UIデザイナーは、3年後も「画面のデザイン」を主な仕事としているでしょうか。
私の答えは、明確にノーです。
スマートフォンの普及によって、私たちの仕事はすでにジェスチャーやセンサーや音声対話などを組み合わせ、現実の世界およびその中の人間の身体とより自然な方法でインタラクションを行うようになってきています。
一方で、スマートフォンやタブレットの普及も日欧米などでは一段落しつつあり、今後ウェアラブルやスマート家電などのより多様なデバイスの市場が伸びつつあります。これらのデバイスは必ずしも大きな画面などを備えておらず、UIもより多様化するものと思われます。
発表者は、2000年代の前半からこのような「画面の外」のUIデザインを研究し、2010年からは実務での実践に携わってきました。その中で得たデザインの事例や手法などの知見を共有します。ポイントとなるのは、デバイスやその画面の中で起こることではなく、利用する人間の身体や認知、そしてそれを取り巻く環境のコンテクストを読み解くことです。
このプレゼントレーションでは、IAダークパターンと、個人に生じるIA的課題について問題提起を行います。
This presentation will raise the issue of IA dark patterns and the IA challenges that arise for individuals.
The Definition of UX from UX White Paper
UX White Paper in Japanese translated by hcdvalue
http://site.hcdvalue.org/docs
UX White Paper
http://www.allaboutux.org/uxwhitepaper
The Definition of UX from UX White Paper
UX White Paper in Japanese translated by hcdvalue
http://site.hcdvalue.org/docs
UX White Paper
http://www.allaboutux.org/uxwhitepaper
19. A P P L E U X
A R C H I T E C T L A B
• ドナルド・ノーマンが
AppleのUX Architectとし
て就任
• 組織横断的なUX改善アプ
ローチを推進
テリー・ウィノグラード 編著/瀧口範子 訳/
ピアソン・エデュケーション
20. – J E F F R E Y P R E S T O N B E Z O S
Q: キンドル・ファイアが好調な理由は
なんでしょうか?
A: キンドル・ファイアがただのデバイスでは
なく、サービスだからです。
21. J E F F B E Z O S ,
C E O O F A M A Z O N
• Q: 米国ではカラー液晶を採用したタブレット端末「キン
ドル・ファイア」がかなり売れているようですが。好調の
理由は何でしょうか?
!
• ベゾス:キンドル・ファイアがただのデバイスではなく、
サービスだからです。エンド・ツー・エンドのサービスで
あることで、ほかのタブレット端末と差別化できています
• 私の個人的な意見ですが、ただデバイスを作っただけで顧
客が関心を持つとは思えない。顧客が求めていること、顧
客がしようとしていることは何か。書籍を買い、音楽を買
い、映画やテレビ番組、アプリを買うことです。そのため
にエコシステムを構築し、そのエコシステムにデバイスを
シームレスに融合させる。顧客が簡単に見たいコンテンツ
を買って見られる環境を作るということです。それを実現
したのがキンドル・ファイアなのです。
「日本での電子書籍事業開始は年内早期に発表する」
米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー|日経ビジネスONLINE
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120427/231477/?rt=nocnt
22. – T H E O D O R E L E V I T T, 1 9 6 8
「顧客は、“ドリル”が欲しいのではなく、
“ねじの穴”が欲しいのだ。」
23. 1900-1960 Age of Manufacturing
「製造」の時代
1960-1990 Age of Distribution
「流通」の時代
1990-2010 Age of Information
「情報」の時代
2010- Age of the Customer
「顧客」の時代
Kerry Bodine, Keynote of Service Design Network Conference 2011
24. – C L AY T O N M . C H R I S T E N S E N
“会社が失敗するのは、経営がまずかったからでは
なく、やるべきだと従来言われてきたことを
きちんとやったからである”
沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか/
ケイン岩谷ゆかり 著/井口耕二 訳